最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ヲタクに恋は難しい」 4 私の録画タイムラインだと「多田くんは恋しない」の後にこれなので、「多田恋」→「ヲタ恋」という謎のコンボが発生する。特に意味はない。 最初に書いとくと、僕はこの作品嫌いです。アニメとして云々より、テーマそのものの扱い方が嫌い。もともとオタクをステータスとして扱ってコンテンツ化していくのが好きではないのだが、本作のメインヒロインの「オタク」というものの扱い方が本当に紋切り型のオタク像でしかなく、自分のコンプレックスを本当に都合のいい方向にしか解釈していないのが好かぬ。まぁ、これはおそらく単に私が年を取ってしまい、現代の「オタク観」から取り残されてしまっているせいも多分にあるのだろうが……合わないものはしょうがない。オタクを自称し、それを背負って生きるのならば、私は盛岡守子さんのように、それを抱えてひっそりと、遠慮がちに生きるべきだと思っているのである。なんであんなに幅を利かせて優遇してほしいという態度を表に出すのだろう。都合のいい時だけ日陰者のふりをする「自称負け組」ほど厄介なものはない。 こうした問題は、付き合おうとしている男の方も同様である(というか、作者の描くオタク像に通底している)。一番驚いたのは、居酒屋で「タバコを吸っていいか」と聞き、相方にNOと言われたのにそのままタバコを吸い始めたシーンだ。あれはおそらく「2人の間ではそうしたやりとりがすでにお約束になっており、別に女性の方もそれを気にしないくらいに気心の知れた仲なんですよ」ということを表すためのシチュエーションだったのだろうが、一体どういうコミュニケーションが前提にあり、あんなわけのわからないやり取りが成立するに至ったのか分からない。相手がタバコを吸って欲しくないと言っているのに、目の前で吸い始めるのはオタクとかそういう以前の、ただの人としてのマナーの問題だろう。もちろんあの居酒屋は喫煙可の店であることは前提だろうが、それでも、吸いたいのならむしろ黙って吸い始めてくれた方が理解が及ぶというものである。他にも、突然昼日中のオフィスビルですれ違いざまに夏コミのことを聞くとか、そんな人間はオタクとかそういう問題以前に、単なる社会不適合である。それをオタクという免罪符でうやむやにしようとするこの作品の方向性を見ていると、むしろこの作者はオタクのことが大っ嫌いなのではないかとすら思えてくる。 他にも「オタクを隠している」と自称しているのにその辺で散々にネット用語をはき散らしたり、人に溢れる居酒屋で居座ってゲームを始めたり、人として如何なものかと思えるような行動ばかりが目につき、主人公カップルのことを全く応援する気が起こらない。よくもまぁ、これだけイライラするシチュエーションを用意できたものだ。どれだけアニメーションとしての質が良くとも、ちょっと追いかけるには抵抗がある作品である。幸か不幸か、監督は平池さんだし、ノイタミナ枠なので下手なものは出てこないだろうという保証があるのも悩ましいところだが……。そこまで好みの絵柄でもないしなぁ……。ただ、沢城がいつも通りに仕事してるのを眺めてる杉田は楽しそうだ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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