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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 普通にバトルが盛り上がるアニメ、第5話。何も特別なことはしてない気もするんだけど、少ない戦闘描写、マッチアップだけでなんとなく盛り上がれるのは貴重な気がします。「壮絶な戦闘描写」のアニメはかえってたくさんあるんだけどね。

 今回の顛末でおおよその組織図は全て明らかになった。残っていた「パラディン側はどういう風にネビュラとつながっているの?」という疑問について、「白石さんはこっそりパラディンに潜入しているだけで、それを前提に動いているのは局長だけだった」というのが正解。とはいえ、あれだけ怪しかったらそれなりに警戒はされるはずで、紅華さんは前回の決別以前からなんとなく怪しんでいたらしいし、おそらくジジイはジジイで「何かがある」ことは分かっていたのだろう。結局、ネビュラ側の狙いはシンプルなものであり、地球に存在する対抗勢力内部に入り込み、そこからコントロールしようという魂胆だったようだ。わざわざそんな小細工を使っているということは、彼らが使っている巨神装光はネビュラがなんらかの目的で地球に提供した技術ではないんだね。やはり「地球人の持つ潜在的な力が覚醒した純正武力」というのが正しい見方なのかな。それこそがネビュラの潰したがっている地球の進化であり、真価でもある。

 ただ、1つ問題なのは局長が本当に「地球人」なのかどうかが疑わしいという部分である。冒頭のジジイの「ほら話」のくだりはなかなかうまいところで、ジジイはやんわりと「嘘だよ」と言ってはぐらかしており、視聴者目線でも本当か嘘かは明示されていないはずなのだが、その後、宗矢が委員長に自分の生い立ちの「本当」を話した後にジジイと全く同じリアクションをしてみせることで、暗に「ジジイが話してたことも本当だよ」と告げている。これにより、局長はジジイの実子ではなく、宇宙から落ちてきたなんらかの外部勢力であることがほぼ確定している。念動巨神装光も、局長の肝いりで用意されたものだとしたら純正の地球技術でない可能性の方が高いのかな? でも、どっちにせよ局長と封印派が別勢力であることは確定したので、現時点では宗矢たちと局長は利害が一致していることになる。ただ、ネビュラを追い返した後でどのような地球を作るかという部分において、局長の作る「平和」像がかなり歪んでいたので、やはり完全なる共闘とはいかないのが難しい。やっぱりどこまでいっても三つ巴の作品。

 今回メインを務めたのはジジイである。これまでただただ「肉食」という謎属性ばかりがフィーチャーされてきたジジイだったが、今回は実子でないとはいえ子煩悩であるところにも焦点が当たっており、何が正義なのかを考えたりするのは面倒臭そうなのに、局長の唱える正義のためならば我が身を犠牲にしてもいいと思っている様子が確認できる。普通なら「心の火」を奪い去ってしまうはずの封印兵器の中でも酒池肉林を満喫してケロッとしており、本当の動機である「我が子のため」という部分はさらけださずに済んだ(おかげでその後フルパワーで宗矢にぶつかることになった)。なかなかしたたかな爺さんだったが、これって、地球人もやり方次第では封印兵器に対応できるってことを示してるんだよな。ジジイくらいにある程度「枯れて」、老獪さを身につけないと難しいのかな。根津屋先輩があんなんになっちゃったしなぁ。

 とりあえず現状は宗矢VSジジイ、そして局長VS封印派首魁(若本)という対決。宗矢の方はなんだかんだでジジイを打ち負かすだろうが、局長の対戦の方がどうなるか。これ、負けた方が退場したら三つ巴の構図が崩れることになるんでしょうかね。

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