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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「W‘z(ウィズ)」 4

 ハンドシェイカー……だとッ?! えぇ……覚えてねぇよ……。なんで突然蘇るんだよ……必死に記憶を呼び覚まそうとしたら、思い出せたのが「確かぴかしゃが思いっきりネタキャラで喘ぎ声あげてた」ってことくらいだよ。

 確認したら「ハンドシェイカー」は2年前の作品。思ったよりも最近だったのがまた驚きだが、2年という歳月は人が思い入れのないアニメを忘れるのには充分な時間である。幸か不幸か、1話目を観たことでなんとなく当時の記憶は蘇ってきたけども。戻ってきた記憶を頼りに、おそらくあの時のと同じことをもう1回書くことになるのだけど、やはりGoHands作品のCGは非常にクセが強い。そして、個人的にはあまり有用な使い方ではないと感じている。一番の問題は「視線が散りやすい」という部分だ。入念な描き込みやド派手なアクションについては相当な労力が費やされているのは間違いなかろうし、一朝一夕で生み出せるものではないので技術としては尊敬に値するが、それがアニメーションを描く上で必要なものであるのか、もしくは有用なものであるのかと言われると疑問である。独特の青みがかった色彩の影響もあり、中心で動くべきキャラが背景やその他のオブジェクトに埋没してしまうのだ。手が込んでいても、結局見せたいものを見せられる映像になっていなければ意味がない。本作の映像は、なんだか非常にもったいないのである。

 2年経ってもその傾向に変化はなく、相変わらず「あまりにうるさくて何が描かれてるかよくわからない」という状態が頭を悩ませる。ただ、1つ面白かったのは、この数年で現実世界の方が変化していることが今作の映像に影響を与えている気がするという部分。キャラがあの空間(なんか名前ついてたっけ?)を発動した後の荒唐無稽の謎空間。一昔前ならあれは本当に「わけのわからない虚構世界」の表現になっていたわけだが、現代の技術をもってすれば、あの世界に近いものを生み出すことが可能になっている。プロジェクションマッピングだ。なんだか、あの世界は現実のプロジェクションマッピングに非常に近い印象がある。背景の街並みなどがほぼ現実そっくりにトレスされていることもあり、本作はますます「アニメっぽさ」から乖離して「バーチャルリアリティの中にいかにもアニメっぽいキャラが飛び回る」という異様さが強調されているのである。これが制作側の狙いなのかどうかはよく分からないが……。まぁ、独特であるのは間違いないので、もしかしたら改めて「今だからできる」新しい表現がここから生み出されることもあるかもしれません。

 映像部分の話ばかりで中身の話に全然触れてないけど……覚えてないからなぁ。男の子と女の子が手を繋ぐ話だったはずだが、今回は野郎どうしのカップルも、女の子どうしのカップルも出てきているところが新機軸(?)なのかな。キャストは良いのでそこは楽しみですね。メインヒロインがあんまり可愛く見えないのが難だけど。ちなみに、前作との繋がりがどれくらいあるのかなぁ、って思って公式サイトのキャラ表を確認しに行ったんですが、どうやら主人公の父親がCV福山潤、母親のCVがぴかしゃみたいなんですよね……え? この主人公ってあのSMプレイカップルの子供なの!? 世界観大丈夫?

 

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