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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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2月16日 ドラフト模様(RNA×3)

ピック順 【Serra】→【Alessi】→【Chrolony】→【Tanaka】→【Thraxi】→

 

 レギュラーメンバー5人でのドラフト。今回は一応全員が綺麗にギルドを分担する理想的な展開。前環境と違ってそこまでギルド間に大きな優劣は無いので、こうなるとカードプール次第でけっこう戦況は揺れる。環境初期と違い、きちんと多くの参加者が序盤は手探りで空きギルドを探し、最終的に棲み分けているのも少しずつ経験値が積み重なっている感じがあって良い感じだ。まぁ、結局勝ってるのはめくらめっぽうに突っ込んだプレイヤーなのだが……。これもまたドラフト。

 その後、ようやく兼ねてからの懸案だった「各人がBrawlのデッキを持とう」プロジェクトがようやく結実し、この日、「ラヴニカの献身」以外のカードセットからピックした各人のデッキの雛形が完成した。一応ここで記載しておくと、「セレズニアトークン(豊潤の声、シャライ)」「青単ウィザード(練達の魔術師、ナル・メハ)」「ゴルガリミッドレンジ(秘宝探究者、ヴラスカ)」「グリクシスコントロール(破滅の龍、ニコル・ボーラス)」の4種。

 

 今週のドラフトについては時間帯が色々と調整されているようなので変更はあるかもしれませんが、一応土曜日(14時)を予定しております。変更がある場合は事前連絡をよろしく。なんか、割とあいつらよく来るよな。仲良しか(仲良しやろなぁ)。

 

 




 

   AL SE TH TA CH

AL ー  ×  ◎  ○  ×  2ー2 3

SE ◎  ー  ○  ◎  ○  4ー0 1

TH ×  ×  ー  ×  ×  0ー4 5

TA ×  ×  ○  ー  ○  2ー2 4

CH ◎  ×    ○  ×  ー  2ー2 2

 

 

1位 【Serra】 赤緑 <グルールの呪文砕き 激情のエイリンクス トカゲ体の混種>

 というわけで、今週の優勝はグルールだ。最近イレギュラーなマッチが多いのであんまり意識してなかったのだが、ここまでの4戦、勝ったデッキは「アゾリウス」→「5色」→「シミック」→「アゾリウス」と来ていたので、実は青が含まれないデッキの優勝は初。そういえば環境開始前は「グルールでかくて強くね?」って言われてたわけだが、今回のデッキはそんな最初期のグルールのイメージをがっつり体現した肉々しいデッキになっている。デッキリストを見て驚いたのは、「瓦礫帯走り」というふわっとした穴埋めクリーチャーが3体も採用されているところ。さらに「斧折りの獣」まで加えると、デッキの(およそ)バニラ率がかなり高い。クリーチャーの数は17体と充分であり、とにかく中盤のマナ域からひたすら肉を連打し、相手がどんな防御網を敷こうと強引にまかり通ろうというのがこのデッキの狙いだ。実際、対戦中もそこまで理不尽なサイズ差やレアリティの暴力などを感じることはなかったものの、常にワンサイズ大きなクリーチャーが絶え間なく繰り出され続けるので、対策が追いつかずに踏み潰される展開になっていた。なるほど、アホみたいに見えていた肉もこうやってみると案外役割はあるものだ。「斧折りの獣」もタフネス4が実はかなり偉いということがわかったし(まぁ、引けてるならエイリンクスの方がいいに決まってるのだが)。何事も愚直に突き進めば形を成すものなのだな。

 

 

山×8 森×7 グルールのギルド門×2

 

<クリーチャー類> 17

脚光の悪鬼 トカゲ体の混種

シラナの道探し 一族のギルド魔道士

焼身のシャーマン ザル=ターのゴブリン

瓦礫帯走り×3 棘輪の曲芸

グルールの呪文砕き 激情のエイリンクス

斧折りの獣 ゴーア族の破壊者

激昂した角獣 暴れ回る裂き角

瓦礫帯の世捨て人

 

<その他> 6

活力の贈り物 剛力の殴り合い

野蛮な一撃 批判家刺殺

猪の祟神の炎 生体性改造

 

 

2位 【Chrolony】 青緑 <オルゾフの処罰者 プテラマンダー 培養ドルイド

 相変わらずピック中にわけのわからないことを喚き続け、ピック後に「カードが足りすぎる!」「超強いデッキができた!」「負けるわけがない!」と数々のフラグを乱立させ、見事に五分という結果でフィニッシュしたのがこちらのデッキ。あまりに教科書通りの理想的な立ち回りだが、なんだか最近私生活が色々荒んでいるそうなのでそっとしておいてあげよう。でもまぁ、テンションが上がるのも無理はないピックになっているのは事実だろう。実績的にも最強候補であるシミックを1人で確保することに成功したし、1引き「オルゾフの処罰者」を引いておきながら、すぐに「エアロムンクルス」→「冷気をもたらすもの」と移動してしっかり向かうべき色に着地できたことも気持ちがいい。こうして「1引きに踊らされない俺」が演出できれば格好いいものである。最終的な全体像は実にシミックであり、中盤のエースである「速足ウツボ」が2体、「エアロムンクルス」も2体、なぜか「プテラマンダー」まで2体。除去はあつらえたように「剛力の殴り合い」が確保できているし、インパクトを出すための「早駆けるトカゲ蛙」などの独自ギミックもてんこ盛り。「連合のギルド魔道士」と「水底の生術師」を組み合わせた無限のカウンター&ルーターエンジンも美しい。ギミックが多く、回していて楽しそうなデッキである。まぁ、全部やるためには色々とマナが足りないのが常で、延々マリガンと勝負することになったのは内緒の話。よく寝て、健やかに育てよ。

 

 

3位 【Alessi】 赤黒白 <的中 屈辱 天上の赦免

 シミック、グルールあたりが「ピックしてて安心できる色」であるなら、常に死と隣り合わせのリスクを背負うのがこちらのラクドスだろう。開封したパックに「エアロムンクルス」「生体性改造」の2枚があり、どちらを引いても下はシミックを被せてくると判断した結果、自らラクドスに飛び込むピックを決意したというのだから大人というか、日和見というか。幸い今回はそんな狙いは功を奏し、尊い自己犠牲の下で棲み分けに成功。それなりのラクドス風味にまとめることに成功した。ただ、やはり2色でまとめるのはメリットが小さいと判断して白にタッチしており、「屈辱」2枚に「天上の赦免」と、中盤以降でのコントロール力をあげている。これによって「瓦礫帯の世捨て人」のようなファッティが活躍できる時間帯での戦闘を有利に運ぶことが可能になり、単なるラクドスとは違った継続的な攻めの手筋が増えている。やはり短命な純正デッキよりもこうしたチューンでの生き残りを狙うのが正しい姿ということなのだろう。「不正相続」が引けてれば2色でまとめても問題なかったのかもしれないが、今回はそうした軸をずらした攻めが難しいプールだったのでね。

 

 

4位 【Tanaka】 白青 <拘留代理人 評議会のグリフィン 万全/番人

 上家がやかましく、住み分けろだの、邪魔してやるだの、最終的に狙い通りですだのと色々言っていたが、結果的に青を被せられたが棲み分けは問題なく成功したのがこちら。普段の傾向からいうと上家の言う通りにシミック丸かぶりのリスクは大きかったのかもしれないが、今回は幸運にも「拘留代理人」が1引きだったおかげで割と自然にアゾリウスへの道がつながっていたのである。我々の中でのアゾリウスの評価は「デッキ組むのが楽」であり、大体のコマが飛んでいるおかげであまり意識せずともデッキの骨子がまとまりやすい。青は「スライム縛り」のような除去が安くとれるし、多色カードも「アゾリウスの騎士判事」は絶対にまわりがタッチで入れようとは思わないので安く引けるし、そこからボムの「厳戒態勢」につなぐムーブも実現しやすいのである。まぁ、おかげでどうしても攻めの線が細いイライラするデッキになりやすいので、細かいプレイングミスが重なりやすくなってしまうのが難点だが……結果はそこそこである。

 

 

5位 【Thraxi】 黒白 <プテラマンダー 脚光の悪鬼 第一管区の勇士

 ピック中に「ジョニーとは何か」なんて話題を出した。「マジックで自己表現をしたいプレイヤーなんですよ」と。私はどこまでも、マジックで自己表現がしたい。誰もやらなかったことがやりたい。残念なことに、ネットが発達した現代、誰も知らないデッキを組むことなど不可能に近い。強いデッキの情報はすぐにシェアされ、コピー、リビルドされていく時代だ。しかし、リミテッドならどうか。このランダム性あふれる環境ならば、まだまだ「誰も知らないこと」ができるのではないか。もしそれが可能であるならば、お為ごかしの勝ち星などよりも、その経験に価値があるのではないか。まっさらな新雪の上に最初の足跡をつける、そんな行為に喜びを見出すプレイヤーがいるのは、当然のことなのである。であるからこそ、1パック目で2枚の「苦悶の泉」が流れているのを見た時点で、私の目標は決まっていたのである。苦笑いとともにクズレアをスルーするのは簡単である。しかし、それを単なる無駄カードによるスロットの圧迫と考えるか、それとも「レアが2枚並んでいる」という貴重なチャンスと見るか。それだけで世界の見方はガラリと変わる。私の流れるようなピックを見たまえ。最終的なデッキは「苦悶の泉」2枚に「最後の支払い」3枚、そして「血の墓所」が2枚。デッキ全体で支払えるライフの総量は19点。「苦悶の泉」1枚でおよそ2〜3体はクリーチャーが除去できる(かもしれない)ラインナップである。もちろん、夢の実現が不可能だった場合のケアも最低限行うのがクソデッキメイカーとしての矜持であり、「苦悶の泉」を引かないときに「最後の支払い」が機能不全を起こさないよう、「脚光の悪鬼」を固めどりして燃料の補給に努めたりもしている。電波は1日にしてならず。あらゆる可能性を想定し、クソコンセプトに突き進むのである。「2枚並べば、そりゃ強いでしょうよ」じゃない。このカードをうっかり「強い」と思った時点で、貴様らは負けているのだ。戦績? 知らない概念ですね。

 

 

 

 

今回のピック表

 

Serra】(赤緑)→【Alessi】(赤黒白)→【Chrolony】(青緑)

                     

Thraxi】(黒白)    ←       Tanaka】(白青)





Magic思い出日記


 

第15回 破壊不能の黒歴史(ダークスティール)

 前回の記事で予告した通りに、ダークスティールといえば「惨劇の幕開け」という印象しかない。悲劇の舞台は、やはりアーティファクトセットである。

 一応当時の時系列であらましを書いておくと、このセットの発売が2004年の2月。そして、誰がどう見ても頭がおかしい伝説的やらかしカードである「頭蓋骨締め」は、同年の春の時点で禁止カードになり、翌年には親和のキーパーツとなった「電結の荒廃者」と共に、「大霊堂の信奉者(MRD)」やアーティファクト・土地6枚が同時に禁止になり、ブロック内9枚という最多の禁止記録をマークするに至る。

 

 

 

 禁止カードってのは、はっきり言って製作チームにとっては汚点である。せっかく印刷し、発売した商品を自らの手で「使わないで」と言ってしまうのだから、商売の原則としてあってはならないこと。それでも環境を保全するために苦肉の策として禁止を出す。禁止カードがあまりに多すぎれば、カードの信頼は地に落ち、そのうちにユーザーは誰もカードを買ってくれなくなるかもしれない。そんなリスクを背負った覚悟の措置が、禁止カードなのだ。それだけに、製作チームは細心の注意を払ってカードを作っているはずだ。現在は製作側の舞台裏もだいぶオープンに見せてくれるようになり、その苦労は日々の公式記事なんかでも語られている。最近ではカラデシュブロックで再び禁止カードが連発されて製作チームは汚辱を抱えてしまったが、例えば「ならず者の精製屋(AER)」や「暴れまわるフェロキドン(XLN)」が果たして禁止に至るレベルなのかどうか、製作段階で読み切るのはかなり難しい。環境のメタがあり、ユーザーの志向があって初めて生み出されてしまう悲劇、それが禁止カードなのだ。

 とはいえ……流石に「頭蓋骨締め」は頭がおかしいと思うのだが。私は長年のライフワークとしてスポイラを書いているわけだが、出てきた段階で「は?」と目を疑い、スタッフの正気を疑ったカードはこれくらいかもしれない。素人目に見ても明らかにやばいカードだったのに、何故これが製作チームの網の目を抜けたのか、現在とは事情も体制も違うだろうが、それでも謎は謎である。まぁ、最近の回転翼機もだいぶイカれてた気もするけども……。ミラディンで初登場した装備品、カラデシュで初登場した機体、そしてエネルギー。やはり挑戦的なギミックの調整は難しいようである……。

 さておき、前置きがずいぶん長くなってしまったが、ここから思い出語りである。ここまでの記事はあくまで一般的なダークスティール観であり、当時プレイしてない人間でも書けちゃう中身。せっかくの当コラムでは、やはり私の思い出のカードを取り上げなければいけない。とはいえ、繰り返している通りにこのミラディンブロックからはドラフトのプレイ回数も減少し、第2セット、第3セットになると少しずつ印象が薄れていくのだが……。今回はちょっと視点を変えて、私がどうしても忘れられないカードを1枚ピックアップしたい。それが、このカードである。

 

 

 

 「撤収/Retract」。自軍のアーティファクトだけを一気に手札に戻してしまうという、とにかく影響のでかいカードだ。コストが1マナインスタントと最軽量であり、なるほどこの効果ならレアなのも頷ける。いや、何に使うかは分からないけど。何故このカードが印象に残っているかというと……その、なんだ、当時のスポイラで、大いにやらかしたからなんだ。

 私の記憶では、人生で初めてフルスポイラを執筆したのは「トーメント」の時だった。当時は全部のカードを見て、テキストをどこかからコピーしてそこに1、2行程度の雑感を書くという程度のもので、その前に手記的に行なっていた「自分の手持ちのカードの感想を書く」というメモの拡大版みたいなものだった。当然、ブログなんてなかったのでおおっぴらに公開するような文書ではなかったが、当時の私は「ほぉむぺぇじ」という当時の最先端(??)技術を持っており、そこにペタリとテキストを貼り付け、一応身内にだけは見られるようにしていた。まぁ、このブログの前身といえば前身か。そして、ご存知の通りの性分なので少しずつこのスポイラの執筆に熱中し始め、いつのまにかカード1枚に費やす文章の量が長大化。このダークスティールの時代には今と大して変わらない量の文章を執筆していた。

 そんな私は毎回自分なりにカードの効果を考えて色々とテキストを書くわけだが、上の方で「誰が見てもやばいやろ! 禁止カードだこんなもん!」とか言ってるくせに、なかなかカードの評価ってのは当たるもんではない。強いカードに「役に立つの?」と疑問を呈し、大して強くないカードに「これは強い!」と太鼓判を押す。そんなことが日常茶飯事である。まぁ、公式ハンドブックの真木考一郎大先生だってよくやってるし、プロプレイヤーのカード予想だってそんなに毎回当たるわけじゃないんだから、素人の私の予測なんて外れて当然なわけだが……当時少しずつ調子に乗り、スポイラもドヤ顔で書き始めていた私にとって、このカードの存在はやたらと大きなトラウマになっているのである。

 せっかくの企画なので、手元に残っている当時のスポイラテキストから、このカードの評価の部分を抜き取ってお届けしよう。黒歴史といえば黒歴史だが、まぁ、今もやってることは大して変わらないので構うまい。

 

1マナインスタントのくせに、なんかすごい効果を発動するカード。どう見ても「親和デッキにおける『アクローマの復讐』対策」と書いてある。親和デッキでは天敵とも呼べる「アクローマの復讐」に対して、たった1マナを残しておくだけで全てのアーティファクトは回避が可能。次のターンは0マナアーティファクトから並べ始めれば、親和と相まって瞬時に状況を元に戻すことが可能である。また、「ヴィダルケンの大魔道師」だとか「レオニンの古老」と言ったアーティファクトキャストがトリガーになる生き物が場にいる場合、これで全部のアーティファクトを一時的に戻してキャストし直すと、絶大な効果を期待できる。「ヴィダルケンの大魔道師」の場合、場のアーティファクトの枚数と同じだけのドローが進むことになるのだ。たまったもんではない。まぁ、このように完全に「対策カード」に位置する使いどころの限られたカードなので何枚投入するかというのはデッキ構築者のセンス次第だが、今後トーナメントに食い込む存在なのは間違いないだろう。』

 

 うむ、文章のクセは15年前でも今と変わらんな。そして最高にイカしているのは最後の一文、「トーナメントに食い込むのは間違いない」……いや、見たことねぇし。使ってねぇし。当時の私は、何故ここまで自信満々に言い切っていたのだろう。まぁ、一応言い訳しておくと、少し前の時代に「使えるのかなぁ」と首をひねった「激動(ODY)」が大活躍したという前例があり、「全部戻すカードは超強い(かも)!」という刷り込みが行われていたのである。しかし残念ながら当時の親和でこのカードを見かけることはなく、見事にゴミ扱いのレアのままに環境を終えた。(ちなみに、現在はモダンの「純鋼ストーム」のおかげで市民権を得ているらしい。私の先見の明が十数年早すぎたんだな!)

 現在でもスポイラを書き続けている私は、こうした失敗を何度も繰り返しているので割とカード評価に慎重にはなっている。「つっよっ!」って思ってもそこまで過激な文章は書かないし、「よっっわっ」って思ってもそこまでこき下ろさないし。つまり単に逃げ腰なだけなのだが、こうした経験が繰り返された結果なのだと暖かく見守っていただきたい。今回はそんな思い出のお話。

 せっかくなので、同じセットから現在にも名を残す名作カードの評価がどんなものだったのかをプレイバックしてみよう。

 

 

 

「〜Cloud」というとソードワールドRPGとかの攻撃呪文のイメージ(「スリープクラウド」とか「アシッドクラウド」とか)なんだけど、このカードはそんな生やさしくはなく、スペルの使用者自身にも容赦なく支払いを求めてくる。全てのプレイヤーが同じ効果を受けるのだから、当然このカードを使うためには、これ専用のデッキにする必要がある。例えばライフが減っても構わないようにしてしまうとか、例えば手札を素速く使い切るとか、例えば土地もクリーチャーも極力置かないとか。おそらくこのカードの先輩が「悪疫(5th)」であろうことは容易に想像できるので、そう言ったロックデッキを作れ、と言うことなのかもしれない。ただ、わずか3マナで全てのカテゴリを1/3に削ってしまう「悪疫」と違い、このカードには大爆発を起こすためのマナが必要だ。パーマネント全て吹き飛ばそうとしたら、その数よりも最低3は多いマナを必要とし、各々1つずつ吹きとばすためにも4マナはかかってしまう。ロックデッキのパーツとしては、マナがかかりすぎるだろう。まぁ、「地獄界の夢(8th)」の後に「金粉の水連」とかから爆発的にマナを出して相手を完全ロック、というアイデアも無くはないが、夢物語だろう。なんか、「登場するために登場した」だけのカードだ

 

 

 

「ドラゴンの門(AP)」の様な「エルフの笛吹き(8th)」のような、とにかくそんな不思議なクリーチャー召喚装置。それ程重たくないカードなので、序盤に出して放っておくといつの間にか変な機械になっている。たった1マナで「ペンタバス」とか「Darksteel Colossus」なんかが飛び出してくるのだったら、かなりの脅威だ。しかしまぁ、でかいのが登場するためにはそれなりの時間を要するわけだし、一度蓄積カウンターを乗せすぎてしまうと、今度は小さなクリーチャーをここから呼び出すことが出来なくなってしまうので、運用は難しい。おそらく、あまり欲を出さずに3か4くらいの自分のデッキに一番多くはいっているマナ域のクリーチャーを出すことに用途を限っておけば、割安で、しかもインスタントタイミングでクリーチャーを呼べる便利なカードになることだろう。なかなか魅力的。「魔力の導管」があるとなおいい

 

Are My eyes Fushi-halls?(俺の目は節穴か?)

 

「ダークスティール」の公式カードリストはこちら。

 

 

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コメント
無題
ラクドスはイメージとは逆にハンデスと除去でしのぎながらティムでチクチク削ってギリギリで勝つコントロール(?)の方が強いデッキに仕上がる気がします……というか真っ当に攻めても勝てない……

……ところで昔のスポイラは公開する予定は無いのでしょうか
もう4年ほどもこのブログのスポイラに首ったけなのです
【2019/02/18 19:19】 NAME[ななし] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
ハンデスなんかの亜空間からの攻めを上手く活用できればなぁ、とは常々考えるんですけどね。コントロール志向、ってなるとあまりに無駄カードが多くてピックの選択肢が……。まともなクリーチャー戦闘は考えない方がいいんでしょうかね。


 この記事のコメントで昔のスポイラの話を持ち出すのは流石に鬼畜すぎやしませんかね?
【2019/02/18 21:39】


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