最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ジョルノの察しの良さが気持ち悪いな、第20話。冷静に考えて、あの電話の応対はどう考えてもエスパーやろ。まぁ、5部キャラって大体エスパーじみてるんだけども(スタンド使いだ)。 ブチャラティの走馬灯、やはり長尺のナレが入ると大川さんが万全の状態になってないのがわかってちょっと辛い。でも他の人に任せるわけにもいかなしなぁ。あんまり強い調子でバシバシやる必要がないパートなのが救いではあるか。 ここにきて改めて語られるブチャラティの半生。他のメンバーに負けず劣らずの波乱に満ちた人生だが、彼の場合は幼少期から徹頭徹尾理知的な活動と聡明な判断が際立つ人生を歩んでいる。どの時点でスタンドに目覚めたのかは謎だが、少なくとも病室でチンピラを迎え撃ったときには肉弾戦で対応しているので、おそらくポルポの試験で目覚めたのだろう。となると、それ以前のあれこれを処理したのは完全にブチャラティの持って生まれた資質によるもの。やはり主人公(?)になる男は、天性の物を持っているということである。いや、天性の何かという点ではミスタの方がすごかった気もするが。 そして、そんなブチャラティの抱える黒い過去が、偶然にもジョルノの持つ野心とピタリ重なるものだったのが運命のいたずらである(ご都合設定ともいう)。ブチャラティは幹部として着実に功績をあげつつも、ボスの姿勢に不信感を抱き、いつかはそこを自らの手で塗り替えようとしている。そして、ジョルノが初対決の時に目をつけたボスの瑕疵がまさに麻薬がらみの事実であった。ジョルノの持つ黄金の心が、たまたまブチャラティの生涯の目標と重なったのである。そういう意味では、出会いのシーンは本当に最高のお膳立てだったというわけだ。今じゃ言葉も交わさずにツーカーで意思疎通ができるまでの関係性になっており、ブローチの受け渡しの時にもブチャラティはジョルノの能力を完全に把握したうえでオーダーしている。アバッキオの警戒心の強さなんかをみると、たとえ仲間内であっても自分のスタンドについて明らかにすることはハードルが高そうなのだが、おそらくジョルノはブチャラティの信頼を得るために、彼にスタンドのことは包み隠さず話しているのだろう。アバッキオたちも知らないところでそうやって交流を深めてきたのなら、古参のメンバーはちょっと嫉妬しちゃうかもしれないレベルである。まぁ、その辺を気にするのは本当にアバッキオくらいだろうけど。 そして、ブチャラティの人生が重なる人物がもう一人、トリッシュである。いや、正確には何一つ重ならない人なんだけど、ブチャラティの行動原理の多くの部分を「両親」が構築しているのに対し、トリッシュの人生にはおそらくこれまで「親」という存在は何一つ関与していない。そういう意味では、ボスの行動がブチャラティの逆鱗に触れたのはなんとも因果な話であるが、やはり悪逆な行いは必ずどこかで正されるべきである、というのが人間賛歌の基本理念なのだろう。これでもし、トリッシュを護衛していたのがジョルノだったら、もしかしたら今回のような展開はなかったかもしれない。ジョルノは「親」というもの(特に父親)に対してそこまで大きな感情を持ち合わせていないはずなので、トリッシュを奪われたあの瞬間に、ブチャラティほど何もかもなげうって行動を起こせたかどうかは微妙なところだ。 また、ブチャラティの場合は能力があまりにシチュエーションに噛み合いすぎていた、というのも大きい要因だろう。まぁ、スティッキーフィンガーズは便利なスタンドなので大体の状況には対応可能だが、今回は重厚な教会の建築様式をサクサク移動していくジッパーアクションのあれこれがなんともミスマッチで楽しい画面になっている。これがもしジョルノだったら、あんなに簡単にボスを追跡することはできなかったわけで、これもまた因果である。ボスは本当に警戒するなら、あんなに機動力の高いブチャラティに護衛は任せるべきではなかっただろう。まぁ、それこそブチャラティの裏切りなんて考えなかったということなのだろうが……。他に適任がいたかって言われたら難しいんだよな。ナランチャやアバッキオは追跡任務に向きすぎているので論外だし、フーゴだと何が起こるかわからないだろう。ミスタだと……ほら、指に毛が生えてるから。 さぁ、いよいよキングクリムゾンの登場である。長きに渡るジョジョの歴史の中でもトップクラスに意味不明で、何をどう描写したらいいかもよくわからないスタンド。今後は原作の愛読者にとっても「やっぱり分からんな」の連発になるんだろうか。乞うご期待。
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