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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「妖怪ウォッチシャドウサイド」 4→3

 結局なんだったんだろう。無印でなくてこちらでだけ獲得できるファン層って存在していたんだろうか?

 開始時から「ハァ? っざっけんなよチクショウが」としか思っていなかった番組で、せっかくの可愛かったり際どかったりする妖怪ウォッチワールドの強みを全く活用しない類型作品というだけでかなり抵抗があった。もともと今作最大の持ち味は妖怪というモチーフをポップなキャラクターにリライトしたことであって、くだらないギャグでもクドい下ネタでも、ケータたちが節操のないギャグとして展開してくれれば独自の持ち味になり、「ならでは」の楽しみになっていたのだ。しかし、このシャドウサイドはそうした可愛らしさとは無縁で、妖怪がただ純粋にキモい存在にしかなっていない。あえて最大の武器を投げ捨てて、誰も得しない要素で似たような構造を再現しようとしただけなのである。挙句終盤の展開では「いろんな妖怪が出てきてシチュエーションのくだらなさをイジる」という要素まで排除されてなんとも安易な「少年漫画っぽいメインストーリー」が展開されるようになり、メタ度の高いネタ回しを楽しみにしているダメな大人のファン層のニーズには一切応えられない状態になった。正直、(どれだけなおざりな状態だったとはいえ)最後まで自分が視聴を続けていた理由がよく分からない作品である。まぁ、前番組のイナイレがそれなりに面白いから、っていうのはあるかもしれないけども……。現状ではレイトン・イナイレと並ぶレベルファイブアニメの中では一番興味がわかない作品だったのは間違いないだろう。

 幸か不幸か、4月からはまた元の妖怪ウォッチに戻ってくれるらしいのだが、この1年で離れてしまったファンが戻ってくるものだろうか。コンテンツとしてははっきりと旬を過ぎてしまった作品だと思われるため、この1年の失点はかなりの痛手になっているはずだが……。こうしてみると、やっぱりポケモンって化物コンテンツなんだろうなぁ(俺はフォローしてないけど)。

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