最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「キャロル&チューズデイ」 6 うん、いいね。非常にわかりやすく、好きなやつだね。こういうのを作ってくれるからフジテレビのアニメ編成好きなのよ。 何アニメといえばいいんだろう。一番わかりやすいのは「渡辺信一郎アニメ」なのかな。遠慮のないオシャレ感とか、がっつり音楽性を前面に押し出した作劇、そしてちょっと時代の趨勢からはずれたような、どこか懐かしさを感じさせるデザイン性。久しぶりのナベシン作品で、しみじみとしてしまいます。そんな中でちゃんと映像技術は現代風に進歩しており、特にギター周りの絵の付け方なんかがすげぇ雰囲気がある。アコギの持ってるあの不思議な存在感というか妙な期待感みたいなものって、特別な感覚がある気がする。まぁ、小さい頃からずっと近くにギターがあったせいかもしれないけど(親父と兄貴がギターやってた。俺はろくに触ったことすらないけど)。 ギターというと、「箱入り娘が窮屈な家のしがらみを解き放つためのギター」っていうのもなんだか定番の設定よね。最近だとなんといっても愛崎えみるさんですけどね。ギュイーンとソウルがシャウトするギターですけどね。えみるの家も堅物の兄貴がいたし、チューズデイのキャラ造形はかなりえみるに似てるな。あんなに露骨にポンコツではないが、下手したらチューズデイの世間知らずレベルの方がえみるより高いかもしれないし。出がけの電車でなんでヤギと一緒に乗車してたのかもよくわからんからな。あれなんだったんだろうな。 非常にわかりやすいガールミーツガールで、正直いえば出会い方なんかは割と適当で、キャロルがこまけぇことを気にしない性格だとしても、もうちょい劇的な出会いがあってほしかったなぁ、とは思ったのだが、最終的に2人のファーストセッションを見てどうでもよくなった。確かに物語としては割とありきたりだし、雑多な印象もぬぐいきれないが、今作は本当に演奏シーンと演奏自体がすこぶるエモーショナルで良い。「なんとなくキーボードを引いて音の並びを生み出すアウトロー少女」と、「溢れ出る気持ちをひたすらノートに書き留める世間知らずのギターお嬢様」が初めて出会い、お互いの音と声を探り探りしながら、少しずつその音が重なり、いつしか曲になっていく。この段階的なユニゾンが非常に「それっぽい」音になっている。チューズデイの遠慮がちなギターの音が溢れてきて、自然にハモるようになる展開がまさに「音が生み出された」というその瞬間を切り取っている。あのシーンだけでも割と満足。 まぁ、あとはここからどうやって2人のサクセスロードを描いていくか、っていう話になるので、今後の演奏シーンのウェイト次第では印象がぼやけていく可能性もあるのだが……なんとなく、このディレクションなら大丈夫な気がする。ナベシンはそういうとこ外さない気がする。良い作品になりますように。 そしてキャストのお話。メイン二人はなんと島袋美由利と市ノ瀬加那。現時点はかなり気になる若手二人だ。やっぱり市ノ瀬加那の声は不思議と惹かれるものがある気がしますね。ちなみに今作はスケジュール的に「フェアリーゴーン」と並びの放送になるので、この時間帯は謎の市ノ瀬フィーバーになります。
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