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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 こんなよわっちい石田彰みたことない、第19話。いや、一度はタオをけむに巻いたのだからそれなりに有能ではあったんだろうか。何のために出てきたのかよくわからんキャラだったな。

 本当に時間の使い方が贅沢な作品。ここ数回は火星の情勢が大きく動いていたせいで11本のエピソードの情報量が多かったが、今回は後半に用意された2本のライブを中心に、なんだかゆったりと時間が流れている。2クールアニメの終盤にこんな展開が用意されているあたり、いかにもこの作品らしいと言えるのかもしれない。

 今回中心となったのはタオ周りということになるだろうか。政治屋のおっさんが具体的なコンタクトを取りにきて、当然のようににべもなくお断り。その割には向こうさんもだいぶ余裕がある様子で、まだ何か1枚カードを隠し持っている様子である。タオの力は政治に対してももちろん有用なのだろうが、今回ブラックナイト戦で一手遅れをとったことは、彼の完璧さのほころびが表れたと見てもいいのだろうか。また、アンジェラの窮地にわざわざタオが立ち上がり、面倒臭い案件にもきちんと手を貸していたあたり、これまでのタオにはなかった積極性というか、彼自身の欲求みたいなものも見え隠れしている気もする。少しずつ変わっていったタオを、生臭い政治家がどのように揺さぶってくるのか。最終局面でもまた、タオのAIとキャロチューの対立が展開されることになりそうだが……政治ってそんな簡単なもんでもなさそうだけどねぇ。

 そして、実は意外に大きな出来事だったのがキャロチューのライブ内容の変更。一度は辛酸を舐めさせられたフェスに再び出演できるってんで浮かれ気味だったキャロチューだが、アンジェラの洗礼を受け、無事に自分たちの依って立つところを思い出せたようだ。バンドメンバー3人の扱いは流石にどうかと思うが、大舞台でもブレずに今まで通りのキャロチューテイストを貫き、それが万人に受け入れられてこそ、「奇跡の7分間」の仕込みになったといえるはず。今回のステージで、キャロチューもいよいよ一流アーティストを名乗れる知名度に達したのかもしれない。

 そしてアーティガンさん……結局、こないだの凋落は何だったんでしょうね。もうすっかり元気じゃん。借金返せたんかい。ずっと「WHO AM I」のTシャツきてるけど、本当に復活できたんやろな?

 

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