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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 やぁみんな! サイコパス大好きおじさんだよ!! ……あかん、いつも通りのテンプレートで書いたらやたら怖い字面になってしまった……。でもでも、やっぱり大好きおじさんだよ!

 今期注目作の1つと言っていいだろう。もちろん、あの人気シリーズPSYCHO-PASSの完全新作という部分もそうだが、なんと今作はノイタミナの謎パワーを利用して(?)、毎話1時間の8話構成という史上類を見ないデザインのテレビ放送になっているというじゃないか。この設定がどれほど効果的に活かされるのか、今後の展開に期待である。考えてみれば過去にも1時間放映作品というのはわずかながら存在しており、特に同じくフジテレビ枠だった「刀語」はその放送形態自体にも意味があり、傑作と呼んで差し支えない作品に仕上がった。今作はぶっちゃけそこまでの狙いがあってのデザインではなかろうが、これまで見たことないものが出てくるのは歓迎すべきことだろう。単純計算で30分アニメ16話分になるわけで、8話といえども1クールアニメよりもたっぷり楽しめるのは間違い無いのだ。そして今作は1つ1つのエピソードの情報量が残酷なくらいに多いので、できることなら短期間でドドっと走り抜けてもらった方がありがたいのも事実だろう。是非とも、この形式で完成させたことが有意味だったと思えるような作品になってほしいものである。

 そんなわけで、1話目はたっぷり1時間で1エピソードやるのかと思ってたら、なんと、特に綺麗には終わらず普通に続いた。一応「主人公バディ2人の顔見せ回」という狙いはここまでで完結したとは言えるので、あとはズブズブと世界の深みにはまっていくことを楽しみにして待てばいい。今作の良いところは、「続編」と言われるアニメって前作の人気要素をそのまま借りてきてなあなあのままで作られることも多いのに対し、容赦無く旧作を刷新し、新たな体制で攻め続けてくれるところである。

 1期から2期への変更もそうだったし、劇場版展開での視点のスイッチも新鮮だった。そして3期に入ってさらに作中での時間は進む。どれくらい設定を引き継ぐものかとドキドキしていたが、なんとあの霜月美佳さんが課長に!!! すげぇ! やったぜ美佳さん! そしてこの昇進が一体どういう背景で行われたのかもなんとなく想像できるように作られているのがニクいところ。劇場版三部作の1本目で大活躍していた美佳さんだが、2期の頃の最高にみっともなくて素敵すぎる美佳さんがさらにワンランク成長し、「シビュラの犬だけど、犬なら犬らしくせいぜい生き抜いてやる」という根性がすげぇ格好いい方向にブラッシュアップ。その上で、常森・狡噛という鉄壁の2人はシビュラからすれば痛し痒しの存在であるのに対し、霜月さんはいつだってオール・ハイル・シビュラであることに変わりはない。いきなりシビュラの根源的存在とも言える局長とのツーショットで登場して阿吽の呼吸で話を進めているあたり、もう、彼女は「シビュラの犬」ではなく「シビュラと公安を繋ぐ窓口」として完全に地位を確立したと見ていいのではなかろうか。その上で、新キャラたちの無茶苦茶にも理解を示すという「器のでかさ」まで見せつけ、もう、この世界を代表する「シビュラの外の人間」のエースと言って差し支えない。常森・狡噛・そして霜月。彼女たちが見据える未来に、新たなシビュラの世界が待っているのではなかろうか。

 まぁ、そんなわけで体制側もすっかり安定したのだが、そのほかの続投はなんと雛河のみってのがびっくり。まぁ、ギノさんは海外を舞台に暗躍しているようだし(狡噛さんと連絡とってるんかなぁ)、東金さんもいるわけないのだが、須郷さんはどこに行ってしまったんだろうか。あと六合塚さん。唐之杜さんは相変わらずなんだから、どこかで久しぶりにねっちょりしたレズプレイを見せてほしいものだが……彼女も多分ギノさんたちと同じようなポジションで出向してるんだろうね。「開国したシビュラ」って、それくらいに影響力のでかい設定だからね。

 というわけで、ほぼ新人ばかりで固められた舞台になるわけだが、なんかありえんくらいにキャストがクドい。執行官が諏訪部・大塚・名塚って、これだけで国が転覆できそうな陣容なのだが、今後どんだけ悪さするつもりの連中なのだろうか。まー、東金さんがある程度「内部で暴れまわる」パターンはやっちゃったし、むしろ今回の2人はあんまり腹芸が得意そうには見えないタイプなので、少しずつメインの2人に信頼を寄せていく普通の刑事物っぽい展開になるのかしらね。今回は(今回も?)敵ははっきりしてて、今までにない「集団でシビュラをだまくらかそうとする連中」という設定のよう。槙島・鹿矛囲の場合は一応個人が相手だったわけだが(鹿矛囲は「個人」というのは無理があるが……)、チーム戦みたいになって相手サイドにも巨大な脳が控えているとき、シビュラの持つ絶対性はどこまで保てるものだろうか。

 とりあえず、僕はこの「シビュラを中心に据えた世界でどったんばったん大騒ぎ」という設定がとにかく大好きなので(だからシビュラがほとんど関係ない劇場第1作はあまり好きじゃなかったので)、是非とも今回の敵サイドには大胆に日本の中枢に切り込んでもらいたい。そして、もしシビュラの絶対性が揺らいでしまった時、霜月美佳がどんな顔をするのかを見せてもらいたい。世界は、彼女のために回っているのだから。まー、残念ながら彼女本人はそんなこと言われても一切嬉しくないだろうけども……。

 

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