最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
12月17日 ドラフト模様(SOM×3) ピック順 【Serra】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Newcomer】→【Alessi】 寒いですね。我々がドラフトをやっているブースもあまり暖かい環境とはいえないので、この時期はかじかんだ手を温めつつのドラフトになります。いや、別にそこまで寒くないんだけども。むしろ寒いのは私の神話レア事情ですよ。それなりに少なくない回数のドラフトをやっているはずなのに、ここ最近全くプレインズウォーカーさんの顔を見ていません。前の環境ではギデオン先生がちょろっと出たけど、他の連中はうんともすんとも言わないんだよなぁ……ここまでのピック表を見直すと全てのレアが分かるんだけど、神話枠だと「ワームとぐろエンジン」3体、「白金の帝像」3体、「ゲス」さんと「水銀のガルガンチュアン」もそこそこ多いな。……どこにいるんだ、ペスさんコスさん。 AL SE TH SA NC AL ー ○ × × × 1ー3 5 SE × ー ○ ○ ◎ 3ー1 1 TH ○ × ー × × 1ー3 4 SA ○ × ◎ ー ○ 3ー1 2 NC ○ × ○ × ー 2ー2 3
1位 【Serra】 青赤 <粉砕 血まなこの練習生 水銀のガルガンチュアン> 実に4回ぶりに優勝者の名前がすげ変わった。実はこの男、ミラディン環境になってからの戦績は案外悪くなかったりするのだが、今回は久し振りの栄冠となった。デッキは青赤といういくらか珍しいスタイルだが、基盤戦術は相変わらずの回避能力持ち。「闇滑りのドレイク」×2あたりの地味な戦力に前回同様の「ニューロックの透術士」などが確実なダメージを稼ぎ、そこを赤の火力や本体ダメージが後押しする形。時折フライヤーに「逆棘の戦具」+「生体融合外骨格」で瞬殺ダメージとかが叩き出されるのもお茶目な部分だ。全体的にパックが地味目だった今回はそこまで大きなシナジーがあるというわけでもないのだが、「血まなこの練習生」×「生体融合外骨格」は相変わらずの鬼っぷりだし、「練習生」や「ニューロックの透術士」は「水銀のガルガンチュアン」との相性がべらぼうに良いのもポイント。やっぱりいつの世も回避能力と除去のコラボレーションである赤青は強かった。今回のキャッチコピーは、「奴のヴァルショクレプリカはやたら痛い」。あんな地味なクリーチャーなのに、このデッキではやたら脅威でした。何でなんだろう。
2位 【Sangriter】 赤緑 <蔵錬成のドラゴン 真っ二つ 電弧の痕跡> こちらは成績が伸び悩んでいた人間だが、今回はナイスレアの支援などを受けて、勝ち越しを決めてこの位置へ。テーマとしてはとにかく赤の強い部分を何となく詰め込んだ感じ、である。また、いつの間にやらお家芸となった(?)したティンベー&ローチン戦法は今回も採用されており、盾となるティンベー(「調和者隊の盾」)で相手の視界を遮り、矛となるローチン(「ダークスティールの斧」)で確実にダメージを刻んでいくのだ。……まぁ、単に強い装備品2つ、というだけの話なんですけどね。今まで我々の中ではなかなか注目の集まらなかった「金屑化」が「ま、火力なんだから普通に強いに決まってるんだけどね」という再評価を受けたり、「腐食獣」が訳の分からないサイズで突っ込んできたり。こうしてみると、「土を食うもの」と「腐食獣」のコンビは結構怖いと言うことが判明した。今更か。
3位 【Newcomer】 白赤 <ゴーレムの職工 カルドーサの鍛冶場主 屍賊の死のマント> 3回連続全敗という苦汁をなめ続けたこちらは、前回ゲーム終了後に「素人が守りのデッキの機微なんて分かるはずないんやから、とりあえず殴れるデッキにしたらええねん」というアドバイスを受け、今回はきっちりそのラインにそった白赤のビートを構築することに成功。あっさりと結果が伴ってきた。「連射のオーガ」「拘引」「感電破」×2などの除去カードが豊富にあり、金属術絡みの「オーリオックの太陽追い」「金属の駿馬」といったアタックパーツもお馴染みのもの。ほら、普通のデッキなら戦えるじゃん。また、今回陰の立て役者となったのが「カルドーサの再誕」で、2体の「メムナイト」を基盤として3体のトークンが出てくるスピードは、この環境でも案外馬鹿にならない。感染絡みだとタフネス1も多いのでブロッカーとして重宝するし、「真実の確信」なんて爆弾カードがあるので効果もひとしおである。まだ若干レアに踊らされている様子も見られるが(いくらこないだ泣かされたからって、「カルドーサの鍛冶場主」は慌てて取らんでもいいような気がする)、ちょっと意識改革したら2勝できるんだから、我々の実力なんてそんなもんですよね。
4位 【Thraxi】 黒緑白 <存在の破棄 法務官の手 闇の掌握> 言い訳その1,前回感染が1人もいなかったので、寂しくなって何となく感染がやりたい、と思ってしまった気の迷い。言い訳その2,それにしても、感染カードが少なすぎる。言い訳その3,何をするにも、デッキが言うことを聞かなすぎる。以上です。……まぁ、やっぱりこの環境で何の準備もなしに3色にするのはリスクが高すぎたかねぇ。タッチカラーの白は「存在の破棄」×3というとんでもない内容だったので外す選択肢はなかったのだが、こんなコトになるなら「最初から引くなよ」っていうのが答えだろうし、感染カードの手応えが悪かった次点でせめて緑でビート出来る保険くらいは用意しておくべきだったか。半端に良いタイミングでくる「法務官の手」が全て悪いんじゃよ……基本的に、感染クリーチャーの数が足りなすぎるので、勝ちパターンはワンパン+「荒々しき力」がほとんどでしたとさ。速やかに反省して次へ行こう。
5位 【Alessi】 青黒 <ダークスティールの斧 闇の掌握 死体の野犬> こちらが2人目の感染。ただ、ゲームを見る限りでは通常ダメージで相手を削っている割合が圧倒的に高いので、より中途半端な状態になってしまっていたであろうことは容易に想像出来る。感染クリーチャーは基盤となる「死体の野犬」×2の他は大した連中がいないし、青もフライヤーなんかはそんなに取れてないので、バウンスなんかでサポートしつつ、ティンベーとローチン(お前もか)を握り締めた「屍気を飛ばすもの」に期待するという、何ともちぐはぐな仕上がりである。これで「容赦無い潮流」が2枚引けてるのがますます痛々しい。何しろ今回は「煙霧吐き」が卓で1枚、「感染の賦活」が0枚という、なかなかカウンターが載せられない世界だったからねぇ。運が悪かったとしか言いようがないわな。でも、ずっと黒を使い続けているせいかもしれないけど、最近やたら皮裂きさんと仲が良いよね。
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