おじさん≒葉月恋、第7話。ゲームに人生を捧げ、人生をゲームで決めて破滅する連中……おじさんはセガ一本だが、葉月恋はゲームハードならなんでもいいのでポリシーがないがな!
おじさんの異世界生活はそれなりに長いので、掘り下げれば掘り下げるほどにどんどん女の子との浮いた話(??)が出てくるという。なんと戸松に続いて今度は豊崎まで登場。このままどこぞの4人をランしきって欲しいところだが、どうせだったら彩陽はモンスターとかにしておいてほしいです(なんの希望だ)。エルフさんとは軽めの緊縛プレイで汗を流した後、今後は重要な要素になってくるんだろうか、「勇者」というカテゴリの謎少女との交流。選ばれし者のくせしてその辺でふつーにゴブリン退治の依頼受けてるのはどうなんだよ、という気もするのだが、この世界のゴブリンってどれくらいの脅威判定なんでしょうかね。今回の戦闘を見る限りでは単なる雑魚ってほどでもないが、どこぞのスレイヤー世界ほどやばいゴブリンでもなさそう。単に数が多いから厄介なタイプかしらね。
そうしてせっかく勇者と出会った話があったにもかかわらず、勇者なんかよりもよっぽどインパクトがでかい巨大ハリネズミの記憶の方が鮮明。そりゃね、見た目にどんな愛らしかったとしても、どういう生態系で何を考えて生きてるかなんて分からないからね。純粋に悪意のみで生きている生物だって、異世界なんだからいたっておかしくない。それがたまたまハリネズミだっただけなのだ。多分セガの作品にだってそういうキャラはいっぱい出てると思うぞ。青くないだけで。
異世界話は最終的におじさんのチートで適当に処理されるので、今回の目玉はどちらかというと現代世界の藤宮さん絡み。今週も真っ直ぐにエロかったですね。藤宮さんが玄関から出ていくシーン、なんかやたら既視感があるな、と思ったが、多分私が数多潜り抜けているNTRもののワンシーンみたいに見えただけだわ……。その後の大学でチンピラ(仮)に絡まれてる構図まで完璧でしたね。たかふみ、NTR主人公の素質を備えすぎてるんよ。これは鬱展開くるか? と思わせておいて、こっち方面では絶対鬱にはならずにギャグで落とすのがこの作品の安心設計。「姉:小松未可子 弟:高木渉」ってどんな家族構成だよ。クッソムカつく顔だな、って思ったけど、小学生時代の藤宮さんを考えればふつーにそっくりな姉弟だったわ……藤宮さんはどんな突然変異を起こして今みたいな可愛い子になったんでしょう。もしかしたら弟君も5、6年したらイケメンになってんのかな。声も高木渉から石川界人くらいにはなってるかもしれん(藤宮さんの声は生まれてからずっと小松未可子です)。
藤宮さんとたかふみの関係はNTRものだったらむしろ定番なので安心なのだが、残念ながら今作におけるたかふみは「単なるいけてない引きこもり」ではなく「あのおじさんの甥っ子」なのである。なんかこう、なるべくしてなってる甥っ子だよな……。嫌なところばかり血のつながりを感じさせる……。藤宮さん、マジでどこで見切りつけるかは決めといた方がいいよ。
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