最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ダイキチヤマノボレ、第9話。魂の交感のためには、少女達は山に登るしかない。ただしかし、残念ながら決定的にトランペットが足りない。 最終回へ向けての動線。1クールアニメでクライマックスを用意しなきゃいけないのだからそれなりの素材が出てくるはずなのだが、随分インスタントに命の問題に直結させてしまったな、というのが正直な感想だ。そりゃね、人工心臓なんてもんが登場した時点で「まぁ、どっかで止まりそうにはなるよね」ということは予測できるわけだが、なんとダイレクトにそれをいじって、投げつけられる余命宣告。ドラマとしては余命宣告は鉄板なんだけども、取ってつけたような印象は拭えない。まぁ、千束をはじめとして周りの連中が全員それを受け入れてる状態で日常を送っていたのだから、「今まで全然出てこなかった要素が突然出てきた」という印象も不自然ではないんだけども。多少余命が変わったところでそれを極力表に出さないように生活し続けるのも千束らしい部分だしなぁ。彼女の中で「そんなに長くない」ことは分かっていたのだろうし、それが多少縮まったところで、あまり大きな問題ではないのだろう。 そうしてある程度達観めいた生死観を持つ連中だらけの中、1人寝耳に水で慌てちゃうのはたきなさん。リコリコの連中が彼女に何も伝えていなかったのは不親切ではあるのだが、じゃぁいちいち前もっていうことかというとそうでもないので難しいところね。実際、今回初めて伝えられたから戸惑ったわけだが、それが多少早かったとしても結果は変わらなかっただろうし。ただ、たきな目線での「千束の命の意味」をきちんと描出しておかないと、「元々死ぬはずだった千束が死んだところでしょうがないよ」で話が終わってしまうので、やはり少し無様でもいいので、たきなにはもうちょい悩んで、暴れて、迷惑をかけて欲しかったところである。何が面倒臭いって、視聴者目線だと誰一人「このまま千束が死ぬ」なんて思ってないところなんだよな……そこにウェイトを置かなきゃいけないけど置けないという、なんだかむず痒い状態である。 そんな千束の存在に大人たちがどうやって片をつけるか、というのがこの作品の最終的な問題設定なのだろう。吉松もミカも「殺しの道具として見ていた」というスタート地点があったというが、そもそもおっさん連中が何を考えていようとも、千束は幼少の時点ですでに「救世主」になっており、殺しの道具でも何でもなかったのだから、あんまりおっさんたちが揉める意味もない。千束は千束で生き様があり、彼女は与えられた命に感謝し、自分なりの方法でその命を使っている。別に金と打算だけで進むような物語でもなかろうし、このままの関係性が続いていても良かったと思うんだけどね。その上であえて心臓をいじるってことは……吉松サイドにまだ何か1つ隠してることがあるよな……。ふつーに「1つ目の心臓が壊れたら、次に変えられますよ」っていう事実を隠してるだけだったらどうしよう……。 PR |
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