最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「夫婦以上、恋人未満」 4 今作のタイトル部分を見て初めて認識したんだけど、英語って「夫婦」にピッタリ当てはまる一単語が無いのか(今作の英語タイトルが「More than a married couple, but not lovers」になっていた)。それはそれで不思議なもんだなぁ。 さておき、なんかこう、見ててジリジリと精神が削られるアニメである。理由は明白で、設定そのものが完全に私のホームグラウンドである(?)「NTRものエロ漫画」の前半パートになっているから。強制的につがいになるシステムなんかはありがちだし、何よりも幼馴染の立ち位置と展開が完全にNTRの予備動作。下手したらメインヒロインの方の関係性だってそう見える可能性もある。つまり、私の中では今作のシナリオは完全にルートが決まっている三段跳びの「ホップステップ」にしか見えないのである。しかし、今作はNTRでもなければ18禁ですらない(多分)。つまり、この後絶対に私が知っている「ジャンプ」はやってこない。延々「NTRモノエロ漫画の序盤」が続くという、「絶対に胃カメラやらないのにバリウムだけ飲まされ続けてる状態」みたいなもんである。そりゃゲップも出ませんよ。 そんな状態なので精神的に落ち着ける部分が何一つ無いというのが、非常に個人的な理由の1つ。ただ、そんなネジくれた性癖を差し置いても、やはり今作は落ち着かないものには違いない。なにしろ作品コンセプトの根幹となる「夫婦実習」とやらの理由が何一つ説明されていないのである。つい最近まで実力至上主義って言われてるのになんの実力なのかさっぱり分からない学校なんてのもあったが、それと同じように、システムだけはそこに転がっているのに、何故そのシステムがあるのかがさっぱり分からない。冒頭の500円玉にわざとらしく「令和」と書かれていたのだから今作の舞台は間違いなく現代のはずなのだが、そんな「現代社会」のアナザーワールドは、ただ謎の夫婦システムだけをペタッと貼り付けた妙な現代なのだ。そこを飲み込むのがまず難しい。 「いやいや、特殊設定なんてなんぼでもあるやんけ。地下にある舞台で延々レヴューを続けてる女子高生よりよっぽど理解しやすいだろ」と言われるかもしれないが、特殊設定を設ける作品ってのは、その特殊設定のための世界を設けるアニメである。今作は、妙なシステムがあるはずなのに、他の部分が全く現実から離れようとしていない。普通に考えて、そんなシステムがあるなら既に社会的な交際の認識や性の認識などは現実とは変わっており、あのような生活が「当然の」社会に変容しているべきだ。何故かそこは我々と同様の倫理観を抱えているのに、作中キャラの誰一人としてシステムに疑問を持っている人間はいない。そのことがとてつもなく気持ち悪いのである。ついでに言えば、お約束の「悪友」ポジションの眼鏡。あいつも同じ実習を受けて誰かとつがいになっているはずなのに、そのことをおくびにも出さず、主人公もそこに触れていないのが気持ち悪い。「あるもの」以外は適当に「無い」と処理される世界は、気持ち悪い。 あとはまぁ、映像部分はそこまで悪くないはずなのに、色彩設定とかキャラデザの微妙なところでなんか気持ち悪い。なんで現代社会のはずなのにヒロインのデザインがシェリルノームみたいになってんだろう。ギャルのくせに髪型が猫耳から微動だにしないのもよく分からん。「エロギャルに見せかけて実は奥手」っていうキャラがただエロくてどうすんだよ。なんか、端々に「設定作ってはみたけどあんまり深く考えてない」みたいな様子が見え隠れしてるのが引っかかるんだよなぁ。直近までやっていた「カッコウの許嫁」あたりに通じるものもある設定かと思って見ていたが、あちらはまだやりたいことが理解の範疇で描けていたが、今作はそこからはみ出してしまいそうである。期待は薄め。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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