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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 急展開&急展開、第17話。ここにきて一気に話が動いた。なるほど天下分け目の決戦からのクライマックスですな。残りの話数から考えるに、こっから先は割と神々の領域じゃないか。

 まずもって、今回のサブタイトルは何を意味するのだろうか、いくらでも読み込むことが可能な文言になっている気がする。まず、想定していた状況がグルリと回転したのがライコウサイドのお話。てっきりこいつがラスボス担当なのかと思っていたのだが、どうやら裏にはもう1人、例の思わせぶり陰の立役者がいるらしい。そして、そんなライコウさんがドヤ顔で放とうとした巨大砲塔が見事に自爆。オシュトルを戦場に釘付けにして一網打尽にするという戦略プランは成功したはずなのだが、大量破壊兵器の投入はあまりにリスクが大きすぎた。味方サイドに裏切りが発生した場合のこのダメージは完全に想定外。なんでもかんでも力でねじ伏せようとしたことへの「対価」である。

 そうしてライコウが自爆したことにより、ミカヅチさんは尻拭いのために門の開閉機構へと帰還して闇討ち。戦線は壊滅状態となり、この期を逃すなと一気になだれ込んできたのはアンジュ。これまで本陣で戦の趨勢を見守っていたはずだが、それだけの視点から攻め時を心得て切り込んできたのは恐ろしい戦術眼である。そして敵陣のど真ん中へ姿を表しての大立ち回り。その口上(とムネチカ)を前にして、もはや敵兵士には戦う意思などあろうはずもない。頂点に立つ者の思い切った行動によって得られた最大限の「対価」。

 雌雄は決した。戦場に残されるのは敗残兵の処理をこなさなければいけないマロロだけとなったが、このタイミングでなんと洗脳解除。意外にあっさり解けちゃった気がするんだけど、これまでの葛藤の蓄積でいよいよ脳が追いつかなくなったってことなんだろうか。もうちょい早ければ救われていたのかもしれないのだが……彼の心にあったのはただひたすらにハクのための復讐のみ。その結果としてもたらされた「対価」。しかし最後はハクを守ってその命を終えることができたのだから、多少は救われたと言えるのかもしれないが……どっちが幸せだったんだろうなぁ。ハクのやつも、このタイミングでカミングアウトするくらいならこないだの橋の時に言っちゃってれば話は違ったはずなのだが……でも、いいきっかけって難しかったからなぁ……。マロロの最期を、隣で見ていたクオンはどう思ったのだろうか。

 あと、現時点で生死が定かじゃないミカヅチさんだが、彼もマロロの様子を見て「あらー」って思ってた人物なんだよね。ミカヅチは以前刃を交わした時点でハクの生存にはなんとなく気づいてたはずなので、今回マロロが発狂してるのを見て「言った方がいいのかしら……」みたいな顔をしていた。結局誰もそこには触れなかったもんだから、マロロは今回のような結末を辿ることになってしまった。もうちょい、救いを与えて欲しかった気はするな……いや、1期エンディングとかではなくて……。

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