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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「文豪ストレイドッグス(第4期)」 ―→6

 4期目ってのにテンション落ちないのは偉いよねぇ。そして今期はこれまでと比べても割と鬱要素が強くて激しいお話が多くて絶望感に溢れていたのは、なんか「ヒロアカ」に近いものを感じましたな。どっちも問題が一切解決してないから更なる続編をとっとと作れって思うところまでおんなじ。そして、絶対作られるだろうと思えるのもおんなじだ。

 以前は「文豪要素ないやんけ!」って噛み付いてた作品なのだが、今となっちゃぁ「文豪要素? なにそれこの漫画と関係ないやろ」と思えている。そりゃそうだよな。ここまでこの世界観を追っかけてて名前がどうこうなんて細かいこと気にしてたらそっちの方がヤバいやつだよ。まぁ、今回に限って言えば小栗・横溝間の関係なんかは一応何か匂わせがなくもないかもしれんけど。まぁ、とにかくどっかで聞いたことがある名前のキャラが活躍する、文字通りの「異能力バトル」アニメですよ。

 能力バトルものってぇとお話が進むにつれてその能力はどんどんインフレしていくのが常であり、今作もご多分に漏れず、今期登場した連中は大方ヤバい。というかページの能力が強すぎたせいでどう足掻いてもひっくり返せるとは思えない苦境ががっつり用意されてしまっている。こうなると主人公が「虎に変身する」だけじゃぁ説得力が無さすぎるわけだが、そこを無理くり理由をつけて活躍させるのではなく、「もう、世界をひっくり返すレベルのバトルにしてしまえば、中島敦以外の連中も相対的に雑魚になるから別にええやろ」という斜め上の処理で片付けた。いや、片付いてないけど、因果をどうこうする話にしてしまえば、もう細かい異能力のことは気にしなくていいから楽なんだよな。結局は太宰・乱歩の2人さえどうにかなれば探偵社はなんとかなるしな。

 冒頭の乱歩をめぐる無茶な推理劇パートもそれなりに説得力があり、「異能力+ミステリ」というあり得ない組み合わせの処理としては文句がつけられなかったし、後半の抗争は理屈抜きでボンズの全力を見守るだけ。シリーズを通じてずっと五十嵐拓哉・榎戸洋司ペアに監督してもらえてるのは本当に恵まれた作品だよなぁ。考えてみりゃ「ヒロアカ」もボンズか。そう考えると贅沢なシーズンではあったんだよな。

 

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