最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「山田くんとLv999の恋をする」 6→6 今期数多存在した爆発系作品の1本。いちいち全部のアニメで感想を書くのはしんどいので代表して「スキロー」「インソムニア」だけ書いてたけど今期のラブ系アニメ、実は渋い秀作が多くてですね。今作もそんな隠れた秀作の1つ。トニカクカワイかったです。 「ネトゲ絡みの恋愛模様」という舞台設定はあちこちで見てしまっているものなのではっきりいって新鮮味は無いのだが、そもそもラブコメというジャンル自体が古代から存在する媒体なのだから、そこに新鮮味は大して求められていない。肝心なのは恋愛という微細な感情の揺れ動きをどのように描写していくか。そういう意味では、ラブコメこそ原作漫画からアニメ化する時のクリエイターのセンスが問われるジャンルなのかもしれない。「きせこい」なんかもその1例でしたよね。 そうした意味で、今作最大の見どころは浅香守生監督の演出姿勢そのものと言ってしまっていいかもしれない。分かりやすい特徴としては下記文字を多用してキャラにいちいち台詞を喋らせずに回していく技法なんかがあるし、そのほかにもとにかく愛らしさを前面に押し出したコロコロとm丸っこく、どこまでもファンシーな飾り立てが印象的。そして私は、こうした浅香節がやたらと刺さるのである。やはり生まれたばかりの雛は最初に見たアニメを親だと思うもので、私の中で「CCさくら」の刷り込みは未だ大きな影響を及ぼしているようだ。まぁ、今作と「CCさくら」が似てるかと言われた微妙ではあるのだが……静かに、ゆっくりと時間を動かしていくこの精神性が本当に肌に合う。 ラブコメとしての刺激の量を考えると、メインヒロイン・茜さんは「おもしれー女」としてはそこそこの出力。酔った時の飛ばし方はすげぇし、「突如男の家に押しかけて手料理をタッパーに詰めまくって去っていく女」なんてのはどこまで行っても男の理想が具現化したような部分もありつつ、やはり現代っ子らしいどこか突き放したような恋愛観はファンシーの中にピリッとしたリアルも混ざる。ただ、山田に対する恋心を意識してからは本当にただひたすらに恋する乙女一直線であり、余計な要素は合コン一筋のお友達にパスしたかのような状態。とにかく茜が思い悩みつつ、甘々な時間を提供してくれる様子が眼福もの。そこに同じギルドの優しい仲間たちが絡む。特に八面六臂の活躍を見せる瑛太に関しては、攻略対象じゃないのに流石に人格が仏すぎて都合が良すぎるきらいはあるが、今作は(今作も)突き詰めれば悪人が1人もいない温かい世界なので、余計な刺激などは求めず、頑張り屋の茜さんを全力で甘やかしてくれるいい世界だと思って浸ってしまうのが正解だろう。こうしてみると、茜が人たらしの能力を発揮して周りの人間を籠絡していくのに、最後まで抵抗してた(?)のが山田ってのは面白いっちゃぁ面白いのかも。 こうして「普通じゃないところもあるけど、やっぱり普通の恋愛模様」をただダラダラと見ているだけでもある程度満足できる作品ではあるが、そこに加速を与えてるのはやっぱり中の人。1話目から引き込まれた「年相応のキャラをやる水瀬いのり」パワーがほんとに強くて、今後の声優人生も盤石だな、ってんで10ヶ年での契約更新待った無し。ロリじゃなくておねーさんないのすけ。おねーさんだけど結局扱いはおこちゃまみたいになっちゃういのすけ。茜かわいいよ茜。可愛いキャラ造形って意味ではネトゲキャラの丸っこい造形もファンシー具合をさらに加速させていたし、何から何まで「茜さん可愛くていい女やろ?」というアゲ要素しかなかったな。ラブコメなんだから、これでいいじゃない。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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