最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
フグリポン山製のティーセットが公式グッズとして発売されたら多分買っちゃうと思う、第10話。あのマグもソーサーも超欲しい。 ごめん、マジでラストカットで腹がよじれるほど笑った。もー、前回のあの話の後にこの話持ってくる構成、マジで頭おかしいんちゃうか? いや、前回のあれがあったからよりフックが強くなったとも言えるわけだが……まじで今期の「にんころ」→「アポカリ」の倫理観踏みにじりセットは絶対子供に見せたらダメなのに道徳の授業で使いたくなっちゃう完璧なるアナーキー状態である。 今回も全部のネタ拾ったらキリがないくらいにみっしりと詰め込みすぎててどこから切り出していいか皆目検討がつかないお話。まずは時間経過による変化から拾っていくと、当然一番の変化はタマ子の誕生。無事にポン子、ポンスティンの間に第一子を授かったようだが、その愛の結晶がもーーーーめんどくさい。久しぶりに「そういやこのタヌキどもってくっそ面倒クセェ連中だったわ……」ということを思い出させてくれるトラブルメイカーっぷり。ちなみにタマ子がそれなりのサイズに成長していることを考えると生後ある程度は時間経過しているとは思うのだが、いったいいくつくらいなんでしょうね。ムジナさんの墓参りを欠かさない感じからまだそこまで時間経ってないのかな、とも思うが、信心は人それぞれ(星それぞれ)だからなんとも言えない。「ポン子と出会ってからの年数」は今回ヤチヨさんがきちんと言及してくれているので、どこかの熱心なアポカリ信者が時系列まとめとか作ってくれてないですかね。 時間経過によって起きたもう1つの変化は、ポン子に遅れること2話、ようやくフグリも大人ボディに成長。ただ、あんまり印象が変わらなかったポン子に対し、フグリは外見の印象がガラリと変わり、純真無垢だった少年期の面影はもはやない。いったい何が彼をあそこまでストイックな陶芸家へと変えてしまったのだろうか。たまたま地球の地政学とかに興味があったんでしょうかね。ちなみにあんだけ見てくれが変わったのにCVは変わっておらず、「このための田村睦心かよ」と納得することしきり。 衛星広告射出以降、ホテルの客数は安定している様子。さまざまな星からヘンテコ宇宙人がやってきてはホテルのもてなしを満喫しており、キャタピラから解放されたヤチヨさんの接客も堂に入ったものだ。かつて言語が通じずに悪戦苦闘していた植物型宇宙人さんにはもう1回逗留してもてなしを受けてもらいたいね。しかし、残念ながら来客が増えればその分問題のある客が訪れる可能性も増す訳で……今回やってきたのは、クレジットではまず「温和宇宙人」と書かれた、通称「キャンディのおじさん」(本名はもう忘れた)。彼は宇宙を股に描ける極悪トゥエロリストとのことだが、彼が目をつけたフロアのツボとか、あれはもしかしてフグリの作品だったのかしら。何か、念みたいなものを読み取る能力を持っていたのだとしたら、フグリの才能は宇宙を股にかけたデンジャラスなものなのかもしれません。 そして突然の変死体、多数の容疑者たち(主に従業員)。そんな状況で名探偵ヤチヨのパワー推理が冴え渡り、ことごとくシロが出て事件は迷宮入り。ヤチヨさんは多分いい人(いいロボ)なのだろうが、ホテルの運営については厳格さが第一なのでポン子だろうが、それ以上に付き合いの長いハエトリロボさんだろうが疑うものは疑いますよ(シロ出し判定は割とガバいが)。まぁ、多分同型の宇宙人が2人も変死を遂げたことを考えると、地球の大気組成とかが彼らの体質に合わなかったんじゃないかしら(適当)。 事故物件なホテルは客足が鈍るという当然の事実を避けるため、クレバーなヤチヨさんは「隠蔽」を選択。死体遺棄なんてせいぜい3年以下の懲役だから大丈夫だってさ(現代日本にすでに懲役刑はないのだが)。このあたりの倫理的なぶっ飛び状態はヤチヨさんもポン子もたまにチラ見せしてくれるいい具合のイカレ要素なのだが、今回はがっつりアニメ全体をサスペンス風に仕上げることによって頭がおかしいのにベタ風に見えるという謎采配。古今東西のあらゆるアニメのテイストを全部レッツラ混ぜ混ぜしてやろうという野望でもあるんだろうか。しかもちゃんと中盤はヤな緊張感が出てるんだよ。意味わかんねぇのに。緊迫感を増すための(?)作中作では地球の倫理観を学ぶためにレッツ火サス。崖上シーンを演じた役者は丸越米一郎(まるごしこめいちろう)と帷子蛹(かたびらさなぎ)である。……さぞかし有名なサスペンス俳優たちだったんやろなぁ。犯人役の方はCVが「山村」響が担当しているあたりももしかしてこだわりだったり? トゥエロリストを追跡してきた「強面宇宙人」(CVツダケン)とのチェイスもほどほどに、そこにアンジャッシュコントの末に嫉妬の炎をたぎらせたポンスティンまで絡んで動機が大混乱。ポンスティンさん、ポン子に対する愛は本物のはずなのに誤解が早いよ……。「逃げることから逃げるな」というヤチヨさんのありがたい教えと鉄拳により、ポン子も誠心誠意の死体遺棄。いちいち名言っぽく言われるのでだいぶ脳がバグるし、徹底して悪いことしてるくせにアイキャッチ部分でサブタイトルの「シーツの白さは心の白さ」が表示されたり、もう何が何やら。もはやこいつらから死臭を拭い去るのは不可能だろうよ。あまりに多くの血が流れすぎたんだ……。 ねぇ、やっぱり今回の「死体を持ち出す大騒動」を前回の「死体を引っ提げて結婚式」の後にやるのはどうかしてるって。「これこそがアポカリプス(黙示録)の世界ですよね」って、やかましいわ! 最終的には何事もなかったかのように笑顔で見守るムジナさんのカットでfin。ねぇおばあちゃん、そのオチの使われ方でほんとにいいの? ねぇ!? PR 30分でやっていい内容じゃねぇだろ、第10話。理不尽を覚悟で観てる作品だからこそ受け入れられるが、こんなに高密度な訳分からん展開、普通はついていけない……いや、やっぱ受け入れられてないわ。 今回はなんとマリンの生い立ちにスポットが。最終的になんかいい話風にまとめられた極悪姉妹対決だが、そもそも「マリンの姉がやべぇ」っていう情報だって今回初めて明かされた話だし、普通だったら生い立ちのモノローグだけで1話分使えそうなくらいの中身を色々すっ飛ばして理不尽のわんこそばみたいな状態に。 まずもって「相手を赤ん坊にする薬」の時点でスタート地点の高度がすごいことに。いやまぁ、「対象を葉っぱにする忍術」がある世界なんだから何があってもおかしくはないのだが、一応マリンたちもびっくりしてるってことはこの世界においても脅威すぎる超技術だったのは間違いない。スタンド使いを2、3人単位で消化するレベル。そして今回マリン姉(クレジットによるとミナトというらしい)が開発した薬の恐ろしいところは、よくある「幼児化」ギミックのような暫定的な幻術ではなくがっつり「成長前に戻している」という部分。普通なら打開策として「いかにして元に戻すか」を考えればいいだけのギミックなのだが、なんと「成長速度がかなり速い」「幼児化から急成長を経た際に元の状態に戻らない可能性が高い」というおまけ付き。つまり、これって擬似的なリセットボタン。高峰さんがパンツを脱いだ時のように、人生を手軽にリセットして急激に「別な人生」の可能性を探ることができる次元がひっくり返る仕組みなのである。まー、当人たちはその部分についてあんまり気にしてなかったけども……。 そうしてこのはを無効化したミナト。赤子状態のこのはに手を焼く2人だったが、若気の至りで子を持ってしまった女子高生を演じることでなんとかさとこも「子育て」を日常にすることができ、表面上は問題を解決してみせる。「今までベッタリだったパートナーを幼児化させてママを演じる」とか、だいぶ極まった性癖に刺さってしまいそうな危険なシチュエーション。しかし、残念ながらそれを甘受する暇は与えられず。ミナトはきっちりと捕縛対象であるマリンを鹵獲(その際にパソコンやスマホをぶっ壊したのが全部マリンの機転だったとしたらマリンもすげぇな)。自らも幼児化して過去の姉妹の姿に戻り、永遠の箱庭を生きることを宣言。濃い濃い、いちいち設定が濃い。ちなみに車椅子状態だったマリンが軟禁先ではピンピンしてたのは、それこそ幼児化薬の「やり直し」の効果が顕著に現れた例だろう。これ、いくらか成分を調整したらガチで「3日前に戻れる薬」とかになるわけで、万能の治療薬になるってことなのよ。ヤベェ。 マリンを奪われ、このはも無力化。もはやさとこに残された術はない、と挫けたところに駆けつけるのは、なんと(さとこに)殺されたと思っていたロボ子の残滓。あれだけ壮絶な別れを遂げて禍根を残しまくったロボ子があっさり帰ってきちゃった展開もヤベェのよ。だってあのロボ子が帰ってきちゃったら、またこのはがおかしくなる可能性があるわけじゃん。さとこがその辺の心配してないのは、あれからずっとこのはと活動してちゃんと絆を深められた自信があるからなのだろうか。 幸か不幸か、今のロボ子にはこのはを籠絡する意志はなく、あくまでマリンのために救出劇をお膳立て。前回私がなんとなく妄想した「さとこの能力ってスタンドバトルで最強になる可能性あるってことじゃん」を早速実行しやがった。いや、マジで私はなんも知らんで書いてたんですよ。まさかこの早さで伏線回収するとは思わないじゃん。マジでなんやねんこの漫画。無駄に格好いい突入シーン、そしてスタンド使いや念能力者も滅多に見せられないくらいにバチっと決まった「そう来ると思ったぜ!」などんでん返し。「さとこ格好いい!」と一瞬思ったが、全部デザインしてるのロボ子なんだよな。……ロボ子格好いい! そうしていっぱい食わされたミナト。このまま刺客忍者同様に退場するのかと思わせておいて、そこはマリンの姉妹の情(と打算)もあって一命は取り留める。こんだけ濃いキャラが爆速退場は流石にイカレてるよな、と思ったが、よく考えれば似たような濃いキャラが片っ端から死んでる作品で何を言っても説得力はなかった。クレイジーシスターのぐるぐるお目目を見ていると、ほんとにマリンちゃんはなんでこんなにまっすぐに、心の広い子に育ったのだろうと涙が出そうである(殺し屋だけど)。この世界の「善」の成分、全てマリンが担ってるよな。 終わってみれば何事もなかったかのように日常に戻っていくが、今回あったことも全部過去の話にはなるまいて。どんどんカルマが積み重なる今作のマッドプロット、最終的にはどこに行き着くのだろうか。ちなみに個人的に一番目を引いた「こだわりプロット」は……リーダーの忍者服。サイズがあってないせいで常時さとこがエロく見えるのは作画班もこだわり過ぎでは? なんかこの作品でグッときちゃうの癪だな……第10話。でもおっちゃん単純なもんで、やっぱり別れのシーンは辛かったわ。悲しくなったら「たいそうな話になっとるけど全部畜生カエルが気まぐれでやってることやぞ」ということを思い出してグッと堪えている。 結局、突然の伏兵だった栄子の強襲から巻き返す方法は見つからず。なんとまぁ、店から追い出してシャッター閉じちゃえば追跡できなくなるとか、あまりにお手軽なワンウェイである。多分栄子は強制退出とルートのシャットアウトだけなら大してマポも使ってないだろうし、これまで5人で貯めた分はまるまる使えることになりそうだが……魔女修行としてはストック分だけでクリアってことにはならないみたいね。5人で99999、1人だったらざっと2万ということで、単純に頭割りで計算してるということに。そう考えると、5人で23000はかなりハイペースで頑張ってたってことなんやろね。 とはいえ、そうして大量のマポと拠点を手に入れた栄子がドヤ顔でやりたい放題かというと全くもってそんなことはなく、むしろますます顔は曇っていく一方。1話目で必死にみんなで応援して進路問題が解決したと思ったのに、実際はなんも前に進んでいなかったということが明らかになり、今作の底意地の悪さというか、「そこは妙にリアルなんやな」ポイントが割と容赦ない。そりゃなぁ、気合いだけで医学部の判定上がったら苦労しねぇよなぁ。魔法使ったらA判定もらえるようになるんでしょうかね。 加えて、ユイナたちを追い出した後のケロッペの様子も案の定ろくでもない。「魔女見習いのことでいちいち心痛めてたらキリがない」というスタンスに関しては、そりゃそういうもんだと言われたら受け入れるしかないのだが、「じゃぁなんで魔女見習いを育てているのか」と問われた際の「植物・ハムスター・アリの飼育みたいなもの」という返答はかなり危うい。結局、ケロッペからしたら人間などという魔力を持たない存在は本当に暇つぶしのための観察対象でしかないのかもしれない。目的意識すら希薄だとすればインキュベーターよりもタチが悪いとすらいえる(いや、あいつ以上はなかなかいねぇよ)。果たして栄子がここから何かを成すことができるのか。多分、こっちにきても虚しさが募るだけだと思うぞ。 そうして追い出された5人は、もちろんなんとか店を奪還しようと意気込むが、魔法が切れてしばらくアズが使い物にならなかったり、そもそも女子高生5人が集まったところで有効な対策など思いつかなかったり。追い出された時点で万事窮しているのでケロッペ無しではお手上げ状態だ。それでもなんとか前向きに一致団結しようと普段通りの交流を深めるが、もはやそれは別れまでのカウントダウン、悲壮さを増幅するための盛大なフリにしかなっていない。 ようやく姿を見せたアズの必死の休日プランは、少しでも前向きになろうとした彼女の小さくて大きな一歩の表れ。真っ直ぐに言いたいことがいえるようになったキョウカ市長、かつての憧れの存在との関係性が変わってきたマイ、そして一番明確に辛かった生活が好転したと報告するチョコ。それぞれの生活が魔女見習いの絆を通じて改善されていることが示され、どんどん「失ってはいけないもの」が大きくなっていく。あんなにチグハグで、ろくに同じ方向を見ていなった5人が、ここにきてようやくチームとして1つになっていく。 個人的にいいな、と思った演出は、やはり現代っ子の象徴としてフル活用されているスマホの使い方。夜のユイナ宅での諸々、お泊まり会というだけでもそれなりに団結している感じは出せるのだが、1つだけ「あー、分かるー」と思ってしまったのが「大量の分電タップを繋いで全員がひとかたまりでスマホを充電してる」カット。みんな寝てる布団は当然バラバラなんだけど、ごちゃっとかたまりで置かれた大量のスマホが、まるで円陣でも組むかのようにみっしりと詰まっている様が端的に5人の距離感を示している。 また、クライマックスとなる商店街のシーンでもスマホがフル活用されており、グループ通話を続けることで遠くて近い距離を演出し、5人で1つの連帯感を見せる。そしてそんなスマホに保存されているはずの大量の写真データ。ユイナはわざわざプリントしてお手紙としてしたためていたが、彼女たちの記憶が消える時、それに同期してスマホのデータもことごとく消え去っていく。現代人にとっての「記憶」とは、「記録」とはやはりスマホなのだ。現代人はスマホの写真データが消え、LINEの通話履歴が消えることで記憶が失われていく。もっともこの流れに抗ったのは、おそらく手書きで休日プランを練っていたアズだっただろうが、残念ながら彼女のお手製のメモも全て消え去ってしまった。 普通に考えたら、ハイおしまいとなるはずのこの状況。まぁ、アニメ的には終わるわけがないので、どういう理屈で復帰できるのか、残りの話数を見守っていきましょう。……ほんと、なんでよりによってご当地アニメを目指してる作品がこんな筋立てになるやら……。 つまり……どういうことだってばよ、第10話。サブタイトルからして前回までの仮定がひっくり返るんだろうとは思っていたが、それがまたひっくり返って? で? まぁ、多分あんまり理路整然とした話にはなってないんだろう。最終的にシアンの能力がどのようなものなのかは闇の中。というか、基本的にこの世界の「ヒーローの能力と信頼値」についての仕組みはいまだにその全てがブラックボックスなのである。この世界に生きる人々は信頼値の増減や大小をめぐって一喜一憂を繰り返しているが、果たしてどれくらいその内実に迫った上で対処しているものだろうか。 文字通り大舞台へと躍り出た「ラッキー」シアン。あれよあれよと神輿を担がれた彼女はいまいち自分の置かれてる状況がわかっておらず、晴れ舞台となるライブステージで堂々とルオについての思い出話をしてしまう。まぁ、別にそれくらいで世間が動くとも思えないのだが、何せこの世界の人たちは「信頼」に敏感。それこそ彼氏騒ぎが巻き起こるとこの世の終わりのように騒ぎ立てる愚昧な声優オタクのように。とっかかりが生まれればあとは噂が走る速度はマッハ。彼女が施設を再訪して院長に出会ってしまったことも悪影響を及ぼしたのだろうか、シアンの能力が「反転」し、自らが育った土地に不幸をばら撒くことになる。この時点で「シアンの幸福は他者の不幸を糧に成り立っている」という言説がまことしやかに流布したわけだが、今回の話だけを見るとそれが果たして正しかったのか、単なる妄言だったのかはよく分からない。実際に施設跡地でゾンビ騒動が起こったわけで、何かしらの「悪いもの」はどこかに溜まっていた。それを後付けで「恐怖因子」と名付けるわけだが、これはシアンのパーソナリティには関わらない世間一般の条理なのか、はたまたシアンのラッキーの反動から強烈に打ち出された現象だったのか。そのあたりは来週以降に恐怖因子に触れるタイミングで少しずつ掘り下げられていくのかしら。 とにかく、シアンの幸運は世の人間全ての幸運には直結していない。前回「ラッキーマン問題」についてディティールを検討したが、そもそもの能力が「絶対的幸運」でないならば、あまり能力の成果を語る意味もないのだろう。一部ではうまくいっていた要素も、別な側面を切り出せば不幸になりうる。まぁ、ある意味では人間社会の根本原理と言えるものなのかもしれない。シアンはそれを操作しているのか否か。まだしばらく答えは出ないだろう。 とにかく、なんとかして「不幸」との関係性だけでも切り捨てなければいけないシアン。かつての友と対峙し、窮地では自分に希望を託した2組の親の力が彼女の背中を後押しする。それが信頼値と呼べるものなのかは分からないが、シアンの源流は「幼き日の希望」であるという。これは言い換えれば、赤子だったにも関わらず極限状態にあったもんだからその身に余る想定外の信頼(期待というべきか)を背負ってしまったがために、あの日あの時、あの場所でラッキーシアンが爆誕したということなのだろう。死者の「信頼」が無限に続くとは思えないので、そうして生み出された「ラッキー」の化身は燃料切れならぬ「幸福切れ」を起こさぬよう、院長が聖女として祭り上げてしばらくはその絶対性を維持していたが、くだんの騒動でシアン自身が「ラッキーの担い手」の座を一度おりてしまったことで歯車が狂った。おそらく余計な揺り戻しはシアンの責任ではなく、聖女に過度な期待を寄せすぎた哀れな民草への代償。「いっぺんにまとめて借り受けられるラッキーなんてありませんよ」という、なんだか「笑ゥせぇるすまん」みたいなお話でしたとさ。 ……まぁ、幸せならばOKなんですが……恐怖因子、恐怖因子なぁ……信頼値とは別軸の概念なんだろうか。ますます世界は意味のわからんことに……。
こんなに可愛くないヘソ天見たことない、第9話。ムームーの絶妙な「可愛くなさ」は猫好きとしては由々しき問題なのだけど、不思議とそこまで悪感情にはつながらないんだよな。そこまで全部含めての宇宙人なんだろうな。 今回は改めてムームーの目的意識を確認する回であり、比較的シリアス(?)強め。そして何より桜子という少女の健気さと今どき珍しい生真面目さが印象的なお話である。人類は誰しも田舎から出てきて週6のコンビニバイトを強いられる女子大生は応援したくなりますからね(ね)。当人はあんまり接客業に向いてないことは分かってると思うんだけど、おそらく週6で入れて融通が効く上にパッと入れたバイトがコンビニだったんだろうなぁ、とか考えると色々不憫である。まー、最近のコンビニは色々と自動化も進んでるし、もしかしたら以前よりバイトとしては楽になってるのかもしれないけど……仮にどれだけ楽な仕事でも、月7万円の電気代の支払いのための労働はモチベも上がらなかろうて。 というわけで少しでも勤労意欲を養うため、ムームーには心を入れ替えてもらいたい桜子。しかし、桜子は「家電の勉強」についてそれなりに前向きなのに肝心のムームーが全くやる気を見せない。改めて確認しておくと、ムームーが地球に滞在している目的って「地球の技術力から自分たちの再起のきっかけを探りたい」→「そのためには端的な技術の集積物である家電を研究したい」→「だから桜子の家の家電を片っ端から分解して回る」だったはずなのだが、すっかり堕落してしまったムームーは必殺技の分解すらあまり見せなくなり、1年という期限を設けられていたはずなのに自堕落ざんまい。いくら桜子が焦ったところで、当の本人に危機意識がなければのれんに腕押しである。 もういっそムームーにスタンガンを……までちょっと頭をよぎったところで、狙ったかのようにムームーの尻を叩く存在が登場。待望の3匹目の猫、シベリアが参戦だ。前からオープンエンドに姿を見せていたので気になってたのよね。CVがなんと花林ちゃんなんだけど、花林ちゃんとは思えない(失礼)利発そうなキャラ。仕事は「ムームーのサポート」というなんともやりがいのないポジションだが、相棒が警視庁の現役警官というかなり便利なポジション。シベリア自身も責任感のある真っ当な性格みたいだし、普通に考えてムームーなんて放っておいてシベリアたちが技術研究に回ればいいんじゃないかという気もするが、ここまでぐだぐだでもデシマルやシベリアがムームーをせっついてるってことは、ムームー本人に何か研究に必要な素養があるってことなんでしょうかね? 今のところそんな気配はほとんどないのだが……強いていうならそれこそ分解癖くらい? あれが瞬時にできるってことは、ムームーはもともと技官とかだった可能性はあるけども。 監督役のシベリアは以前のセルフレジ騒動でも事後処理に追われており、あの出来事がやっぱりただ事ではなかったと激おこ。そりゃそうだよな。こうやって「まぁ、ギャグだからな……」といっぺん飲み込んだ事象を「ギャグで済むわけないやろ」とほっくり返してくる展開、なんかムカつくけどちょっと納得もしちゃう。この世界はムームーたちの理不尽とギリギリの常識レベルで維持されているのさ。だからその辺にFBIとかがいても許されるに違いない。多分。 シベリアの参入でムームーも多少は義務感にかられる……こともなく、どうやら地球のテレビをことさらに気に入ってしまった様子。若者のテレビ離れが進む昨今、業界は宇宙人向けの低俗な番組をガンガン増やすべきなのかもしれない。しかし、そんな無駄な時間の浪費で青春を食い潰されてはたまらない桜子とは当然衝突。この期に及んでようやく2人の間で真っ当な喧嘩が発生した。今回はどう考えてもムームーが悪いので、最終的に丸くおさまった感が出てたのはなんか釈然としないのだが……まぁ、それもこれも桜子の優しさ故のことだと一旦飲み込んでおきましょう。多分、テレビの原理をどれだけ理解したところで宇宙人たちの技術発展には役に立たないと思うけどね。 追伸:暴漢に襲われるイメージ映像の花月さんが今日も可愛かったです。
これもう事実上のゆるキャン△じゃん(だいぶ前からそうだったやろ)……第9話。ついに爺さんまで登場してしまい、大塚明夫ボイスが流れ出したことで空気感は完全にゆるキャン△に。 今回が「第2夜」ということでまだまだ続く長旅シリーズ。どんだけゆっくりやるんや、と思ったけど、内容としては相当な弾丸ツアーになってしまっているので実際にこの日程で旅行に行ったら果たして楽しめるかどうか。いや、旅行の機微なんて全然分からん奴が何を妄想しても説得力はないのだけども。たまたまなんだけど、出不精キングの私が行った事がある貴重な観光スポットの1つが黒部ダムなんですよ。ただ、あまりに幼い頃に家族旅行で1回行っただけなので記憶はほぼ無い。多分「わー、きれー」くらいは思ったはずなんだが、そもそも山育ちなもんだから「山の中のサムシング」にそこまで鮮烈な感想を抱かなかったんだろうな。歴史的な意義づけとかが理解できる今改めて行ってみたいスポットではあるんだけど(ダムカレーは食べたい)。とはいえ、年がら年中観光客で賑わってそうなメジャースポットはなかなか足が伸びにくい。今回のさつき達御一行はちゃんと満足行くツアーになったのだろうか。 そもそも富山入りする前のキャンプからして色々ハード。Aパートはほぼ華子目線で描かれていたこともあってキャンプ場での諸々はほぼ描かれず、「目を開けて寝る敷島」がハイライトだったりするのだが、これももしかしたらゆるキャンとの差別化のための措置なのかもしれない。テント立ててバーベキュー始まっちゃったら、まじで見分けがつかなくなるもんな。キャンプ要素は一応設定しつつも極力省略して、観光スポット巡りに焦点を合わせないといい加減ヤバいという判断なのだろう。 というわけでとっとと富山県に入ってからの観光地巡り。それとて次があるのであまりのんびりできなそうな雰囲気はあるのだが、果たして黒部ダムの平均滞在時間ってどんなもんなんだろう。でけぇ施設なのは間違いないが、それこそプロジェクトXを見るくらいしかやる事がなかったら……案外あっさり終わっちゃうのかしらね。今期アニメはほんとに色んなところで「旅とは?」という根源的な問題を考えさせられる事が多いわ。 そこからスキージャンプ台の見学へと場を移し、なぜか圧倒的標高を誇るはずの黒部ダムよりもこっちの方が「高さ」「でかさ」の怖さが出るという。でも確かにそうなんだろうなぁ。普段スキージャンプなんてテレビで見てるからみんなしてあっさり飛んでるように見えるけど、あんなもん、普通の判断力だったら絶対に命を無駄にする行為にしか見えないもんな。あたしゃ死ぬまでテレビで見るだけか、下から見上げるだけでいいや……。いや、観光地としては面白そうだけどね。 なんか真っ当な観光スポット紹介番組になりつつあるので、ゆるキャンから距離を取ろうとすると今度はざつ旅になっていくというジレンマ。今作の個性はもはや敷島にかかっていると言っても過言では無い。頑張れ敷島。号泣してる場合じゃないぞ!
なんかこぅ、ガチめの謎解きアドベンチャーゲームとかにしたら刺激が多そうな設定だな、と思いました、第10話。まぁ、FPSで進行するアドベンチャーは常に緊張感があるので個人的には苦手なんですが。 なんで今回のお話で「ゲームっぽいな」と思ったのかはいくつか理由がある気がするのだが、一番の要素はやはりメガネの登場だろうか。「その視界にのみ、過去(オリジナルの視界)が見えるツール」ってすごくゲームのアイテムっぽいじゃないですか。そこから得られた情報と現在との差を見極めて推理を進める、みたいな。もしかしたら過去の映像を見ながら進むアクションステージとかもあるかもしれない。 そして、「ゲーム的」というのがやや引っ掛かりとして出てきてしまうのは、「このメガネのギミックは、どこの誰が意図して置いたものなのだろう」というのが分からないからだと思われる。今回鯨井さんとヨウメイはメガネの情報を基に鯨井Bの足跡を追い、なんとか真実に辿り着こうとしたわけだが、突然過去が見えるメガネなんて、普通に考えたら「誰かがわざわざ開発して鯨井宅に置いといた」道具ではないだろう。鯨井Bのなんらかの信念(怨念?)が宿り、「2代目」たる鯨井さんにその光景を伝達しているものだと思われる(持ち主の鯨井さん以外に景色が見えないあたりにもそのことが裏付けられる)。ということは、このメガネギミックは第二九龍、ジェネテラの制作側の意図とは無関係なものということになる。ジェネテラという存在自体が謎だらけなのでその詳細については現時点であれこれ議論してもしょうがない部分ではあるのだが、ざっくり「過去の再現」を目的としたプロジェクトではあるはずで、そこに「過去の視界が見えるメガネ」は必要ないのだ。そんなものが突然出てきたのは誰にとっても想定外のはずで、「面白いギミック」であるからこそ、どうしたってそこには「世界の外の製作者」、つまりは原作者の意図ばかりが見えてしまい、世界観的な整合性よりも「ゲーム性」みたいなものを優先しているように感じてしまうわけだ。 他にも今回与えられた新情報には「お札の裏のForbidden」もあり、これもわざわざジェネテラ製作者が意図してそこらじゅうのお札1枚1枚に書いているとも思えず、いわば内部にいるキャラクター(?)たちが「普通だったら剥がさないお札を剥がす」というイレギュラーな行動に出た際のエラーメッセージみたいなものだと思われる。つまりこれも「ジェネテラ製作者の想定の外」の現象だ。そして最後にヨウメイが「外の世界」の食べ物を食べたことによる記憶の復旧。これもまた、おそらく第二九龍の意図とは別なところにある現象だと思われるため、一種のバグ技みたいな存在だと思われる。まぁ、ヨウメイのような「干渉できる部外者」の存在そのものがイレギュラーな可能性もあるのだが……。 イレギュラーだからこそ付け入る隙があるというのも分かるのだが、やはり鯨井さんたちがこれらの情報を使って探索を続ける様子は、どうしてもご都合主義的というか、「こうやって解いてほしい」という要請が優先されているようでなんとも座りが悪い。だからこそいっそのこと鯨井さんという「キャラクター」を動かすもう1段上の存在である「プレイヤー」がいた方が感覚的には納得できそうだと思ったんだろう。 さらにグエン、シャオヘイと視点は増えていき、情報がどこから入ってどう蓄積していくのかもだいぶカオスの状態。かなり煮詰まってはいるのだろうが、何をゴールとするのかも定かでないため、10話目ともなるとだんだん緊張感は高まってきた。最後まで工藤は動かないのか、それとも、彼の動きで九龍がぶっ壊れるのか。ハッピーエンドのあるお話なんですかね。
ホテルの宿泊客、列席者にテトラポッド型の宇宙人がいたのってもしかしてaiko繋がりなんだろうか? 第9話。いや、他の宇宙人に繋がりがあるかどうか知らんが。 ここまできても一切の妥協を許さない、徹底して既存の価値観をぶち壊しにくる理不尽ストリーム。その中心に置かれたのはなんとポン子のウエディング! 前回出てきた花江狸がふつーに彼氏だった。お姉ちゃんも「繁殖期」を迎えたそうなので結婚することになんらおかしな部分はないのですが、ポンスティンっていつどこで、どうやって地球に来たタヌキなんでしょうね? まぁ、ポン子たちと同じようにして母星を脱出したタヌキ星人は宇宙全土に散らばってるだろうし、それがたまたま数百年ぶりに地球で接触できたってことなんでしょうね。何はともあれ種の存続ができそうでよかったですね。地球なんて霊長類が絶滅してんのにね。 ちなみにサラッと流しかけたが普通なら流せないはずのヤチヨタンク継続状況。前回はひどく不自由そうにしていたヤチヨさんだったが、しょうがないとなればそのボディに順応してしまうわけで、タンクという足回りの頑強さをうまく活用した腰(?)の入ったパンチは今回2匹のタヌキを悶絶させるにいたった。機械のパワーで、あのマジックハンドが叩きつけられたら下手したら致命傷だよ。ちなみに、前回ヤチヨさんの手の形状を「コロ助ハンド」と書いてしまったが、コロ助はドラえもんと同じペタリハンドだったので、正しくは「ゴンスケハンド」でした。同じ藤子作品だったので勘違いしちゃった。謝罪して訂正します。……そうか、ゴンスケとは「ホテリエ」繋がりなのか……(あいついうほどホテリエか?)。 手の使い方、そして足回り、意外と順応したヤチヨさんはその状態でも通常業務くらいはこなせるようになっており、いつも通りに体の正面で手を重ねる所作をすると輪っかの部分が綺麗に重なってフォルムが美しく見える(?)。あと身長がグッと低くなってしまったので、成長したポン子との身長ギャップが楽しめるのもポイントの1つだろうか。……身長といえば、ポン子はあの通り急成長したのにフグリはフグリのまんまだったな……まだまだ謎が多いタヌキ星人。今回判明したのは「ブンブクは婿養子」くらいである。あ、あと母星での思い出ではばあちゃんとポン子が田舎道を仲良く歩く様子が描かれていたが、あんな牧歌的な風景のくせして、技術水準は地球よりはるかに高いのがタヌキどもの面倒臭いところである。進化の過程で貯め糞がなくならなかったのは残念な話。 そうこうしているうちに、懸念していた通りばあちゃんが他界。ご家族の反応からして大往生だとは思うのだが、それでも悲しいものは悲しいわけで。一度は中止しかけた結婚式だったが……まさかの葬式との合同という形で実現。この辺りの感覚が流石のアポカリ。……どうなんだろ、「冠婚葬祭」の言葉の通り、多くの文化では「婚」も「葬」重要な儀式として取り扱われることが多いだろうが、現実世界に「婚/葬」を同時に開催する文化ってあるんだろうか。人類学的にはあってもおかしくない気はするんだけど、まぁ、我々の感覚からしたら「不謹慎」とか「クレイジー」ってな印象にはなりますよね。見送りながら祝うだけなら百歩譲って理解できるとしても、式中のエンタメ要素として棺桶をフル活用するのは流石にアウトだろうよ。まぁ、「故人がそれを望んでいる」という最強の免罪符が認められるならしょうがないけど……この話のために、ばあさんのキャラをウェイ系に設定してたんでしょうかね。子狸をおんぶして子守唄を歌ってくれるだけならいいおばあちゃんだったんだけどな……。まぁ、まさに「終わりよければ」ですかね。 喜びも悲しみもないまぜに、またホテルとして1つの責任を全うした銀河楼。ヤチヨさんのボディも復元され、もはや宇宙人向けホテルとしてこれからもやっていけそうな雰囲気だが……別にそれがヤチヨさんの最大の望みってわけじゃないからなぁ……残り数話で、ヤチヨさんの身の振り方を決めることはできるのだろうか。
流石にゲスト刺客が勿体なさすぎる、第9話。これまでの連中もたいがいだったが……マジで一言のために呼ぶなよ……今後霊界配信に参加してくれるんでしょうかね。 相変わらずどこに向かってるのかよく分からないお話だが、今回はいつもの演出に輪をかけて謎のクセがあり、画を見ていてな〜んかぞわぞわするような座りの悪いシーンが多い。クセつよはシャフト作品の宿命とはいえ、シンプルな止め絵での間の見せ方ではなく、どこまで狙ってるか分からないぬるっとした動画演出のクセが出てるのがいいやら悪いやら。一番気になったのはさとこがこのはのために服を買いに行き、紙袋を手渡すところの手のさすり方。なんであんなに枚数を費やして執拗に描いたのだろう(その割に別に超絶丁寧作画って印象でもないのが不思議)。 まぁ、どんな画で描かれようとも内容は相変わらずの倫理全無視の不穏すぎるお話なのでブレてるわけじゃないんだけども。今回はAパートの忍者服調達に関しては特に血生臭い話もなく、ちょっとだけさとこ×このはの関係性を深掘りできた部分なのでなんらかの貴重な栄養素は摂取できた(今作に一番求めているものがソレなのかは定かじゃないが)。ドタバタした末に、リーダーに「託された」忍者服を見てこのはが「それでいいのだろうか」とちょっと気にかけるシーンは、一応彼女がさとこのことを考えてくれている証左である。ただ、2人がそのことをどれくらい認識してるかは分からないし、このはの単なる気まぐれと言えなくもないのだけど。ロボ子事変以来、どーしてもこの2人の関係性は気になる要素ではあり続けているので、多少なりともプラス方向への兆しが見えるとそれだけで安心しちゃうわ。 忍者服云々についてはほんとにこのはの「追われてんだから自重しろよ」が全てだと思うのだが、さとこがそんなこと気にしないってのは今更の話。……そのくせ忍者服での外出を恥ずかしがるタイミングもあるのが謎といえば謎だよな。リーダーの大切な(?)忍者服、今度はいつまで保つんでしょうか。多分百合子さんと2人分のあんな汁やあんな液体がたっぷり染み込んでるだろうから、色落ち洗浄を真っ先に選択できたさとこは賢い子だ。こういうところでちょっとずつ性癖が滲み出ちゃう百合子さんは不憫ではあるが、なんだかんだでお似合いカップルなのである。 Bパート、ここにきて今更さとこの能力の詳細を検証するという、なろうアニメの2話目みたいな展開。まぁ、結局この世界最大のイレギュラーってさとこなんだもんな。「有効範囲・制限時間・能力の強さ」などなど、スタンド図鑑みたいな状態で色々と検証しつつ、その度にさとこの危うさがチラチラ漏れ出してくるあたりがにんころクオリティ。これでもし「生きてる生物にも使用可能」だったらマジで色々アウトだった可能性。結局セミファイナルに使えなかったのは直前で使用を止めたからなのか、ガチでさとこが「死んでると思わなかっただけ」なのか。後者だったらだいぶフェイズが変わってくるぞ。あと、忍者服無しの状態だと「能力がゆっくり進行する」というのも初耳だし、グロさが段違いになるってのもエグい設定。この能力ってそういうものなの? なんかさ、最終的には逆ゴールドエクスペリエンスみたいに「この使い方すれば世界最強だった!」みたな話になったりしない? 幽霊や悪魔も効果対象の時点で、すでに存分にチートのはずだし……このはさんもよくこんな時限爆弾みたいな奴を子飼いにできたもんである。 貴重な実験、そしてマリンの貴重な犠牲の末に、「無機物であれば効果範囲は絶大」というヤな事実も判明。発動までに時間がかかるということは、逆に言えばこれを活用した時限トリックなんかも考えらえるわけで、ますます能力バトルの主人公じみてきた。たとえば都庁とかに能力を使用した場合、サイズがクソでかいから数週間とか数ヶ月後に発動して大量殺人が可能になるんだけど、流石にそんなことはしないですよね。 ほんと、この世界の基準がどこにあるかが分からない。「BUKIYA」っていう専門誌はちょっと読んでみたい。
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