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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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すごく正しい意味での水着回、第5話。昨今の萌えアニメでは、なおざりなサービス回なんてものは必要条件みたいにしてダラダラと垂れ流されるけど、この作品の場合、1つ1つのファッションや演出にいたるまで、全てのキャラに対して気を抜くことが出来ない脅迫じみた製作体勢が求められるので、何とか「アイマス」ワールドを維持しようと必死に作り込んでいることが確認出来るのは素晴らしいですね。

 今回は誰がメインということも特にない全員集合回というまとめ方になると思うのだが、前回多少冷めた視点から感想を書いた「千早のあまりに自分勝手なストイックさ」と「どうしようもない孤立感」という2つのファクターが1話またぎできちんと回収されているのに感心した。なるほど、流石にあれは1話完結で投げっぱなしにしていたわけではなかったのだね。きちんとファンの心理としても納得出来るように「多少不器用なところはあるけど、これから少しずつ近付いていければいいんだよ」という希望的な要素が見えるのはありがたかった。千早のフォローに回っているのが上から目線の経営陣や年上ではなく、春香だった、というのも微笑ましい部分ですかね。純粋に「みんなとすごすこと」が楽しいという達成感からの向上心ならば、どれだけ頑なな千早だって理解を示すことが出来るのだ。

 あとは、多分アイマスの正しい楽しみ方の1つだと思うのだが、13人のアイドル達が、どのように相互干渉し、影響し合っているかを見るのが面白い。まぁ、俗な言い方をすればカップリングの妙ですわね。今回際立っていたのは伊織・雪歩・真の3人組と、響・高音の謎コンビ。大人組に属するあずさ・律子、それにフィジカル馬鹿の真・響セットあたりだろうか。個人的に大のお気に入りなのは、響と高音。高音は内面的な心情が一切分からない謎キャラなのだが、その謎が少しずつ解体されていくどこか、むしろ大食いキャラだの何だのとどんどん追加されてカオスっぷりが増しているのが面白い。そして、いつでもどこでも元気印で見ていて気持ちがいい響と絡むことで、手軽なギャグとして処理されるのである。まぁ、個人的に響が好き、っていうのもあるんですけど。

 そして、カップリングというか、ユニット活動としていよいよ登場したのだが、あの話題沸騰の竜宮小町である。さて、これからファンを巻き込みつつどのような展開を見せることになるのか……気になりますなぁ。

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今週も壮絶元気! 第6話。やっぱりアリスちゃんだなー。ガンガンしゃべってキンキン喚いて、思わず「うるせえ!」って言っちゃうくらいのかっ飛ばしっぷりがたまらんなー。もう、麻薬レベルですわ。

 そして、今週はノーマル・デフォルメともにやたらと可愛らしいカットが多くて、もうどのシーンが良かったとか具体的にピックアップ出来ないレベル。誰の仕事かと思ったら、作監は伊藤郁子なんですな。ほんと、いい仕事してくれるなぁ。特にアリスのぶわっと贅沢に広がった金髪や切れ長の目のディティールが実に見事で、豪奢な衣装とも相まって、これ以上ないくらいの眼福でした。今んところこれがベストエピソードだなぁ。デフォルメ絵になったときのカミーユ姉さまの適当な造形も地味に笑いどころですよ。

 さて、今回も衣装のお話で、メインテーマとなるのはタイトルにもある「クリノリン」という聞き慣れないツールである。馴染みがないけど「スカートをぶわってさせるための骨組み」っていわれると何となく想像がつく程度のもので、気になったからwikiってみたら、短い文中に「巨大化」っていう言葉が何回も出てきていてちょっと笑った。確かに、あの舞台装置みたいなものを「下着」っていう時点で既に抵抗があるし、日本人の衣装文化からしたら、「仮装大賞」でも開かない限りはあまり出てこないレベルの代物だろう。「クリノリンが引っかかって転倒したり、暖炉などの火がスカートに引火して火傷をしたりという事故が多発することになった。一説に年間3000人の人間がクリノリンによる事故で死亡し、20000人の人間が事故にあったと言われる」(Wikiより)って、やめとけやめとけ、そんなもん。こんにゃくゼリーより圧倒的に危ないがな。ほんと、流行ってのは意味が分からないな。

 で、そんな妙なツールを扱っているので、今回も綺麗に日仏の対比が現れている。必死に「鳥籠」をまとって不自由に歩く湯音と、普段は締め付ける一方の腰の部分に布を巻いて寸胴にしてから着物を着るアリス。湯音はアニメキャラみたいな(?)アンバランスな容姿になり、アリスは完全に夏の一夜に来日した勘違い外国人の様相。ん、まぁ、適材適所ですわな。最近のアニメなら間違い無く触れているであろう「アリスの服を着たら湯音は胸のところがだぼだぼ」というネタも、この作品は華麗にスルーである。まぁ、今回のお話で初めて「あ、アリスってそこそこ胸があったんだ。あおちゃん声だから気づかなかったわ」とかいう状態ですけど(実際はあおちゃん自身は意外にごにょごにょ)。

 そして、そんな「鳥籠」に引っかけて、淑女の代表であるカミーユ姉さまのちょっとした憂いも臭わせているあたりがそつのない脚本構成。どうやらクロードとの間に過去の因縁みたいなものがあるようだが、自由奔放に振る舞うアリスとは対比的に、カミーユは名家という鳥籠に囚われつつ、そのことを妹に見せまいと必死に取り繕っている様子がある。そのあたりのわだかまりが、このアニメのクライマックスに持ってこられるのかしら? 出来たらあまり湿っぽい話は見たくないのであるが、多分湯音なら何か心暖まる決着を用意してくれるに違いない。ゆっくり待つことにしましょう。

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 歯磨きってあんな角度であんな風にやるものだっけ? 第5話。我が家の場合、本当に小さい時は寝っ転がって親がやってくれた気がする。いや、正直言うとあんまり覚えてないんだけど……みんな、歯はちゃんと磨こうね!(切実)

 今回のトピックスは大きく分けて2つ。1つ目は、ついに面会が叶って初登場のりんの実母、吉井正子さん。先週の引きからドキドキしていたのだが、さぁ、難しいキャラクターが出てきたぞ。これで本当にりんに興味がないだけの駄目な女が出てきたりとか、りんに会えなくて涙を流すような必死な女性が出てきたら話は簡単なのだが、そんな漫画みたいなキャラクターが出てくることはなかった(漫画なのに)。吉井正子は、確かにどこかズレたところのある人物ではあるが、それは、ダイキチが初見で判断出来るような、分かりやすいものではなかったのだ。

 りんを手放したことについては、特にこだわりがあるようには見えない。本人がいうように「母親であるべきでなかった」という理由付けは既に数年前に済んでおり、今更「子供を捨てた」と言われても、他人と相談して放棄した母親像を責め立てられても知ったことではない。しかし、いわゆる常識、モラルが無いというわけではないので、娘が元気でいると聞けば嬉しいし、当然娘には幸せになって欲しいとも思っている。誰もが、近所の知り合いの子供や、親戚の子供にはそうした感情を抱くのであるし、自分の人生に面倒を引き起こした憎悪の対象などにはなっていない。あくまで「母親であること」「自分と繋がった人生であること」を放棄しただけであり、正子は意識的に「それ以上の関わりを持ってはならない」という自戒を維持している。彼女の中では、今現在の関係性が、完璧に出来上がったものとして成立しているのだ。

 大吉も、そうした正子の「普通の部分」は短い会話で理解した。しかし、その上で、自分が想像していた「母親像」とは違っている部分が納得出来ないのも事実。「お腹を痛めた子供」であるなら、もっと愛情を持つべきであるというのが、古くから教えられている典型的「母親像」であり、複雑な事情は理解しながらも、そうした「良い人物」を期待してしまうのも、常識人ならば仕方がない。結局、2人の意識のズレは、正子の人生遍歴によってもたらされたものであり、どちらが正しいとか、間違っているという類のものでもないのである。

 この絶妙に「正しくない」スタンスの吉井正子というキャラクターだが、非常に安易な見方をすると、実は現代の「母親像」としては1つの形としてありそうな気もするのだ。よく言われることとして「子供が生まれれば親は親として成長していく」という慣習があるが、実際には、多分そんなことはないのだと思う。もちろん、子育てをしていく上で培われる経験や、養われる人間性があるのは事実だろうが、それだけで全てが決まるはずもない。実際のところ、これまでの日本の生活様式では、子供が出来れば確実にその祖父母との関わりというものが生まれ、周りの子持ちの先輩との関係が生まれ、そういった先人達との接触で、初めて得られるものもあったはずなのだ。

 しかし、今の日本の生活スタイルでは、そうした人と人との自然な繋がりは薄い。実際、正子は大吉の祖父との関係性だけが子育てをする上での繋がりであり、その中で想定されたりんとの関係性が「断絶」だったのである。そんな状態で、通常通りの母性を養え、というのも無体な要求であるような気がするのだ。「母性」というよりも「親の在り方」のレベルで、今の社会は確実に変質しており、諸々の社会問題も、そうした変化の過程で生まれる歪みではないかと、そう思ってみれば、まだ鹿賀家の問題はそこまでおかしなものではないのかもしれない。

 とまぁ、色々と考えてはみたものの、1つだけ確実なのは、大吉はりんのことを考えているし、正子も同様に考えてあげられるだけの能力を持っていたということ。これまでのお話は「大吉とりん」という大人と子供による子供の話だったわけだが、今回は大人と大人による、子供の話。2人の大人がきちんと考えてあげられるのだから、りんの将来は、多分心配ないのだろう。毎回よく分からないところで変なところを刺されるこの作品だが、今回は正子との別れ際の大吉の台詞、「俺はりんにとっての一番を考えます」っていう台詞が、突然涙腺に来た。大吉の台詞って、本当に裏が無くて真っ直ぐなんだよなぁ。

 そして、そんなまっすぐな大吉とりんのいつも通りのコミュニケーションが、2つ目のトピックである。すっかり関係性が固まった「親子じゃない」2人。大吉はりんを「子供扱い」するのは当然のことなのだが、要所要所でちゃんと「鹿賀りん」として見てくれているのがすごく良い。冒頭の朝食を用意するシーンでは、自然に棚の上のボウルを取った後に「頼む」と一言。りんに「してあげる」のではなく、りんに「お願いする」立場でのコミュニケーションだ。そうしてちゃんと見てあげているからこそ、りんは自分で考えて、決断するだけの自我を獲得している。大吉との養子縁組をサラリと拒否し、「鹿賀りん」という名前が大事だ、という主張も自然に出来るし、大吉の感情の変化をみて、「だっこしてあげればよかった」という気遣いだって出来る。「りんに考えてもらう」ことを望んでいた大吉からすれば、そうして平然と期待通りの振る舞いをしてくれたりんを見て、涙腺が緩むのも仕方ないことだろう。まぁ、実際のところ、大吉を「お父さん」とは見られないわなぁ。「じいさんの子供」っていう意味では対等だしなぁ。

 ……本当に、Cパートのりんの愛らしさがたまらんなぁ。なんか作画が独特だったけど。今回の、すごく小さい萌えポイント。大吉が歯磨きしようとして「もうちょい上(向いて)」って言ったときのりんの「あい」っていう返事。りんはすごく良い返事が出来る子です。あと、幼稚園のお遊戯の様子はダイレクトに可愛かったです。あぁもう……

 あと、吉井正子役が坂本真綾だったのも個人的にはミドルヒット。真綾って、役者としてみると「すごく上手い」っていう人じゃないんだけど(歌い手としては別格)、独特の「現実感の薄さ」というか「どこか魂が抜けてるっぽさ」みたいな感じが、ハマると凄く面白い役になるんですよ。「ホスト部」のハルヒとか「SOUL EATER」のクロナとか。今回の正子役も、どこか現実感が薄くて、それでいて人間的に放っておけない感じなんかが、すごく良い味になってる。これは良いキャスティングだ。

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  あれ? 豆じいの息子さんは? 第19話。なんだよ、あれだけの衝撃(主に巴さんの)を伴って明らかになった事実なのに、その後のネタはないのか。見たかったのになぁ、若い豆じい。ひょっとしたら息子さんは班長大槻みたいなガタイのいいおっさんだったりしてな(声の遺伝的に)。

 先日修学旅行に行ったばかりだと思っていたのに、緒花たちの学校はあっという間に文化祭シーズンを迎えた。以前から「よく分からんけど今時の若者にしちゃテンションの高い奴らだな……」と思っていたクラスメイトたちは、案の定イベント間近で大はしゃぎである。そして、この手の作品で女子高生が開く模擬店といえば、メイド喫茶と相場が決まっているのだ(次点でお化け屋敷)。一応、このクラスには学年のプリンセスこと結名がいるために「姫カフェ」という名前にはなっているが、姫カフェってのは姫が給仕してくれるカフェのことであって、厨房で姫が調理するカフェではない気がする。民子は今のポジションで不満がないみたいだからいいんだけどさ……ほんと、料理が絡むと真面目を通り越してちょっとおかしいレベルの娘よね。

 しかし、「チーム喜翠荘」がイベントに参加して、もめ事が起こらないはずがなかった。本番間近に控えた教室で、猛る民子、キョドる菜子。……あれ? 珍しく我らが緒花ちゃんはトラブルの中心にいませんね。もう、気持ちの悪い夢を見るだけで充分にお仕事を果たしたということなんでしょうか。孝ちゃんは本当にネタ要員以外の何ものでもなくなってしまったなぁ。徹が中途半端にイケメン風のヘタレだから、孝一が出てきてもキャラがどっか被ってる気すらするし。もう、いっそ本当に転校してきて一緒に姫カフェやったらいいのに。

 さておき、とにかく今回のトラブルの中心は緒花じゃない。そして意外にも、結名でもない。菜子と民子が、それぞれ別の教室の別なテンションで、それぞれに問題を抱えているのだ。と言っても、菜子の方は大した問題じゃないけど。前回の一件で多少は物事に自信が持てるようになった(気がする)菜子は、文化祭の委員を任されている。そして、緒花のクラスとは対照的に、菜子のクラスは文化祭とか面倒だから極力楽に済ませたい現代っ子気質。結局、クラスの俊才を利用して半分サボりとすら思えるなおざりな展示会でお茶を濁すことになっており、菜子はそんな俊才と一緒に展示の準備だ。そして、才能がある人間ってのは、どこか変わってる人間が多いのも事実でして。うーん、確かにそれはオムライスじゃなくて……でも道路でもなくて……頑張れ菜子! 喜翠荘にいる人間なら、卓越して人智を越えちゃった言語センスが備わっているはずなんだ! グルグルお目々が実に可愛らしいぞ!

 そして、より深刻なのが民子の献立計画の方。実は修学旅行の時の告白タイムが伏線……というか問題として尾を引いていて、あのときに民子がフッた男に懸想している女子が、厨房チームに紛れ込んでいた模様。そして、正直ついていけないオムライス騒動である。まぁ、誰が見ても民子の方に分があるよなぁ。オムライスさんの方の言い分はよく分からんしなぁ。自分が惚れた男をふっといたくせに、その上メニューから得意料理を削るとは何事だ、って、どんないちゃもんだよ。どう考えてもレンジとホットプレートじゃオムライスはきつかろうて(いや、サバはいいのか、って意見もあるが)。普段は堅物の民子がトラブルの原因になってることも多いけど、今回ばかりは民子に非はない。まぁ、ちょっと突っ走り過ぎの感はあるけど、クラスの人間だって民子に任せている時点である程度は覚悟していたことだろう。実際、あの子が教室を飛び出した後も、困り顔で民子の周りを取り巻いていた連中もいるわけで、全部が全部民子の敵、って状態でもなさそう。うーむ、女子高生って面倒くせぇな。

 ま、なんやかんや言ってこれまで巻き起こってきた数々のトラブルと比べたら些細な事件である。今後、格段に鬱陶しくなった縁を巴さんがどのように扱うのか、という問題と同じくらいの比重で見守っていくことにしよう。そして、豆じいの息子の正体とは? 次週に続く!(?)

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 中島みゆきは何でOK出したんだ……第19話。あ、それが言いたかっただけです。ただ漫然と見ているこの作品だけど、こういう飛び道具の使い方が時たま卑怯である。今度俺も不真面目さを責められた時はBGMを「ヘッドライト・テールライト」にすればなんかシリアスになってごまかせそうな気がしてきた。

 あと、毎週楽しみにしているエンディングの合唱曲大全集ね。今週は男性パートの格好良さが中学生レベルを越える名曲、「野生の馬」。基本的に女性の高音が看板になりがちな学生合唱の中で、この曲の迫力は男の力が物を言うので、お気に入りでした。まぁ、私の場合は当時から声が甲高かったおかげでソプラノまがいのテノールでしたが……でもなぁ、せっかくなら佐咲紗花とかのきちんとした歌い手クラスのボーカルで聞きたかったなぁ。

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  「めしばな刑事タチバナ」ってご存じですか? この質問に、ここの閲覧者の何割がYesと答えるのかは分かりませんが……まぁ、漫画なんですけど。知らない人はググって下さい。そして、どこか某所で、「めしの話がめしばなだったら、声優の話でこえばな刑事ってのが出来る」っていう話になったんですよ(どことは言いませんが)。…………じゃぁやるしかないじゃない!(CV:やっぱりミズハス)

 構想2時間、執筆1時間でSSに初挑戦だよ。改行の仕方とか擬音の使い方とか、SSの勘どころはよく分からないし、みにくいのは仕様だよ。コンセプトありきだからネタは適当だよ。世の中やったもん勝ちだよ。ムシャクシャしてやったよ。今は後悔してるよ(浪費した時間的に)。

 基本登場人物はタチバナさんと部下の五島君だけです。

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 名越アナは、この仕事が将来的に黒歴史になったりするのかな……もう、いっそ局を飛び出して声優目指せばワンチャンスある気がするよ。コネは出来たんだし、キャラ立ってるし。そしていよいよ残る県は11県。未だに広島や沖縄あたりが残っているのが少し意外ですね。

 【山形】【千葉】【東京】【神奈川】

 【岐阜】【和歌山】【広島】

 【香川】【徳島】【長崎】【沖縄】

 

 #35「滋賀犬忍法帳」 (CV:間宮くるみ)

 鹿児島の例があるからひょっとしたら琵琶湖の化身とかで攻めてくるんじゃないかと思っていた滋賀県だったが、残念ながらそんな無体なことにはならず、近江の国は甲賀忍者の化身として現れた。ちなみにライバル(?)の伊賀は既に三重県が使われているために存在しないぞ。そして中の人は、この人が滋賀県出身とは知らなかった、間宮くるみ。一言しゃべるだけで空気を変えてしまう、本当に声優になるために生まれてきたような声の持ち主。トリッキーなキャラクターものだろうがとにかく違和感を無くして溶け込めるのは流石。

 さて、ジャパニーズマジシャン、忍者といえば、チート級になんでも出来てしまう万能の存在として各種RPGやアクションゲームなどでもお馴染みだが、この世界においても忍者は万能。みんなで遊ぼうと思って集まった愛知たちが相談していると、突如煙を噴き上げて瞬間移動してくるという唯一無二の特技を披露し、一体何を見せてくれるのかという期待が高まる。みんなでやる遊びは「かくれんぼ」であり、隠密活動は忍者の真骨頂! これはすげぇものが見られるぜ……と期待したものの、致命的な欠点として、忍者はじゃんけんに弱かった……結果、まったく忍者のスキルが使えない鬼の役を任された滋賀は、寂しく「もーいーかーい」と訴えるのでありました。めでたしめでたし。

 相変わらず期待のシナリオから半分ずらして腰砕けにする見事なお話。しかし、今回はなんと言っても衝撃のシーンが一番印象に残っているはずだ。それはもちろん、「おまえら、じゃんけんって……」。いやぁ、あんな細腕でまさかじゃんけんが出来るとは思ってもみませんでした……って、いやいや、無茶だろ。これまで30話以上もかけて培ってきたキャラ造形が無茶苦茶だよ! もうこいつら何でもありだよ! いやぁ、気持ち悪い。こうして色々とメタモルフォーゼが可能であることを考えると、7話で愛知と福岡が妄想していた「夢の自分像」も、あながち冗談とも思えなくなってきたな……

 そういえば、今回3人が遊ぼうとしていたのは「かくれんぼ」だが、愛知と山梨は21話でもかくれんぼをやってましたな。流石に2人では遊ばないだろうから、あのときも福岡とか静岡あたりが一緒に遊んでたのかな? こうしてみると、福岡も思ったよりはインドア一辺倒ではないようである。

 

 #36「栃木犬100%」 (CV:緑川光)

 関東圏も随分埋まってきました、栃木県。こちらの予想では絶対に餃子で来ると思っていたが……予想と違い、とちおとめで有名な苺の化身となった。例によって県別の苺出荷量を調べてみると、栃木は2位を倍近く突き放して文句なしの日本一。これなら文句はありませんね。ちなみに、2位は意外にも福岡で、そこから4位までは九州勢が占拠している。北関東もそこそこの量みたいだけど、こういう2極化が起こっている農産物も珍しいかも。

 そして、可愛らしい苺の化身ならばそれこそ茅原実里とか、可愛らしい声を用意すりゃ良かった気もするのだが、何故か中の人はグリリバ先輩こと緑川光である。確かに栃木声優としては割とステータスがあったりするのだが、愛らしい外見にストレートなイケメンボイスというギャップはなかなか強烈。このアニメも後半になってぐっと男性キャラが増えてきたなぁ。

 で、本編であるが、本作では安心のグロバットエンドである。女たらし風の栃木の周りに突如キャピキャピした女の子達(愛知・山梨・愛媛)が現れ、ちやほやされ始めたかと思ったら、よってたかって巨大なミキサーの前に連れ出され、「第1回・新鮮いちごジュース争奪戦」が開催される。「ビタミンたっぷりずら〜!」「女子力アゲアゲ↑だがね〜!」と、周りの女子達はテンション最高潮。ただ、栃木目線から考えて、突然ミキサーに放り込まれる展開はどう考えても鬱エンドなわけで……「ミキサーは嫌だっぺよ〜!」と必死の抵抗。そもそもアイキャッチを見ると他の県と違って食べられるのは嫌なタイプのキャラみたいだし。でもまぁ、男女の差があるとはいえ、3対1の状態から逃れられたとは思えないけど……

 さて、当然の突っ込みどころとしては、「ビタミンたっぷり」の苺ジュースを狙っているのが、総菜一匹と果物二匹であるという点。ぶどうとミカンがよってたかって苺の奪い合いっていう時点で、どこかおかしい。ビタミンだったらお前等も負けないだろうが。加えて、巨大ミキサーに栃木一匹放り込んだら、結構な量のジュースになる気がするのだが、それをわざわざ「争奪戦」するというのも業が深い。1人しかのめない量になるのか? いや、2話の愛媛ジュースを考えれば、流石にいちご1体を生け贄に捧げればジュース3杯分くらいは召喚出来そうな気がするが……うん、考えるだけ無駄だったな。

 それにしても、この世界の倫理道徳というのは相変わらず謎である。何しろ、これまで作中唯一の良心だと思われた山梨が、こうも簡単に殺人()計画に荷担してしまったのだから。しかも栃木を引っかけた言葉が「ちょっと時間あるずら〜?」って、いや、終わりますがな、時間云々じゃなくて人生に幕引きですがな。どんだけ軽いんですか。確かに山梨は自分が食べられることにあまり抵抗がないキャラだったけど、それを嫌がる他人に押しつけるのはどうかと思います……そして愛媛は30話に続いての前科2犯。相手が自分と同じ果物だと容赦無くなるな、こいつ。愛知に至っては……もう、何人の命を奪ったか分かりませんな。いや、自分もすでに2回くらい死んでるんだけどさ。怖すぎるよ、この世界!


 

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 デートと巨悪と、第19話。さぁ、ここに来てシナリオもフル回転。予定通りの盛り上がりを見せております。ここまでベタだけで構成されてきた本作ですが、ようやく、多少は捻っておかなきゃな、っていうくらいの展開でしょうかね。まぁ、大方の予想通りではあるんですけど。

 後半パートのことを置いておくと、もう、この作品的には「虎鉄とバーナビーの初デート」っていうのがでかいトピックスなんでしょうね。当方、そういう見方は全く理解出来ないし、そういう風に見るのはあまり快く思わない人間なんですが、今回の演出方向はあまりに露骨。多分、そっち方面に明るい方々にとってはうひゃーな展開だったに違いない。クリスマスに2人でレジャー施設に出かけて、仲良く写真を撮る(未遂)とかペアのお土産品を買うとか、冷静に考えたら狙ってるとか以前に気持ち悪いくらいですがな。どれだけ仲が良くてチームメイトだとしても、おっさんとお揃いのピンバッジとかもらっても嬉しくないだろうに。

 黙って動いてりゃまだ意識せずにすんだかもしれないが、虎鉄の台詞が「せっかく2人で来た想い出なんだから」って、そのスケート場、近所の施設とちゃうんかい。普段から色んなところに2人で行ってるんとちゃうんかい。何を妙なところでお茶目心出しとんねん、おっさん。更にそれに対するバーナビーの返答が、単に「いりません」だったら構わないのに、「これからいくらでも想い出なんて作れるでしょう」って、流石にデレ状態だとしてもおかしいだろう。普通のラノベ作品風にリライトしたら「べっ、別にいらないわよ! だって、想い出なんてこれから二人でたくさん作りたいんだから……」ってことでしょ。キモいよバーナビー。登場シーンがレイプ目だったし、言ってること無茶苦茶だし、悪役から本当にやられたい放題だし……ほんとにヒーロー向きのキャラじゃねぇなぁ。

 それに比べると、虎鉄はいつでも空気を読まないキャラなので、妙な行動に出ても一応許容範囲ではある。わざわざ実家に電話するときに虎の乗り物に乗ってる姿とか、やっぱり愛らしいじゃないですか。そして、偶々電話を聞かれてしまったために起こったバーナビーとの確執。確かになかなか本当のことを話してくれない虎鉄にも問題はあるんだろうけど、今回の態度はバーナビーがわがまますぎた。自分が追いつめられてるからって、他人に何を言ってもいいってわけじゃないんだから。虎鉄さんがとっさに手を出しちゃうのも仕方ないと思う。あのシーンで続けて格好良い台詞でバーナビーを説得出来てれば虎鉄さんも真のヒーローといえたのだろうが……キョドっちゃうからなぁ。

 とまぁ、2人の関係性も一筋縄ではいかないわけですが、この作品の本筋としては、ついに巨悪の正体が明らかになったことが一大事なわけですよ。綺麗に予想通りだったおかげで特に衝撃はなかったわけだが、じわじわとバーナビーにまとわりつくようなマーベリックの不気味な見せ方はなかなかのもの。これまでの「善人」としての顔の時と口調も表情も全く変わらず、物腰柔らかなままなのに、語る言葉を入れ替えるだけで、スッとダークサイドに移動してしまう悪辣さが綺麗に決まっている。ジェイクみたいなシンプルで粗暴な悪役も突き抜けると楽しいけど、こういう底が見えないキャラの方が、やっぱり期待感が高まるな。

 こうして改めてキャラクターがピックアップされると、今度は中の人が気になり出すのが性分。マーベリックの中の人はじわっとしみ出す渋さが売りの福田信昭氏という役者さん。吹き替えメインの人らしいのでアニメではあんまり聴けない人かもしれないが、経歴をチェックすると、例えば「幽遊白書」では室田をやっていたり……って、知らんがな! 今後は気にしたいお名前ですな。

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8月5日 ドラフト模様(NPH,MBS,SOM

ピック順 【Metallica】→【Alessi】→【Serra】→【Thraxi】→【Mei】→【Sangriter

 今回の冒頭部分は、身内に向けての夏の予定調整でございます。金曜開催が通例となっておりますドラフトイベント、来週(8/12)は、某所で開催される夏の致死イベントに【Metallica】が参加予定のため、他の面子がフル集合した場合のみ開催予定です。三宮の旦那は来てくれるらしいですが、他の面々も何かと予定がある時期ですので、不参加になる場合は早めの連絡をお願いします。そして翌週(8/19)は私が実家に帰省しているので不成立、更に翌週(8/26)についても開催は微妙な状態。こちらは改めて成立しそうなときには連絡します。以上、「もう暇なら一人でカラオケでも行ってればいいじゃん」でお馴染みになった某所からの連絡でした。ヒトカラ、結局行く勇気が湧きません。子門真人ばりの美声で「ギンガマン」が熱唱できたらいいのに。

 補足ですが、今回はせっかく必死に計算した戦績表をどっかに忘れてきてしまったらしいので、虚ろな記憶をもとに再現したものを採用しています(よって取得セット数はデータに含まれておりません)。間違っている場合にはお知らせ手頂けるとたすかります。

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Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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