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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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エローーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!! 第8話。駄目だこのアニメ、駄目だこのスタッフ、駄目だこの国! もう、今シリーズはこれがやりたかっただけなんだろ! そうなんだろ! そうなんだろ? 操縦不可能なんだろ? 野放しだろ?

 というわけで、ある意味最も濃密でありながら、ある意味最も中身のないとんでもない回になりました。せっかく前回でエピソードが一段落してサブタイトルが変わったというのに、せっかく阿良々木さんが「最後のエピソードである」なんて意味深なモノローグを入れてくれたというのに、肝心の月火ちゃんはほとんど登場せず、エンドレスで火憐ちゃんの方ばかりがピックアップされるという仕打ち。しかもやってることといえば破廉恥行為と破廉恥発言ばかり。なんだこのアニメ。もうBPOが出撃しても仕方ないと思うぞ!

 しかし、この作品が始まってからというもの、オウムのように「中身が無い」「シナリオが薄い」と繰り返している。実際に中身の薄さはどれだけ演出で彩ろうともごまかせない部分だろうし、「尺稼ぎ」と言われても仕方ない部分は多いだろう。そして、今回はその「薄さ」でいうなら最たるものである。しかし、ここまで志がはっきりすると、もう文句も言えなくなってしまう。世にアニメと呼ばれるもの多々あれど、有言実行で5分以上も延々歯磨きを続けるアニメがかつて存在していただろうか。妹と乳繰りあうだけで30分終わってしまうアニメが、かつてあっただろうか。そしてこのアニメは、「日常系」ではないのだ。「刺激的な歯磨き」をお届けしなければならないのだ。お届けしちゃったのだ。「これがやりたかったんだ」と言われたら、どれだけシナリオが進まなくとも、文句のいいようがないではないか。世界初の「歯磨きアニメ」として、前人未踏の地を開拓した今回のエピソードは、誰がなんと言おうと、忘れることのない1話になるだろう。

 演出についてはいつもの通りと言ってしまえばそれまでだが、信じられないくらいに官能的にえがかれた歯磨きシーンがやはり白眉。これはもう、阿良々木さんじゃなくても悶々とせずにいられない。下手なエロアニメよりよっぽどエロい。これってひょっとして革命的な発見なんじゃなかろうか。人体で最もエロい部位は、乳首なんかじゃなくて「歯」だったという。チャレンジしすぎだろう。いや、口内描写メインのエロ漫画なんかは割とあったりするんだけどさ。懇切丁寧に「エロさ」の説明をされてしまうと、これはこれでこっぱずかしい。そして、解説している阿良々木さんも恥ずかしかろうが、やっぱり火憐ちゃんの方が恥ずかしいに決まっている。というか、中の人の恥ずかしさがミラクルスマッシュである。「あえぎ声のような」じゃねぇよ、あえぎ声だよ。キタエリの迷い無きあえぎ声だよ。口開きっぱなしだから若干トロ顔風だよ。すみません、どなたかこの回のアフレコ現場を撮影した映像とか持ってないでしょうか。200万までなら出します(持ってないけど)。

 いかん、冷静になれ。今回から主役は火憐ちゃんではなくて月火ちゃんの方だ。オープニングだって新作に切り替わり、冒頭の「はぁどっこい!」で全部持って行かれた。ゆかち、最近少しずつ歌唱スキルも鍛えているし、今回の歌はなかなか雰囲気もマッチしていて素敵だ。本当にこのシリーズのオープニング楽曲にはハズレが無いなあ。まぁ、今回の話を見てもまだ月火ちゃんのキャラクターが掴みきれてなかったりするんだけど……まだ話数は残ってるんだし、そのうち見えてくる部分もあるんでしょう。今回見せてくれた軽快なディズニー走りも楽しかったけどね。

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 去年もやってましたこの企画、今年も一応やっておきたいと思います。「声グラ」の毎年恒例の付録である「声優名鑑」の差分チェックです(昨年度版はリンク参照)。発売日からずいぶん時間が経ってしまったんですが、単に存在を忘れていただけです。近所の書店がつぶれてしまってからというもの、雑誌のチェックはかなりおろそかになってしまったもので。

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ほら! やっぱりエンディングで全部ぶっとんだ! 第7話。視聴中は色々と考えてるのに……エンディング見ると全部忘れちゃうんだよ。しかし相変わらずぴかしゃは歌がうますぎるな。きれいなデュエットでしたよ。

 さて、今週も可愛かったですね。あなたにとって1番可愛かったのは誰ですか? 1,凛々蝶様 2,かるたちゃん 3,野ばらさん 4,ちのちゃん 5,卍里 6,ウサギ。大穴で6番……いや、個人的にはやっぱり1番かなぁ。1番から2と5に流す感じで。とにかく全員愛嬌たっぷりなんですわ。こういう群像劇っぽい構成になると、賑々しさもよく出て素敵だなぁ。

 まずはけいおんメインボーカル2人を要する野ばら組。怪異が発動したときに野ばらさんが真っ先に救ったのは愛しのちのちゃん。そりゃま、より戦闘力の低い方を優先して守るのは当然なのかもしれないけど、おまえさんは誰のSSなんだ、ということを小一時間。別に連勝も気にしてないみたいだからいいけどさぁ。あんな百合百合しい部屋に一緒に寝泊まりしてもぴくりともしない連勝さんマジ不能。ただ、それ以前に野ばらさんの変態レベルがどの程度のものなのかが気になりますけどね。ちのちゃんはずっと妖館に住んでいるわけで、今までもずっといたずらするチャンスはあったはずなんだけど、結局野ばらさんはちのちゃんとか凛々蝶に手は出してないんだよね。妄想するだけして手は出さない正しい紳士なのかもしれない。ちのちゃんのデフォルメバージョンは平沢さんちの娘さんに見えて仕方ないですね。

 百合百合しい面子とは対照的に野郎2人で隔離されたのは狸兎コンビ。卍里は本当に愛くるしいね。単なるバカなんだけどさ。ウサギのテンションはいついかなるときもあんな感じなのかしら。そして、無駄にハイテンションなコンビのことなど一切眼中にないのは一人きりで隔離されてしまったかるたちゃん。前回がメイン回だったので今回はそこまで前に出てこないかと思ったのだが、台詞は無くとも存在感は抜群。次々繰り出される食材をことごとく調理し、無駄なセレブ感を演出。いざ食べる段になったら卍里のピンチを第六感で察知し、今回一番のハイパーアクションであっさりと結界の間を飛び越えた。やっぱりがしゃどくろは強いなぁ。でも、多分燃費がすごく悪いんだろうなぁ。何はともあれ可愛いなぁ。

 そして最後は、たっぷりの尺でいちゃいちゃしてくれやがったメインの2人というわけですよ。考えてみりゃ、凛々蝶様はここ数話の間ずっと「どうやってお礼をするか」だけを考え続けているんだな。プリキュアやらサザエさんだったら確実に1話で片付く問題だと思うのだが、この作品の場合には「ツンしゅん」が主人公なので、単に一言お礼をいうのにもいくつもの障壁が立ちはだかる。今回の件で凛々蝶様はノルマをクリア出来たと思っているのかどうか……もういいじゃんね、双熾は充分満足しているんだから。幼女と密室に2人きりな状態で、風呂を勧めたりベッドを勧めたり、事情を知らない人間からみたら双熾はやましさ満点の変態野郎にしかみえないところなのだが、その状態から悶々とするのが男でなくて女の子の方だけ、というのがこの作品の特異なところ。現役女子高生が「これだから思春期は!」って自戒するシーンってのはなかなか見られないと思いますよ。凛々蝶様が一人で悶々としているおかげで、里奈ちゃんの息芝居がたっぷりと楽しめるのが実にありがたいです。1クールどころか2クールくらいかけてゆっくりツンの部分を解消していってほしいもんですね。

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 声で人が殺せる声優能登麻美子、第3話。あれだけのことをされたらチョコラータ先生ですら興味を持つレベル。

 カガリの一件はなんだかすっきりしないままに片がついたマトの周り。ヨミは気兼ねなく学校で笑顔を見せられるようになり、当面の問題が片付いたマトは部活へ。最近の花澤キャラはよくバスケをするのである。しかし、あの異世界での動きは穏やかになったわけではなく、ブラックロックシューターは次なるフィールドへと歩を進めている。大量の少女を「育成」する巨大角の女性。今度の相手は、謎の赤目だ。

 メインの敵だと思われていたカガリを打倒してしまって次はどこへ向かうのかと思ったら、どうやら次の火種は学校にあったらしい。こはっち先輩は非常に良いキャラなのだが、いかんせん環境に恵まれておらず、告白した相手はヘタレで、その周りには人道にもとる悪友が取り巻く。それでも気丈に自分を貫き通した中学生らしからぬ強靱な精神を持つこはっちも、残念ながらスクールカウンセラー・サヤ先生の手練手管の精神破壊にまでは耐えられなかった。哀れ、快活を旨とした女子中学生は、すべてを失い卒倒してしまうのである。ひどい。

 どうやら今後の敵は能登カウンセラーということでいいのだろうか。彼女の持つ名簿の記述などを見る限り、彼女の目的は女子中学生の捕食であろう。いや、具体的にどこまで進みたいレベルの人なのかは定かでないが、様々な次元で「女の子を自分のものにしたい」人なのは間違いなさそう。既にマトとユウちゃんは二重丸がついているのである。そして、今回狙われたのが、どこか影のあるヨミと、何とか一人で頑張ろうとしていたこはっち先輩だったわけだ。およそカウンセラーなど必要なさそうなこはっち先輩だったが、あの攻撃を受けてしまえばさすがに耐えられない。今後サヤの軍門に下ることになるのか、はたまたカガリのように病んだ状態で退場してしまうのか。できることなら、また元気に戻ってきて笑顔を見せてほしいものであるが。

 サヤ先生が次の敵キャラということになるなら、異世界でブラックロックシューターと戦う巨大角の女性はサヤ先生の化身ととらえて問題なさそうだ。種をまいて少女たちを育む姿は、中学校という舞台で若い芽を物色する彼女の姿と重なる。そして、そこにメスを入れに来たブラックロックシューター。最初は「救うもの」なのかと思って見ていたら、意外なことにこはっち先輩の象徴たる「若い芽」を一刀に切り伏せてしまっている。現実世界でも、それにリンクする形でこはっち先輩がダウンした。これはサヤ先生はもちろんだが、マトにとっても望まざることである。となると、ブラックロックシューターの行動は、必ずしもマトの意志の体現というわけでもないようである。いったいどのようなリンクを見せるのか、今後の対決シーンも気になるところだ。

 今回は異世界でのバトル要素はそこまで多くなかったので最大の売りである動画面は控えめだったが、その分、現実世界での絡みの執拗さが見せ場として用意されている。最初は妙だと思っていたキャラクターデザインにも次第に慣れてきて、こはっち先輩なんかは可愛く見えてくるレベル。そして、ヨミさんがあっという間にアカン娘になってきてるのも気になる部分。せっかくお友達になれたのに、即ヤンデレっつうのは問題ありまくりだ。今期の沢城キャラは平和というものをしらんのか。

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「紺碧ッ(キリッ)」じゃねぇよ、第7話。なんだよあの次回予告。もう、あれだけで今週あったこととかどうでもいいわ!

 あ、すみません、それが言いたかっただけです。今週は冒頭の先生大爆発が最大の見どころだったわけですが、正直、予想してたよりは抑えめだった気がします。インパクトでは最初の事件の方がキツかったかなぁ。いや、克明に描かれたらそれはそれでキツいんだけどさ。

 なるほど、この尺だとオリジナルで海に行くくらいの余裕はあるのか……でも、間にそんなエピソード挟んで、雰囲気がぶれるんじゃないかと心配なんだけどね。

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 ところどころ安易すぎる気がする第7話。ほんと、どう評していいのかふらふらしてる悩ましい作品なのです。

 ついに彩陽が、クリスが歌った。「私に歌わせるな!」というどこか厨二じみた台詞とともに、「歌が大嫌い」と突っぱねるクリスがいよいよシンフォギアを覚醒させる。これまでの戦いは決して歌うことなく聖遺物の力だけで戦ってきたわけだが、そのクリスがいよいよ伝家の宝刀を抜いたのだから、その威力たるや……と思ったけど、「盾か?!」「剣だ」というよく分からない問答の末に割とあっさり翼にブロックされてしまう。なんだ、大して強くなってませんやん。この世界の破壊力は歌唱力に比例しないのか。あげく、それまでの行動とどこが変わったというわけでもないのに、突如フィーネさんに首を切られてしまうという釈然としないリストラ劇。これまでもフィーネさんはクリスを道具として扱ってきた描写があったものの、それでも利用価値があったから使い続けていたわけで、ここで突然切ってしまうのもどうかと思うのだが。こないだの大臣殺害事件で開発関係が一気に進行したのかしらね。

 結局クリスは天涯孤独。自分がいったい何者なのか、ひたすら「話すこと」「理解すること」を推してくる響・翼コンビとの関係をどのように構築したらいいのか、思春期の少女のように悩みまくっている。途中で出会った迷子の兄妹に、「暴力を暴力でおさめても意味が無い」「喧嘩するから仲直りが出来る」などといった道徳倫理を学び、いよいよもってフィーネさんと話をつけに行った。さて、クリスは来週も生きて登場することが出来るのか。いっぺん三重唱をやってほしいので、ここで死ぬわけにはいかないのだけどね。

 そして、かたや「話せば分かる」と説こうとする響であるが、自分のこととなると親友との友情ですら話して分かってもらえないという。もちろん、クリスの関係との対比でこんな状況になっているとは思うのだが、「一番あったかい場所」であるはずの未来ちゃんから絶交宣言まで出されて傷心の響。親友が流した涙が、そのまま彼女の涙にシフトする演出が、互いに望まぬ別離をよく表している。ただ、やっぱりどう考えても未来ちゃんの怒り方が理解出来ないんだよね。そりゃま、秘密を作って嘘をついてたんだから怒ってもいいとは思うんだけど、その後で官僚から国家機密云々の話は聞いたわけでしょ? 響にも事情があって話せなかったことを第三者に保証されたんだから、そこは友人として理解してあげてほしいものだ。そんなにひどく怒るようなもんでもなかろうに。女の子って難しいね。

 また、今回も所々に作画が残念すぎる箇所があるなど、どうにも安定しない作品である。シナリオが安易なのはいいとしても、理解しがたいのは避けてほしいところ。先週までの流れなんかは悪くなかっただけに、今回みたいなシンプルな友情関係だけでも表出しきれていないのは口惜しいのである。了子さんのあくどさなんかは割といい雰囲気作ってるんだけどなー。全く分からない厨二全開の設定単語集をみゆきちがべらべらと独りごちるシーンなんかは、意味がさっぱり分からないけど面白いのよ。

 まぁいいや。ラストに現れたフィーネさんのゴールドクロスみたいな衣装はなかなか面白そうだし。こうなれば確実にみゆきちも歌い始めますね。「タイトルなんて自分で考えなさいな」みたいなの希望。

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さらば沖縄第7話。すっごく動いたみたいに見えるエピソードなんだけど、結局この作品のゴールは非常に軽いのです。これはこれで。

 乱入コンビは樹下さんと有沢さんという。かやのんの方が樹下さん、ゆかちの方が有沢さん。共通点を探すなら、どちらも狂言回しという名の接着剤だったということ。樹下さんは思っていた以上に良い子。傷心旅行の身の上で海人に助けを求めてみたものの、その場にイチカがいるということを理解して、しずかに身を引くことを選択した。先週から続いた場面は、本当に取り乱した上でのうっかりシーンだったわけだ。そして、一時的に異物が紛れ込んだことにより、イチカはよりはっきりと自分の気持ちと向き合うきっかけが出来た。もちろん、沖縄に来るまでのあれこれでそのあたりの感情は自他共に認めるものになっていたはずなのだが、イチカに足りないのは切迫感。唯一のライバルと思われる柑菜があの体たらくでは、「別に無理せんでも」という気になるのも仕方ないだろう。そうでなくても、イチカはいつしか旅立つことが決まっているともいう。自分の未来を理由にして感情に蓋をしていたとしても仕方ない。しかし、樹下さんの存在が、彼女のそんな停滞感をそぎ落とし、非常に直接的なアプローチが発生するまでに距離を縮めさせた。

 そして有沢さんが強引に引き起こしたのは、美桜の裸族カミングアウト事件。今回最大の事件となったこの馬鹿馬鹿しくも魅力的なイベントだが、考えてみりゃ、確かに彼女は自宅のシーンだととんでもない格好をしていることが多かった。どうでもいい視聴者サービスなのかと思っていたが、まさかこんなところでシナリオに絡んでくるとは。今まで単なる当て馬だと思っていたのだけど、これで美桜もずいぶんキャラが立ってきた。少なくとも、勢い任せのゆかちキャラ程度ならばはね飛ばせるくらいに。「本物の天然はずるい」ってのは真理だなぁ。弱みを武器にして攻めてくるっていうのは、本当にたちが悪い。

 ただ、ぎりぎりのタイミングまでは、「美桜は単なる困った裸族キャラでしかなく、哲朗は相変わらずのスルースキルで美桜の気持ちに気づかずすり抜けるんじゃなかろうか」と思っていたのだが、勢い任せで告白までいっちゃったんですよ。そして、哲朗の方もまんざらでもない。血気盛んな青少年が、丸裸の女性を見て黙ってられるわけもないし、あんな相談を持ちかけられた上で特別な感情を持つなっていう方が無理だしなぁ……でもさ、哲朗も言うに事欠いて「困ったら相談しろ」ってね。「ちゃんと俺たちがフォローするから」って。パンツはき忘れた女子が出てきてどうサポートするってんだよ。替えのパンツをみんなでキープでもしとくのか。

 ま、そんな細かいことはどうでもいいのだけど……柑菜ちゃんがなぁ。今回は2対2の構図がはっきりしてたから、余った「2人だけの女子会面子」の寂しさが……幸せになれるのか、なれないのか……

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アニメでないものの終了後感想を書くことはあまり無かったのだけど、(多分)人生初の戦隊ヒーローシリーズ終了イベントであるので、記念に記録だけ残しておきたい。

 男の子に生まれてきたというのに、私はこれまでほとんど特撮ジャンルに興味がなかった。幼少の頃にレンタルビデオで「ウルトラマン」は一通り見たのだが、自分の世代に応じた戦隊ヒーローを応援したという記憶がほとんど無く、大きなお友達になってからも、アニメばかりに興味が向いて、特撮には手をつけていなかった。そんな私が突然戦隊シリーズを見始めるきっかけとなったのだから、この作品が私の人生に与えた影響はかなり大きかったといえるのではなかろうか。少なくとも、この1年に限って言えば、その存在感は非常に大きかった。

 思い返してみると、この作品を見始めた導入は、知り合いに教えられた「スーパー戦隊ヒーローゲッター」だったはず。「無茶な歌詞の歌がある」というので教えてもらったその歌には、確かに聞いたことがある懐かしの戦隊名が入っており、あまりに簡潔にまとめられた歌詞もなんだか笑えて、面白そうな雰囲気を醸し出していた。そして、今年の戦隊が「35周年記念のお祭り作品」であるということを知ったのである。かつて、仮面ライダーも同じようなイベント(ディケイド)があったと思うのだが、あのときも「お祭り騒ぎをやってるらしいけど、ライダーとか知りませんし」というのでノータッチだったのだ。平成ライダーは色々とコンセプトがややこしくて、途中から食いつくのが難しかろう、という引け目もあった。しかし、戦隊ヒーローだったらそんな小難しいことを考えずとも良いのではないか、という期待があった。35個あると言われても、どうせちょいちょいとモチーフをいじっただけの似たり寄ったりなシリーズ、おもしろ半分でその博覧会を見てみるのも悪くないかもしれないと、そう思ったのが春先のこと。

 それが気づけばここまで見られるようになったのだから驚きだ。やはり、35年の歴史の蓄積は伊達ではなかったということか。見れば見るほど過去のシリーズへの興味が拡大し、気づけばさかのぼってのシリーズ視聴も実現している(Youtubeの東映公式に感謝である)。きっと来週から「ゴーバスターズ」も見続けることになるんだろう。私のように「今年から」いきなりガッツリ入門した人間はそこまで多くないかもしれないが、「歴史の重み」そのものをテーマとして持ち込むというコンセプトは実に見事に結実しており、初めて見る私でも、「これはきっと面白い戦隊ものだったんだろう」ということが予測できる。もちろん、「やらなければいけないこと」が多すぎて詰め込み過ぎのきらいはあったと思うが、作っている側もそうした責任を放棄せずに仕事をこなしていたし、なんと言ってもメインライターがアニメ脚本でもおなじみの荒川稔久氏というのもありがたかった。「戦隊もののシナリオなんてワンパターンでつまらないだろ」という色眼鏡をいくらか外して「荒川さんがやってるなら面白いに違いない」と視座を変えることが出来たからだ。

 すでにおっさんになってしまった後で大変恐縮ではあるのだが、今後とも、新たな戦隊と仲良くやっていきたいものである。マベちゃんたちは1年間本当にお疲れ様でした。まだ春先にライダーとの決戦が残ってるけどな!

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ひどかったな!(多分ほめ言葉) 第7話。もう、展開的にはどう考えてもラスト1話前の展開。当然主人公は怪盗帝国。まっすぐやってもそれなりに面白そうな展開だったけど、もうね、ほんとね。

 突っ込みどころが多すぎていじるのも馬鹿馬鹿しいくらいなんだけど、本当に夜中に大声あげて笑ってしまうので迷惑な話。今回はバキネタとプリキュアネタがやたら多かったのは何故なんだろうな。1期の頃からやたらバキ押ししてた部分はあったけどさ。結局この作品がメインでおさえたいのはどのあたりのネタ回しなんだよ。

 そして、単なるパロネタをばらまくだけなら、いくらでも他に似たような作品はあるはずなんだけど、この作品独自の異次元のボケが同時進行で襲いかかってくるのが厳しい。今回も本当に駄目駄目駄目駄目駄目なミルキィホームズのクズっぷりが加速しているのがたまらんかった。そりゃアルセーヌ様も暴れたくなるわ(ウーロン茶で)。わざわざ自室にバーカウンターまで作って酔っぱらっちゃうんだからそりゃ大変。ただ、明坂ボイスでくだ巻いてるとどうしても房子に見えちゃうんだけどね。

 そして、今回堂々の主人公だった怪盗帝国の格好良さ。特にメインをつとめたストーンリバーさんのイケメンっぷりが大したもの。忠義心溢れる生真面目キャラと、普段変態行為にしか存在意義がないトゥエンティが、ここぞのタイミングで共闘する友情パワーのアツさも良い。まさにクライマックスの盛り上がりだ。やっぱり色々と必殺技を隠し持ってたんだな。まるで打倒キン肉マンのスペシャルホールドを温存していたアイドル超人たちのごとく。たとえ太刀打ち出来ずとも、彼らの忠義はきっとアルセーヌに伝わったに違いないよ。でもアルセーヌ様強すぎたけどね。この人トイズ必要ないレベルで強いんだな。その勇姿だけでももう満足だけど……さて、このアニメの主人公ってだーれだ?

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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