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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 相変わらず人多杉、な第3話。

 この作品、視聴すべき中心事象が見にくいから追いかけるのが大変なんですよね。一応村の医者と、夏野くらいを中心に追えばいいことは分かるのだが、ガンガン死んでいく村人達の素性と関係性がなかなか繋がらない。縦糸が繋がっている感じがあるので視聴する分に不自由はないのだが、これが2クール後にきちんと収束してくれるのかどうか、今から不安で仕方ありません。

 で、そんな不安な作品で記事を立てた理由がたった1つ。「あおちゃんすげぇ!」ということ。今回初登場となったキーキャラクター、桐敷沙子。そのキャストが悠木碧なのだが、その声の当て方が実に面白い。語尾の癖や独特のイントネーションの詰め具合なんかから「悠木碧である」ことは分かるわけだが、声のバックグラウンドが、これまでのあおちゃんとはまた1つ違った引き出しを開けている印象。これまで「幼女だったらあおちゃんだね!」と気楽に言っていたのだが、幼女でもこれだけの演じ分けのパターンを要するということを改めて認識し、これまでちょっと安易な聴き方をしていた自分を内省した。

 正直言うと、これまでのあおちゃんの演じ方にここまで「役に対する考え方」を感じてはいなかった。「紅」の紫役はほぼデビュー役ということで、たどたどしいながらも「基本の出来た子や」と思っていたくらいだし、同時期に勤め上げた「キルミン」のリコと「ダンスインザヴァンパイアバンド」のミナも、幼女とは言ってもスタンスが全然違うので、演じ分けをそこまで意識せずとも役が成立していた。

 ただ、今回の沙子役というポジションは、どうやらこれまでの「幼女役」とは少し違うらしい。持ち味であるあどけなさはこれまで通りに維持しつつ、舌っ足らずな側面がクローズアップされ、激昂した時のトーンとの対比もあり、平素の発声の時点で、リコとも紫ともミナとも違う声音になっている。「役者なんだから当然だろ」と言われればそうなのだが、きちんと登場シーンから「役の呼吸」を完成させて挑んでいることが分かって、改めて感心し直した次第である。この、役に対してストイックながらも純粋に楽しんでいる姿勢、やっぱりどこか沢城みゆきの影がちらつくんだが……ちょっと先入観が強すぎるか。

 この「屍鬼」という作品は、登場キャラクター数が多いせいか、中には妙なキャストが紛れ込んでいる。そんな中で、一際異彩を放つ悠木節が堪能できただけでも満足であると、そういう報告なのでした。

 作品に触れていないが……いいじゃない。声ヲタだもの。 

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 「羽化未遂」っていう言葉はどうかと思う第4話。スピード解決で風花さんを羽化させたので、残るは最後の1人、篝さんだそうです。

 風花の言葉で迷いを吹っ切り、鈿女が出て行くことになってしまった出雲荘。美哉が「待っているから」と背中に声をかけると、鈿女は振り返らずに皆の下を去った。ほとんどの人間はそのことに気付いておらず、皆人が帰ってきたことを祝うどんちゃん騒ぎが続いていたが、そんな中で未だもやもやとくすぶっていたのが、「最後の1羽」となってしまった篝である。彼女(彼?)は雌雄すらも不安定な「プロトタイプ」とのことで、男の身体故に羽化を拒否し続けてきたわけだが、ついにここに来て、皆人を見るだけで身体が反応するようになってしまったという。更に皆中による煽りメールが帝都中にばらまかれたことにより、草野の時同様の混乱が起きると松は忠告する。いよいよもって、鶺鴒計画が一つの大詰めを迎えようとしている。

 というわけで、淫乱ねーさん達が全員片付いたので、残る1人は今流行の「男の娘」ってことになるだろうか。ただ、篝さん(本名は焔さん?)は残念ながら女体化が進行しているようなので、男の娘好きのニーズには応えられないかもしれません。いや、応えなくてもいいんだけど。気付けば胸も「むにゅっ」だったらしいし、月海の水ぶっかけで「頭が冷えた」後は、それなりに魅力を振りまいてくれているようにも見える。個人的には、出雲荘では本当に貴重な貧乳枠なので、何とか頑張って欲しいとは思います。まぁ、何を頑張ればいいのかはよく分かりません。ん? くーちゃんがいるじゃないかって? いや、ガチロリはちょっと……

 今回も順調にお話は進んでいますが、3話まででそれなりに見せる画面が多かったおかげか、今回は画面的には割とおとなしめ。皆中にドロップキックをかます高美さんなんかは素敵でしたが、直接のバトルがないので個人的に一番の見どころはユカリがおっさんを虐めてるシーンだった気がします。入浴シーンとかは、この作品のヒロイン勢はホントに恥じらいがないのでいまいちピンと来ません。あと、湯気多すぎ。車座になって3人が風呂場トークを繰り広げるカットなんかは、割とエロい構図だったのでちょっと気になったけどさ。

 あと、今回気付いたのは「草野は割と美味しいところにいるな」ということ。鈿女を送り出すシーンではなにげに皆人と手を繋いでいたし、その後も他の連中が風呂に入っているのに、1人だけ皆人に遊んでもらっていた。子供ならではの特権なんでしょうが、月海は許してくれるんかな。くーちゃんは1期の頃に比べて中の人が格段に上達しているので、「フーッ!」って威嚇するときとか、どういうキャラが飛び出してくるかを見ているだけでも楽しいです。

 今回は出雲荘以外の他勢力もちょろっとお目見え。色々と気になるキャラクターもいたので、この後の乱戦展開が楽しみですよ。

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 こんなサブタイトルのくせに、濃厚なあずにゃん回となった第16話。不覚にも今回のあずにゃんは可愛かったです。ペロペロ派の人たちの気持ちが少し分かりました。

 入部して1年半、すっかり軽音部の空気に染まってしまった「元」しっかり者の梓が自分を取り戻すために四苦八苦するお話。その中で、改めて後輩から見た4人の先輩像が描かれていく。キャラクターの魅力で勝負する萌え作品としてはド直球と言える、個々のキャラクターにスポットを当てた魅惑的な展開である。

 冒頭、いきなり展開されるのは梓×ムギという何とも珍しい組み合わせ。この間の律×ムギ回でも「珍しい組み合わせ」と言われていたことから考えると、結局ムギって誰と組み合わせても珍しいんじゃなかろうか。それだけメインでスポットが当たってないってことだけどな。今回は後輩目線でムギの人となりを確認したおかげで、ムギの魅力も良い形で表出していた。「お嬢様なのに世話焼きって珍しい」とは憂の台詞だが、確かに不思議なキャラクター。世間知らずのくせに部内でお母さんキャラってのも妙な話。母性を感じさせつつも、中の人が一番若手。

 2番目に梓と対面するのは、唯一「憧れの」先輩といえる澪。ベースの弦を張り替え、無事に生真面目2人で練習できるかと思いきや、梓の目論見は律の乱入でおじゃんに。「練習せねば!」と焦る梓に対し、澪はあっさりと「律の家に行くか」という判断を下した。この辺の空気の違いが、似たもの同士とは言っても2人の差が出るところかね。気付けば梓回なのに澪の描写が一番少なかった気がするのは、元々澪に憧れてやってきた梓が軽音部全体の空気に取り込まれてしまったことの端的な表れかもしれない。

 そして、そのまま舞台は田井中家へ。弟との絡みや洗濯物の話、手料理の披露など、梓からすると意外な家庭的な面を存分に見せつけた律。部屋の中にはきちんと練習しているとおぼしきスティックや雑誌も見受けられ、ちょっと梓も見直したみたい。

 そして、トリを務めるのは当然、一番の問題児であり、梓の忌避すべき「たるんだ軽音部」の象徴である唯。唯と接している時だけは梓の口調や態度もガラッと変わって、完全にお姉さん的な振る舞いになるのが面白い。そして、ジリジリと焦っていた梓の気持ちをすとんと落ち着かせてしまったのが唯というのも、この作品の象徴的な部分だ。言ってることはホントに適当なことばかりで、シールを貼りまくったりする言動も高校3年生とは思えないほどに幼稚なのだが、それだけに、無理に背伸びして見せようとする梓には新鮮なのだろう。ま、同じクラスには真反対の憂がいるというのも大きな要因だとは思うけど。

 最終的に、梓は「自分らしくは今の自分」という分かりやすい結論に落ち着くわけだが、最後に純を相手に大ポカをやらかす。梓をいじらせたらやっぱり純に一日の長がありますな。ほんとにこんなんで来年以降の軽音部は大丈夫なんだろうかね……

 今回は、とにかく1人でテンパってクルクル表情を変える梓を見ているだけで楽しい回。気付けばすっかり軽音部テンポに馴染んでしまっているとはいうものの、その「軽音部の空気」というのは4者4様の妙ちきりんな先輩全体から醸し出されるもの。打開しようとしたところで正体不明のものに勝てるわけはありませんので。あの後梓がどんな努力をしたかは、誰にも分かりません。一つだけ言えるのは、「女の子2人であの水槽の掃除するのって、結構大変だよね」ということくらいでした。

 で、毎回恒例の「今週の1枚」。今週は田井中家の訪問エピソードもあり、どう見ても即興で作ったとは思えないハイクオリティな夕食を提供するというミラクルを実現してみせた我らが律ちゃん。ファンならそのへんの要素に食いつくか、澪に泣きつくシーンあたりが素敵ポイントだったと思うのですが、今回は敢えてそれらをはずして、お茶会シーンでほんの一瞬、凄く安らいだ表情を見せた瞬間。普段が騒がしいだけに、こういう表情は貴重だと思います。

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 アシストロイドが無闇に可愛い第3話。バトルアクション展開が収束したらどうせつまらなくなるだろうとふんでいたのだが……あれ? 嫌いじゃないぞ。

 正式に国交(?)を結んだ日本とキャーティア。まだまだ摩擦は多そうだが、とにかく騎央の家を大使館に地球との交流の足がかりとし、しばらくは観察を続けることが決まった模様。そして、そこに転がり込んできたのは一転追われる身となりそうな真奈美とアオイ。「騎央の家ならば治外法権なので滞在しても大丈夫」という大胆な動機づけによって、エリスも含めた奇妙な4人暮らしのハーレムが始まった。

 あとはまぁ、この手の作品にはお約束な要素を1つずつ積み重ねて行っているだけな気もするのだが、今回もクリアな画質にぱっちりとメリハリの効いたキャラ画が実に綺麗。好みの描かれ方だなーと思っていたら、作監は乳と尻の魔術師、木村貴宏。安心のキムタカ作画により、キャーティアの方々のスク水姿も2割り増し。乱舞する湯気も致し方ない。まぁ、リビングに飛び出しても湯気が追いかけてくるのだけはどうにかならないかとは思うが。

 ドタバタが落ち着いて設定が確認出来たので、今回から各キャラクターの表情が追いやすくなったのもありがたいポイントで、今後も長い付き合いになるであろう、アオイと真奈美という2人のキャラクターが改めて紹介されている。

 CIA志望というちょっと変わった幼なじみ、金武城真奈美。卓越した情報技術を抜きにすると、彼女は実に分かりやすい幼なじみスタンス。騎央の家に住まうことになって一時は取り乱したものの、いざ決まってしまえば失礼なほどのくつろぎっぷり。2人の間に流れていた長い時間を感じさせる態度である。そして、「自分はどうせ女性として見られていないから」という理由でアオイの恋愛談義にも積極的にのってやり、応援するようなそぶりを見せていた。しかし、ラストの食事シーンで騎央が自分を女として「も」見ていたことを再認識して少しだけ戸惑いを露わにした。良いバランスの恋心である。アオイに銃を渡されて「援護して」の一言だけで乱射出来る瞬発力も凄い。CIAメンバー候補っていうのがどんな訓練を積んできたのかは見当もつかないが、案外戦力としてカウント出来そうな、肝っ玉の据わった子である。まぁ、騎央に向かって銃を乱射するのは勘弁して欲しいけどね。あれだけ乱射したのに銃弾は当たらず、最後のヘルメットだけ直撃するっていうのはどんなミラクルなんでしょう。

 そしてもう1人は、黒髪眼鏡、双葉アオイ。入国管理局のエージェントであるということ、物質転送能力を保持していることなどが改めて確認され、宇宙人に負けず劣らずの無茶な経歴と属性を持っていたことが分かる。恋愛に関しては奥手なのでエロ絡みではなかなか活躍の場もない彼女だが、いざミッションとなると本当に人が変わったかのようによく動く。最後のシーンで真奈美の心の揺れを察知するなど細かい観察力にも優れており、今後はSPとしてメインで機能していくことになるんだろうか。他のキャラクターとの差別化が図られた徹底的なまな板胸が、逆に売り。

 その他、新手の組織からアシストロイドを誘拐しに挑んできた謎の隻眼美女(CV・あけのん)や、キャーティアの一番偉い人(CV・17歳)、敵対組織の中枢で冗談の分かる犬美人(CV・17歳)などなど、まだまだ気になるキャラクターは増殖中。結構色んな場面がごちゃごちゃしているはずなのに、分かりづらくないのは筋立てが単純だからか、構成がまとまっているからか。何にせよ引き続き視聴のモチベーションを保持するのに苦労はありません。

 そして、今回最も気に入ったのが、ちょこまかと動き回る数多のアシストロイドたち。生み出された時には「阿漕なマスコットキャラやん」と思ったものだが、今回の大活躍で一気に好きになってしまった。なにかに似てると思ったら、パワプロのモブキャラ、通称ザコプロくんだ。あれだけ高性能なAIを搭載しているにもかかわらず、何で日本語は覚えてくれないのかが気になるところだが、絶えずフリップ片手にたどたどしい日本語でコミュニケーションを図ってくれる姿勢がたまりません。「おせなかながしまさんばん?」って、どんな情報インプットしたんだよ。あと、くそ真面目に監視の任についていた誘拐犯が「シリアルナンバー、17に変わって……17?」っていうシーンがやたら面白かった。気付いてたなら番号変えろよ。お風呂入ったら消えちゃったみたいだから、今度はちゃんと区別出来るようにね。

 そして、この作品の視聴モチベーションを維持してくれているもう1つの要因が、背景を埋める沖縄描写の細やかさ。琉球硝子のタンブラーとか、食事に出てきた沖縄ソーセージとか、クソ暑いこの時期だからこそ、沖縄の青空を見に行きたくなりますよ(いや、行ったことないけど)。深夜放送が終了した後に無性に近所の沖縄料理屋に行きたくなるのに、もう閉まっているジレンマ。海ぶどう喰いながらオリオンビールうめぇな。 

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 メガエスパー

 

土地(16)

島×5 平地×4 沼×1

湿地の干潟(ZEN)×4

霧深い雨林(ZEN)×2

 

クリーチャー(22)

エーテリウムの彫刻家(ALA)×4

エーテル宣誓会の法学者(ALA)×4

鋼の監視者(M11)×3

エーテリウムの達人(ALA)×4

エスパーゾア(CON)×3

ガラス塵の大男(ALA)×4

 

その他(22)

永遠溢れの杯(WWK)×1

バジリスクの首輪(WWK)×1

万華石(CON)×3

予言のプリズム(ROE)×3

飛行機械の鋳造所(ARB)×2

原霧の境界石(ARB)×4

霧脈の境界石(ARB)×3

災いの砂時計(ALA)×2

蔵の開放(M10)×3

 

サイドボード(15)

否認(M10)×4

ヴィダルケンの異国者(CON)×4

真髄の針(M10)×2

ドラゴンの爪(M11)×2

災いの砂時計(ALA)×2

全ては塵(ROE)×1

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 早速馬鹿が止まらない第3話。前回までで感動の大集合が終わり、いよいよ本格始動のウィッチーズ。待ち受けていたのは敢えて捻らないほうきの恥辱プレイだったとさ。

 折角の再結成も、半年のブランクによって身体がなまりまくっていた芳佳他2名。バルクホルンもミーナもそんな芳佳たちの様子を看過することが出来ず、美緒と相談し、彼女たちを特訓に送り出すことになった。3人は、美緒も過去に特訓を受けたという、アンナ媼の下を訪れる。厳しく偏屈な印象のアンナが出した指示は、ストライカーユニットを付けずにほうきのみでの行う飛行訓練。普段ユニットに頼ってばかりの芳佳達は慣れないほうきでの飛行に苦戦するも、美緒の過去を知ったり、アンナの人柄を理解したりすることで少しずつ努力を重ね、最終的にはほうきのみでの自立飛行が可能なまでに成長する。そして、アンナの家を襲撃したネウロイを共同作戦で撃退することで、無事に修行を終えたのであった。

 ほら、あらすじだけ書くとやっぱり平々凡々。どこまで行っても基本を外さない作品である。そして今回は、「厳しい修行」という内容をわずか1話で描き、更にその中にお馬鹿なエロギャグまでいれているために、メインテーマの方は何となくぼやけた印象になってしまっている。3人ともそれなりに苦労したのかもしれないが、ほうき飛行のコツを掴むために悩んだのはホントに一瞬だったし、それまでにアンナに対して恨みを抱く程のしごきがあったようにも見えず、「なんだ、ほんとはいい人なんだ」っていう展開になる流れが弱かった気がする。まぁ、この作品でジャンプ漫画みたいな熱血修行展開は別に必要なさそうだから構わないといえば構わないんだが……安易だなぁ。

 もちろん、そんな安易な脚本になってしまったのは、この作品がとにかく「ほうきでの修行って見た目に面白いし、ニーズにもばっちりお応えするんじゃね?」という視聴者第一の姿勢があるから。そもそもランニングの途中で「体力の衰え」を指摘された連中がほうき特訓をして合格をもらう意味が分からなかったりするのだが、今回の目的はあくまで「芳佳達をほうきにまたがらせること」だったわけで、それ以上の何物も求めてはいなかったのである。

 そうしてみれば、今回もやはり絶好調。擦れる、食い込む、喘ぎ悶えるという3拍子揃ったエロシチュエーションに身を委ねる3人。もうそれさえ描ければ満足という潔いコンテ演出は、この作品の病気っぷりがよく分かる素直な仕上がり。「魔界大冒険」ではしずかちゃんも股間が痛いっていってたし、普通に考えてほうきに全体重をかけるのってかなりハードかつエロいのは間違いない。ざっと調べてみたら、そもそも「魔女」+「ほうき」っていう組み合わせ自体がエロい意味しかないみたいだしね。もうどれだけ好きにやってもらっても構わないんですが、美緒が使ったほうきだと聞いて喜んでほおずりするペリーヌさんだけは、ちょっとヤバイ気がしました。ペリさん、しばらく会えなかったせいで、お熱が変な方向にいっちゃったんでしょうかね。

 今回の組み合わせ、芳佳+リーネ+ペリーヌは、1期でも序盤にスポットがあたった組み合わせで、サブタイトルの「一緒にできること」も、1期オープニングや2話に使われた「私にできること」を意識したもの。ペリーヌは1期であれだけ頑張ったのにまだツン要素が残っているのでどこか浮いてる感じがあるのがナニだが、芳佳+リーネのコンビネーションは抜群の安定感。何故か2人が寄りそうアングルになるシーンでは、必ず芳佳さんがリーネの胸に顔を埋めているのは流石としかいいようがありません。一緒のベッドに寝ているシーンでは芳佳も無意識だったと思うのだが、何で目が醒めたら胸の間にいるんだよ。すげぇよ芳佳さん。

 個人的には、この作品も中の人がどんな顔して恥ずかしい台詞を言ってるのか想像するだけで楽しいんですけどね。福圓先生曰く、沢城みゆきはツンデレらしいです(ソースはひだまりラジオ)。どんなアホな役でもみんな真剣ですよ。

 次週はサブタイトルからして明らかなシャーリー回。しばらくはアホな話が続きそうです。 

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 カレーは絶対箸で食えない気がする第3話。具体的な描写は結局出てこなかったけど、文明は毎日箸で完食してるんでしょうかね。器用な奴だな。

 今回のターゲットは、地元の伝説にも残るという、天狗である。アバンでは女子高生が天狗らしき存在にさらわれる描写もあり、長野の山中というロケーションも加味して、なかなかのセレクション。ただ、マヤにかかれば伝統の妖怪だって現代オカルトとして認識されるらしく、天狗宇宙人説をベースに、ちゃっちゃと調査をしてこいと文明に指示を飛ばす。

 身よりもない10年前に飛ばされた文明は、慣れない教師としての仕事にも疲れ、面倒極まりない上司に囲まれ、その時代の自分に郷愁を覚えてしまったり、なにかとセンチメンタル。指令どころじゃないメンタリティになって溜息混じりに入ったうらぶれた食堂で、ようやくこの世界で初めての癒しの存在、中川美風に出会う。テレビスターの「ブンメイ」ではなく、母と同じく「フミアキ」と呼んでくれた女性。ルックス良好、スタイル抜群、性根も真っ直ぐで正に理想の女性像を具現化したような美風に一発で参ってしまった文明は、その後も足繁く食堂へ通い、すぐに町を案内してもらうまでの仲になる。

 不釣り合いなポルシェでのルール無用の暴走などもありつつ、手近な名所を案内してもらい、最後に到着したのは松代象山地下壕。過去の記憶に共感して思わず涙を流す美風を見て、文明はますます彼女に惚れ込む。ちょっとは仕事もがんばれそう、そう思えるようになったのだろう。で、その一方ではマヤが同じ地下壕で謎のコウモリ怪人に襲われていました。続く。

 

 今回はマヤの百面相があまりみられなかったので画面的にはおとなしめの回。ストーリー的にも、異界の地で落ち込んでしまった文明がちょっと慰められるという中身なので、そこまで大々的な盛り上がりもなく、次回への伏線といったレベルのものに見える。ま、川島先生がなんだかものすげぇ人だっていうのが分かったり、ちょろっと登場したJKが抜群の存在感を示して去っていったりと、相変わらずキャラの濃さは強烈なんだけどね。文明は川島先生と懇ろになると白骨化した未来が待ち受けているらしいのだが……彼女はサキュバスかなにかなんだろうか。

 で、今回のメインはなんと言っても新キャラの中川美風である。純正みのりんキャラ、と言ってしまえば分かりやすい、中の人まんまのちょっとぽやっとした感じの巨乳美少女だ(そういや茅原の巨乳キャラって珍しいな)。文明の周りにはマヤだの川島だの、キツめの女性しかいないので、この美風の存在は正に天使のごとく映る。「フミアキ」と呼ばれたことで母親と重ねてしまうあたりはちょっとご都合主義な展開ではあるのだが、美少女キャラが増えてくれる分には悪い話ではなかろう。

 ただ、単なる癒しとして登場したかのようにも見える美風なのだが、今回作中ではちょいちょい気になる描写が重ねられている。最も端的なのはラストで感極まって涙を流したことだろうが、他にもおやきに対してやたら感情のこもった解説をしてくれたり、年の割に名所旧蹟の解説にやたら慣れていたりと、どうも「普通の食堂の娘」というだけではないように見える。そりゃま、あんだけ曲者じみたばぁちゃんと一緒に暮らしていたら町の歴史にも詳しくなるのかもしれないが、それだけでは説明出来ないような、「過去の出来事に対する実感」みたいなものを持っているような気がする。

 中川美風の正体は何なのか。折角オカルトがテーマの作品なんだから、深読みかもしれなくても想像するのは楽しい。一番安易な答えは、彼女が象山地下壕に関わる超常的な存在である、という案。分かりやすくいえば美風幽霊説。それならば彼女の持つ知識や思いについては全て説明出来るが、食堂で普通にばぁちゃんとコミュニケーションをとっていたことを考えると、「実は文明にだけ見えていました」っていう八九寺さん的なオチは流石になさそう。

 となると、第2案はタイムトラベラー説。過去の事象に詳しいのは、彼女が実際にその時代の人間だからで、何らかの理由で世紀末に飛ばされ、仕方なくあそこに住み始めたという案。これならば美風はあくまで普通の人間だし、文明が未来から、美風が過去からやってきたという対比も面白い。個人的にはこっちを推したい。正直、そのくらいのネタがないと、今回の諸々の描写がちょっと不自然に見えちゃうんだよねぇ。

 その他、多分本筋とは関係無いであろう小ネタもこの作品の持ち味で、一番笑ったのはおやきの解説の時に出てきた「ぽたぽた焼き」のおばあちゃん。あれって勝手に使っていいものなんだろうか。また、今回も相変わらずキャラ画にくせが強くて、妙な顔をしたときのキャラクターたちを見ているだけでも楽しい。美風の目尻の皺がやたら克明に描写されているカットとかがあったんだが、誰が得するんだろう。キャラデザに特徴があるので、作画担当次第でかなり印象が変わってみえますな。

 次回はようやく、今回ないがしろにされていたマヤの冒険の続きが描かれるのかな。文明が頑張るのも悪くはないけど、やっぱりこの作品の主人公はマヤですので。また彼女の百面相に期待したいと思います。

 そうそう、無事にエンディングテーマのCDが発売されましたね。高垣彩陽デビューシングル「君がいる場所」。みんなは何枚買いましたか?(アスミス風) わぁたしは〜〜〜1枚です! いや、ホントマジで洒落にならないくらいのクオリティですので、是非に。 

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 御前がエロい、御前がエロい、御前がエロい第2話。放送が進んだ地域では3話が話題になっているそうですが、こちらはまだ2話です。現時点で、色々覚悟が必要らしいので今からドキドキものです。

 といっても、別に2話で書きたいことも特にないんですけど、とにかく森島先輩のキャラが色々酷い(褒め言葉半分)のがこの作品の見どころの1つ。色々と言いたいことはあるのだが、一つだけ確かなのは、この娘、普通に考えたら周りから人気ないだろ。天然系だかなんだかしらんが、流石に痛すぎる。

 そりゃもちろん、エロい目的なら構わないので我等が主人公の橘君みたいな男の子から慕われる分には理解出来るのだが、絶対に女性受けしない性格だと思う。わがままだし、空気読まないし、その上で優秀らしいし。あんまり近付きたくないタイプだと思うぞ。その上で欠点を覆い隠すほどのカリスマ性があるのだとしたら……アニメではそれがあまり出ていないと思う。な〜んかいちいち台詞回しが胡散臭いんだよな、この脚本。これがギャルゲースタンダードなのかねぇ。その上で何となく流れで観てしまえるのは、序盤からキャラをある程度分散して学園生活の中でのコミュニケーションを装っているというのが1つと、橘君のキャラクターの潔さが1つあると思われる。最近のハーレムものの男性キャラっていうと朴念仁が大半なのに、橘君はそれなりに自分を持っているので見やすいです。ま、来週覚醒するって噂だしな!

 で、その上で森島先輩は声が伊藤静なわけだよ。中の人に似ている部分もあり、そうでない部分もあり。案外彼女ならば男同士のプロレスに飛び込むくらいのことはやりそう。とりあえず、森島先輩に酒を飲ませてから考えよう。

 今期はほんと、御前クールになったな。でも僕は棚町さん(の中の人)が好きです! 

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 活劇続きの第3話。そろそろ1話の頃に比べるとゾンビの迫力も衰えてくる頃なんですが、この作品は緊張感を維持するために色々と頑張っております。

 終わりを告げる世界。ニュースを見ても絶望しか得られなかった孝たちは、とにかく当初の目的通りに学校を脱出することを決意する。道すがら何人かの学生を回収し、各々の武器をフル活用して退路を切り開く。途中、どうしても切り抜けられそうもない玄関近辺では、孝が自己犠牲のリスクを払ってゾンビどもの視界についての確認を行い、少しずつゾンビ達を御しやすくなっている。もちろん、だからといって油断出来るわけもなく、バスに乗り込んだあとにはなにやら麗と因縁のありそうな高慢教師、紫藤が駆け込んできた。気付けばメンバーの実権を奪われていた面々は、早くも内部分裂。どこで何が起こっているかも分からない世界で、突如放り出されてしまった麗と孝。何とか危機を乗り越えはしたものの、相変わらず未来は暗い。

 今回も、「絶望せよ」という製作側の理念が非情にシンプルなギミックで伝わってくる演出になっている。ゾンビの聴覚について確認したくだりの「音を立ててはならない」はホラー物のワンシーンとしては定番のもので、ドクドクと心拍だけが響く中、ゾンビと正対した孝の緊張感はなかなかのもの。そのあとうっかり音を立てちゃった奴が見るも無惨な最期を遂げるのもお約束だ。また、これだけ大量の人が死んでいる状態でも、モブ1人1人の死に対してそれなりに情報価値を与えているのも面白い部分で、音を立てちゃった可哀想な子と、それを助けにいこうとして沙耶にとめられた女の子など、「視聴者はこの状況にそろそろ慣れてきただろうけど、この世界の住人達は引き続き絶望の中で生きているのだ」ということを表示することに余念がない。

 さらに、人間の醜さというファクターを描くのもこの作品のもう1つのテーマとなっているようで、新キャラ紫藤の実に分かりやすい悪党っぷりは、ゾンビやらパニックやらでモラルが崩壊した状態だからこそ、より悪辣に、より薄汚く見える。紫藤が思い切り蹴りつけた生徒の顔がスローで歪むシーンなんかは、ややくどい気もするがそのしつこさが味になっているし、バスの中での大立ち回りの芝居がかった様子なんかも然りだ。

 さらに、あまりに出来すぎたゾンビ満載バスの激突によって、主人公とメインヒロインだけが隔離されるという展開。「よくそのバス今まで走っとったな」とか、「明らかに加速方向と回転方向がおかしくね?」とか疑問は多いが、今度は燃えさかるバスの中からボロボロと転がり出てくるゾンビというビジュアルでそのへんの強引さを誤魔化している。流石に「火葬のゾンビ(INV)」相手では毒島さんでも相手が悪いし、何となく強そうに見えるのだ。ま、実際は数歩歩いて崩れ落ちてたから、ある程度は火も効くんだろうと思うのだが。

 そして最後はライダーゾンビの襲撃。ここはシンプルな1対1のぶつかり合いだが、「ゾンビ視点」という愉快なカメラアングルで臨場感を増す工夫がなされている。メット被ったまま噛み付こうとした彼は色々大変でしょうな。個人的に気になるのは、このゾンビが乗っていたと思われるバイクがうち捨てられていたこと。無惨に投げ捨てられていたってことは、彼はバイクに乗ってる途中でゾンビ化したってことだよね。……どこで噛まれたんだろうな。噛まれた後に逃げようとしてバイクにまたがったという説明も可能だが、そんな人間が律儀にヘルメット被るかねぇ。よく分かりません。

 その他、実は今週は世界設定についての疑問がいくつか浮かんできたのが気になった点ではある。例えばゾンビは「聴覚が過敏」とのことで、先週の沙耶の分析からすると、視覚と知能はほとんどない。ということは、「ノトーリアスBIG」が動きに反応したように、ただ音を発するものに対して無闇に突っ込んでいくことになるはずなのだが、ある程度は「生きた者の出す音」を識別しているきらいがある。でなければ、あたりをうろつく同類どうしでぶつかりまくっているはずだし、火事や爆発など、音を発生させる危険にも身を投じてしまうはずだからだ。ま、ある程度の生存本能(ゾンビのくせに)みたいなものは仮定して良いのかもしれないけど。

 それと、生存者側の行動も多少気になった部分で、「音がキーになる」と分かっているはずなのに、連中は大声でしゃべりすぎである。特に賢いはずのキャラ設定の沙耶がいちいち立ち止まって大声で文句を言っている意味が分からない。平野に見せ場を作りたいのだろうか。そして、「ゾンビ」と「ただの死体、もしくは死んだゾンビ」の区別をどうやってつけているのかも気になるところ。あれだけのものを見ているのだから、どれだけ確実に「倒した」としても、出来る限りゾンビの亡骸には近付きたくないのが人間真理だと思うのだが、孝と麗は最後にライダーゾンビに襲われた後、その横でしばらく話をしていた。個人的に、いつアイツが立ち上がってくるのかとハラハラしっぱなしだ。私が心配性なだけなんだろうか。

 まぁ、ハラハラしてるってことは、なんやかんやいいながら、まだ怖がってるってことです。先生の胸がどんだけ揺れても、それどころじゃなかとです。 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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