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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「聖痕のクェイサー」 4→6

 「馬鹿も通せば男伊達」。この冬に放送されていた「バカとテストと召喚獣」のエンディングテーマ、「バカ・ゴー・ホーム」の一節である。この作品ほど、この言葉が似合う作品も無いのではなかろうか。史上類を見ない、「修正上等静止画大散布アニメ」は、気付けば誰もなしえぬ独自の偉業を成し遂げていた。

 最初に1話を視聴した時のぽかーんぶりは、今思い出しても鮮烈である。謎の止め画と、不自然に荒くなった画像。突然途切れる音声。何が起こったのかと訝しんでいたが、すぐにそれが「修正」であることが分かり、「地上波で流すなら修正なんて余計なものが入らないレベルにすりゃいいのに。余計なフィルターがかかった出がらしなんて見たくないわ!」と腹を立てたものである。それでも何とか視聴を継続できたのは、中の人補正という言葉の偉大さもさることながら、「ほんと、修正入ってるとこは申し訳ないけど、それでも作りたいモノがあるから」というスタッフ一同の熱意を感じ取れたからかもしれない。

 乳の、乳による、乳のためのアニメ。それがこの作品の骨子であり、全てである。キャラクターの設定を作るときに全ての女性キャラについて「乳のサイズ」だけでなく「乳の形」「乳首の形状」「乳首の色」などを事細かに設定し、場合によっては顔を描くよりも注意を払い、全ての労力を注ぎ込む。そして、そんな努力が地上波版では一切見られないという奇跡。日本の匠は裏地に凝るものだというが、修正で消えることが分かっているのに、乳描写に一切の手抜きをしないというのは、既に粋といってしまっていいレベルの制作理念である。

 もちろん、乳が絡むのは作画面だけではなく、全てのシナリオは乳に始まり、乳に収束している。ギャグあり、恋愛あり、そしてバトルありの本作であるが、その前にまず、乳がある。最初は馬鹿馬鹿しいと思って笑い飛ばしていた乳絡みのネタも、マジだと分かれば真剣に受け止めざるをえない。最終回で、サーシャが「お前は震えたことがあるか」と見得を切ったが、確かに震えがとまらないです。だって、ここまで真剣な馬鹿を見て、笑わずにいられるものではないのだから。

 そして、乳成分さえ取り除けば、この作品はふつーの作品になるわけだ。バトル要素は非常に重要なファクターであり、「各能力者が1つずつ元素を専門にして扱うことが出来る」というのはなかなか面白いアイディア。塩素使いが毒ガス殺人魔、鉛使いが銃撃大好きな殺人狂など、シンプルな使い方もいかにも少年漫画らしくて分かりやすいし、ネオジムやレントゲニウムといったマニアックな元素でも一応の役割が与えられている。そして酸素使いや炭素使いなども、使い方次第では様々なギミックが演出できただろう。まぁ、正直言うとそこまで凝った戦闘があったわけではないのでバトルものとしてはあまり評価出来るものではないと思うのだが、数話をのぞけば作画状態も良好で、最低限のインパクトは出せていたのではなかろうか。癖の強いアデプトの連中なんかも、主人公チームが変態であるというハンデを乗り越え、きちんと別方向からの変態性が演出できていたのは評価したい。

 改めて書いておくと、この作品はアニメとしてのクオリティが存外高い。シリーズ構成が上江洲誠氏ということでシナリオのペース配分が見事だったのは素直に評価出来る点だし、うのまことによるキャラクターをいい塩梅でアニメ画に落とし込んでおり、メリハリの効きすぎた女性キャラのボディラインなんかも、ギャグとエロの絶妙な境目をついている。小野学や高橋丈夫、日高政光など、それだけで看板が背負えそうなクリエイター陣が各話を任されてそのスキルを画面にぶつけていたのも面白かったし、おそらく全体統括に回った金子ひらくと名和宗則という2名がうまいこと舵取りをしたのだろう。これだけの布陣で作ったものがコレっていうのが、現代アニメの奥深さを感じさせてくれますな。

 各話レビューでも触れたが、個人的に無視できないのがオープニングとエンディングのデザイン。オープニングは小野学によるオーソドックスながらも期待を持たせてくれる仕上がりで、まっとうな少年漫画のオープニングとしての迫力は満点。そしてエンディングは実にフェティシズムに満ちた高橋丈夫による風呂とベッドの饗宴。どちらも作品の本質をぎゅぎゅっと絞り込んだ愉快な出来でした。

 なんだか無駄に長くなったが、最後は当然キャストの話。この作品を引っ張った大きな要因として、中の人たちの半端ねぇ努力を扱わないわけにいかない。主人公カップル役、藤村歩と三瓶由布子。この2人が基本線を作ってくれたおかげで他のキャストが散々遊べたことを考えると、やはり立役者といえるだろう。三瓶は途中のサーシャ女性化のくだりあたりでがっつり存在感を見せてくれましたな。

 純粋に声優としての幅を見せつけてくれたのは、燈役の豊崎愛生。最初のうちは「ホントに豊崎はこういう役しかこねぇな、そのうち行き詰まるぞ」とか思っていたのだが、愉快なおっぱい劇場で散々遊び倒した後に、黄金のクェイサーが覚醒したところで本領を発揮。普段高音域ばかりで仕事をしている役者が突然音域を下げてくると、本当にドキッとします。他にも回りを囲みながら週替わりで痴態を見せてくれた女性陣、川澄綾子、清水愛、花澤香菜、佐藤利奈、黒河奈美なども良い仕事。

 悪役側もこだわりが見えるシュートなキャスティング。私がこの作品を視聴し続けるきっかけを作ってくれたマグネシウム役の高垣彩陽。多分、今作で一番格好いい悪役でした。たった1話しか登場しない双子には中原麻衣・田村ゆかり。勿体ないくらいの使い方。

 男性キャラだってなかなか濃いぃ面子が集まっており、最終回も含めてばっちり決めてくれた鳳役の大川透。終始冷静で世界を観察し続けたユーリ役の千葉進歩。興津和幸、成田剣など、濃い濃い。

 そしてなんと言っても、「こんなエロ役やって、事務所的に大丈夫?」という心配を一身に浴びたのが、カーチャ役の平野綾と、華役の日笠陽子。ぴかしゃは……これのおかげで誰も届かない高みに到達してしまったかもしれません。芸人としては文句のない役だったわけですからね! エロいはずなのに何故かギャグにしか聞こえない。不思議! 

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 実に見事な、非の打ち所のない最終話。これが……現代アニメの本気か……

 私の個人的な好みも入るのだが、やはり「後日談」はたっぷりとってほしいもの。最終回にクライマックスを持ってくる構成というのも勿論意義は分かるのだが、そうするとどうしても尻切れトンボになってしまう傾向にあるので、特に2クール以上の尺をもった作品なら、きちんと作品世界を「閉じる」ために余裕のあるエピローグ展開をしてほしいと、色々な作品を見て思っていた。

 その点、この作品は本当にお見事。前回のうちに既に黄金のクェイサーを倒しており、今回はサーシャとまふゆの関係性をまとめるためだけにしっかり1話が割かれている。それだけでも、まずありがたい。そして、そんな大切な最終話であっても、この作品はぶれない。最後まで「クェイサー」は「クェイサー」であるべきと、実に見事な「乳」縛りのエンディングである。

 「乳がしぼんだ」。ギャグにしか聞こえないまふゆを襲ったアクシデントも、この作品では大問題。乳がしぼめば聖乳に影響が出るかもしれないし、何よりおっぱい星人のサーシャに愛想をつかされるかもしれない。そんな乳の問題を中心にして、事件後の「平和」と、サーシャとの「恋愛」に決着をつけるってんだからキチガイじみている。オープニングアクションとして、リズィが「巨乳なんて馬鹿馬鹿しい!」って突っ込んできたところでまず笑った。清水愛ボイスで「巨乳がなんだー!」ですよ。「二の腕があればいいじゃないかー!」ですよ。いや、んなことはいってないけど。

 更にたたみかけるように、あれだけ格好良く散っていたイケメンキャラ、鳳による乳批評の回想シーン。やべぇ、鳳先生が男前過ぎる。そうだよね、ロリコンは病気じゃないものね。堂々と宣言しても何も問題無いよね。でも、大川ボイスでそんなことを力説されても……「巨乳ぅ? とても賛成できない。金輪際、私の前で巨乳などと口にしてはいけないよ」。額に入れて飾っておきたい名言です。

 続く盛り上げ役は、我らが美由梨様。馬鹿だねぇ、素晴らしい馬鹿だねぇ。シリーズを通してギャグキャラで貫き通したのって彼女だけだもんねぇ。史伽や華も好き放題やってくれて、学校パートも愉快愉快。今回一番修正が入ってたのが相変わらずカーチャ×華のシーンだったので、そのへんの無修正バージョンも楽しみですな。

 そしてクライマックスは、ついに正面からデレてみせたサーシャとの別れのシーン。この期に及んで純愛ムードに走られたら興ざめだなー、とか思っていたのだが、この作品に限ってそんなことはなかったぜ! 乳丸出しのヒロインに対して、「俺が巨乳ならなんでも喜ぶと思っていたのか!」からスタートする告白。「俺はまふゆのおっぱいだから好きなんだ!」。史上最低の告白台詞じゃないでしょうか。そして神々しいまでの最後の授乳シーンと、お互いのファーストキスを分け合うという「純愛」。馬鹿って突き抜けると綺麗なもんですよね。もう、好きにしたらいいじゃないの。最後にサーシャが鉄柵で鎌を作り出した意味が全然わからねぇけど、すごくいい笑顔のサーシャが「お前は震えたことがあるか」で締めるっていうラストは文句も浮かばない。大団円って、こういうモノのためにある言葉だよ。実は色々解決してない問題が有るんじゃないかとか、気にしたら負けだよ!

 エンディングテーマに「Errand」っていうお約束の演出も嬉しいが、Cパートがあの短い中に2ネタも突っ込んできたのは感心した。「サーシャが笑顔で女装を受け入れるようになった」というのが1つと、「華が嬉しそうに転校してた」っていうのが1つ。カーチャ組も無事にその愛を成就させたっていうことが、たったの1カットから分かるっていうのは秀逸な落とし方だと思う。

 いやぁ、達成感のある、実によい締めでありました。無修正版でもう一回楽しみませう。

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 よさこい! な第11話。前回のお話ではそれなりに含蓄のある内容を読み込んでみたものですが、今回はもう、本当に何も無い! 単に暑い! それだけで1話!

 「スク水1枚でギターを演奏する女子高生」「2人して机に寝そべるスク水女子高生」など、シチュエーションだけを見ればかなり刺激的な内容になるはずのものを、一切そういう方向に働きかけないのがこの作品の凄いところで、ここまで色気を感じさせない水着回というのも希有だろう。今回の主役はそんなスク水を身にまとった唯……ではないと思う。

 1人目の主人公は、多分トンちゃんだ。だって、成長したらしいじゃない。うだるような暑さの教室の水槽に放置された亀1匹っていうのも辛そうだな。

 2人目の主人公は、多分ムギだ。常に表には出ずにフォロー役に回るムギだが、今回は完全にネタを散発する回だったために、彼女が介入するチャンスも多い。便乗水着、便乗着ぐるみ、さわちゃんとドライブなど、細かいネタを絶え間なく連発させることで、いい感じに存在感をアピール出来ていた。

 そして、やはり今回の主人公は、部長だ。ネタ回ということは、やはり一番の狂言回し、田井中律の独壇場だ。唯との生まれながらのコンビネーションは恐ろしいまでの相性の良さを発揮しており、異様な盛り上がりを見せています。いつもは「今週の一枚」をピックアップするところなのだが、今回は本当にコロコロと表情が変わり、絶妙なネタを連投連打する八面六臂の大活躍だったために、なかなか選ぶことが出来ませんでしたね。茶目っ気出した時の律ちゃんの声の愛らしさは兵器だぜ。「お願いがあるんでちゅ!」のところとか、ビープ音とかにしようぜ。部長会議という初耳なイベントも今回のハイライト。軽音部のノリって、他の生徒たちにはどういう風に見られてるんでしょうかね。

 今回は「バケツの水をこぼす」「扇風機を壊す」「部長会議を余裕でサボる」など、相変わらずがさつで駄目な部分が目立った律ちゃんであるが、さりげない部長らしさもきちんと紹介してやらなければなるまい。さわちゃんに水槽を運んでもらった後に、きちんと「さわちゃんありがとうございます」とお礼を言ったのは律ちゃんなんだぜ。絶対に社会に出たら一番うまくいくタイプ。

 ギャグをまわすだけの回だからグダグダ適当でもいいアニメ、というのでは一切無いことは、わかりきったことではあるが注釈を加えておくポイントだろう。個人的に今回ミドルヒットだったのは、扇風機を奪還して目の前でスイッチを入れた時の、律のほっぺたの動き。ほんと、こういう細かい作画に一切手を抜かないのが京アニの京アニたる所以である。これだけどうでもいいないようなのに、秒単位で画面に注目できるってのはすさまじい。

 余談。今回生徒会の書記の子が一言だけしゃべったんだけど、中の人が牧口真幸でした。「ささめきこと」でいうところのあずさの中の人ですね。何故か彼女が演る役は、あずさ、「戦う司書」のラティ、そして今回の書記の子と、やたらメガネっ娘が多い気がします。眼鏡声なんでしょうかね。過去に眼鏡声っていうカテゴリは門脇舞以と植田佳奈くらいしかしらないけど。

 厳選に厳選を重ねた、今週の1枚。何その顔!

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 夏だ! 水着だ! いちゃいちゃだ! な第12話。ただし、基本的にこのアニメはそこまでエロを求めて観る作品ではありません。っつうかリナの場合は普段からやたらと露出が多い格好してるし、今更水着でも大して変わりません。毎度毎度シリアスな内容を平易な英単語1つで表すのがこの作品のサブタイトルで、今回「ストーカーズ」だからてっきりヒーローマンに忍び寄る包囲網の話がメインなのかと思っていたら、なんとストーキングされるのはうら若き2人の初逢い引きであった。

 万全の準備を整えて約束のデートへ出陣するジョーイ。何とかホリーに感づかれずに家を脱出し(たと本人は思い)、めでたく2人きりで街中へ。しかし、ジョーイの回りの人間はお節介焼きというなの出歯亀ばかり。その先陣を切るのが、自称親友のサイなのが一番の問題だ。彼の今回の様子を見る限り、サイ自身は別にリナに気があるわけでもないし、純粋にジョーイを応援しようという気があるみたいだが、それにも増して「ジョーイだけじゃ何も出来ないだろう」という余計な親心が勝ってしまい、さらに単なる野次馬根性が勝ってしまう。普段が割とさばさばした人間なだけに、こののぞき魔根性はいただけませんぞ。

 そして、それに何となくついてくることになっちゃった教授。彼の場合はそこまで興味があるわけではないのだが、なし崩し的にサイに引っ張り込まれる形に。望遠レンズに集音マイクなど、ストーカー用品もおそらく彼の用意した設備なのだろう。ほんと、無駄な科学力のみが集結する男。これで教師だってんだから、合衆国のハイスクールはどれだけフリーダムなんだか。

 そして、最も来てはいけない人間、それが「破壊神」ホリー。「弟の初デート、ぶっ壊さずにいられるか!」とは素晴らしい兄弟愛ですが、サイのファインプレーでギリギリ制御。まぁ、ちらほらと見える表情からは、弟の成長を喜んでいるようにも見えますよ。

 水着を披露した海辺では、何故か担任のコリンズ先生も合流。サイが女役、ホリーが男役という謎のアフレコステージなども堪能しつつ、食事にウィンドウショッピングと、手慣れた感じでデートは進む(ジョーイが選んでる服が今着てる奴と完全に同じだったのは何なんだろう。のび太か)。もう、ここまで来た時点でサイの「ジョーイだけじゃなにもできねぇ」という心配事が杞憂だったことは確実なのだが、ストーキングはおさまらない。意外にも早い時点で追っ手に感づいたジョーイは、男らしくもこれをまきにかかる。普段は気弱だけど、せっかくの初デートは流石に全力で成立させたいらしい。

 しかし、折角追っ手をまいたにも関わらず、テレビからは非常な召集の合図。物わかりがいい、というか多少出来すぎた出撃命令をリナから出され、のこのことDr.ミナミの罠にはまりに行くジョーイ。彼の中で、ヒーローマンの正体をバラしちゃいけないという危機意識はどの程度のものなんだろう。今回の行動を見る限り、そこまで衆目を気にしてないような気もするんだよね。

 何はともあれ、今回はタマ以来のデカブツとの大バトル。多分ゴゴール戦なんかよりも画的には盛り上がるシーンで、どこぞのエレクトロマスターばりの電磁力で鉄骨に張り付くなどの小技もみせたヒーローマンがあっさりと勝利。たかだか工機ごときに負けるヒーローではないのですよ。ちょっと気になったのは、Dr.ミナミはどの程度今回の作戦を「本気で」やろうとしていたのかという部分。確かに噂の「ゴースト」をたたきつぶしたともなればそれなりに注目は浴びようが、そもそもその理由が「暴走したから」なわけで……今回はその「暴れっぷり」がテレビに映っており、悪評ばかりが広がりそうな気がするんだけど。登場時は物々しかったドクターも、なんだか微妙に小物臭が漂ってきています。

 そして、一応いちゃいちゃ回だったということなので、実に無茶苦茶な観覧車デートで一日が終わる。ヒーローマンの便利な使い方ですね。電気絡みなら何でも出来るのか、お前は。そして、あの乗り方はロマンチックとかいう以前に、怖い。あの高さならちょっと風が吹いただけで死ぬぞ。いいのかジョーイ。まぁ、リナは満足してくれたみたいなので、男の子としては合格点なんでしょうか。

 しかし、ヒーローとしては問題有り。あれだけ派手に動いてしまっては、やり手のエージェント・ヒューズが見逃してくれるはずもなく。来週は急転直下の逃亡劇? ほんと、この作品は退屈する暇も与えてくれないねぇ。 

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「B型H系」 5→5

 今期まず最初にゴールテープを切ったのはこの作品。誰がなんと言おうと、純正「田村ゆかりアワー」としての存在意義が不動の中の人エンジョイアニメである。

 正直、本当に「田村ゆかりは偉大である」の一言で片付いてしまう作品だ。作中ではずっと品質は安定しており、作画が怪しかったり、シナリオの訳が分からなかったりといった不備は一切無い。毎回山田がかっ飛ばしているところをのんべんだらりと観ることができたわけだし、この作品に無駄にエッジの効いた演出なんぞ全く求められていないだろうから、「素材の味を、ハイそのままで」という潔い方向性に、文句の出ようもない。これは、そういうものである。

 あとはまぁ、その「1位じゃないと駄目なんですか? テキトーに熱狂的なゆかりん信者に受けるアニメでいいんじゃないですか?」という姿勢を、どの程度許容出来るかという問題である。漫画自体がそこまで大爆笑というものでもなく、毎週バイキンマンがアンパンチでぶっ飛ばされるのを知っているように、全ての視聴者はこの作品が何をやり、どこに落ち着くのかを観る前から知っている。そんなマンネリズムを、どこまで忌憚なく受け入れることが出来るか。私個人の感想は、「まぁ、1クールならいいんじゃない?」というくらい。流石にこれで2クールやられてたら途中で観なくなったような気も……いや、観てるかなぁ。山田がしゃべってるだけで面白いもんなぁ。

 そう、結局、この作品を評価するには「田村ゆかりにエロいコトを好き放題言わせてそれを楽しむアニメ」という属性で語る以外にはない。1話では爆笑したこの山田のキャラ作りも、重なり続けるお約束展開に次第に慣れて、最終話はかなりきわどいところまで行ったはずなのに実に心穏やかに視聴出来る。まるで実の娘が女になるのを見守っているような心境だ。そして、返す返すも「田村ゆかりは上手いなぁ」と思わざるをえないのである。

 山田のキャラクターは、原作のテイストからして充分「可愛い」キャラなのであるが、ともすると単なるビッチに成り下がる。小須田に対してやっていることはワガママの極みであるし、ツンデレと言ってもテンプレ臭が抜けきらず、下手な人間にやらせたら、下品さが際立ったり、紋切り型のキャラクターに落ち着いて面白味も無くなっていたかもしれない。しかし、御年34歳の田村ゆかり嬢にはそんな心配は無用。ハイテンションな山田のあふれ出る若さを存分に見せつけ、その上で何とも「可愛らしく」なってしまう。モノがモノだけに、細かい息芝居などの力量が如実に出る部分も多く、細かい演技プランには心底感心させられた。本意かどうかは分からないが、この山田というキャラクターも、是非田村ゆかりヒストリーには刻んでおきたい名前である。

 そして他にも、とばっちりで堀江由衣、花澤香菜、能登麻美子といった面々も卑猥な言葉を言わされるはめになり、これもいいサービスになっている。小林画伯は……どこへ向かっているかよく分かりませんね。

 そうそう、後は番組を良くも悪くも彩った「鬼印」のマーク。最初は「どうせこの画のエロなんて誰も期待してないんだから、邪魔な修正とか無くすか、修正無しで放送できるくらいの画にすりゃいいのに」と思っていたのだが、後半はなんだか慣れてきて味があるとすら思えるようになった。逆にDVDとかで外れてしまった方が興が冷めるかもしれない。ちょいちょい流れた「コンドーさんなら鬼印ー」のテーマも、随分耳に馴染みました。

 多分半年もしたら忘れ去っているような作品になってしまうとは思うが、何はともあれ、ダラダラと楽しませてもらいました。キャストの皆さん、お疲れ様です。

 

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 決意が集う、第23話。水は低いところに流れるとはいうが、まるで神の手のなせる業のように、3つの戸惑いは決意に変わり、気付けば一所に収束している。迷いに迷った水の行く先は、「ブルースクウェア」という名の青い決戦場である。

 端的に言ってしまえば、次回の最終回のために助走を付けるエピソード。これまで散々迷い、謀られていた3人の「首領」たちは、法螺田という名の大きな悪意を前にその全てを捨て去り、自らの信じる道を歩むこととになる。

 まずは帝人。他の2人が激動の世界に身を委ねている中、彼だけは自宅の布団で耳を塞いでいた。前回行った「ダラーズの解散」という判断は彼なりに真剣に考えた結果のようであるが、やはり「色の無いダラーズは、こうしてまた色を失っていくべき」という彼の言い分は詭弁に聞こえてしまう。結成された状態、つまり前回の園原を逃がすパートのような状態でも、ダラーズは色を持たないままであったはず。それを、ここで改めて「色を無くすために解散する」というのはいささか都合が良すぎる。確かに、解散宣言を出したことはおそらく黄巾族には伝わるだろう(ダラーズとの掛け持ちメンバーはいるだろう)が、それは消極的な対策を講じることで完全に暴力に屈してしまったことになり、あれだけダラーズを守ろうとしていた帝人の行動としては情けない。

 ただ、あの判断は彼が「何も知らなかった」が故のものであることは考慮しなければならなかった。「自分が作ったダラーズなんてお遊びのせいで園原や街の人間が傷ついている」という大きすぎる問題を抱えた時、帝人は正直何もできやしない。せめてもの抵抗として、「解散」という選択肢を選ばざるを得なかったのは確かであり、そうできたのは、彼の勇気の表れである。

 そして、今回そんな彼にもたらされたのは、セルティの持ち込んだ「全ての真実」。園原のこと、そして紀田のこと。ダラーズを解散した今、帝人に出来ることは何も無い。力も、数も、今まで使えたものは全て捨てたのだ。それでも彼は、悩むそぶりすら見せず、セルティに従って走り出した。「自分の問題」と思っていた悩みは、紀田や園原といった「他人」も全く同じように抱えていたことを知ったのだ。これは既に、ダラーズが自分だけの問題じゃないのと同じように、池袋の全てが、園原の問題でも、紀田の問題でもなくなったということ。全ては、3人の問題になった。「どんなに嫌なものでも見る覚悟がある」との返事は、何も出来なかった不甲斐ない自分に、ようやく何か出来るかもしれないという、かすかな望みだ。

 静雄の来訪によって、黄巾族が遂に一線を越えてしまったことを知った園原も、これまでのような「額縁」を生み出すことなく、いつの間にやら走り出していた。彼女の頭にあったのは、紀田への絶望感のみ。自分のこれまでの行いで、紀田は遂に行くところまで行ってしまった。こうなっては、今更罪歌の子供のこと、自分のことを気にしている余裕は無い。「自分の問題」の枠を飛び越えてしまった紀田を何とかせんと、園原も単身、「罪歌」としての使命を果たしに向かう。すんでの所で紀田の命を引き留めた「罪歌の命令」は、園原の信念が通じた起死回生の一手。

 そして、法螺田の反逆ののろしに、「過去の追従」を決心した紀田正臣。サイモンには今生の別れを告げ、彼は歩き出す。あの日、三ヶ島沙樹を目の前にしながら動けなかった自分、そんな過去から逃げだそうと背中を向けていた自分。過去に押しつぶされぬよう、真っ二つに引き裂いたブルーの波の中を、一歩一歩踏みしめるように歩いていく。あの日は歩けなかった。それでも、今は真っ直ぐに歩くことが出来る。

 法螺田を殺す決意、つまりブルースクウェアを殺す決意というのは、自分が死ぬ覚悟をするとともに、あの日果たせなかった沙樹への贖罪と、過去の自分をも殺さんとする、二重の死の決意。一度は頭に一撃を食らった彼が一瞬のこととは言え立ち上がれたのは、その決意に、後ろを向くという選択肢を与えられなかったため。自分が死ぬとしても、守るべきは今の仲間たち。貫くべきは、過去に朽ちた勇気。紀田の決意は、最も確実に、たった1点の突破口を見据えている。

 結局、全ての決意はこの場所に集まった。紀田を止めようと駆けつけた園原が見たものは、血に伏した彼の姿。その一瞬で、彼女も全てを悟っただろう。そして、最後に登場したのは帝人。彼の思い、紀田への友情と園原への愛情。この2つだけは、何が起ころうとも変わらぬものであり、絶望にうちひしがれた2人を救うことが出来る唯一のものであろう。また学校に戻って、あの日常を送れるようにするために。

 もう、野暮なことは言わずに次回を待ちたいですね。今回強いて面白かった点をピックアップするなら、例えば撃たれても元気な静ちゃんの姿。気付け気付け。そして、セルティに電話をする新羅、というのも地味に面白い。完全に一方通行の通話って、ものすごくストレスが溜まりそう。セルティもメット被ったまま携帯持ってて伝わるものなんでしょうかね。また、これまでしつこすぎるくらいに気にしてきた「色の問題」も、今回は収束の様相を見せた。3人が集まったブルースクェアの集会場は、黄巾族の黄色を基調としつつも、法螺田の後ろの照明などは、黄緑色に発色している。黄色が緑に変わるということは、当然そこに「青」が混色されていることを表している。

 残されたファクターは、臨也の野望と、それに呼応したセルティの首の問題。来週で解決出来るのかどうかは分からないが、とにかくおさめるべきは現在の動乱だ。さぁ、最終回は何を見せてくれるのか! 刮目して待て!! 

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 まさかの妹キャラ登場に話題騒然の第9話。え? そうでもない? まぁ、話題性の無い作品ですからなぁ。

 前回の引きから、どれだけ颯爽と松吉を救援するのかと思っていたら、ものすごく地味に、あっさりと奪還を終了させてしまった政之助。雇われのふりをして忍び込んでいる手前、おおっぴらに救助は出来ないんだろうと思っていたので、あっさり真正面から助けに行ったのは少々拍子抜け。自分の見張り当番の時間帯ではなかったようなので松吉との直接の関与は明るみに出ていないのだろうが、これで近江屋の一件に続いて「用心棒に入ったとたんに警護対象がさらわれる」という事態が重なってしまいました。信用商売ならおしまいです。

 ただ、救助の前に展開された、松吉が囚われた蔵の前での小競り合いはなかなか面白いシーン。痛めつけられた松吉を庇おうとする政之助に訝しげな顔をする菊屋の用心棒。それに対し、政之助はこれまで見たこともないような毅然とした態度で、その場をおさめてみせた。普段なら考えられないまっすぐな視線と、その場に適した無難な受け答え。あの場で疑いを膨らませず、さらに松吉の身を守る方法としてはベストの選択肢だったのではなかろうか。あのシーンだけ別物みたいだったなぁ。

 そして、ちょっとした反則ツールである八木が暗躍したことにより、大津屋と菊屋の事件は万事解決。八木の絶妙なサポートにより、大津屋にも被害は出ず、松吉は嫌でも「恩」を感じざるをえないような状態。なんだかうまく行きすぎたような気もするけど、政之助は晴れやかな顔で「めでたしめでたし」ってな風だったので、これはこれで良しとしますか。後日談の中では各人の松吉への接し方が描かれており、お互い皮肉混じりながらもしっぽりと友情を確認し合う梅と松吉が実にいい感じ。「親馬鹿過ぎるおめぇを見たくなかったけど、実際のところすごいと思うよ」というツンデレ風味の松吉。そして、それに炊事洗濯で応えてあげる家庭的な梅。こうしてみるといいコンビじゃない。

 政之助は相変わらず空気が読めないままであるが、松吉の現状と心情を根掘り葉掘り尋ねてまわり、いちいち「野暮でござった」と頭を掻く。このキャラクターで許されるのはあんたくらいのものだ。でも、松吉もきちんと「3人目の恩人」として認識してくれているらしく、友情アイテムである「松のかんざし」を贈呈。五葉の働きで手に入れた金の使い道も判明したし、松さんテラツンデレ。

 そして、1人達観したような視線を送り続けるのが、弥一である。「無事で良かったね」の一言も無しに、松にかけた言葉は「仕事を頼みたい」。この2人の関係性は、あくまでこのままがベストであるということを、どこかで感じ取っているのだろう。松吉の方もそれが自然であるらしく、怪我も快癒していない身であるものの、早速弥一のために動き出してくれている。これはこれで面白い友情の形と言えるかもしれない。

 そして、そんなかりそめの平和を乱す事件が2つ。1つ目は、突如来訪した政之助の妹、幸。兄の家を訪れたら妖艶な女性が1人の時点でドギマギ。その後懐かしの兄に実家での不満をぶつけるも、政之助は自分の言い分に共感してくれず、結果は幼さの残るふくれっ面。政之助、こうして頼られてきたってことは、一応兄としては慕われているみたいね。行き場を無くした幸は、おたけが気になってしばらくくっついてるみたい。秋津家の人間は人の心の隙にするっと入り込んで犬みたいに可愛がられる属性でもあるのかしら。

 そしてもう1つの事件は、八木の介入を快く思わない弥一による牽制。確かに、悪党集団の仕事に与力同心が一枚噛んでくるのは都合が悪い。しかも八木という男はなかなか食えない奴で、弥一が自分の思惑通りにコントロールしている五葉という組織にとっても異分子には違いない。この2人の小競り合いが、最終回に向けたクライマックスになるわけですな。

 そして、そんな八木が絡んでしまったせいで面倒なのが、弥一と政之助の関係性だ。「初めのうちは面白かったが、今は鬱陶しいとしか思えない」という弥一の言葉に、政之助は素直に狼狽する。そして、「それが駄目だ。ポーカーフェイスを貫けないなら、八木には会うな」というのが弥一の命令。言っていることはもっともなので、政之助も言い返すことも出来なかった。

 ここで微妙なのは、この「今はお前さんが鬱陶しい」という台詞が、どこまで弥一の本心なのか、という部分である。作中の流れからすると、弥一はこの台詞でもって政之助の動揺を誘い、「それみたことか」と揶揄するための台詞ととれる。実際に政之助もそう受け取っており、「先ほどの弥一殿の台詞には驚いた」と溜息をもらしている。しかし、本当に単に政之助を驚かすためだけに、弥一が口からでまかせを言ったのだろうか。彼の中で、政之助という人間の持つ奇妙な魅力のようなものを、処理しきれなくなっているのではないか。彼がきてから、梅も丸くなったし、自分にしか懐いていないと思っていた松吉までもが政之助に懐柔されている。この状況を、弥一はどのように思っているのか。最終的には、やっぱりこの2人の心の通わせ方がメインテーマだと思います。

 なにやら情報屋を介して五葉に近付く黒い影もあり、最後のヤマもきっと大きい。どうなりますことやら。 

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 「ん? 間違ったかな?」と言って欲しかった第11話。拳王なのにやってることがアミバっぽいよ。

 強硬手段に出た父親に対し、恋人ニノの一言から奮起して反撃に出るリク。ただし、しょせんは若造の浅知恵、軽く父親に上を行かれ、家名の大きさに太刀打ちすることも能わず。基本的に「リクが優秀な事業家である」っていう側面がこれまで全く描かれてこなかったので、今回のエピソードもいまいち説得力が無く、盛り上がりに欠けます。高井の暴れっぷりが楽しいくらいかね。ニノの語るリクに対する思いも3日で忘れるようなものなのであまり深みも無く、リクが河川敷にどこまで思い入れを抱いているかも描かれてこなかったので説得力も微妙。シリアスな話に振られると、この作品はどうやって見ていいのか分からないし、覚悟して見ると、フツーの作品なので引っかかる部分が無いのである。マリアが画面上にはいたけど台詞なかったしな……

 どうせなので本編に関係ない話題を一つ。今月のニュータイプの新房特集に載っていたが、今回、千和は「千和さんなら1人でステラやれるよね」と言われたらしい。何その信頼感。そりゃまぁ、「絶望先生」であの「前巻までのあらすじ」をやりきった人間に不可能はないだろうが……しれっと幼少期のリクまでやらせているあたりが流石。千和とみゆきちに限っていえば、「シャフト声優」とコネやごり押しを揶揄するのは見当違いと断じることが出来よう。そりゃ、自分が音響をディレクション出来る立場になったら、あんなに便利な役者を使わない理由はないだろう。あ、小見川は知らん。 

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  神浜市の自然の奥深さに恐れおののく第36話。ちょっと漁船で移動するだけであれだけの規模の洞窟があるとは……恐ろしい町だ。

 今回はリコとケンの関係性がやんわりと変わる、実に印象深いお話。一応ミサに認められたりしているところを見るとケンもなかなか頼りになる奴のようだが、今回のように馬鹿要素を廃してきちんと男を見せられたのは初めてのことかもしれない。ネズミ好きでネズミ属性の男の子ってのはなかなかキャラを立たせるのも難しいのと思うのだが、コウモリとの対話や方向感覚の鋭敏化、さらにクライマックスの「あの台詞」と、なかなか上手い具合にネズミ属性をポジティブに活用している。

 ストーリーは、タイトル通りの「宝探し」なわけだが、この作品のすごいところは、次回予告でとんでもない設定が出てきて、「またまたご冗談を」と思っていたら割と真正面から無茶なネタを描いてしまうところ。特に宇宙人のUFOの回は「一体何をUFOと勘違いするのかしらね」と思って見ていたらマジもんのUFOの中で途方に暮れていたので、どうしていいか分からなかった。今回もそれは同じで、「宝探し」とのことで「どこに行くんだよww」と思っていたら、本気でそれなりの規模の洞窟に突入してしまった。どんな理由にせよ、あの洞窟に単身乗り込めるケンの親父がまずすげぇ。

 そしてそれなりにシリアスに展開するリコとケンのドキドキ二人旅。鈍感2人の珍道中なので小学生らしい掛け合いになっているのだが、あのシチュエーションで「自分を喰え」とさらっと言えるケンは男の子としても最上位に位置するくらいのイケメン。しかもその台詞が絶望からヤケになって漏れたものでも、ちょっとキザったらしく頬を赤らめて言った台詞でもなく、本当にさらっと、何気なく言った台詞である。他にも寒さで弱ったリコをすぐに抱きしめてやれる男気、何気なく上着をかけてやるさりげなさ、やべぇ、格好いい。ここまで気遣われたら、流石のリコも従順にはなるよ。いや、なってなかったけど。

 今回は本当にこの2人のいちゃいちゃっぷりを眺めるだけの回で、タイトルに登場したゾウなんかはほとんど出番も無かったわけだが(彼はどうやってあの島に行ったんだろう……)、個人的にはポチ姉のナイスボケが印象的。家族5人で食べるとしたら多分600グラムでも足りないくらいだと思うけど。

 で、今回のエピソードで脳裏に蘇ったのは、カノンの中の人繋がり(?)なのか、CCさくらの17話、「さくらのこわーいきもだめし」である。あれは確か臨海学校に行ったときのエピソードだが、友枝町近辺にも結構な規模の洞窟があったわけだ。そして、暗闇で協力するのは普段あまり仲の良くない男の子と女の子。真っ暗な中で協力して問題を解決するのが、子供たちの仲を取り持つ第一歩なのは10年経っても変わりませんな。ちなみに、小狼が始めてさくらを名前で呼んだ「さくらと小狼とエレベーター」(57話)も、暗い閉鎖空間の中でのお話。あのあたりの雰囲気が大好きでした。

 流石にリコとケンは最終的にさくらと小狼みたいな関係にはならないだろうけど、今回の男前ケンにならリコを任せてもいいと思った。既に父親の心境です。でも、リムをタマオに任せるのはちょっと……

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