最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
8月13日 ドラフト模様(ROE×3)
ピック順 【Sangriter】→【Serra】→【Thraxi】→【Alessi】→【Van】→ 気付けばまた一ヶ月近く空いてしまった久し振りのドラフト。その間私はフライデーに参戦して初全勝したり、メンバーの中でもう1人だけDCIナンバーを保持している【Sangriter】は地元のフライデーに参加して「ガイアの復讐者」を入手したりしてました。おかげで、エルドラージリミテッドはものすごく遠い世界に感じます。 お盆で回りに人っ子1人いない中で行われた今回のドラフト、パックのどこがおかしいというわけではないのに、なんだか組まれたデッキが妙なことになっている場合が多かった。久し振りとは言ってもみんなぼちぼちエルドラピックにも慣れてきたころで、「大体2つくらいのコンセプトに渡りを付けておいて終盤調整すればデッキにはなる」というのがおおよその見解らしいです。ただ、うまくまとめきれなかった時に均等3色になってしまうのが悩みとか。実際、緑が絡まない3色だとちょっと勝ち目が薄いかもしれません。あとは、コンセプトが固まると勝敗は差し置いても「楽しい」っていうのが大事なのかしらね。 今回のレア度数は4.33となかなかの数字。神話は「復讐蔦」の登場がちょっと嬉しい。まぁ、リミテッドだと割と普通の生き物だけどな。 PR まだまだ落ちない第6話。何だろうこの作品。やってることはベタベタのくせに、やたらとパワーがある。俺が見たかったアニメってのは、ひょっとしてこれだったんだろうか? 前回の臨死体験で完全に別人となったこずえ。視力が回復しているほか、オカルトへの興味をまったく失ってしまっている。人としてはこちらの方が正しいような気もするのだが、毒気の抜けたこずえには親友たちも納得出来ない。何とか彼女にオカルトへの情熱を取り戻してもらおうと、マヤと亜美はよく分からない方向へと努力を始める。 まずは前回こずえが食いついていたオカルトもどきの総ざらい。ポルターガイストに板書の謎の文字、エセつちのこにモスマン(未遂)まで色々とオカルト要素をぶつけて反応を見るが、どれもこれも全力の空振り。最終的には文明のスプーン曲げにまで協力を依頼するも、実に見事なイカサマっぷりにこずえも苦笑い。「やっぱりオカルトなんて馬鹿馬鹿しい」とマヤが挑発すると、こずえは同意しながらも涙を流す。心の奥底では、彼女は今の自分に抵抗しているのだ。 そこで最終手段としてマヤが持ち出したのは、臨死体験装置を使って「忘れてきたこずえ」を回収するという作戦。もう、理屈も何もあったもんじゃない作戦だが、命がけの臨死ダイブで何とかこずえを引き戻そうと奮戦する。が、保護者責任で文明がストップをかけ、気付けば文明自身が臨死ダイブをすることに。 彼の仮死状態での思考をモニタしていると、画面に映ったのは幼少期と未来の映像を交えた走馬燈。ここで面々は未来の凄惨な実情を目の当たりにするとともに、「内田文明」としての真の姿を確認する。もっとも、その意味を全て理解出来るのは事情を知っているマヤだけ。意外にも深刻な彼の思い出に、やや認識を改める必要性が出てきた。 結局、とんでもねぇオチで易々と復活を遂げたこずえ。今までにも増して元気になった彼女の姿を見て、親友たちも一安心。マヤはというと、一応は命がけで生徒を守った文明に対し、少しだけ認識を改めるのだった。 というわけで、前回のエピソードはきっちり回収出来たし、文明とマヤの関係もまた一歩前進したわけなんですが、もう、本筋のネタがひどい(かなり良い意味で)。あれだけ命がけのシーンやシリアスな過去話が展開して「おぉ、ようやく少しはまともなシナリオに入ったんだ」と思ったのもつかの間、「本当に必要なものはすぐ近くにある」なんて含蓄のある言葉を、まさかあんなネタにしてしまうとは。そりゃま、「メガネメガネ」には定番のオチであるが……この真っ直ぐなボケっぷりは逆に新鮮だわ。文明もラストシーンで期待を裏切らずに三枚目に戻ってくれてるしね。最後の最後まできちんとギャグを成立させてくれている一貫性は嬉しい部分。ま、今回一番笑ったのはダウジングロッドで鍵を開けちゃったJKなんですけどね。いくらピッキング犯でもそれは無理や!! そして、今回も実に見事だったのは、各種顔芸やずっこけなどの身体を張ったシーンの勢い。毎回「お前ほんまにメインヒロインか」と思うくらい悪鬼羅刹のごとき形相をみせてくれるマヤですが、今回も怒りに歪んだ表情や、あっけにとられて大ボケかました表情なんかがいちいち笑える。亜美と2人でつちのこを作ろうとした時のお約束のエロネタもやたら真に迫っていたり、路上ですっころんだ文明のリアクションなんかは無駄に動きが良く、この作品は細かい心理描写なんかよりも「ベタな笑い」の方に気合いをいれているように見えて仕方がない。いや、それでいいんですよ。今回の大オチの時のマヤの表情は、無闇に笑わしてもらいました。 そして、一応少しずつ進行しているシリアス路線の話も、決しておろそかにはせず押さえておきたいところ。母親に仕事優先で少年期を忸怩たる思いで過ごした文明と、オカルトに人生を捧げた父親に振り回されたマヤ。マヤの親父さんなんて、1話では基本的にネタ扱いだったのに、気付けばいつの間にか「辛いエピソード」っぽくなっているのが驚き。また、スプーン曲げこそ出来なくなったものの、長年のテレビ出演の実績があるおかげで、実に巧みなスプーンさばきを見せる文明にも注目。何気ないシーンではあるのだが、いかにもプロといった彼の手つきに、長年蓄積された彼の「歴史」が垣間見える。この辺の要素の配置の仕方がうまいなぁ。 そしてこずえのオカルトへの情熱というファクターを通じて、さらにマヤのオカルトに対する姿勢も仄めかされていることも忘れてはいけない。文明のスプーン曲げを見て散々オカルトをこき下ろしたマヤだったが、最終的にそれがこずえの涙を誘発することになった。これはつまり「こずえはオカルトの楽しさを思い出すべき」というマヤの意思の表れであり、どこまで行ってもマヤは「オカルト好き」なのである。ツンデレにしちゃぁおっかないが、そのへんのねじれた愛着の表出のさせ方も実に面白い。 また、ギャグに収束していた要素ではあるが、こずえのオカルト熱を、彼女の眼鏡というツールに具現化させてシナリオに組み込んでいるのも興味深いギミック。そもそもこずえは「目に見えず、心でしか見えないものを見たい」という切なる願いのためにオカルトを追い求めているわけだが、そんな「目では見えないものを見たいと思う気持ち」という抽象物が、今回の事件では「彼女が探し求めている眼鏡」という具象物に代用されている。このすり替えはシナリオを理解しやすくする効果があるのはもちろんだが、彼女のメンタリティを1点に集約することで、「近さ」「大切さ」などの要素を視聴者に出来るだけ身近なものにする意味もある。この辺りの構成の妙も、この作品のシンプルな楽しさを支える一要因になっているのかもしれない。 まぁ、個人的には女子高生がきゃっきゃしているのを見るだけでも楽しいんですけどね。特に前回と今回は3人娘がフルでしゃべってくれていて、賑々しさもひとしお。というか、ぴかしゃ、彩陽、花澤の絡みって、現代声優界花盛りなラインナップよね。ギャグでもシリアスでもばっちり決められてこその一人前。そう言う意味では文句ナシです。 今回の予告から、テーマソングが彩陽歌唱に変わりました。曲目はなんと「HOT LIMIT」! 確かこれってBD/DVDにフルがつくんだよな……この巻だけでも、確実におさえにいくか!
美也の「にしし」笑いは不自然なのに許せる気がする第5話。今回もサブキャラの舞太とか、アスミスとか、そういうとこまで全力で耳が研ぎ澄まされる至福の時間。
今回から棚町薫編ということなのだが、私が必要以上にもきもきしたのは、キャラクターのせいだけではないはず。終わってからスタッフを見たら、コンテに金崎貴臣氏、そして演出はまさかの小林智樹。無駄に豪華じゃねぇか。やってることは凄くありきたりな「気の置けない女友達と思っていたアイツが最近気になり出して……」という流れなんだが、要所要所の棚町さんが無闇に魅力的でどうしようもない。それだけの作品なので、そこが力強いと満足するしかないのですよね。 ま、あとはどこまで行っても中の人のことなんですけどね。佐藤利奈ってのは不思議な役者で、「サトリナならこれだね!」っていう役のタイプがはっきりしていない。同じ作品に出ている役者を見ると、たとえば御前なら「委員長タイプ」というのが真っ先に出てくるし、アスミスなら「放っておけない妹系」ってことになるだろう。新谷は……「普通」? まぁ、とにかく「この人がやるってことはこういうキャラだな」という中心が、どこかにあるはずなのだ。しかし、サトリナはそれが無い。ヒットのきっかけになったのは「ネギま!」のネギなので少年役が第一かと思えばそんなこともなく、「みなみけ」「明日のよいち!」「グレンラガン」のようなお姉さん系、「バンブーブレード」「にゃんこい!」などの天然系、そして今回の棚町さんや「超電磁砲」の美琴のような元気っ子系と、どのフィールドでも分け隔てなく溶け込んでいる。 他の声優だって役者なんだから様々な顔を演じることは出来るだろうが、「この人の代表役を上げてくれ」と言われて票が散りやすいのが佐藤利奈。そんな気がするのだ。もちろん、看板役のイメージが割れるということは決して印象が薄いこと、メインがはれないことと同義ではない。あくまで「その時その時で印象が変わる」ことの証左であるから、役者にとってこれ以上素晴らしいこともあるまい。たとえ「サブミッションが得意な魔法の国からきた女王」を演じさせても、「普段はクラゲだけど時々王妃になる大家族の長女」を演じさせても、サトリナはサトリナとして揺るぎなく存在できる。そんなところが、きっと彼女の最大の魅力なのだと思う。かつて某所では「弱い生き物」との二つ名を付けられた彼女だが、芸歴も積み重なった今となっては、回りの影響を受けずにただひたすら自分を磨き続けてきたことが最大の強さになっているのだ。 というわけで、棚町さんも素晴らしい女性に違いありません。佐藤利奈ボイスの悪友に耳を噛まれたり、右フックを食らったり、校舎裏に呼び出されたり、「どこ見てんのよ!」って言われたりしたいです。ゲームを買うのは面倒なので、棚町シナリオだけ分割して1000円くらいで売ってくれないでしょうか。あ、もちろん佐藤利奈シナリオでも一向に構わないのですが。一緒にカレーを食いに行こうとするとバッドエンド。タイカレーだとセーフ。
ぱらいそ一色な第6話。作品始まって以来の壮絶な状態になっているにも関わらず、主人公回りは正に別世界。エロとゾンビ、ある意味この作品の粋の粋といえる回かも分かりません。
鞠川先生の友人宅に逃げ込んだ一行は、武器弾薬の補充と心の洗濯、栄養補給など1日ぶりの安寧を手にする。男性陣がくつろぐ間もなく兵器調達で女性陣がお風呂タイムっていうのはなんだか釈然としないものがあるが、逆にしたとしても視聴者は絶対に喜ばないのでこれで良し。2つの目的は見事に達成されております。 そして、そんな天国模様と比較されてより凄惨なのが、橋を舞台にした地上の地獄絵図だ。これまでなんとかゾンビを押さえ込み、封鎖を維持してきた警官隊だったが、あまりの現実に本来ならば守るべき対象であるはずの市民にも対応しなければならない状態になった。確かにあり得ない現状を考えれば、アホな市民どもがトチ狂うのは分からないではないが、わずか1日であそこまで電波を孕んだ思想を持った連中が集合できるのには驚きだ。学園の様子を見る限りでは事件発覚からはほとんどパニックしかなかったはずなのだが、ビラをまいたり、プラカードを立てて結集する余裕があったのは信じられない。ああいう連中っていうのはいつか暴れ回るチャンスのためにいつでも臨戦態勢なんだろうか。 そして、そんな万事窮した状況に、警官隊のトップはついに苦渋の決断。一部の市民を巻き込みながらも、現状を鎮圧することを最優先として行動を開始する。そこには、不逞の輩の命も、ゾンビたちの命も、そしてそのどちらでもないものの命もある。「市民を守るべし」の使命を達成した警官は、全ての責任を取るために、自らの命をその代償として差し出した。もう、誰がどう正しいかなんて分かりはしない。 「警官隊はどれだけの覚悟をもってバリケードを築いているんだよ」という疑問を先週の感想で書いたわけだが、奇しくもすぐにその解答が描かれた。もちろんある程度の覚悟はあっただろうが、今回の事件で混乱を極めていたのは何も市民だけではない。それを守る警官隊だって、当然極限状態で警備にあたっていたのだ。「会計課まで持ち出してきたんだ」と泣き言をいう部長格の男だったが、ついに上層部からの指示も途絶え、全てははかない末端の現場判断に頼らざるをえない状態。見たところ、ここに来てベストの判断を下していたように見えたので警官隊の行動には素直に感心したのだが、市民にとって最善の選択が、果たして最善の手に見えるかどうかは別問題。あまりの責任の重圧に、一人は全てを償う意味で命をなげうった。しかし、その行動はより末端に混乱を来す意味しかなかったようにも見える。橋の上の混乱だけは一時的におさまるかもしれないが、今回の決断と顛末は、世界中に波及し、新たな火種となるのかもしれない。 また、今回はマスコミ報道を通じて、世界の現状がはっきりと数字で示された。現時点で、「殺人病」に犯された被害者は日本国内で200万人超。そしてこれがあっという間に一千万人に達する見込みだという。一千万といえば日本の総人口の約十分の一にあたるわけで、そこまでいったら国家としては崩壊したと見るべきだろう。つまり、現状で歯止めがかかればまだ救いはあるが、後3日もすれば日本は終わるかもしれないということ。リアルにキツイ数字だ。世界同時多発と言っていたのでどこの国でも似た様な状態だろう。日本は人口密度がそれなりに高い国なので被害の拡大も大きいという可能性はあるが、それでもわずか1日足らずであそこまで警官隊が動けた治安の良さもある。他の国では、もっとスムーズに「殺人病」の蔓延は進みそうである。 で、そんなどうしようもない現実とは裏腹に、主人公パーティーは一気にサービスカットをばらまく作戦に。この作品はどの子もみんな爆乳なのであまりバリエーションは楽しめないのだが、徹底したばいんばいん描写とフェティシズム溢れる構図、シチュエーションは、湯気があろうがなかろうがお腹いっぱい。沢城・麻里奈・キタエリの喘ぎ声っていうだけで、我々の業界では珠玉のご褒美です。 一応、孝と麗の痴話喧嘩なんかもあったけど……気付けば喧嘩混じりなのにだんだん良い感じになってきてるのはムカつくな。平野が頑張れ。
ホリー大活躍の第20話。まさかの3週続けての水着回に、ジョーイの女装姿披露と、本編とは関係無い部分での盛り上がりが凄まじいです。
騒ぎを聞きつけるのはいつでもデントン。今回は各地を騒がせているという謎の誘拐事件の噂を聞きつけ、助手2名(?)を引き連れての実地調査。犬、牛ときて人間まで行方不明者が出ているという謎の現象を、何故か現場の土を分析して調査しようとしたデントンだったが、当然ながらそんなよく分からない方針はジョーイとサイには納得出来ない。不満をぶつけると、「風で飛ばされている」という一言をキーワードとして何か核心を掴んだらしい教授は、トレーラーで1人どこかへと消える。そして、そのまま行方不明者の仲間入り。 不穏な事件に動き出したのは、元々ジョーイとリナの間に割って入りたかった野次馬根性旺盛なホリーだった。弟に探偵コスをさせて、現場付近をとんちんかんな推理で聞き回っていく。振り回される方はたまったもんじゃないが、それでも行方不明者の娘さんとのコンタクトに成功し、何故か捜査は進展する気配。世の中、探偵に必要なのは知恵や洞察力ではなくて、何よりもまず行動力だと言うことがよく分かる。 現場で犯人を待つ計画を立てたホリー。そして、ものの見事にこの読みがあたり、ジョーイたちは謎の襲撃者と相対する。その外見は、先日取り逃がしたウィルのそれによく似ていた。必死で呼びかけるジョーイだったが、結局ホリーまでもが誘拐魔の手に捕らえられてしまった。 事態は最終局面といったところでしょうか。これまではスクラッグ関係の遺物のみを壊して回る活動をしていたウィルだったが、今回の事件では明らかに無関係な一般市民にも被害が出始め、何らかの脅威が人類に迫っていることを予期させる。その中心にウィルがいるのかどうかはまだ分からないが(次回予告を見る限り、今回登場した敵はどうやらウィルではなさそうだが)、その根源にスクラッグがいることは間違いないだろう。赤く光る目は砕かれた野望の象徴。果たしてヒーローマンの最終戦の相手は誰になるのだろうか。 そして、今回はデントンにホリーとジョーイの関係者が直接被害に遭っているのがポイント。これまではヒーローマンの大義名分は「国のため、世界のため」であったが、今回の出来事はまだ規模が小さく、ジョーイは完全に「自分の大切な人のため」に動くことになる。特にホリーに関しては、今回大活躍でその存在感を強くアピール出来たために、今後のジョーイの行動原理には大きな影響を与えそうだ。 メイン回ということで、今回のホリーもなかなかイカしている。好き放題に弟を振り回す様子は相変わらずだし、探偵コスチュームを選ぶセンスや、大量の砂糖をぶち込んだコーヒーを見つめる様子なんかは実にファンキー。実の姉には絶対にしたくないのは間違いないが、周りにいたら楽しそうな人間だ。そして、視聴者サービスとして最後の水着姿とジョーイの女装姿(!)を披露した後は、被害者の少女を相手に懐の深さも見せてくれている。彼女の語る「幼少期に床に臥せっていたことがある」エピソードは少し気になるが、今のところは彼女の持つ母性的な優しさを確認出来れば充分だろう。こういうホリーの態度だけなら、ジョーイも素直に認められそうである(サイは「眼科に行きたい」っていってたけどな)。 そしてそんな姉弟関係の後ろでもう1つ描かれていた家族模様が、リナの家庭事情。誘拐事件が頻発したくらいで家から出してもらえなくなるのはどんだけ過保護だよ、とも思ったが、考えてみれば、リナの親父さんからすると、既に最近最愛の一人息子を失っているのである。立て続けに娘にまで何かあったら立ち直れない。多少行き過ぎな愛着をみせても致し方ないだろう。リナもそれは理解しているようで、「最愛の」ジョーイに逢いたいとは思っても、なかなか父親には強く出られないようである。ま、今は家族を大事にしてやりなさいよ。 今回はヒーローマンの出番が少なかったので、アクション要素はやや少なめ。そのせいってわけでもないが、一番気になったのはホリーから逃げようとしてジョーイとサイがかけだしたシーンだ。サイ、お前走れるんか。
幾久しく、第6話。まぁ、想定通りの展開ですよね。「ここからが真の始まり」とか言われても、もう第2クールも6話目ですがな。
焔争奪戦は3つの陣営が直接絡む、これまでで最も壮絶な葦牙の意地のぶつかり合い。しかし、事態を甘く見ていたのか、2羽しかセキレイを連れてこなかった南の御子上は、秋津1体では限界と判断して早々に離脱。遅れて登場して傍観を決め込んだ西の真田は直接絡まず、最終的には北の出雲荘と東の氷峨という2つの勢力がぶつかり合うことに。 マッチメイクは奇しくも4対4。鈿女の相手は全てを理解する風花が受け持ち、唯一セキレイではない司令塔の柿崎はくーちゃんがさっさと捕縛。「おまえ、その植木鉢はどこに隠してたんだよ」という突っ込みが真っ先に浮かんだのだが、くーちゃんのしたり顔が可愛らしかったので不問とする。 そして、残りの2体は初顔合わせの直接対決。まず、月海の相手をするのは井口ボイスのチャクラム使い、名前を織刃というらしい。なんだか軽い娘なのだが、覚醒前の月海とはそれなりに互角の試合を展開していたわけで、そこそこの強さというレベル。そして結と対峙したのは、同じく肉弾戦を得意とする、金元寿子ボイスの無口っ娘。名前は葛城というらしい。 セキレイどうしではデフォルト設定でそこまで戦力に差が無いのか、3極の戦いは互角のままで進んだが、皆人が主人公モードで焔を羽化させたことにより、実に理不尽な妬みパワーが嫁候補たちに発生。月海は女の嫉妬の権化とも言える蛇の属性に覚醒し、突如生み出された八岐大蛇で織刃を一気に押し返す。そして面白かったのは、意識せずに自然に嫉妬パワーを爆発させた結。これまでも何度となく彼女のバックに姿を見せた「熊の迫力」だが、どうやら彼女の持つポテンシャルをそのまま具現化させたものであったらしいことが判明。そのものずばり「熊拳!」を炸裂させ、なんとセキレイ1体を機能停止にまで追い込む破壊力を見せつけた。2人してここまで本気になるってことは、やっぱり皆人が羽化させたセキレイが増え続けるのは後々問題がある気がするのだが…… ともあれ、無事に出雲荘に6人目のセキレイとして焔が帰還。これをもって鶺鴒計画も次なるフェイズに移行することになる。6人ものヒロインからひたすら絡みつかれる皆人のことを思うと、「結局誰エンドなんだよ」と思わないではないが、松はそこまで本気じゃなさそうだし、風花も皆中に対して未練がありそう。焔だってそこまで皆人に熱を上げるというのでもなかろうし、草野は法的に論外。となると結局結と月海の2人だけがマジってことになるか。まぁ、そこそこうまいこと出来ているのかもね。 今回は本気バトルが色々な組み合わせで楽しめると思ったのだが、焔の改心を描くのがメインプロットだったため、激しいバトルは省略気味。せっかく新能力を持つセキレイがお目見えしたというのに、ちょっと勿体ない扱いである。ま、この作品はそこまでガチバトルが売りってことでもないからなぁ。画的なサービスは熊拳発動シーンくらいで満足しておくか。今回一番の見どころは焔が覚醒したときに現れた炎の翼の演出かな。一瞬量子化したガンダムかと思ったわ。 そして、そんなこととは別に楽しめるのが、実にぜいたくな幕の内弁当みたいなすし詰めの声優陣。今回は新たなセキレイで井口裕香・金元寿子という「イカ娘じみた声優」が共演。ま、かねもっちゃんはもう退場みたいだけど……井口はまだ出番があるってことかな。マッチメイクだけを見れば「ゆかなVS生天目」とか「麻里奈VS井口」とか、なかなか渋い組み合わせじゃないですか。さらに、この作品は朴璐美、小林ゆう、齊賀みつき、甲斐田ゆきと、「男前声優」が大挙しているというよく分からないボーナスもある。これで小林早苗と平田宏美が参加すれば完璧だぜ! ローマで休日な第5話。予定通りの濃厚なルッキーニ回となったわけですが、彼女が主人公だと苦闘とか大望とかいう言葉とは無縁になってしまうので、この作品の中でもトップレベルの「軽い話」になりますな。 いきなりの大所帯で米が切れた501部隊。「こないだあれだけの量のじゃがいもが支給されたのに米もなくなったんかい」と思わないではないが、多分たくさん食べる人が多いのだろう。待機中ではあるが、メンバーから数人を派遣して直近のロマーニャへと買い出しに行くことに。 まずは各員に希望の品を聞いて回ることで、それぞれのキャラ立て。色々と注文は受けていたが一番妙だったのがエイラの枕だろうか。ものすごく細かい指示を出していたが、あれって「枕が変わると眠れないから」ってこと? それとも単にサーニャと……いや、何でもない。他にもラジオだの目覚ましだのお洋服だのと、隊長が寛容だったおかげか随分女の子な物品調達になった。 街へ繰り出すのはルッキーニ・シャーリーコンビと芳佳。元々ついていく予定だったリーネは、運転がシャーリーだと分かったとたんに逃亡。まぁ、スピード狂のシャーリーの運転っていう時点で予想はついていたと思うが……あのトラックでスピードキングを狙うのはやめようよ。部隊に支給されるトレーラーは信じられないくらいに頑丈みたいだが、あれも軍用品の一部なんだろうか? 絶対に兵器クラスの機動力と耐久力があるぞ。そういや、「大型トレーラーが運転できるからシャーリー」っていう人選だったんだが、他の連中は運転できないのかな。免許所持不可能な年齢の奴らはしかたないとして、隊長とかもっさんは運転しても構わないと思うのだが。 で、そんなこんなで到着したロマーニャの街。あとはもう「ローマの休日」でした、ってことでエンドなわけだが、故郷に帰ってきて水を得た魚のようになったルッキーニのはしゃぎっぷりと、それだけはしゃぎたくなる気持ちも伝わってくる美しいローマの町並みがなかなか印象的。確かにローマっていったら「ローマの休日」のイメージが強いかねぇ。ま、私の場合はチョコラータとセッコにめちゃくちゃにされたイメージの方が強いんですが。 そして、流石に原作映画にはなかったシーンとして、ものすごく適当な感じでネウロイが襲撃。これまで戦ってきたものよりも随分小型で、3人で戦う分には丁度良いサイズ。核の移動とか再生なんて特殊能力も無い「ふつーのネウロイ」だったおかげで、適当な攻撃であっさりと撃退に成功する。うん、何しに出てきたのかよく分からない。まぁ、おかげで王女様とのコネクションも密になったし、めでたしめでたしです。 というわけで、大した中身もない話だったので「軽い」話という印象だったわけだが、この作品の場合は適当にキャラクターが遊んでいる姿を見ているだけでも不満は無いという「日常系萌え作品」としての側面もあるので、こういうエピソードも悪くはない。個人的には芳佳の「ネコです!」と、2人でケーキにがっついている時にこっそり横を通り過ぎるルッキーニが面白かった。 ちょっと気になる点を上げておくとするなら、今回の適当ネウロイの登場の仕方くらいだろうか。前々回はブリタニアの方からどこかを目指して南進していたはずなのだが、その途中で部隊の探知に引っかかり、撃退されていた。今回は警報が鳴った時点で既にローマ上空に到着しており、たまたま芳佳たちが買い出しに出ていなかったら、何らかの被害が出ていた可能性が高い。小型でステルス性能の高い個体だったと考えられなくもないが、この防備体勢で果たして大丈夫なんだろうか。ルッキーニは得意げだったが、ちょっと不安である。 あと、もう1点気になる点をあげておくなら、「この世界のズボンの認識は結局どうなのよ?」という点。今回ルッキーニは王女様や街の子供たちと遊んでいたわけだが、流石にあんな斬新な「ズボンルック」の子供たちはおらず、女の子は基本的にワンピース(つまり下はスカート状)だった。王女様も同じような衣装で、ルッキーニに抱えられた時にパンチラ(ズボチラ?)しているので、ごく「普通の」格好だ。どう見ても、ルッキーニのズボンだけが浮いている。「軍にだけ特別に与えられた一種のユニフォームみたいなものか」とも思ったのだが、王女様はルッキーニが「ウィッチなんだ」と告白するまでは全然そんなことには気付かず、あくまで「街の子供の1人」として接していたように見える。つまり、「ローマの普通の町民」がルッキーニの格好をしていてもいいのである。にも関わらず、どこにもズボンが見あたらない。謎だ。 そしてこんなことを真剣に考えていると、あっという間に週末が終わるのである。
千和の声で「ママに買ってもらったの〜」って言われるとすごく寂しくなる第6話。美容のためのヒアルロン酸注射の代金は、まだ出してあげてるんでしょうかね。
この作品は、本当に本当に「くだらねぇ」作品である。今回も端的に表れた一要素として、AパートもBパートも、終わりのシーンが「オチて」いないという奇跡的な構成。日常系ギャグだからそれでもいいと言われればそれまでなのだが……流石にあの尻切れ感はギャグアニメとしてどうかと思うわ。ただ、それでも決して「つまらねぇ」わけじゃないのが難しいところ。 今回のエピソードをパート別に分けて見ていくと、まずはふたばと親父との深夜の運動会リハーサルのエピソード。これは面白くない。ネタとして取り出せる要素が「いつも以上にテンション高めのふたばに振り回される親父」という一要素だけなのに、あれだけの時間を引っ張ったら間が持たないのはしかたない。案の定オチも無い。ただ、アニメの場合はそのあたりを動きでカバーしている部分はあり、全力疾走するふたばのビジュアルとかでなんとなく笑えてしまうのが救い。 次に、運動会本番の騎馬戦パート。これは面白い。ふたばが組まされた騎馬がひとはのもので、更に後衛に杉崎と宮なんとかさんという組み合わせ自体が珍しく、最初はふたばとひとはのテンションの差がそのままネタになる。さらにみつばのドSっぷりが今までで一番良く出ていて、それをネタにして絡む杉崎と、暴走したふたばの被害を受ける面々という構図は、バリエーションを出しつつもちゃんと成立している。みつばの乳ネタも絡むし、ふたばの人間離れした獣の形相もお見事。ただ、やっぱりオチがないのがもやっとする。 Bパート1本目は保健室のひとはと松岡。これは面白い。霊能関係で2人の間に勘違いが生まれてしまう設定はいつも通りなので盛り上がるわけではないが、ひとはが服を脱ぐことになるくだりに過去のエピソードが使われていたり、松岡の行動を予測して次善の行動に出たはずのひとはがどんどんどつぼにはまっていく展開は素直にうまいと思える。あと、矢部っちと顔が近付いて真っ赤になるひとはが可愛いのもポイント高し。救いようのないオチも良し。 そして最後は杉崎とみつばのいざこざ2ラウンド目。これも面白い。杉崎も不幸キャラ、みつばも不幸キャラということで、対決させたら被ってしまう部分なはずなのだが、2人とも不幸になって、なおかつそれがギャグになる展開が徹底している。また、3話の筆箱エピソードもきちんと活きていたし、パンツに繋がるくだりも過去からの積み重ねで、2人の関係を展開させるシナリオとしてちゃんと見ることが出来る。その上で、「みつばは基本的にラストが不幸なキャラ」「杉崎はそんなみつばにすらいいようにされる更に不幸なキャラ」という立ち位置が明示され、いかにもこの作品らしいひどい台詞の連発につながる。正直言えばラストがオチきっていない気がするのだが、みつばの楽しそうな顔が見られたので良しとする。 まとめると、トータルではこの作品は面白い。そして、この作品のエピソードが面白いのは、三つ子キャラが加害者側よりも被害者側に回っているとき、ということになりそうだ。また、それぞれに個性がぶつかり合う様子が一番の見どころなので、今回のAパート頭のようにふたばが単体で出てこられてもあまり膨らまない。ちゃんとふたばのドタバタで不幸になるのも三つ子の誰かでなければいけないのだ。 そして、個人的には不幸になるひとはが結構好き。もちろんみつばのどうしようもない様子を見ているのが一番好きなんだけど、ひとはが絶望したときに普段の鉄面皮が剥がれ落ちて素に戻ると、一番普通の「子供っぽい」反応をしてくれるのが新鮮。つまり、松岡がんばれってことか。また、絶望したときの戸松の声の使い方もなんだか面白い。今回だとふたばの騎馬に振り回されて「死ぬ……落ちる、今死ぬ……」って呟いているときとか、疲れ切った表情で矢部っちに「大人しく寝ててくれ」っていうシーンとか。こういうの聞いていると、やっぱり戸松はうまい娘だと思うんだけどね。 ふたばの中の人のあふれ出る残念さも好きですよ。とてちてとてちて。 実に素晴らしい回になりましたな! あまりの密度に30分とは思えない第18話。今回は誰の話だい? サブタイトル通りに主役に抜擢された澪か? いやいや、その隣には必ず親友の姿がありますよね! 前回の引きから勝手に「文化祭や軽音部の中心を唯に奪われた澪がひがんで暴れる話」だと思っていたんだが、全然関係無い文化祭の出し物の話でした。 今回もたくさんの見どころがありましたが、1つのセールスポイントとしては、普段あまり描かれないクラスでの人間関係がある。この作品はクラスメイトの全員にまでがっつりと設定があり、澪たちの同級生は全員キャラが区別されているらしい。おかげで他のキャラクターとの絡みもごく自然に描かれるし、あまり描かれることのない他のキャラクターとの交流から、普段のメンバーの学校生活も透けて見える。特に律澪はクラスでもすっかりコンビとして扱われており、みんなから2人の絡みを楽しみにされているという存在感の大きさが面白い。ま、驚きのあまり失神するような人間を主役に担ぎ出すのは期待を通り越して虐めのレベルな気もするけど……クラスでのポジションは結構いい位置みたいね。そういや、約1名あまり興味がなさそうなクラスメイトもいたけど……いちごという名前の彼女、先週バトン部で後輩指導してた子ですね。 というわけで、ロミオ=澪、ジュリエット=律というデコボコ面子が確定。満身創痍の2人だったが、他人にいいようにいじられるばかりでは我慢ならないのが我らが律ちゃん。意地の個別練習を通じて打開の糸口を発見。互いのイメージを入れ替えるというアイディア自体はなかなかのものなのだが、結局打開策の中身も共依存の極みなのが素晴らしい。お互いがいたからこそ、という真の友情パワーを感じ取れます。 最終的に残った課題は、人前で声を出すことに対する不慣れ。バンドのボーカルがそれはどうよ、という気もするのだが、ムギの発案により、何故か軽音部全員がメイド喫茶修行。バイトにしても衣装にしても、他の連中はそこそこノリが良かったが、やはり澪だけは駄目。そして、この苦境を乗り越えるアイディアを出したのも、親友の律ちゃんである。難行苦行で友を鍛え、なんとか一線級の戦力まで。結果的にどこまで成功したのかはよく分かりませんが、次回予告を見る限りでは、演劇はそれなりに出来るようになったみたい。めでたしめでたし。 というわけで、今回は澪のテンパリ芸と、それに合わせて一緒に焦ったり、切れたり、なだめすかしたり、調子に乗ったり、見守ったりする部長さんが大活躍のスーパー律ちゃんタイム(俺の中ではね)。普段は茶化す側に回っているのに、いざ自分がいじられる側に回るととたんに弱くなってしまう律。照れている姿が辛抱たまりません。今回も順にギャラリーを見ていきましょう。 「異議あり!」な律ちゃん。話し合いの途中で立ち上がっちゃいけません。「中野〜!!」な律ちゃん×2。律と梓の絡みってあんまり数が多くないんだけど、今回は何故かこの「中野〜!」っていう突っ込みが2回もありましたね。台本の歯が浮く台詞にブチ切れる律ちゃん。自分がそんな台詞言われたら照れるくせに。澪に台詞を笑われて恥ずかしい律ちゃん。ほんとにこういうときは打たれ弱くて、このときの「なんだよぉ〜」みたいな弱々しい声がたまりません。意外や意外、ギリギリサービスカットの律ちゃん。普段家で生活してるときはパンツルックが基本なんだろうけど、こんな無防備で弟さんはドキドキしないもんだろうか。量産型律ちゃん。デコの乱舞や! 今日も元気だ、律ちゃんのあれこれでご飯がうまい! で、最後に取り出したりますは、やっぱり澪を見守る律ちゃん。上は喫茶店のお客さんが「あの子可愛いわね」と澪の噂をしているのを聞いた時の表情。「うちの嫁は可愛いだろ?」という満面の笑み。そして下はなんやかやで苦難を乗り越えてみせた親友を見つめる慈母の様な表情。この顔が出来るからこそ、律ちゃんは律ちゃんなのです。 散々いじられて照れまくる彼女を見て、中の人と、澪の中の人とのやりとりを思い出します。ばっきゃろ! ばっきゃろ! やめろよばっきゃろ! |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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