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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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光秀オンステージ、第9話。いやぁ、流石にあそこで突然の熱唱は不覚にも笑ってしまった。よく聞くフレーズだけど何の曲なのかは知らなかったのでググったら、曲名「昭和ブルース」かよ。突っ込みどころが多すぎるわ。

 一つの時代の終わりを告げるには、あまりにも静かなエピソード。膨れあがった信長の権力はついに公家を飲み込むまでに至り、名品を自らの権力でかき集めることにより、織田家は「箔」を手に入れた。朝廷の後ろ盾を最大の武器とし、毛利を落とした後は九州を平定、そのまま明・大陸へと軍を進める信長の構想は、本当にそれをなしえてしまうだけのバックボーンが作り上げられていた。

 彼にとって唯一の博打であり、唯一の失点は、配下の扱いについて、あまりに先を見過ぎたせいでついていけるものが居なくなったことである。「箔」を守るために権力を織田に結集させ、日本国内を息子の信忠に任せ、更に彼のサポートには長益やその他の兄弟を配置する。国をおさえ、更にその先へ手を伸ばすためには、そうした「大きな基盤」が必要だった。勿論、あれだけ先見の明のあった信長のこと、配下の者達の扱いをぞんざいにしてはならないことくらい、承知していたことだろう。光秀、秀吉を始めとし、滝川一益などの功労者には、それに見合った報奨と地位を与えるという選択も考えたはずだ。しかし、国内平定のみを目指すのならばそれでも足りたのだろうが、その一歩上にのし上がるためには、こんなところで力を分散させるわけにはいかなかった。内紛、謀反のリスクを抱えながらも、自分の思い描いた壮大な絵図を大命題とし、部下がついてきてくれることを期待するしかなかったのだ。

 結果だけを見れば、その思惑は失敗したことになる。実際に動いたのは仁義を重んじる光秀であったわけで、表面上は信長がリスクの取り方をしくじったという風になる。だが、今回のラストでは、衝撃の人物が馳せ参じ、実際に手を下すという荒技に打って出た。そう、信長の失敗は、リスクを抱えて部下に不平不満を抱かせたことではなかった。豊臣秀吉という、自分と同じような野心を抱く人間の本質を探りきれなかったことだ。光秀の謀反も、利休の画策も、全て秀吉がいなければなしえなかったこと。その根回しが奏功したと考えるならば、信長は秀吉たった1人に敗れたと見ることが出来るはずだ。わざわざ自らが動く必要のなかった秀吉が最後の最後で一太刀浴びせたことは、「織田が豊臣の前に膝を屈した」ことを表す端的な表現である。

 そして、そんな織田と豊臣の確執の間で、最後の最後まで悲運を貫き通してしまったのが、明智光秀という男なのだ。句会で、密会で、そして道中で。光秀は最後の最後まで「義の人」を演じ続けた上で、歴史の上では道化となった。冒頭で触れた場違いな「昭和ブルース」も、そうした光秀の悲しい運命と、滑稽とも言える立ち位置の妙を表した何ともふざけた演出である。「生まれた時が悪いのか」と歌う光秀の重低音は、雨音に消えて、力尽きた老人の最後の一声に聞こえる。

 そして、この期に及んで数寄に狂い続ける我らが左介さん。兵糧を削り、秀吉からおこぼれをもらい、必死で家運をかけた進軍をしてきたにも関わらず、どさくさに紛れて本能寺に名品を拝みに行きたいと駄々をこねる君主。そして、義兄からは「武士と数寄者のどちらで生きるか腹をくくれ」と、ついに一番言われたくないことを言われてしまう始末。懊悩している風ではあるが、この人の場合は答えが出ている気がするよ……最後の最後で信長の末期の気配に気づいたのは、数寄者どうしで理屈を越えたなにかが繋がったのか。虫の報せならぬ蛙の報せが、時代の転換点を主人公に伝えてくれたようだ。

 そして、「暗躍」という言葉がこれほど似合う男も珍しい、千利休。今回は雨の中をのそりと本能寺に現れ、大量の火薬を押しつけて逃げるという極悪非道の策謀をけろりとやってのけた。次回、さぞ豪勢に燃えてくれるに違いない。雨に濡れ、暗闇に漆黒の衣装をまとって立ち尽くす細目の巨大爺。これほど怖い存在もなかなか無いな。

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  #17「岡山犬のしきたり」 (CV:金元寿子)

 予想通りの桃であり、予想通りのひーちゃんである。岡山代表か、胸が熱くなるな。最近、デビュー時に比べるとひーちゃんが可愛らしくなっているような気がします。

 岡山名物といえば、桃鉄でもお馴染みの桃である。が、ミカンやぶどうは普通に果物としてネタの中で処理されていたのに、桃だけはネタの捻り方が食べ物扱いじゃないのがちょっとひどい。「しゃべるお尻ら〜」って、湯飲みやミカンがしゃべる世界だったら特別おかしなことじゃないのかもしれないが……やっぱりなんか狂気を感じる。

 ちなみに、これまでキャラクターの顔の造形は基本的に2種類しかなかった。いわば「愛知タイプ」と「福岡タイプ」で、福岡タイプの(ちょっと生意気そうな)顔はここ最近で北海道・宮城などが増えた。そして、今回登場した岡山は、これまで登場したどの犬とも違う顔パーツを持った、文字通りのニューフェイスであった(ま、単に愛知タイプの目だけ切り取っただけだけどさ……)。あと一ヶ月ほどでようやく47都道府県の半分が埋まることになるのだが、最終的にはどれくらいのバリエーションが出るんだろうか。岡山方言はあまり聞いたことがなかったが、語尾の「が」「がじゃ」がひーちゃんの勢いのあるボイスにのってなかなか心地よいものになっておった。

 ちょいと強気で感じの悪い岡山犬を静かに見送るのは、本作中でも屈指の癒し系、ドリンクコンビ(愛媛・静岡)。何を見ても動じずにマイペースを維持する2匹には本当にいやされる。今考えると、静岡が無惨な最後を遂げた6話は本当にひどい回だったんだな……

 

 #18「ともだちいっぱい埼玉犬」 (CV:竹達彩奈)

 激戦区である埼玉を勝ち抜いてCVに選ばれたのは、今をときめく竹達であった。うん、まぁ、時流を考えれば兵庫が寿になるのと同じくらいに仕方ない。個人的には新井里美・斎藤千和あたりに狙って欲しかったところだが……まぁ、キャラにはフィットした声になっていたし、オーライということにしましょう。

 それにしても……首都圏のモチーフはなかなか決めづらいだろうとは思っていたが、まさかハニワでせめてくるとはおもわなんだ……全然知識がないから「どないやねん?!」と思ったが、調べてみたら「埼玉県には東日本最大級の埴輪生産遺跡として知られる生出塚遺跡がある」とのこと(ソースはwiki)。へぇ〜、ためになるアニメだなぁ。

 ネタの方は、なかなか可愛らしい埼玉とは対比的に、愛知県の性根の悪さが5話以来久し振りに確認出来る。しれっと初対面の相手に対して悪行を働ける愛知は、基本線がブラックであるこの作品を体現しているといえるだろう。スコップ片手にしゃきしゃき動く愛知は、やってることはひどいのになんだか憎めないのがずるいのである。

 冷静に考えると、埴輪が遺跡を掘って「友達を増やすんだよ」って言ってる図も結構ホラーではあるのだが、何より恐ろしいのは、あのデザインをこの期におよんで「犬だ」と言い切るスタッフ陣の度胸の方である。まぁ、犬だと言われりゃ、犬以外の何ものでもないが……こちらも岡山同様、これまでの顔デザインとは全く違ったオリジナルキャラですな。再登場の機会があるなら、是非佐賀や静岡は万感の思いを込めて叩き割って欲しいものである。

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 引きこもりを脱出する苦労を熱く語る第7話。確かに身を以て経験した事実っていうのは説得力があるんだろうけどさぁ、ああもあっさり掛け持ちでバイト出来るような人間は、学校に復帰するのは大して難しくないんじゃないかな。バイトするために動くのも、ものすごくエネルギーが必要なんだぞ。

 仁太が動き始めたおかげで、これまで渦巻いていた何となく暗い空気は薄れてきており、割と普通の青春物語になりつつある気がする。おかげで、鳴子も自分の気持ちに歯止めがかかっておらず、感情があんまり隠れておりませんがな。秘密基地での生活を満喫しているようだけど、結局ぽっぽとは共同生活なわけだよね……あんなエロい娘と一緒に生活なんてキツいことこの上ないぞ。カレギュウ買ってる場合じゃねぇよ。さらに、あんだけのことがあったにも関わらず、呼びかけたらゆきあつるこコンビも割とあっさり秘密基地に集合してくれるようになっているし、もう超平和バスターズ再結成を宣言してもいいんじゃないかと思えるレベル。ま、あんな状況でも颯爽と(?)スマートフォンを取り出して正論を吐いてみせるあたりがゆきあつのやらしい&素敵なところですけどね。

 しかし、そんな中でめんまを取り巻く状況にも少しずつ変化が。日記の手がかりから浮かび上がった「めんまの願い」の1つ、それがロケット花火。いささか怪しい目標ではあるのだが、形はどうあれ何か目指すものが出来たというのはメンバーにとってはプラスであったか。特に仁太はあまりハズレの可能性を疑っていないようで、一念発起のアルバイト大作戦で稼ぎをあげようと必死だ。まさか、こんなあやふやな手がかりでここまで大きく動き出すとは思ってもみませんでしたよ。そんな「リーダー」に触発されてか、鳴子・ぽっぽコンビも動きだし、この3人はすっかり同じテンションのアルバイタートリオである。距離が近くなって鳴子は嬉しいばかり、ついうっかりと「じんたん」の呼び方がこぼれてしまいます。

 他方、花火作戦の話を聞きながらも、独自の動きを見せるのが秀才コンビ。「問題となったあの日、めんまは仁太以外の人間を呼び出していた」という記憶を呼び起こしたが、それを仁太に告げることなく成り行きを窺っている。「仁太のめんま」と「現在の仁太」の関わり方を計りかねているのだろうか。難しいのは、「仁太のめんま」が未だに全幅の信頼を置ける存在になっていないという部分だ。常識で判断すれば、未だにめんまの存在は仁太の妄言であるはずなのだが、特にゆきあつは「ぱっちん」の件があるために、無下に「嘘」と断じるわけにもいかないのだ。めんまが見えないうちは、仁太以外を起点に謎の解明が進むとは思えないのであるが、それでも、学年2位と学年4位のコンビが何か新しい見解を生み出してくれるのではないか、という期待も無いではない。

 そして、「仁太のみる真実」である花火の可能性と、「ゆきあつが見守る現状」に加え、急転直下のもう1つの真実が現れることで、物語に激震が走る。めんまに携わるもう1つの存在、それが彼女の実母、本間イレーヌだ。仁太のめざましい努力を「ふざけている」と一蹴する不可解な視線。彼女の中にある「娘の真実」とは、一体何なのだろうか。予想外の方向に、物語は飛び始めている。

 今回も、メインシナリオ云々よりも女性陣の魅力にばかりびしばしやられておりました。鳴子は「近しさ」が魅力なので、仁太と気楽に話せるようになって以降、ストレートな魅力が出てきている。バイト先のカウンターでのやりとりがムズかゆくなるくらいに青春しておるわ。そして我らが知利子さん。いやぁ、あの髪留め、お勉強の時は普通に使ってたんですね……ツンデレが過ぎるとヤンデレに見えますがな。健気だなぁ……

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 ナイス真朱アワー、第7話。これまでの「分からない」バトル展開とはことなり、今回はAパートが三國の自分語り、そしてBパートが真朱による公麿観察という、視点が思い切りズレた1本になっている。こういう広げ方はちょっとダレてきていた本編のガス抜きには丁度良いですね。

 正直言うと、Aパートはあまりピンと来ないお話だった。これまで完全に闇に包まれていた三國の成り立ちを描いたエピソードになっていたわけだが、父親や妹との関係性を語られたところで、現在の三國の姿には重なってこない。これまで培われてきた三國の人物像は「金融街で圧倒的な力を持ち、更に現実世界への影響を極力抑えるという無理難題に挑戦し、ある程度の成功を収める聖人君子のような人物」である。前回までで語られた公麿との絶妙な距離感も、一筋縄でいかない善悪観も、曰く言い難い三國の立ち位置を描出するための一手法として用意されたものであり、引いては最大の謎である金融街そのものの体現者として立ちはだかっていたと見ることも出来ただろう。

 しかし、今回描かれた三國は、単なる「人」でしかない。躍起になって金融街で権力を増そうとしているのも父親への反感が動機であったし、卓越したディールさばきも、単なる父親の帝王学の影響。妹への執念が原動力なので決して悪人のカテゴリに入るような人間でないのは間違い無かろうが、だからといって、純粋な善でもないし、視聴者が想像出来ないような超越性も見えてこない。わざわざ時間を割いて描かれた割には、せいぜい「フーン」というレベルのお話。もちろん、今後の展開でこうした三國の人となりが関係してくるからこその設定なのだろうが、今までの方向性とかみ合っていないような気がしたのは、どうも勿体無い部分である。

 他方、Bパートの真朱担当分は、特に難しいことを言っているわけでもないし、大きな新事実が明らかになったわけでもない。その上で、これまで少しずつ積み重ねてきた公麿と真朱の関係性の中間決算となっており、意外に面白い要素になっていたことに気づかされる。公麿は真朱を「人として」扱っているし、そんな公麿を、珍獣でも見つめるかのように、真朱が事細かに観察する。そして、今回の「時間差ブチキレ」で表されるように、公麿もアセット同様に、充分「妙な人間」なのだ。

 二人の関係性は「道具とユーザー」でも「ペットと飼い主」でも、ましてや「男と女」でもない。あくまで「なんか分からないもの と なんか分からないもの」だったのだ。へんてこではあるが、考えてみりゃ当たり前のことなのかもしれない。もちろん、そんなスタート地点だったからこそ、少しずつ距離を縮め、いつの間にか(画面上では)寄り添うようにして同じ方向をみる2人の関係性が微笑ましく見えるのである。真朱が自然に公麿に並び立った画面は、これまで特徴的だったこの作品の「分割画面」を上手く使った面白いカットである。

 ただ、1つだけ気になったのは、結局アントレとアセットの関係ってのは何が普通なのか、というのがはっきりしていなかった部分。今回のお話である程度「真朱と公麿」については提示されたわけだが、例えば無理矢理飯を食べさせようとして公麿に切れられていた連中とかが、はたしてこの世界においてどれくらい普通なのか、もしくはどのくらいスタンダードなのかが分からなかった。真朱が言うように、「たまたま真朱が人型だから公麿がああいう風に接している」というのが真実だったとしたら、公麿と真朱の特殊な関係性に何の価値も無いことになってしまうわけだが、現時点でそれを否定する材料が与えられておらず、唯一「公麿は特殊なアントレである」ことを保証するのが、件の「無理矢理飯喰わせコンビ」なのだ。でも、普通に考えたら、アセットが人型だったらみんな公麿くらいの接し方になりそうな気がしてしまう。あのコンビの方が、単にヤな奴なだけに見えてしまう。そのあたりの「一般的な金融街の風景」をもう少し細かく設定しておいてくれれば、今回のほのかなラブストーリー(もどき)にもより味が出たと思うのだが……まぁ、これまではそういう部分に筆を割きにくかったからなぁ。

 とりあえず、公麿と三國という、2つの極がくっきりと浮かび上がることになった。あとは、このあてどない物語にどのような決着を付けるかだ。現時点では、まったく予想も付かないだけに、これからもしっかりと見ていかねばならないですわ。

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 のーかん! のーかん! 第8話。いやぁ……来てしまいましたねぇ……今期作品群の中でもかなり楽しませてもらっているこの「カイジ」ですが、安易な言葉を敢えて使うなら、神回ですよ。思わず記事も立てようってもんですよ。

 班長との対決、通称地獄チンチロ編の事実上の決着エピソード。原作の時にはどうしてもダラダラと引き延ばされていた感のあるチンチロ編だが、やはりこうしてみるとカイジの仕掛けはよくできており、その丁寧に練り上げられたプロットが1話で一気に回収されると、それだけでも盛り上がる。転げ落ち始めた班長大槻があっという間に身ぐるみを剥がされる様子は、痛快というよりは滑稽でしかないのだが、これまでの悪辣さとの対比ははっきりと描写されていた部分なので、説得力は充分だ。

 そして、この濃密な時間を完璧な喜劇へと組み上げた男が3人。1人目は、ナレーションの立木文彦。1話の時点で立木さんの悪のりっぷりは爆笑させてもらったが、今回はクライマックスということで、リミッターを解除して限界まで突っ走った立木劇場。やっぱりナレーションアニメである。

 そして、そんな立木さんをも飲み込む神の領域に達したのは、班長大槻の中の人、チョーさんである。誰がどう見ても無茶苦茶で、悪あがきの詭弁に全身全霊を注ぐ大槻。ピエロ以外の何ものでもないはずなのだが、そのギリギリの精神状態がこの期に及んですがりついた妙な二面性に見事に現れており、班長がしゃべっているシーンは全てがハイライトと言ってしまっていい。「ノーカン!」の見事さは言うに及ばず、「この勝負は未確定−!」「生き残った!」「ごね得!」「やっぱ馬鹿じゃん」「……ってない……振ってない……」「さっさと振れっちゅんじゃい……」などの台詞の1つ1つが全て名台詞である。単なるこすっからいおっさんキャラが、ここまで見事な悪党に仕上がるとは、アニメ化前には思いもよらない事態であった。多分今年も私は年度末に「アニメグランプリ」を選出することになるはずだが、男性キャラ部門の筆頭にこの班長が名乗りを上げたのは間違い無いだろう。これ以上に素敵なキャラクターが、残りの9ヶ月で生まれるとは思えないぞ。

 そして最後に、あり得ない状況をあり得ない画面、あり得ない見せ方で極限のギャグに昇華させ、大勝負のハッタリを完璧にしたコンテワークの功績を取り上げる必要があるだろう。「不覚……不覚!」で叩きつけられるさいころ、「ノーカン!」騒ぎの時の切なそうな沼川さんの顔、絶望にたたき落とされる大槻の疲弊、そして天から垂れる蜘蛛の糸。福本名物の「やり過ぎ心理描写」が、見事な着地点を見いだしたのである。爆笑させてもらった後のスタッフロールを見たら、なんと今回のコンテ、浅香守生監督じゃないですか!! やっぱすげぇ人だよ……もっとお仕事がみたいですよ。いやぁ、凄かったです。

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  次郎丸役立たずすぎワロえない第9話。基本的に悪役がいない作品ではあると思うんだけど、お仕事繁盛記っていう性質上、怠惰と無能は悪に見えますよね。

 行ったり来たりのせわしないエピソード。7組の追加客で全室埋まり、追加の予約も取れなくなってしまう喜翠荘。元の予約が何組あったかは知らないが、大体従業員数から想像出来るくらいの規模かね。外観は立派だけど、ざっと見積もって10部屋前後ってところだろうか。ピーク時に中居3人、厨房3人で回すのは確かに大変そうだ。そして、そんな忙しい時間に一人空回りする緒花。確かに「徹を呼び戻せばどうにかなる」という思いつきは結果オーライだったものの、式場でのタイムロスと無謀なプランニングはハラハラし通しである。あげく途方に暮れたら昔の男友達と長電話まで始めてしまい、見ている方の焦る気持ちとキャラクターの行動がなかなかシンクロしなくて大変だった。実際は晩ご飯の時間に間に合えば良かったんだからそこまで慌てなくても良かったのかなぁ。

 「一体今何時なんだよ!」ってのが気になって仕方なかったので必死に情報を探してみたのだが、孝ちゃんが湯乃鷺駅についた電車が、時刻表から13時35分着のものか、14時44分のもののようである(その前の緒花への発信履歴は12時40分頃なので、大体つじつまは合う。また、東京を朝7時過ぎに出れば金沢には大体12時くらいにつけるようなので、時間的にも矛盾はしない)。ってことは、徹さんを捕まえた時刻は遅くとも15時前。まぁ、間に合いそうだな。残された謎は「お客さんたちのチェックインが1時とか2時ってちょっと早くね?」という部分なのだが、単なる温泉宿なら、やることもなくぶらぶらするためにそれくらいの時間に宿に入る可能性もあるのかもしれない。まぁ、細かく見てもあんまり意味のないデータであるが、「緒花、ゆっくりしすぎやろ!」という私と同じ意見を持った人は、これを見て胸をなで下ろすと良いと思う。

 で、すったもんだの末に徹を確保出来たあとは、綺麗にハッピーエンドに向かうだけだ。蓮さんも再起動に成功し、危惧されていた「平等なおもてなし」についても、必勝の女将ノートのおかげで万全の体制。可哀想なのは次郎丸にいらん接待を受けたお客くらいのもの。更に民子は徹の指示で初の揚げ物チャレンジまでさせてもらうというサブイベントが発生し、従業員一同は全員一斉にレベルアップを果たした印象である。1話であれだけ怒られていた緒花がちゃんと一人で接客できるようになっていたのは感無量ではないか。

 しかし、そんな中で振り回されっぱなしだった可哀想な男が一人。そう孝ちゃんこと種村孝一君だ。わざわざ一念発起して石川県まで出てきたというのに、結果はまさかの空振り直帰。安く見積もっても石川への往復は2万以上かかるようで、いくらバイトしていると行っても勤労学生には辛い出費だ。あこがれのあの人の背後には別な男の影がちらつくし、何を言っても暖簾に腕押し、感謝はされるも好意が見えにくい。かてて加えて東京のバイト先には怪しげな視線で見つめてくる同僚の女性までいるではないか。遠距離恋愛は大変だというし、更に相手が緒花では苦労は倍率ドン、更に倍。これは……いかにもこの作品らしい「昼ドラ展開」あるで。

 悩ましいのは、孝ちゃんは努力がいまいち実らずにぐらぐらと揺れる要素が多いにも関わらず、その原因となった緒花は全くぶれていないという点。彼女からしてみれば今回は遠くに置いてきた恋人(仮)に気を遣っている余裕など無かったし、そもそもその必要すら無いという判断であった。彼のエールに対しては彼女が出来る最大限の謝意を表しているし、彼女なりに充分にそれは伝えていただろう。電話口から見え隠れする徹という男の存在だって、緒花からすれば「徹はみんちの思い人」というのが分かっているので、ちょっと憧れたりはするかもしれないが、恋愛対象っていうカテゴリには決して入らない。バイクでタンデムしてメットを借りても、そこに思い起こされるのは勿論東京にいる孝ちゃんのことなのである。緒花は緒花なりに一途なのだ。ただ単に壊滅的なまでに鈍感脳なので、孝ちゃんにどんな影響を与えているのかを想像する余裕が無い上、自然に2人の男のイメージを重ねてしまっている自分自身の現状すら認識できていないだけなのだ。うーむ、罪作りな女よ。

 視聴者の意見としては、「あれだけ緒花から感謝感激を雨あられと受けてるんだから、男孝一、それくらいで満足してやれよ」とは思うのだが、一日かけて無駄足踏まされた上でそんな広い心を持てるのは、多分草食系なんてレベルじゃない。喜翠荘の繁盛記としてはハッピーエンドの今回だが、緒花と孝ちゃんのラブストーリーとしては、致命的なまでのバッドエンドともいえる悲惨な回であった。頑張れ孝一、お前の見ている女の子は、それくらい日常茶飯事の娘だ。

 逆に、一歩も二歩も進んでいる感があってずるいのが民子のスタンスである。初のメイン調理がいきなり揚げ物って、大丈夫なんだろうか。でも、これまで見取り稽古を繰り返してきただけに、ちゃんとミッションはクリア出来てましたね。「天ぷら粉を付ける時はちゃんと氷水で冷やす」「あがり具合は油の音でチェック」。あ、これ『美味しんぼ』でやったところだわ!(進研ゼミ風に) 最後に賄い飯で大量の天ぷらが出ていたのは、支度が終わった後に徹が民子に個別指導をしてやった結果なんだろうかねぇ。人数に比してやたら多かった気がするので、多分そうした裏の事情を仄めかす意味があったと思うんだ。イイハナシダナー。今回のコンテは篠原俊哉氏ですよ。ほんと、なかなかクオリティの落ちない作品である。

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 愛に溢れて第8話。ほんと、この作品には様々な愛が溢れております。主に、スタッフの愛が。

 今回、直哉(とオラフ)以外では初の男性キャラクターが登場して、今まで培ってきたふわっふわぷにぷにの世界観がどうなるかと思ったのだが、終わってみれば、特に何も変わりませんでした。いや、面白いかどうかと言われると別に面白くもなんともないのだが……楽しそうにキャラクターが歩き回ってれば、それでいいのです。メルチェリーダ様は本当に可愛いなぁ。

 今回はたった1つ、「釘宮、田村、まつらいさん……後藤(強)! 千和!……その上阿澄だと? まだロリ度が上がるというのかッ!」。着実に強化されていくハイパーロリ帝国。カロリー高すぎるわ。

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 もうタイトルは「よんでますよ、アンダインさん」にした方がいいと思う第8話。別にアザゼル(およびベルゼブブ)が活躍しなくても一向に構わないんですが、佐隈さんの出番が少ないのは本当に困りものです。繰り返し言っておりますが、今期ナンバーワンヒロインは誰がなんと言おうと佐隈さんです(次点が知利子か巴さんです)。

 えーと…………今週も画伯が酷かったです。終わり。……だってそれくらいしか言うことが……あ、でもいつも以上に悪ふざけがひどい、いかにも水島アニメらしい醜さでしたね。最初のクラスメイトのシーンとかフラッシュアニメもかくやという不細工さが本当に酷かったし、その後の世紀末っぽい学校のシーンも無駄に雰囲気だけ出していておもろかった。何で校長役に愛河里花子だったのか、今週でよく分かりましたね。あとは無駄な作画労力は全てアンダインの百面相に費やされておりました。いちいち筆致を変えてクドくクドく書き込まれる魚女の不気味さは、それだけ見てても引き笑いが起こりそうなレベル。そして、そんな画のインパクトを霞ませてしまう中の人のひどさ……周りにいる女性キャストが佐藤利奈・白石涼子と、「ネギま」で馴染んだ面々なので耐性はあるんだろうけど、歳を重ねるごとに酷くなる一方の小林ゆうワールドは一体どんな気持ちで見ているのでしょうかね。佐隈さんまでボケ流し始めたので、唯一突っ込み役で頑張っていたうりょ子(光太郎)が本当に大変そうでした。でもま、光太郎も割とひどい奴っていう描写なんだけどね。この世界って結局常識人は一人もいないんだよな。

 次回は佐隈さんメイン、次回こそは佐隈さん活躍。

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 色々と突っ込み要素があったはずなのに、誘拐団姉妹のせいで全部吹っ飛んだ第9話。大原・中原・遠藤綾! 何のご褒美だこの野郎。どう考えても二度と出番が無いキャラだけど、今後レギュラーになればいいのに。なればいいのに。

 前回の折紙回に続いて、今回はところにより大人気のドラゴンキッドちゃん。電撃ビリビリの女の子ってどこかで聞いたことがある設定だけど、こちらは素直な性格で、おっさんだらけのこの世界では一服の清涼剤としての役割を存分に果たしてくれている。マネージャーからは「華がない」との苦言を呈されていたわけだが、そういう素朴なキャラの方がファンには受けますよね。ブルーローズがツンデレ方向で個性を伸ばしているので、彼女には僕っこ属性を維持しつつも真っ直ぐに育って欲しいです。

 今回も赤ん坊が絡むという定番のお話設定ながら、まだまだ幼い女の子にさりげない母性を付与しつつ、嬉し恥ずかしな成長物語を展開させるのは本当にそつのないシナリオラインである。1から10まで全部予想通りの流れではあるのだが、個々のキャラクターのバックグラウンドを想像する余地が残されているおかげで、あとは視聴者が勝手に補完するだけだ。これまでお預けを喰らってずっとドラゴンキッドのことが気になっていた人間にとっては、これくらいの掘り下げでも充分に満足できるという。っていうか、こんだけ長時間彼女が画面に映り続けているだけでも満足できるっていう。終始ジャージだから、逆に身体のラインがくっきりしてなんだかエロいんですよ、この子。無防備な寝顔とか、積極的なエロ要素で売り込まないでアピール出来る女性らしさが素敵ですな。

 そして、そんな女の子の成長物語をメインシナリオに絡める手管もなかなか小ずるい。今回のメインテーマとなっているのは「親子関係」で、一人都会でヒーロー業を営む娘を心配する両親の存在が、唯一「父親」としての属性を持つ虎徹の人の良さや、「親の仇」をひたすら追い続けるバーナビーの執念なども掘り下げることになっている。ここ最近、虎鉄は「大人として」「パートナーとして」「男として」の魅力を積極的に売り込んできていたが、更にそこに「親として」という魅力まで付与され、当初見込んでいた駄目親父っぷりが全くなくなってしまっている。おかげでヘタレ萌え属性がある身としてはちょっと寂しい限りですよ。いや、ちゃんとストーリーに沿ってのかっこよさなので、文句はないんですが。

 そしてメインシナリオと言えば、なんと言っても虎徹とバーナビーの関係性。世間でのこの作品の大人気はこの2人に食いついた腐女子層によるところが大きいらしいですが、バーナビーのデレ要素は、そうした目線でなくても見ていたら気持ちの良いものである。今回は2度にわたって「傷は大丈夫ですか?」と虎徹に声をかけていたし、これまでたった1人でこだわり続けていた憎き仇敵についても、偶然とはいえ提示された情報を虎鉄と共有することに抵抗を感じていない。虎鉄の歩み寄りが、きっちりバーナビーの態度を軟化させていることがよく分かるシーンである。まさかこの2人で夜通し飲み交わす日が来ることになるとはねぇ……そんな虎鉄の努力が実ったおかげなのかどうか、少しずつバーナビーの脳裏に蘇る怪人の正体……なんだろうねぇ、全裸なのに迫力ありすぎだねえ……藤原啓治声っていうだけで、もうただ者じゃないねぇ……

 以下、突っ込みポイントをいくつか。

 ヒーロー軍団みんな濃すぎ。赤ん坊を前にした面々の反応がいちいちクドい。張り切ってあやしてみるも、確実に失敗路線のスカイハイさん。頑張ってはみるものの、失敗と分かって汗かきすぎの牛角さん。母性を発揮したいけど確実にトラウマもののファイヤーエンブレムさん。虎徹に娘がいると知って心ここにあらずのカリーナさん。そんなシーンでも特に出番が無い折紙さん……ちなみに、BDのCMでも牛角さんとネイサンのコンビはいいコントを見せてくれています。「もぅ〜」じゃねぇよ。

 せっかくのいい話なのに、今時すっかり見かけなくなった語尾に「アル」をつけるキッドの両親のせいで腰砕け。なんで流暢な日本語でアルアルいうんだよ、っていうのは突っ込んだら駄目なんだよなぁ。最近某麻雀漫画で語尾がニダの韓国人も見ましたけどね。ああいう文化って何が始祖なんでしょうね。

 そして、なんと言っても冒頭でも触れた誘拐犯姉妹ですよ。ぽっと出の悪役で中原麻衣って、「ミルキィホームズ」と同じ流れなんですけど、今回は更に遠藤綾・大原さやかという使い捨てには勿体無いキャスト配置。だからサンライズ作品は、もっと中原麻衣を重用しろよ。「舞-HiME」とか「ゴーダンナー」みたいな、燃え系作品でガンガンメインに使ってよ。大原・中原・甲斐田裕子……またネレイスだー! こんだけキャラが濃いんだから使い捨てじゃなくて再登場させるしかないな。3人とも便利な能力持ちのネクストなんだから、ヒーローTVでも使いようがありそうだしな。それにしても、ネクストって本当に変な能力が多いな。学園都市もびっくりだよ。

 あと、齋藤さん……声出てるやんか……

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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