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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
うんこにまみれた最終話。まぁ、この作品ならこのエンディングでいいんじゃないでしょうか。サブタイトルが「ベーやん」の時点でまともに終わるはずはないわけで。製品版と同じエンディングが、無駄に爽やかでひどさが際立つんですわ。 前回、モロク事件をフラッシュバックさせるかのような衝撃的な引きで涙を誘ったわけだが、この作品の最終回がお涙頂戴で終わるはずがない。アルピニストなエンジェルはグリモア奪取任務に成功したとばっかり思っていたのに、実際はそんなこたぁなかったというオチであった。佐隈さんたちからすればこれ以上ないハッピーエンドなんですが……ただ、任務に失敗したゼルエル視点からすると、こんな悲劇はないんですよ。「主」のひどいキャラクターのおかげでいかにもこの作品らしい最低のギャグにはなっているんだが、ラストシーンの家で待ってるおかんは、実は結構キツいシーンだった。「長年うだつが上がらなかった息子がようやく更正したと思っていた母親が帰らない息子を待ち続ける」っていうシチュエーションは……あ、やばい、案外心に来る。普段の生活態度でアニメ視聴時にもダメージを喰らうことがあるという、嫌な見本であった。 まぁ、そんな個人的な事情をさておくと、今回メインとなるギャグポイントは、本当に最低な連中の親玉らしい最低さを誇る「主」のキャラクター。これまで登場した天使は2人とも素敵にイラつく連中だったが、その親玉は更ムカつく最低な奴。「単に嫌な奴」の天界グループと、最低だけどなんか憎めない悪魔の対比が卑怯なぐらいに際立ってますよ。そして、「主」の中の人は無駄にいい声。誰なんだろうと思ったらあんまりアニメには縁が無い谷口節氏という役者さんなのだが、どこかで聞いたことがあると思ったら缶コーヒーボスのCMの宇宙人ジョーンズ役の人だったか。こんなベテランにうんこだのちんこだの言わせたらあきませんがな。 そして、最後に用意されたオチはベーやんうんこネタ。やってることは今まで通りなんだけど、どストレートな描写が本当に最低。ベーやんが駆け寄ってくるシーンに無駄に時間を割いているのがじわじわ来る。そして、改めて見て「うんこ」+「可愛らしいペンギン」+「神谷浩史ボイス」という奇跡の乗算キャラの破壊力を感じる。ベーやんもアザゼルも、本当に良いキャラクターでありました。 そしてやっぱり佐隈さん。いや、今回はあんまり活躍のシーンは無かったけどね。今更なんだけど、オープニングで一瞬だけ映るこの佐隈さんが圧倒的に可愛くて困る。 PR
心機一転の第14話。あっという間の10ヶ月で、色々と変わりましたよね、折紙さんのスポンサーとか。よりによって高須クリニックて。
ジェイク事件から10ヶ月経過したシティは、ピンチの時のヒーロー批判の流れのリバウンドなのか、ヒーロー人気も絶好調。まさかの2部リーグ展開により、あんまり役に立たなそうなヒーローも続々量産中だ。これだけ役に立たなそうなのが増えれば、最下位爆走中の牛角さんもちょっと安心かも。そして、この10ヶ月で最も変わったのがバーナビーの態度である。前話で初めて「虎鉄さん」と呼んでデレをアピールしたバーナビーだが、冒頭のテレビでは営業用なのかと邪推までしたのに、マジもんの全力デレになっていた。どこをどう見ても「本質的には単に適当でおっさん臭いおっさん」であるはずの虎鉄をあそこまで信用できるっていうのは……よっぽど虎鉄がするめのように味がある人物なのか、それともバーナビーが単なるお人好しなのか。……うむ、どっちもだな。 そして、今回のメインは久し振りのブルーローズ。意識していいんだか悪いんだかよく分からない虎鉄へのほのかな思いを、どうやって具体化するのか悩んでいるだけのお話。ヒーローものとしてベタベタなのが本作の良いところであるが、ツンデレ女子高生を交えたラブコメでもベタベタなので、何ともムズかゆい気分である。正直、いくらなんでもあんな無神経なおっさんに思いを寄せるブルーローズの気持ちは今ひとつわからんのだが……本人は楽しそうだからまぁいいか。でもさぁ、女子高生と子持ちのおっさんの恋路は犯罪の臭いがするよねー。ばれたら虎鉄は娘からどう見られるんだろう。 今回の事件自体は大したもんではなく、単なる変態楽屋荒しをひっつかまえるだけ。虎鉄がよく分からないタイミングで能力覚醒させたり、バーナビーとの連携が良くなっていることをさりげなく示したり、案外ばらまかれたネタは少なくないんだけど、どうしても前回までのジェイク事件の規模と比べると「どうでもいいこと」なのであんまり目が行かないんだよなぁ。一番目が行くのが「わざわざ虎鉄のダンス見るためにライブに来てくれる牛角さんはいい人だなぁ」とか、「その格好で踊るんなら別に本人が入ってる必要ないよなぁ」とか、そんなんばっかりでした。 そういや、オープニングとエンディングが変わりましたな。慣れるまでは評価は固まらないと思うけど、今回はルナティックの巨悪っぷりが強化されていたので、そこは見るべき点かな。でも、ルナティックって出てくるたびに虎鉄に撃退されてるわけでしょ? やっぱり大したことないような。うーむ、何を楽しみに見るべき作品なのかが揺らいできているのが不安だなぁ。バーナビーが素直になっちゃうと、あんましギスギスする要素が無いから刺激が無いのよね。一応クリームさんが生きていたみたいなので、そこに期待しましょう。 ついでに中の人の話なんだけど、やっぱり寿はまだ引っかかる演技が出る時があるね。ツンデレ演技ってテンプレだからやりやすいかと思ってたんだけど、なーんか鼻につくところがあるのよね。例えば、ディレクターから虎鉄にダンスを教えるように指示された時の「何で私が……」っていう台詞が、「嫌がっているそぶりを見せているけど本心はまんざらでもない」という分かりやすいツンデレ描写だったんだけど、そこの切り替えの振れ幅が流石に分かりやすすぎる。多分、他の人がやったらもう少し自然な流れになるんじゃないかと。まぁ、まだまだ若いからいいけどね。がんばれ。 最後に一つだけ。僕はカリーナちゃんよりもクラスメイトの眼鏡の方が好みです。 7月1日 ドラフト模様(NPH,MBS,SOM) ピック順 【Mei】→【Metallica】→【Alessi】→【Thraxi】→【Serra】 暑いですが、この猛暑こそが、世間的には「ジェイスが消えた夏」という1時代の転機なんですねー。1日づけから環境で神ジェイス使用禁止。是非ともフライデーなどに参加してそんな自由の時代を謳歌したいところなんですが、7月は金曜日に動けない身体になってしまうという不幸に見舞われている。なんてこった……M12のプレリにもでられねーし。今回はプレインズウォーカー新作てんこ盛りだからなー、何箱買うのが適正なのかしらねー。 「神のみぞ知るセカイⅡ」 5→5 何事もなく終わった2期目。1期目は色々と面倒な事を考えてしまったせいで多少視聴体勢が揺らいでしまったこともあったのだが、2期目ともなると流石に安定していたので、最初から最後まで、特に不満もなく見続けることが出来ました。全体構成が理解出来た後だったので見やすかったのは、純粋に2期目だからこそのメリットでしょう。ただ、その分当然新鮮さも薄れてしまっているので、トータルすればトントンくらいなんでしょうか。 基本線は非常に良くできているだけに、積極的に評価出来ないのが勿体無い気がするのがこの作品なのである。マングローブによる画面作りは毎回毎回実に丁寧で見やすいものだったし、高柳監督のディレクションも、この作品の身の丈にあった実にまっとうなもの。1期の時に不満だった展開の遅さ、無駄な遅滞感は今期も完全に払拭されたわけではないかもしれないが、結局は「そのくらいの密度の作品」であるというのが正確なところで、この原作をよりシュートに、よりヘヴィーにやったところで、原作ファンはついて来るまい。あくまで「オタク主人公が惰性で恋愛ごとにちょっかい出していくだけのお話」なのだから、このくらいの肩肘張らないスピードが適正値だったのだ。 で、1期と2期を大きく隔てるとするなら、それはやはり登場したヒロインの質しかないだろう。1期は4人ばかり登場したメインヒロイン(エルシィ除く)だが、今期も同じ4人が準備され、そのうち1人がハクアである部分がちょっとしたアクセント。最初の小清水(キャラ名を覚えていないので中の人で失礼します)は、1期で垣間見られた「カケタマがついたが故の特殊能力」という部分がクローズアップされており、それなりに新機軸になっていたので割とお気に入り。対して次の阿澄キャラについては、切り口こそ面白かったものの、1つの恋愛エピソードとして消化不良の感が否めなかったので今ひとつ。ハクアに関してはベタベタなツンデレキャラではあるがエルシィの愛らしさも強調されていたので割と気に入っており、トリを務めた豊崎教師は、キャラこそよかったもののオチが釈然としなかったのでややマイナス。やっぱりトータルすると平均値。うーむ、評価に困る。放送されてれば見るけど、終わってしまっても別に困らない、そういう立ち位置なんですよね。あぁ、でも週に1回エルシィの「で!」が見られなくなるのはちょっと寂しいかもしれないな。 なんでこんな中途半端な視聴体勢でも最後まで観られたかといったら、やっぱり中の人以外に理由は無いんですよ。小清水スタートの時点で好感触なことに加えて、早見沙織・阿澄佳奈、そして豊崎愛生。この中では、ハクアが平均的に打点を稼いだことに加え、豊崎がまたいい方向に新鮮な役作りをしていたのが印象的。声質にそこまで広がりがあるとは思わないのだが、あの声の出し方をちょっといじるだけで年相応の安定感も出てくるのが豊崎のすごいところだと思う。のし上がってきたアイドルには、やっぱり勝てるだけの武器があるってことですわ。 そして、なんと言ってもやっぱりエルシィですよ。伊藤かな恵キャラは今期だけでも明日葉・緒花・エルシィと3連打をたたき込んできたわけなんですが、どれもこれも致命的なダメージを叩き出す破壊力がある。エルシィは他の2キャラにも勝る徹底したお馬鹿キャラだったので、かな恵ポテンシャルが最大限に発揮されるポジショニングなんですよね。うちにも来て欲しいな、エルシィ。消防車買ってあげるから。 なかなか素敵なアレやコレの復帰が地味に嬉しいニュースかもしれません。 ジェイスを巡る製作チームの反省に「プレインズウォーカー対策は減らすべきじゃなかった」というのがあったらしいので、そゆこと。地味にアンコに格上げされているぞ。 「Mana Leak/マナ漏出(M11)」 C 鉄板。カウンターはほぼ現行通りだな。 「Call to the Grave/墓への呼び声(SCG)」 R 意外なところからの再録は、当時地味だったけど書いてあることは格好良い。今再びのゾンビデッキへ。 「Smallpox/小悪疫(TSP)」 U 魅惑の「時のらせん」環境からは、地味な活躍をしたナイス悪役が復活。色々と使い甲斐のある、いいスペルだと思いますです。 「Fog/濃霧(M11)」 C 意外なことに、ちょいちょい構築にも顔を出したりするんだよね。 「Pentavus/ペンタバス(MRD)」 R 「トリスケリオン(M11)」と入れ替わりかな。次で合体して「トリスケラバス(TSP)」っていうオチ。 「Solemn Simulacrum/真面目な身代わり(MRD)」 R まさかのインビテーショナルカードが復活! 「アドバンテージのかたまり」はまさに彼のための言葉だ。イラストから顔写真は消えているけど、スリムで格好良くなってます。 「Thran Golem/スランのゴーレム(9ED)」 U 地味キャラだけど、実は1度再録経験あり。未だにドミナリアンサーガの地名が出てくるあたり、やっぱりmagicの中心はあの世界なんだなぁ。 「M10ランド5種」 R ここも継続。2色ランドも本当にお手頃価格で手に入るようになりました。
左介が戦ってる! 第13話。天下分け目の決戦が舞台なんだから決定的なエピソードには違いないんだけど、真面目に合戦場で人を斬っている左介を見ると、違和感がモリモリでございます。
一向に援軍がやってこないことに焦りを感じる明智軍。そしてようやく報せがきたかと思えば、羽柴の挙兵と、その想像以上の規模に度肝を抜かれることに。事ここに至って、聖人君子明智光秀も、これまでの全ての流れが秀吉の策略であることに感づいた。猿知恵に一杯食わされたことに思い至った光秀の無念は、いかほどのものであっただろうか。そして、そんな光秀に与することを決意したのは、同じ志を持つ三河の徳川である。和を以て武器となす家康は、あくまで臣下の意見を尊重することを強調してはいるが、それはあくまで三河武士としての矜持を守れる範囲でのこと。かたや民を思って仁の道を踏み外した明智軍、かたや全てを謀って天下を狙う羽柴軍。家康の決意で、ようやく三河が動き始める。しかし、決戦の時は既に間に合わないところまで迫っていた。 絶望の明智軍と違って意気が高いのは、思い思いに集まってきた羽柴連合軍である。熟考を重ねて動き出した徳川とは異なり、こちらの軍勢は秀吉の下準備によって既に仇討ちに参加することが決まっていた面々。そこに躊躇いは無いし、大義名分もあるために動きも迅速だ。そして、そんな面々に共通する目的は、この大いくさでの武功である。信長が平定しかけた天下で、奇跡的に訪れた大舞台。ここで一気にのし上がれば武功どころか天下も見えるという大ばくち。民のこと、忠義のことなどさておいて、集まった将達には「少しでも美味しいところを」という私利私欲が渦巻いている。もちろん、それもこれも、全てはそうした人の業をコントロールしきった秀吉の手腕によるものなのだが。 軍旗のデザインが一部に好評であり、ますます士気をあげていくのは我らが左介さんだ。名を売るにはここしかないのだし、今後の趨勢は誰も予測が出来ないものになる。ただ1つ、秀吉がのし上がるであろうことは確実なわけで、そこに密接に食い込める機会は、この戦をおいて他にはない。数寄でもアピールし、更に武勲もあげたとあれば、一気に勝ち組の仲間入りが出来るのだ。とにかく「見せる」ことを意識せねばならないこの状況。武士としての意気を見せるための抹茶一気飲みにも気合いが入ろうというものだ。 しかしまぁ、左介の腕っ節の弱さも天下一。戦闘開始の号令の直後、あっという間に馬からコロリ。ひょっとしたらここで人生が終わってもおかしくなかったところなのだが、天はひょうげた奴に味方する。突如現れた弥助に命を助けられ、更にとんでもない情報まで置き土産にされて、一気にテンションが上下してしまうことに。天下分け目の決戦場は、左介の人生を、また別の意味で分けることになった。 「秀吉が信長を殺した」。弥助の残した情報に、左介は曇天を仰ぐ。にわかには信じられない話であるが、弥助が嘘をつく意味も無いし、何より、秀吉という男は、「奴ならやりかねない」という底知れぬ脅威を持つ男。思い返せばあまりに迅速な高松からの帰還劇など、思い当たる節も多かった。「信長を殺したのは秀吉である」。意外過ぎる事実は、あっけなく左介の中で真実として受け入れられる。そして、ほんの一瞬ではあるが、秀吉の掲げるひょうたん印を「真の仇」としてみようとしたのも事実である。信長の弔い合戦であるならば、初めて知った事実を声高に叫び、自陣にとって返すのもあながち無い話ではない。 しかし、左介はそれをしなかった。この場合、「出来なかった」と「しなかった」は半々ぐらいだろうか。あまりのことだったにも関わらず何故か妙に納得出来たというその事実は、秀吉という男を既に受け入れつつあるということを示している。そこまでの思いがなければ狙えない天下。そこまでの決意がなければ立ち続けられない「武」の世界。そんなことを思った左介の頭に去来するのは、大釜を抱えて散っていった松永久秀、「生きたもんが勝つ」と図太く生きながらえる荒木村重。誰も彼も、武と数寄の間を彷徨った先人達。松永は言った。「どこかで諦めるしかない」と。 必死に戦場をさばきながら、自らの進退に懊悩する左介。武を貫くなら、死を賭してでも守らねばならない物がある。取らねばならない命がある。しかし、左介の本質は、結局そこには無かった。「諦めて、生き延びろ」。敵の雑兵にとどめを刺すことも能わず、左介は自分自身というものを痛いほど理解出来たのである。 とにかく、この作品の毛色に全く合わない合戦シーンでのあれこれが刺激的な今回。正直言って、合戦自体の出来は二流三流。躍動感の無い軍馬の構成に、痛みが一切感じられない斬り合い、ビィートレインらしい血の噴きでない末期。左介の立ち回りも動きが軽く、なんだか滑稽な演舞を見ているようである。しかし、この作品の場合、これで一向に構わない。描きたいのはチャンバラ劇でないのだから。しのつく雨の中、合戦という緊迫した場の中でも、左介はいつものように「武」と「数寄」に揺れ動く。その間、彼にとって合戦場の剣戟などどうでもいいものなのだ。あくまで、思い出される信長の顔、松永や荒木の言葉の方が、彼の人生に与える影響は大きいのだ。揺れ動く心情はいつものように「目」に現れ、左介は今回2回ほど血走った目を見せている。これまで大名物を見つけた時にばかり見開いていた彼の目は、今回大きな人生の岐路を迎えるにあたって、現実を見つめるために開かれた。そして、そんな彼の一大決心が、最後に雑兵に振り下ろされた一発の拳骨だったのだ。武人としてはあまりに弱々しく、ともすれば降り続く雨にすら負けてしまいそうなその一撃は、戦の相手ではなく、左介の中にかろうじて存在していた何かを打ち砕いたものであるように見えて仕方なかった。 間もなく天下は平定される。「武か数寄か」。その決断は、既に下されているのかもしれない。
何は無くてもこの記事だけ更新するよ! 最近はメインMC細谷佳正のトークもだんだん癖になってきたよ! 名越アナも微妙に毒舌吐くのがいいよね!
#25「モテモテアイテム三重犬」 (CV:水田わさび) この作品のキャラクターたちを「犬」として立脚させる最も重要な要素は、判で押したように一様な「顔」である。いわゆる「愛知」タイプのノーマル顔と「福岡」タイプのぶちゃいく顔。これまで登場したほとんどの県はこのどちらかを持っており、例外となったのは埼玉犬だけである。逆に言えば、それだけあの顔が「犬」としてのアイデンティティを維持するのに重要だということ。 しかし、そんな顔がない犬が登場してしまった。固い殻に覆われたアコヤガイの化身、三重犬である。女の子と対話するのが苦手と自己紹介する三重は、愛知と山梨の仲良しコンビを前にすっかり殻を閉ざしてしまう。「真珠がみたーい」と煽られることでちょっとだけ顔を覗かせてくれるが、極度のあがり症なので殻をすぐに閉じてしまった。 そんな寸止め芸みたいなもので、暴君愛知が満足できるはずもない。無理矢理ふんづかまえて殻をこじ開けると、舐めるように真珠を観察。そして、当然の挟み込みオチである。もう、貝を開けるだの開かないだのという話が始まった時点で8割方このオチになることは分かっているにも関わらず、見事に挟まった愛知の惨状が、いかにもこの作品らしい壮絶なものなので笑えてしまう。あの状態って、中にいる三重から見たら凄絶な状態でボロボロになった愛知の顔が見えているんだろうか……いやぁ、2週続けて新キャラに虐められた愛知と、被害に遭わずに済んだ山梨。ようやく、神様も2人の関係を正しくジャッジ出来る様になってきたのかしら? でも、真珠っていうだけで2人ともすごく嬉しそうにしてたなぁ。「中に真珠が入っているだがね!」「女の子の憧れずら〜」「見せて見せて!」って、卑猥な想像も出来てしまう台詞なのがなんとも……あ、すみません、流石に穿った見方ですね。 そうそう、中の人はどちらかというと犬よりも猫とか狸型ロボットでお馴染みの水田わさび。へぇ、三重出身だったんだ。調べてみたら伊賀の出身だそうで。知り合いの伊賀人に教えてやろうかしら。 #26「レベルアップ群馬犬」 (CV:田中敦子) もう、第一声を発した時点でぶっ飛んでしまったのは、コロコロと愛らしい姿をした温泉饅頭、群馬犬。いやぁ、期待してなかったわけではないですが……田中敦子を使ってきましたね。どこかで見て群馬出身ってのは知ってたんだけど、まさかこんなアホな企画でも登場してくれるとは。愛らしい外見など完全無視のいつも通りの田中敦子。このギャップはおいしいなぁ。 なんと言ってもあの草津の湯で知られる群馬である、その化身が温泉饅頭というのは納得のセレクト。そして、そんな温泉饅頭も、最後の一手が達成されるまではまだ「見習い」扱いらしい。焼きごてで温泉マークを刻印されなければ、それはただの饅頭でしかないのだ。そんな重大なイニシエーションの決行役に抜擢されたのは、饅頭といえばやっぱりお茶、ってことで、静岡である。 焼きごてを手に取り群馬の額にぎゅぎゅっと押しつける静岡。一大イベントはつつがなく終わり、群馬は見事な温泉饅頭にレベルアップ……と思いきや、なんと刻んだ焼き印は「返品」という信じられないもの。自身の完成に大喜びで自慢げに出て行った彼女は、一体これからどんな運命を辿るというのだろうか。不憫で見ていられない。っつうか、なんでそんな大事なシーンに「返品」の焼きごてを置いておくんだよ。そもそもその焼きごてはいつ使うんだよ。あかん饅頭はわざわざ返品しないで捨てるだけやろが。 教訓・静岡は確かに良い奴だが、やっぱり油断してるとえげつないこともしてくる。しかし、文字通りに「焼きを入れる」一大イベントだったにも関わらず、実際やられている群馬の方はなんだか恍惚の表情を浮かべていたな。まるでエクスタシーでも感じているようなよく分からない嬌声を上げていたし、ことが済んだ後のコメントも「斬新……」っていうよく分からないものだったし。この世界の住人は、身体的ダメージにはあまり頓着しない連中なんだよなぁ。 「C」 6→4 こまめに感想は書いていた作品ですが、改めて読むと「分からない」の連発ですな。そして最後に与えられた結論も「分からない」って、どんだけですか。もちろん、「分からない」なんて間抜けな感想は受け手としてのこちらにも責任が無いわけではないのだろうが……この作品に関しては、流石に全面的にこちらの責任とは思えないのである。 テーマ設定のチャレンジ精神は、素直にすごいと思えた部分。「経済活動」というテーマは本当に画面に表しにくいもので、それを具体的なバトルに絡めて物語を作っていこうという発想は、なかなか常人では思いつかないものだろう。そして、中村健治の持つ独特な表現スタイルが、この曖昧模糊としたテーマを構築するのにそこそこフィットしていたのも事実だと思う。怪しさ全開でその全容が最後まで分からなかった金融街のデザインもそうだし、具体的なバトルの結果と、それが表れる現実世界の分かるようで分からないリンクの構築など、デザインとして処理されるおかげでなんとか整合性が保たれている部分はあった。普通の画面でこれらの要素を抽出しようとすると、それこそ訳の分からない雰囲気アニメに徹するしかなかったはずだ。 しかし、そんな頑張りはある程度評価した上で、やっぱり「分からない」という状態は満足とはほど遠い。嘘でもいいので「何か分かったふり」だけでもしてくれれば1つのシリーズとしての落とし前はついたと思うのだが、クリエイターの性分なのだろうか、そこは中途半端な結末を許さず、「分からないものを分かる必要なんて無い」という、突き放した結論だけが用意されていた。これを是とするか否とするかは、意見の分かれるところではなかろうか。私個人の意見は、何度も繰り返すように「やや否」である。 1つ1つのファクターを解体していくと、色々と評価したいポイントは転がっている。アセットの独特過ぎるデザインと、雰囲気だけなのにどこか理路整然としているように見える奇妙なバトル。そして主人公すら意味が分かっていなかった金融街の企みと現実世界の「未来」の概念リンクなど、思いつきとしては新しいものだし、それが画面に現れると見たこともない効果を生み出していた部分も多い。そうした断片を細かく加点法で見ていけば、やはり中村健治という人物は奇才であると思う。「C」という収納先におさまるベストな物語は、やはりこれだったのか、という気もする。しかし、それはあくまで全てを見終わった後に受け取った結果論であり、そこを目指して作品構築を狙う「ゴール」ではない気がするのだ。前作「空中ブランコ」があまりに見事な作品だっただけに、そのあたりの齟齬がちょっと大きく見えすぎたのは、非常に残念な部分であった。 でもまぁ、やっぱり1ファンとしてどこか邪険に扱いたくないのも事実なんですよ。そうだ、中の人の話をすればいい。最終話で見事だったのは真朱とQの対話。特に後藤沙緒里がここまで激情を露わにする役を貰ったのって初めてじゃないかな。普段なかなか聴けないトーンだっただけに、強烈な印象を残してくれた。しゃおりも気づけばいっぱしの声優になったものである。そして戸松だ。「あの花」と連続していたので、今期のノイタミナは一大戸松アワーになっていた(同時に櫻井孝宏アワーでもあったが)。あなるとはまた違ったストレートな戸松像ではあるのだが、捻らない「まっすぐな」真朱の造形は、どんな絵柄でも、どんな設定でも最終的に「可愛いなぁ」と思えるものになっていた。今作独特のアセットとアントレの接続の演出も、そうしたアセットの魅力を出すのに一役買っていたかもしれない。今後は、どこぞのメロンパンやたいやきのように、真朱のファン達はカップ麺を片手に会合を開いたりするんだろうか。何それ怖い。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」 5→8
多少落ち着いてきたので、総論と一緒に最終話のことについても触れていきますか。実に高密度なエピソードだったので、解体するのにもエラい労力がかかります。 まず、この作品は全体を通して「泣かせる」お話だったのは誰が見ても明らか。そして、そこに「人の死」が絡んでいるので一見すると単純な「人の死が悲しい物語」に見えるのが、実はそんなに単純じゃないよ、というのが脚本家の捻ってきたところであると思われる。例えば、同じように「泣けるアニメ」として殿堂入りした作品に「CLANNAD」がある。あちらは渚や潮の喪失が単純に涙を誘うし、「いるけどいない幽霊」という共通点なら風子の物語とも共通する部分がある。しかし、あの世界において、泣けることは「失うこと」と直結している。風子の周りにいる人間はみな、風子がいることに喜びを感じ、失うことに涙する。「喪失」が哀しみであることは人類普遍の命題であり、その「喪失」をどう描くか、というのが「上手い悲劇」の作り方の胆。「AFTER STORY」18話「大地の果て」における電車のシーンが名シーンであるのは、「失うとは何か」を視聴者に考えさせることが出来たためだ。 しかし、「あの花」において、めんまの存在は「喪失」を仄めかすものの、テーマそのものになってはいない。何しろ、めんまは既に数年前に「失われた」存在だからだ。いくら想い出が大きいとはいえ、人の死を何年も引きずるということは起こりにくい。喪失は忘れるものだし、忘れるべきものである。そのため、作中で「喪失」が哀しみに直結している「シンプルな悲劇」を演出するのは、イレーヌ・聡の本間家だけである。言い換えれば、本作で「喪失」について触れられる時間はそこまで多くないのだ。 それでは、その他に語られるテーマとは何だったのか。それは、「失われた者に関わった者たちの自己」に細分化されていく。何が辛く、何が悲しいのか、それが明示されるのが、最終話で詳らかにされた、神社の境内での大暴露大会だったのだ。いささか唐突な感は否めなかった嗚咽の連続だが、これまで少しずつ組み上げられてきた超平和バスターズの人間関係の積み木を、一気にぶっ飛ばすカタルシスは、なかなか狙って出る効果ではない。 あのイベントのとっかかりとなったのが鳴子だった、というのも上手い部分。彼女の「思い」は作中で最も執拗に描かれた部分であり、導入にはもってこいのドラマがある。そして、鳴子自身が、周りの人間の感情に誘爆を引き起こすだけのパワーを持っているのだ。鳴子の抱える「過去の罪」は「嫉妬」。めんまに対するやっかみの感情が「あの日」を引き起こし、それがめんまを殺してしまう原因となったことが彼女を苛んでおり、その感情は、めんまの復活をトリガーとして再び持ち上がることになった。 「俺も同じだ」と同調したのはゆきあつ。しかし、彼の場合は「あの日」に対する罪の意識は薄く、「あの日」まで自身を突き動かした「自尊心」こそが「過去の罪」。仁太をみとめられないという小さなプライドや、めんまの死をひたすら拒絶し続けて生み出された歪んだ「もう一人のめんま」の存在。彼は「あの日」で止まった自分とめんまの関係を否定するためだけに、この数年を費やしてきていた。そんな歪んだ自尊心が、「仁太にだけ見えるめんま」の存在を契機に、再び持ち上がることになった。 ゆきあつと鳴子の関係を見て、自分は関係無いと主張し続けた知利子。彼女の「過去の罪」は「保身」。盲目的なゆきあつへの視界のせいで、彼女は鳴子とゆきあつの関係性を見誤り、「あの日」めんまに対して行動を起こし、それが悲劇の歪みを生んだ。その事実を一人抱えながらも、彼女はゆきあつとの奇妙な関係性を受入れ、自分は関係無い、自分はこれでいいと、ひたすら保身に走った。めんまの死など自分の人生に影響は与えておらず、自分が望む関係性が実現できていると、そう思い込んだ。しかし、めんまの復活に端を発するゆきあつの暴走劇を経て、彼女の欺瞞は再び持ち上がることになった。 そしてこれまでずっと「何も出来ない自分」という状況に過敏に反応してきたぽっぽ。彼がかかえる「過去の罪」は、最もシンプルな「後悔」。「あの日」一番幼かった自分、何も出来なかった自分。何度も自虐的にそれを漏らしていたぽっぽだったが、その裏には、最も大切な場面で動くことが出来なかった自分に対する、どうしようもない慚愧の念があった。人生を決定づけてしまった致命的な消極性を覆い隠すかのように世界を飛び回り、何にも縛られない人生を必死に演出し続けては見たものの、彼を束縛する「めんまの呪い」は、ある意味どのメンバーよりも強くて重い。秘密基地に縛られ続ける彼の行動が、それを如実に表していた。そしてそれは、彼を責め苛むかのように復活しためんまの存在を契機に、再び持ち上がることになった。 そして、全てを決定づけるめんまを生み出したのが、仁太であった。彼が「あの日」に生み出した「過去の罪」は「虚勢」。めんまに対して本心を伝えられなかったことは彼の人生に長々と尾を引き、周囲への歪んだ自意識は引きこもりへと至る全ての現実に繋がる。肥大した自我への救済措置として送り込まれた「彼だけのめんま」は、どうやら実母である塔子の願いが結実したものであったらしく、虚勢を張ることにばかり意固地になっていた仁太の人生に大きな揺さぶりをかけてきた。自分は特別である、という自意識が「自分だけのめんま」に現れるも、いつしかそのめんまが自分だけのものではないことを伝え始め、凝り固まった「虚勢」がどうしようもなく自身を束縛しているという事実が、再び持ち上がることになった。 こうして生み出された5つの過去の罪。それらは全てめんまの死によって「あの日」に打ち込まれた「1人1人の現実」であり、「めんまの喪失」という根源的な事実とは異なった、個々の問題として描かれている。この作品はそうした過去の罪を解消することを最終目標としており、言い換えれば、「あの日」に置いてきた1人1人の「幼さ」を克服する物語である。複雑に入り組んだややこしいコンプレックスと人間関係が、「めんま」という1つのファクターからスタートし、最終的に「めんま」に帰結するというシナリオラインは、コンセプトこそ単純であるが、わずか11話のアニメシリーズで全てを消化しきるのは、はっきりいって無理難題であった。 しかし、それがある程度形になってしまったことが、この作品の恐ろしいところである。最終話の「めんま見付けた」が、5者5様の成長物語に、個々に答えを与えるものとして仕上がっているのである。換言すれば、あそこで全員がめんまを見ることに成功し、めんまを「見付けた」わけだが、実際に行われたのはそれぞれにとっての自己啓発、自分探しの達成である。そう思えば、「あの日見た花」であるところのめんまの「名前をまだしらない」のは当然ことだろう。何しろ、各々が「見た」ものの名前は、全て異なっているのだから。 改めて確認するが、この作品は本当に無茶だ。これだけの内容をちゃんと描写しようとしたら、普通に考えたら最低でも1.5倍の尺は欲しい。2クールでやっても文句は言われないくらいの中身だ。それを、わずか11話に押し込めて、曲がりなりにも達成してしまったのだ。話作り、画作り共に、化け物じみた構成力があったことは疑いようが無い。個々のエピソードに無駄が1つもなく、読み込めば読み込むほどに、1つ1つのシーンに多層的な意味を織り込み、最後のテーマを収束点とした巨視的な構成が徹底されている。 実に端的な例を1つあげておくなら、安城鳴子のあだ名が「あなる」なんてとんでもねぇものになっていたことも、この作品を「極めて短い時間で描く」ための方策である。「絶対に呼びたくないあだ名を呼ぶ」という行為が、要所要所で各人の心の距離を描写するツールとして強烈に印象づけられることで、必要な話を尺を大胆にそぎ落とすことに成功していたことは、最終話を見ずとも理解出来る部分だろう。その他にも、秘密基地のマグカップ、ゆきあつの髪飾り、仁太のサンダルなど、1つ1つのガジェットが言葉少なに強烈な「意味」を主張し続ける。真剣に見ようとすると本当にヘトヘトになる作品密度は、紙一重で成立した匠の仕事である。 結局、長井龍雪の仕事に間違いはなく、岡田麿里の脚本にも、歯止めは利かなかった。もう、それ以上の説明は不要だろう。アニメオリジナルでここまでのものが(しかも1クールで)出てくるというのは、まだまだこれからアニメをみる上での力になりそうである。最近は「オカルト学院」「まどマギ」なども登場し、アニメ業界はオリジナルでも元気な部分が多く見られるようになってきた。「原作不足」「マンネリ化」など、産業全体の停滞感が危惧されてきたわけだが、どうやら次のステージはまだ存在していたようだ。今後のアニメ業界も楽しみである。 最後は当然、中の人の話。もう、今作は誰を褒めていいか分かりませんね。最終話だけ見たらぽっぽ役の近藤孝行が際立っていたが、他のメンバーだって負けちゃいなかった。ここで取り上げるべきは、やっぱり戸松遥・早見沙織の若手コンビだろうか。戸松は今作一番の萌えキャラと名高いあなるの素敵過ぎるツンデレっぷりを存分に発揮させつつ、感情の動きの大きさに物怖じしない堂々とした演技であったし、早見についても、知利子のさりげない萌えポイントを的確に発揮。最終話での大爆発シーンは、それまで話を引っ張ってきた鳴子に正面からぶつかって一切見劣りしなかったのは流石。個人的には一番のヒロインは知利子なんですよ。ラストで堂々とヘアピンを付けていた知利子さんのドヤ顔がたまりません。幸せになって欲しいなぁ。 そして最後は、本作で一気にメジャーシーンにのし上がった感がある、めんま役の茅野愛衣だろう。その声音はまさにナチュラルボイスセラピー。今後、癒し系としてのポジションが確立すれば、唯一無二の存在になれるだけのポテンシャルを秘めている。色々と楽しみは尽きない。 |
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