最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
意外にあっさり仮面オフ、第15話。流石にあの対話は仮面のまんまではできませんかね。いや、2人がどんな関係なのかはまだよく分かってないのだけど。 久しぶりにがっつりメカ戦闘を展開した手に汗握るバトル回。しかも相手はあの黒仮面様ときており、カナタの大ピンチもなんだか久しぶり。カナタが黒仮面さんとぶつかってしまうことになった直接の原因は、イストワールへの手がかりをがっつり獲得して最短コースで真実に肉薄してしまったため。それもこれもにノワール(ミステル)という鍵を偶然拾ってしまったせいであり、黒仮面さんとしてはそんな面倒の種であるミステルをさっさと取り返し、カナタには余計な夢や希望を抱かないようにしてほしそうである。ただ、残念ながらそうなると仮面さん所属の組織・イデアールはカナタの夢と真っ向対立する存在になってしまうわけで……今回のような悲劇的な衝突は避けられない状況だった。黒仮面さん、こんな状況なのにそこかしこでいい人感を迸らせてるのがなぁ……登場シーンでメイガスにめっちゃ海鳥がなついてるの草。 カナタたちがイストワールに辿り着けるか否かは現状ミステルにかかってる状態。彼女の持つ知識が最短コースなのだが、改めて確認しておくと人類が文明をぶっ壊されてから現在まで約150年ほど。流石にそんだけ経ったらどんな文明の遺跡でも機能しなくなっていそうなものなのだが……今回見つけたロケットの発射場、そしてそこに備え付けられたレーダーは動力を与えるだけで割とあっさり復旧した。すげぇよな。この100年以上で電力規格とかに変更はなかったんでしょうかね。そして100年以上前の機械がそのまんま動いたのも驚きで……まぁ、当時の人類の技術力が凄まじかったということにしておこう。実際、イデアール連中の装備を見るとかなり高次の技術力を持つのは事実だし、当時の人類はそれ以上か。 そうしてあとちょっとでイストワールの存在が証明できそうだったところへの遠距離狙撃。わざわざあのタイミングで撃ってくるってことは、カナタたちの旅路ににはずっと帯同していたってことなんだろうね(前回のプールにも隠れてたんだろうか)。イデアール側の目的は今のところは「イストワール到達の阻止」だと思われ、そのためのミステル鹵獲計画。ただ、カナタさんの主人公パワーを前にギリギリまで時間を稼がれ、これしかないタイミングでのトキオの乱入を許してしまった。あのシーンで救援が入った時点で「誰が助けに来たんだー!? トキオか? 普通に考えたらトキオだな。でももうちょっと意外な人物が来てくれる方が面白いんだけどな! クラウディアさんワンチャンあるな! 大穴ランゲさんとかだったら株が爆上がりだぜ!」とか思ってたら一番つまんないトキオだった(そりゃそうじゃ)。でもまぁ、そこからまさかの黒仮面さんとの濃密な絡みを見せてくれたので、ここは彼しか果たせない役割があったということで。2人で盛り上がって一気に色々とぶちまけてくれましたねぇ……そのくせ肝心なところは何も教えずに逃げていきやがった。核心はまだ引っ張るか……。 今回一番驚いたのはトキオの正体がうんぬんよりも「ムートンさん、情報処理系能力者でむっちゃ有能だった」という事実。トキオと2人で全裸だった時代もあったというのに……。 PR この世界の人間と魔族はなんで争ってるんだろうね? 第2話。いや、争ってすらいないのかな。あ、でも1話冒頭ではちゃんとモンスター退治してたし、もし争ってないとしたら拷問は起こらないか……(起こってんのか?) さて、2話目にして早くも姫様の話しちゃう成り行きがぐだぐだになっている今作、姫のテンションはもうボロボロだけど、お話のフォーマットはこれ以上ないくらい強固に固定された。もう、「猛獣使い」っていう肩書きのキャラが出てきただけで次に何が起こるか全部分かっちゃうのがちょっと面白い。いや、絶対猫でくると思ったけど、白熊かぁ。 1本目、前回引きで登場したよく分からんコンビ(兄弟なのかしら?)による、拷問という名の、単にうちに行って遊ぶだけのやつ。「陽鬼」と「陰鬼」という2人組らしいのだが、結局彼らのステータスがどのようなものなのかすら分からずに終わった。ちなみに今期2本目のスマブラアニメである(1本目はどこぞのNanashiのスマブラランカー)。「友達がゲームやってるとやりたくなる」は分からないではないが、別に後ろで見てるだけでも楽しいけどね。流石にスマブラは混ざりたいですかね。「隣に友達がいて一緒にゲームできるのが幸せ。そんな友達がおらずに眺めてるだけの拷問」とか言われてしまうと、もう長年友達とゲームなんかプレイしていない私は、人生が是即ち拷問ということになってしまうのだが……辛いです。トーチャーさんも一緒にゲームプレイしてくれる優しさ。 2本目、猛獣使いクロル登場。CVは山根綺。そう言われると全体的にどこぞのドラマーに似てなくもない(そんな似てない)。人質をとって精神的な苦痛を負わせるという意味では、これまで描かれてきた中で最も真っ当な「拷問」なのだが、拷問官のもたらした結果が想定外だし、エクスさんのツッコミが追いつかないくらいに姫がバグっている。まだ2話目だけど、そろそろエクスさんも覚悟決めていちいち前振りするのやめようや……。 3本目、今回のハイライト、温泉ママ。何がハイライトって、やっぱりジャイアントさんのCVが茅野愛衣って部分じゃないですかね。数年前にすでに「子供産んだことないのに」と本人が言ってるにもかかわらず名誉ママ認定されてしまった茅野愛衣。まぁ、当時は通常攻撃が全体攻撃で2回攻撃のママだったわけですが、やはりそのママみは健在。というか比肩する者なし。いや、どこぞの17歳以外は無し。一時「石見舞菜香と声がとても似ている」というので話題になったが、まだ石見ではこのママみは出せまい。ちなみに最近石見&茅野のラジオ共演があったが、「さぞかし素敵な話が聞けるに違いない」と思ったら冒頭からずっと呑んだくれトークだったのは笑ってしまった。 4本目、ゴリラのマーチ。姫様、それで屈するのはいくらなんでも精神弱すぎるんじゃないですかね……俺、コアラ食っててそこ気にしたことねぇよ。多分あのお付きの執事が変なトラウマ植え付けちゃったんじゃないかな……。 どんな馬鹿をやっても、どんな理不尽が展開されてもエンディングで全部リセットされるリフレクソロジー、助かる。 相変わらずのコテコテ、第14話。新番チェックがしんどくて1週休んでしまったが、後半クールも頑張っていきましょ。 2クールアニメは中盤13話目に盛り上がりを1回用意するのが常なのでそこからラストに向けて1回中だるみすることもよくあるのだが、今作に限っては心配ご無用。毎度残念なくらいにクライマックスで胸焼けがしそうだ。特に今回は作中では初の大規模戦闘ということで展開にしろ映像にしろ色々と大変だ。そもそもが「圧倒的戦力を誇る竜を前に絶望的な戦いを強いられる人類」を描いた進撃系作品なのだから、その竜が大挙して押し寄せてきているだけでも大変だというのに、その竜たちがなんと、過去に倒したものも含めて上位竜の能力をコピーしたとんでもチームだってんだから……それって普通ならラスボス前とかにやる展開ちゃうんかい。まぁ、流石に成竜の実力は上位竜ほどではなかったようだが……それでも雑魚を含めた集団戦闘の中に時止め系能力者が混ざってるの意味わからなくないか? 前回時点でラグナが(一応は)タラテクトラに敗北。銀器姫も策がちゃっちゃと看破されてあっという間に絶体絶命だったはずなのだが、銀装兵団は意外に層も厚いしタフネスも高い。いや、メガネはもう絶望してたけどね。メガネじゃなくなってたしね。そこだけは完敗モードだったんだけど、もう1枚のジョーカー、クリムゾンが残っていた。アルテマティア様の能力を授かった成竜がなぜかクリムゾンに血種の気配を感じ取ったのって、単にクリムゾンが上位に位置する竜だったからなのか、彼の成り立ちについての伏線なのか。まぁ、後者でしょうけど、その辺は今考えてもしゃーないな。クリムゾン、王都決戦の時はビデオ検証とかでアルテマティアの能力の詳細を分析してたはずなのに、すでに対策兵器を準備してたのはあまりにも周到すぎるよな。まぁ、どういう理屈で対策出来てたかはよく分からないんだけどさ。「太陽光を浴び続ける」って言ってたけど、現実世界と同じ物理法則で成り立っているとしたら、時を止めたら光子も動きを止められてるはずなので「焼かれ続ける」ことはないはずなのだけどね。ただ、それを言い出すとそもそも止まった時の中では何も見えないとか、息もできないとか、空気圧がなくて即死するとか色んな矛盾が生じてしまうのであんまり難しくは考えず「さすがクリムゾン様だァ!」と群衆Aと同じ気持ちで盛り上がっておくのが吉。時止め対策なんで真剣に考えてもどーせ承太郎がワンパン入れれば終わりである。 そうしてクリムゾンが周到さを見せると同時に下衆さもたっぷりと披露。何故か知らんが兵団の中でクリムゾンの被害に遭うのは主にメガネの役目なんだよな……やっぱ一番の常識人を狙うのが手っ取り早いってわかってやってるんだろうな。もう1人のクリムゾン被害者である関西弁学者の兄ちゃん(フーさん)はここにきて一応位持ちだったらしい竜をワンパンで退けるという活躍を見せている。彼もまた底が見えない不思議な人物ではあるが……今後どさくさで味方に殺されないことを祈るばかり。 そうして局所的な戦闘では押しつ押されつのギリギリの展開。しかし物量で勝る竜軍がいよいよ銀器姫に一太刀を浴びせ、司令官を欠いた兵団は万事休したかに見えたが……まだ動けますよラグナさん。どうやらこの大ピンチに未来の記憶がいい具合に刺激されたようである。そういや「ラグナの周りの人間はみんな死ぬ」とかいう初期設定(というか1話目での愚痴)もあったっけなぁ。レオがいなくなった現状、割とどうでもいい設定ではあったのだが、そりゃラグナの精神には影響を与え続けてはいたんだね。「死なないやつ」から離れて戦っているからには、そこで何かしらの安寧を見出す必要はあるなぁ。さて、あとはオルト・ゾラとの読み合いの結末。まだタラちゃんも元気ではあるんだが、ここから人間サイドが巻き返すきっかけはやっぱりラグナなんですかねぇ。
やっぱり書き始めたら止まらなくなって結構な量になってしもたんや……。
関係者の集合/Assemble the Players ミステリ界隈ではお約束の「名探偵 皆を集めて さてといい」ですね。ちゃんと「犯人はこの中にいる」とプロフト君が宣言してくれてます(ちゃんとイラストの中に犯人写ってるからね)。イラストではオレリアに捕まって首輪つけられてる虐殺少女ちゃんも愉快だが、やっぱすげぇいい姿勢で座ってるオレリアさんがポイント高い。能力がシーンとあまり関係ないのはご愛嬌。 オレリアの立証者/Aurelia’s Vindicator 変装経由の「静穏の天使」。なるほどこれなら裏向きで出したくはなる。タフネス2と絶妙に死にやすく設定してあるので、ブロック後、死ぬ前に起動して色々やらかしていく使い方ができる。 世慣れた見張り、デルニー/delney, Streetwise Lookout 顔を見ると明らかにアジア系なんだよな。黒人さんだけじゃなくて黄色人種にもちゃんと配慮してるWizards社でございます。こちらの能力、パッと思いつくのはなんといっても現在活躍中の「粗暴な聖戦士」とのシナジー。現在もたまにノーン様と組んで悪さしてるが、こっちの子なら人間デッキでより手軽にシナジー構築できるようになっている。 クロヴァドの脚肉/Krovod Haunch ルビが「きゃくにく」だが、調べてみたら食肉業界ではこの呼び方が一般的とのこと。ちなみにクロヴァドはこんな生き物。こいつ食用だったんだ……。この度いくつかの「装備品であり、証拠品でもある」という愉快なカードが搭載されているが、なんとこちらは装備品で、かつ食物。でも証拠品じゃないってことは事件性はないんですかね。冷凍肉なんて大定番の証拠品なんですけどね。あ、あと犬を呼ぶのにも使える(当然骨を投げるのだろう)。なんかもう、いちいちフレーバーだけで楽しいな。 少し前に事前情報が出た時点で「絶対面白いやつやん」と思っていた「カルロフ邸殺人事件」のプレビューが今週スタートしていますね。面白いってのは、ゲーム自体は知らんけどフレーバーとかカードデザインが楽しそうという意味ね。ほんで、最近全然出来てなかったし今回はレビューできるかと思っていたのだが、残念ながら時期的にこの1週間を全てカードに捧げるわけにもいかず……しょうがないので、前回の「イクサラン」同様、せめて第一印象の記事だけでも上げておくことにした。当ブログはごく稀にMagic関係の記事を見にきてくれている人もいたので申し訳ない部分もあるのだが、最近の製品リリースの速度にはもはやついていくことができず……まことに遺憾です。 あと1週間遅ければ身体があいたかもしれんのでちょっと無念だが……まぁ、もうそういうことができる時代でも年齢でもないんや……。
以下の要素の詳細については、公式記事やカードギャラリー参照のこと。
ヤッター! 上(略)、第2話。どんななろう世界だって女神か姫の役で姿を現すぜ! 今世紀最高のノーブルボイス、はっきりわかんだね。 録画環境のトラブルで2話の視聴がすっかり遅れてしまった。地上波番組とバッティングしちゃうと録画がキャンセルされてミスっちゃうのよね。でも幸いAT-Xにはリピートがある。今後はちょっとスケジュールをずらしての視聴になるだろう。ある程度柔軟に調整できるありがたさ、入ってよかったAT-X(ダイレクトマーケティング)。 さておき今作、多分今期放送されてるスタンダードなろうの中では群を抜いてクオリティが高い。筋立てのどこがいいとかは具体的にあんまり無いのだが、とにかく映像が見やすいのとお話のテンポがいいのと。あとはまぁ、いわゆるなろう的チートからスタートするんじゃなくてちゃんとゴリゴリの修行パートから入ってるのも印象がいい。少年漫画ならごく当たり前の展開なのに、なろうフォーマットでそっちに進むだけでも「とても普通のお話だ!」ってんで印象が良くなるのは私の評価基準がクソ甘いだけでしょうかね。 でも、修行パートの見せ方とかも普通に上手いと思うんだけどな。「治癒魔法使いだから、自分の身体を痛めつけてもすぐに回復できて、超回復が絡むから短期間でステータスアップが見込める」っていう設定、多分ヒーラーを主人公にしたなろう作品なんて山ほどあるだろうし、このロジック(というかシステム?)も散々流用されてるのだろうけど、そうして「簡単にステータスアップできるよ」という部分でもきちんとそれなりの苦労を伴ったことが克明に描かれ、その中での精神的な変化もちゃんと描かれてるっていうのが見やすさの要因かしらね。 あとは「同時に3人が転移してきてるから、自分以外の連中の様子もわかる」というのも1つのポイントかも。まぁ、どこぞの盾の例や聖女の例を見ると、だいたいにおいてなろうにおける「一緒に転移してきたやつ」はちやほやされて後からザマァしたり、主人公のチートを引き立たせるための噛ませにするためだけに呼ばれる不憫な連中が多いのだが、本作の場合は(少なからずそういう要素もあるのかもしれないが)ちゃんと仲良しのままでいてくれているし、先輩のキャラがどんどん濃くなっているので3人の絡みを見ていてもちゃんとネタになっている。普通に考えたら「同郷から転移させられた数少ない知り合い」なんて協力して助け合っていくのが普通なのだから、蹴落としたり嘲ったりするのが前提のなろうフォーマットの方がおかしいんだよな。 とはいえ、次回でいよいよモンスターとのバトルに入りそうだし、ここからチート的な主人公の活躍が始まっちゃったら結局は「いつものなろう」に帰着するリスクもある。ここまでの見せ方から最低限の気配りはあるものと信じているが……是非ともこのテンションを保ってほしいもんである。 なんかやたらとTRIGGER味強くなかった? 第3話。特に序盤のキャラ作画あたりに「TRIGGERだなぁ」っていう雰囲気が濃かった気がする。どことははっきり言えないのがもどかしいけど。 というわけでこちらの作品も3話目にしてずいぶん軌道に乗ってきました。いや、1話目からやってることは一緒なのかもしれないけど、ぼんやりした記憶をたぐると、はるか昔に原作を読んだ時にも、確か「おっ、変な漫画だな!」って確信したのはこの動く鎧の話からだった気がするのよね。だって、頭おかしいじゃん(褒め言葉)。まぁ、それこそまさに作中のライオスの頭のおかしさなわけだけど、ここまで展開されてきた「ダンジョンの中の植物を食べよう」とか「卵を食べよう」はまぁ、「RPG飯漫画」を想像した時にすぐに出てきそうな路線じゃないですか。多分凡百のフォロー作品も似たようなことはやってるだろうし、多分「私は考えてますよ」っていうポーズを取りたい作家ならスライムくらいまでは生態の解説を入れることはあったと思う。その結果として現在のなろうの「スライムってのは液体のどこかに核がある生き物やで」みたいなよく分からない定型化が進んでるわけだけど。 しかし、そんなふつーマインドでは「動く鎧を食べよう」は出てこない。ふつーはそこに「食料である」という視線を送らない。そんな常識をぶっ飛ばすのがライオスであり、ダンジョン飯なのである。そして、一般常識で捉えられたように「魔法の力で何者かが鎧を動かしていたのだ」という定説をひっくり返してまで「食べられる」鎧を作ったその強引なイマジネーション。まぁ、一応群体ってのは現実にも存在する生態なのでそこまでイカれてるというわけでもなかろうが……やっぱり最初にそれを思いついたのはすごいよ。そんで最終的に「自分で持ち出したとんでも設定」をちゃんと食べるところまで持っていってるわけで。「それが食べられるなら、もうあとは全部いけるやろ」みたいな妙な納得と信頼を与える序盤のキーとなるエピソード。それが今回のお話だったのです。 そして、そんな才気迸るエピソードを、「なんか分からんけどTRIGGERっぽい」画面でやってもらえたのもなんか嬉しかった。多分私の捉えるTRIGGERっぽさ(の一部)って割とベースラインからはみ出た崩し気味のキャラ作画とかな気がするんだけど(「パンティ&ストッキング」っぽさ、と言ってもいいかもしれない)、これってやっぱりアニメの楽しさの表れなのよね。幸いにして今作のキャラは元から割と目も大きめでデフォルメにした時にひょうきんさに繋がるデザインになっているし、当初は「なんで今作担当がTRIGGERだったんだろう?」とよく分からなかった部分も、今回のお話で「なるほど、この作風に進みたかったのだね」と妙に納得できたのであった。今回コンテを担当した菅野一期さんという人はTRIGGERでも生え抜き気味の秘蔵っ子らしいわね。 エンディングで膝から崩れ落ちる、第2話。曲がりなりにも地上波で放送されているアニメで、あんなにもおっぱいを強調したセクシャルな映像を無修正で流しちゃっていいもんなんですかね……青少年の発育に影響を与えなきゃいいですね……。 あの無茶苦茶だった1話目で上がってしまった謎のハードルを余裕で飛び越える2話目。まぁ、あんだけバカやったんだから続けて同じ方向に振り抜くのが正しいに決まってるよな。それでもいちいち想定してないところがボディブローみたいな小ボケを連発されるので……こちらもじわじわ体力が削られていく。何がすごいって、今作でボケ倒してるのってブレイバーン1人だけなんだよ(イサミは二次被害)。ほんで多分彼自身はボケようと思ってボケてるわけでもないんだよ。真面目に頑張ってるつもりの異星人(?)と、命懸けで頑張ってるはずの軍人さんたちが繰り広げるすれ違いコント。このシュールさは、相当思い切った脚本会議を経ないと出てこない。よくもまぁ偉い人にストップかけられなかったもんだな。っつうか多分偉い監督が率先して引っ張ってる感があるよな。 2話目を見ていてふと覆ったんだけど、もしかしてこのロボットアニメ、逆エヴァンゲリオンなのでは? いや、逆じゃねぇな、「舐め腐りエヴァンゲリオン」かな。だってほら、表面的な構造は似てるじゃないですか。絶対マシンに乗りたくない思春期の(?)主人公がいて、そいつを無理やり主人公機に乗せる展開。「乗らないなら帰れ」程度で済ませてたゲンドウと違ってこっちの主人公であるイサミ君は乗る前からアメリカ仕込みの本場の拷問くらって精神崩壊しちゃってるけど。エヴァには適合率があるけど、多分あれって機械工学的なもんじゃなくて、きっと「生理的な」ものですよね。いや、神学的なものとかかもしれんけど。まぁ、とにかくそうして勝手に暴走するマシンが謎の敵対勢力と闘うわけですよ。敵対勢力、多分根っこの部分はブレイバーンと同じようなもんだろうし、使徒と本質的に変わらないエヴァの概形がここにも当てはまりますね。いや、ブレイバーンと敵の関係は知らんけども。なんならエヴァもよう知らんけども。とにかく、今回ブレイバーンは敵と顔見知りだったよね。なんなら今回の敵、CV杉田だったし(ほとんどしゃべってねぇけど)。そしてラストには謎のプラグスーツ(?)ヒロインも登場した、もう、これを令和のエヴァと認定しよう。 ただ、こうして茶化してる分にはいいのだが、マジで裏にエヴァじみたドロドロしたものがあったらどうしようという不安もちょっとはあるのよね。1話2話はただゲラゲラ笑ってみられる展開だったが、冷静に考えれば「地球人の話を1ミリも聞いてくれない巨大戦力」のブレイバーンってめっちゃ怖いのは今回の連合指令部が抱いてた危機感の通り。ブレイバーンは地球のあらゆる言語を解するので隠し事もままならず、都合の悪い話が出そうになると力業で話をぶった斬る交渉術(?)も持ち合わせている。彼が有無を言わさず周りをねじ伏せるのが悪意からだったり、もっと他の秘密を秘匿するために計画的に行われている行動だったらどうしよう……普通に敵勢力とフォルムが似てるのは気になるし、相手側が喋る前に殺しちゃってるあたりにブレイバーンの危うさも感じ取れるような気がする。まぁ、多分イサミに対する謎のこだわりは本物なんだろうけども……。 ちなみにタイトルロゴに表示されてる英語タイトルが「BANG BRAVE BANG BRAVERN」。今のところ、地球側に「勇気」の要素ゼロ。 ほんとに寄る方の無い作品、第3話。どう展開するか分からんせいで、先週分をすげぇ適当に観てしまっている。マズい。 無事に新番チェックが終わり、ぼちぼち今期記事立て作品を見定めたいところなのだが、現時点で「絶対に食いついちゃう!」という確信が持てる作品があまり無く、特に平日に空白期間が生まれてしまわないかとちょっと不安。ちょっと前にもあったんだが、週末にまとめて注目作を放送されると仕事量が偏っちゃうのよなぁ。 そんな中、前回は忙しかったせいでちょっと意識から逸れてしまっていたのがこの作品。いやでもさ、先週時点でどういう構造なのかがまだ分かってなくてさ、当然1話目で出てきた剣士とうえしゃまのお話がくると思うわけじゃん。そしたらなんか知らない国の知らない王様周りの話が始まって、「あれ、ここで一旦別な視点に振るのか。まぁ、あのコンビに戻ってきたら話も繋がるやろ」ってんで、ず〜〜〜っとアバンが続いてるみたいな感覚で観てしまったのね。そしたら、気づいたら1話終わってた。「あれ? あいつら出てこんのかい?!」てなもんで。改めて、今回どういう展開になるのかは注視していたのだが、そしたら今度はまた別なキャラを(今週はまとめて2人)紹介する流れになり、ようやく「そういうことなんやな」と得心がいったわけだ。いや、ごめん、まだちょっとよく分かってない。 どうにも肝が太すぎる構成、「魔王候補者」だか「勇者候補者」だかもよく分からないけど、とにかくこの世界にはどこからとも無くやってきた超人的能力を持つやばい奴ら(それが「異修羅」なんでしょうか?)がいる。そいつらを、ほんとに単話形式でただ紹介するだけというとんでもねぇお話のみが続いており、マジでその前にも後にもお話は続かない。かろうじて今回は先週野盗に襲撃された国が出てきたので「あ、舞台は一緒か」と分かるくらいだが、それでも別に先週のキャラと接続があるわけでもなく、しかも視聴者サイドからは何人か出てくるキャラのうち誰がスポットを浴びるキャラなのかも最初はわからないという。Aパートはあの騎士長のねーちゃんの方がメインかと思っちゃうよね。 そうしてとにかく「どこに行きたいのか分からない」アニメが延々展開されるわけだが、なお恐ろしいのは、「それでもなんとなく観てしまえる」こと。別に退屈では無いんだよな。ものすげぇかっちり世界を作ってくれてるのが分かるし、美術ボードは全部綺麗。キャラの立ち振る舞いもどこか目を引くものがあり、Aパートの盗賊さんの惨殺シーンのアクションなんて見事なものだ。挙句2週連続にしてまさかのワイバーン被りとか、この世界の人口の何割がワイバーンなのかと開いた口が塞がらない。「どこに行くのか、どこにも行かないのか」と気になってついつい観ちゃう、そんな不思議な世界。 もう、いっそこうやって「ちょっと変わったファンタジー世界に生きる人々を毎回なんとなく紹介していきます」でシリーズを成立させてしまうのかもしれんな。……最後までそれをやったら賞賛もんだけど、顰蹙もんでもある。 ちょっと、来週まで見てから判断します(多分来週も判断つかんぞ)。 |
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Thraxi
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男性
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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