最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
美世さんの中の人が作中の桜色の一張羅を着て撮影したコンセプト写真みたいなのないですかね、第5話。と思って確認したらまさに先月の声グラにそんな感じの記事が(佐倉さんとセット)……。ひとまず一旦1st写真集「くちなし」に似たようなコンセプトのページがあったのでそこを読んで落ち着きます。 毎回中の人のことしか書いてない今作だが、今回は中の人のことはこれくらいにしておいて、サブタイ通りにちょっと大きく動いた局面を見ていこう。といっても美世さんに訪れる危機としては想定される範囲内のものではあるが……手ェ出してくる悪党側も割と露骨な手段に出たわね。ヒロインが拐かされるのはある意味で有名税というか、主人公である代償みたいなもんだと思うので受け入れていけとは言えるが、思い切り不甲斐なさを露見させる結果となったゆり江さんがちょっとかわいそう。まぁ、あの歳のばあちゃんに荒ごとで活躍しろって方が無理だけどさ。暴漢に相手にもされなかったのは悲しいが、どさくさに紛れて負傷とかしなかっただけでもありがたいと思わなきゃダメか。 局面が動いたのは辰石の家がいよいよ強硬手段に及んだため。そのきっかけとなったのは我らが道化姫・香耶さんの計らいによるものだが、どうなんだろ、辰石サイドとしては、所詮は単なるメスガキどまりの香耶さんと協力体制がとれたとしてもあんまりプラス要素はない気がするんだよな……「あの娘に踊ってもらうか……」「馬鹿な娘よ……」とか悪そうにほくそ笑んでましたけど、踊ったところであいつあんまり役に立たないし、齋森の家も香耶さんは「ハズレくじ引かされた役立たず」みたいに見えちゃってる感が……あれ、もしかして今後は香耶さんが不憫枠に入ってくる? こいつがカワイソ状態になったとしてもあんまり同情したくはないんだけど……せいぜいキャンキャン鳴く様子を見守っていきたい。 そうなると結局は辰石のおっさん1人で全部悪どいことやってるって話で、ここまで露骨だと少なくとも清霞には誰の仕業かモロバレ。久堂の家もそれなりの地位だと思うのだが、辰石は思い切り正面からバッティングしてしまっていいんだろうか? 最終目標は美世の強奪だから、その後に久堂とどうなっても問題ないってことなのかな……それにしてもダイレクト拉致監禁は悪手に見えちゃうけどなぁ。 そして、この事態でいよいよ立ち上がったのが「NTR不憫婿」こと辰石の幸次くん。今回も前半は香耶にイニシアティブを取られ、異能バトルではオヤジにボロクソに負けた上に後ろ手に縛られるみっともない姿を見せて「こいつどん底やんけ」と思っていたのだが、ラストに清霞のところに駆け込むという最終手段に出て男を挙げた。なるほど自分の力でどうにもならないなら、頼れるところを的確に頼れるのはある意味で才能。本来なら美世を掻っ攫っていった「恋敵」であるはずの清霞に助けを求められるのは、素直に人間が出来てるいいやつである。今までNTRとか呼んでごめんよ。最終的に美世の幸せを望んでくれる、いい幼馴染だったよ……。 さて、ここからは清霞の反撃ターンになるはずだが、勝負の内容としては引き続き政治がメインなのか、それとも突如として大迫力異能バトルアニメになっていくのか。後者だったら見た目には面白いが……そうなる理由はあんまないな……。
PR いちいち先が読めねぇ……第4話。これ、こないだ書店で「完結!」って帯がかかった最終巻が出てたんだけど、厚めのコミックで12巻あるのよね。アニメじゃぁ絶対完結しいないわけだが……むしろ12巻分の内容がどんなんなのか気になるわ。もしアニメがいい具合に終わったらコミック覗いてみようかしら。 さておき、前回時点で翼の兵士の謎が回収されなかったのでめちゃめちゃ気になっていたわけだが、今回ようやく重要な部分が開示された。まず、間違いなく中身は人間。ヘルクが断言しているし、本人たちの語っていることにもおかしな点はなさそうだ。その上で「勇者覚醒」という謎要素が入ってくるわけだが、その辺はまぁ、今回の騒動の根源的な問題ということでいいのだろう。人間側で何かとんでもないことが起こっていたからこそ、ヘルクが妙な動きを起こしてイベントに乱入し、おそらくそのヘルクが打とうとした手が間に合わず、すでに人間の大部分が動き始めているという状態。まさか攻め込まれるなんて思ってなかった魔族サイドからしたらいい迷惑で、シリアスの入れようがないので1話目から健気にギャグってくれているのは魔族の方ばかりである。 このギャグとシリアスの温度差が今作では重要になってくるわけだが、事情がつかめないうちは「こんな温度差があっていいのかよ」と不安になるばかりなので、早めに概要だけでもいいので教えて欲しいってのが正直なところ。今回襲ってきた翼の隊長が「魔族なんてぶっ潰してやる」と息巻いていたわけだが、魔族サイドはあの通りお祭り感覚で新魔王を決めようとしていたくらいのもんで、特に人間に対してのヘイトが高まって一触即発、なんてムードではない。これも前回まで出ていた事実だが、魔族側は頑張って魔界の劣悪な環境に居住し、なおかつ毒を抑え込んで人間世界を守ってくれているような状態。魔族側がそうした「不遇の」立場に不満をかかえて人間側に攻め上げるというならまだ分かるのだが、当の魔族たちは「魔界ってのはそういうもんだ」となんとなく受け入れてお気楽な様子。そこにわざわざ人間が乗り込んでくる事情はさっぱり分かっていない。 今のところ、翼の兵士たちの「翼」があまりにあからさまに天使のイメージになっており、翼が生える=覚醒だと考えるなら、一番シンプルな発想だと「魔族と人間以外の第三勢力、つまり天使が現れてこの世界をむちゃくちゃにしようとしている」ってのがありそう。天使が覚醒だのなんだのとそそのかして人類を強化し、魔族を滅ぼせる力を与える。人間側も異物があるなら(実際の迷惑など被っていなくても)排除したいという気持ちが起こり、恨みもねぇのに魔族を滅ぼしにきている。……うーん、それだと流石に人間が悪すぎるか……天使になんらかの弱みを握られたとか、単に嘘を吹き込まれたとか、そういう状態で魔族討伐の手駒に使われてるって展開はあるかもね。 なんにせよ、ここから先はおそらくシンプルな魔族VS人類の対決構図にはなってこない気がする。いきなりの南国ムードなのだが……次回はギャグなのか、シリアスなのか……。
い〜やしょうもない方の話! 第5話。いや、だいたいにおいてしょうもない話しかないアニメの可能性はあるのだが……今回は真っ直ぐに中身がしょんぼりだったな。あまり過度に期待するような作品でもないってことで……。 冷静に振り返りゃ、先週だって謎の思い出話がしたかっただけで作品の中身自体に取り立てて注目するポイントがあったわけじゃなかった。一応「異世界転生もの」としての面白みと「自販機あるある or トリビア」という両輪で回していく作品ではあるはずなのだが、今回は残念ながら後者の自販機トリビアがふるわず(まぁ、生花の自販機があるなんてのは知らなかったが、そこまで驚くようなものじゃない)、結局「なんかユルい異世界もの」という側面だけが残った形。 Aパート、なんかよく分からないお嬢様のプライド合戦。この世界の科学水準というのがよくわかっておらず、自動販売機に驚くのが当たり前の反応なので、もちろん現代の水準にはなっていない。移動手段も馬車が基本、どうやらエネルギー機関の開発があまり進んでいない世界という感じだが……でも、なんか端々に違和感のある技術の進み方があるんですよ。今回一番不思議だったのは、あんまり好感度が高くない謎お嬢様・スオリの従者というなの黒服連中の衣装。びちっと決めたスーツルックはどう見ても現代水準で、一応お金持ちの従者という立場ではあろうが、平民があの衣装を普通に着ているのは近・現代レベルの文明がないと無理なような気がする。極め付けはサングラスで、あのデザインはどう見てもプラとかだと思うのだが……あんまり細かいことを気にしたら負けなのだろうか。 そんな文明レベルだがロボティクス技術は当然未開発で、今回改めて「魂を持つ魔道具」という存在に言及するのがこの話の目的。相手側の技術者が大々的に「魂の封じ込め」技術を披露したわけだが、それが禁忌であるとヒュールミに一蹴されている。見た感じ、「その辺の木端技術者でもその程度の魔術は使える」という傍証に見えるのだが……この「魂と魔道具」というテーマはハッコンの存在そのものに関わってくる事象だし、今回わざわざ伏線を張ったということは今後の展開でクローズアップされる要素になるんだろうか?(ならなかったとしても不思議はないが) Bパートは安っぽいグルメ漫画のノリに、マヨネーズ無双の異世界定番ムーブを混ぜたもの。異世界料理技術でチートするというのは今期も「おかしな転生」が絶賛展開中だが、こちらは自販機制限があり(そして何より意思疎通に制限があり)、せいぜい自販機メニューの中から適当なサンプルを提供して地元料理人の参考になる程度。あまり主人公サイドが押し付けがましくない部分は好感度が低いわけではないが……サンプルを1つ2つ提供した程度ですぐさまあの通りの繁栄を得られるなら、それって単にこれまで地元民が怠慢だったというだけで……チートいらんのよね。「果物とクリームを包んだ菓子」という情報を与えられてすぐにクレープを販売できるなら、多分相手サイドもすぐにそのメニューを剽窃できるわけで……根本的な解決になってないような。これが「おかしな転生」のように「異世界だとなかなか材料が揃わなくて大変だよぉ〜」という展開なら一応シナリオラインは成立するのだが……今作の場合はあくまで「数多ある自販機能力の1つのお披露目」でしかないため、あんまりグルメバトルのプロットに気を配っていない。バラエティに富む能力はハッコンの武器だが、シナリオ展開が散漫になるのはいただけないねぇ。 最後にラッミスの生い立ちとこれからに言及し、一応バディものとして、今後の展開への匂わせはしてくれている。もうちょいラッミスとのドラマで見るべき点があると嬉しいんだけどなぁ。
大切なもの=おっぱい、第4話。まぁ、おっぱいを押し付けられるなら多少の犠牲は必要だと割り切るしかないのか……。 というわけで今回の新キャラはおっぱい。おっぱい&ロリ。隙を生じぬ二段構えである。毎度新たに出てくるドリフターはクセが強いが、今回のバディもなかなかの個性派。夢に燃える青年のところにおっぱいおねーさんが訪れ、人生の酸いも甘いも教えてくれるウラヤマ展開である。まぁ、登場時にいきなり分からせられたり、ドリフターなりの流儀には色々厳しかったようだが、決して悪い人ではない(最終的にはちょっとワルい人であった)ことがわかって何より。前回の黒仮面もそうだが、この世界のドリフター、今のところあんまり悪いやつが出てこない。最初の方に出てきたあらほらさっさーが小悪党だったくらいだろうか。まだまだ人生勉強真っ最中のカナタは、こうしていろんな大人に会って、ドリフターとしても、人間としても成長していかねばならないのである。 さて、ドリフターのおねーさん(クラウディアさん)が別に悪い人でもなく、そこまで追加設定が出てこなかったので、今回確認しておくべきは、彼女たちドリフターがどんな仕事をしているかというこの世界の経済と産業のお話。前からなんとなくこの世界の仕組みは背景でも語られていたが、今回おそらくドリフターが最大の資金源としているであろう、よく分からん鉱石が登場した(1話目でも出てきてたか)。「AO結晶」と呼ばれる不思議な鉱物は、「AO波」と呼ばれる謎の電波を飛ばしてエンダーズを呼び寄せているという。まぁ、何某かのエネルギー体であると考えるなら、ドリフターズ側もエネルギーを求めて集まってくるという構図は分からなくはないか。とにかくこれがこの世界における争いの中心にあるのは間違いないようだ。人の手により「AO波」を抑える防護膜を張ることもできるらしいのだが、普段街中にエンダーズが押し寄せてきていることを考えると、あんまり万全の抑止力にはなっていない様子。今回のミッションでも防護しながらの採掘は難しいとのことだったので、AO波を抑えるというのはあくまでも仮の処置だと割り切るべきだろう。とにかくこの高エネルギーをめぐって、人とエンダーズが争い、また人と人も争いが起こっていると、そういう世界のようである。まぁ、人の争いの方はまだ笑い事で済んでるレベルだけども。 そしてもう1つ、「ゼロ型メイガス」という言葉も気になる要素だろうか。何やら「超強いメイガスの一形態」のことらしく、このカテゴリに入っている個体は「メイガススキル」と呼ばれるよく分からん超常パワーを発揮することが可能。現在確認されているゼロ型はこないだ黒仮面が連れていたシュネー、今回クラウディアがバディにしていたフラム、そしてノワールの3体。このうちシュネーは「氷を作り出し、相手を氷漬けにしたり、氷の道を作ったりできる」という氷雪系、そしてフラムはその名の通りに火の玉を大量に生み出して相手を焼き尽くす広域攻撃特化型。もう、機械の身体がどうこういう話をぶっ飛ばした魔法の力である。ノワールはフラムからゼロ型認定を受けているが、彼女とシンクロした時のカナタの超反応がメイガススキルによるものなのかはまだよくわかっていない。機体の外にイメージが飛び出しての映像効果が出てないので、彼女はまだスキルを発動してないと考えた方がいいのかな? とりあえず設定は色々と揃ってきた感。ぼちぼち大きな物語が始まる頃合いだろうか。まぁ、1クールでやるとしたら今からどんだけ中身のある話ができるかは分からないが……。
正統派のメンヘラだったか……第4話。いや、「正統派のメンヘラ」が何かは分からんが。ホラーとかオカルト要素による不安定なメンタルではなく、きちんと人間本来の感情(?)に基づくイカレ方なのでちょっと安心しました(??)。 毎回1体ずつ霊と対峙していくデザインになっているのだが、本作のここまでの特徴として、ホラーものの漫画でありがちな「霊の自我」みたいな描写が極限まで排除されていることが挙げられる。いや、たとえば今回の霊が「対策されたくないィ!」ってんで暴れて抵抗したりするのは立派な自我なわけだが、そこに人間的な感情描写とか、あと分かりやすく言えば台詞とかが入ってこない。本当にゲームの敵キャラのようにただプログラム通りに抵抗して、退治されていく。今後もうちょいフレンドリーだったり、人間味を出してくる怪異も現れるかもしれないが、少なくとも現時点での今作における「怪異」の立ち位置は明確である。 そうして「何某かの感情に従って動いてはいるが、あくまでも霊は霊なりのルールに沿って動くだけの害的存在である」というテーゼがしっかりと規定されているのは、もしかしたら夜宵ちゃんの対策方法があまりにドライだからかもしれない。いや、ほんとにこの子はさぁ……毎回ゲームメタみたいな対策法で的確に霊が一番嫌がることしてぶん殴っていくよね。今回も相当異質な霊だったと思うんだよ。わたしゃホラーのトレンドなんて知らないのでもしかしたら今の業界じゃぁ普通なのかもしれないが、「ビデオを媒介に、視聴者と入れ替わってその相手を同じ状況に巻き込んで殺していく」って結構新鮮な殺しの手管じゃない。呪いのビデオってぇと「くる〜きっとくる〜」なやつくらいしか印象がないのだが、ぼんやりと「見たら死ぬ」とかじゃなく、「見たやつとボディチェンジ!」っていうのが今回の「ルール」だ。 そんで、明確なルールがあるもんだからそのルールを悪用して盤面をひっくり返そうとする夜宵ちゃんの悪辣さが光るわけでね。「ははぁん、こいつの能力はビデオを最後まで見たやつに発動するんだな? だったら霊自体にビデオを強制的に見せてやればいいわけだ」って、すぐに思い浮かぶ幼女怖くね? いや、多分これまでの数多の霊との対戦経験で培われたノウハウなのだろうが……秒でルールを把握し、そのルール内で一番ストレートに相手をやり込めるやり方がいちいちえげつないのである。実際あれで効いたからよかったけど、ちょっとでもルールが外れてたらどうなってたんだろうな。盛り塩で霊をテープから追い出した時点でテープの方に霊的な力があるのかどうかもよく分からんし、藁人形の前でビデオを再生することが「強制的に見せる」ことになるのかも分からんし……そもそもあのコンパクトダンボールルーム、どっから出てきたんや。すげぇ順応性だな。 そんで謎の爆走についてもよく分からん設定なんだよな。大学から出たのは「周りに迷惑がかからないように」だったはずなのだが、あの火は水で消えるってことが証明されてるんだから、近くに水道でもあるところでやればよかったんじゃないですかね? 家に持って帰るにしても、一番危険な車内でビデオを再生する意味があんまりなかったような……風圧で火を消すなら走行中の車内がいいっていう理屈はギリギリ分かるが、適当な空き地とかにバケツやホース持ってって再生が一番安全だったような? まぁ、霊の考えることも夜宵ちゃんの考えることもよく分からんということで……。 霊の設定こそよく分からんが、詠子の設定はよく分かりました。1話目で見せたあのマジキチスマイルが復活。いいですね、メンヘラ親戚による愛情過多。螢多朗の周りは天才ばっかで大変やな……。ところで、今回あの意味のわからん講義をやってたサムライキャリバーみたいな先生、あいつメインキャラでもなんでもないモブなのかよ。存在感ありすぎだよ。 大型テレビの運び方はあれでいいんだろうか、第4話。精密機器だし、ちょっと事故るだけで大惨事な気がするんだが……まぁ、そんな細かいこと気にしてる次元じゃねぇしなぁ。 ようやく、「ゾンビものベタ」みたいな展開が来た感がありますね。一応「涙のお別れ」は1話目の憧れの先輩でもやってるはずなのだが、あの人は残念ながら単なるNTRファクターだったため、あんまり「涙のお別れ」って感じではなかった。その後も輝は一切悲しい要素を出さずにこの世界を生き抜いており、前回のケンチョの話も単なるギャグでしかなかった。そういう意味で、今回ようやく「ゾンビになってしまう悲劇」が訪れたわけだが……でもなぁ、やっぱ最初にぴかしゃがゾンビ化するんだよなぁ。なんなんだろうね、この日笠陽子の「間違いなくいい女の声なのに、どこかにアバズレ感を漂わせる才」は。僕らおっさんはやっぱりCA(スッチー)と言えば「花形職業」というイメージがあり、それは作中で言われてた通りなのだが、日笠ボイスだと「確かにこいつぁエリート職でバリバリ働いてるキャリア組だ」という納得感があるのに、返す刀でベロンベロンによって大股びらきからゾンビに食われる役もしっくりくるのよ。これが天賦の才なのかしら。 ま、そういう意味ではケンチョのナチュラル女たらしっぷりも才能と言えば才能。開始数時間でのベッドインは日曜17時に放送していい内容なのかどうかはよく分からんのだが、ホラーと言えばエロもつきものなのでね(偏見)。3人のCAを用意し、それぞれに仕事に対して前向きだったり後ろ向きだったり、スタンスの違いを明確にすることでそこから先の「お仕事ってのは夢を追うもんだ」という今回のお話の結論へと自然な流れを作っている。なるほど確かに輝は自由の身にこそなり、やりたいことを1つずつ達成してはいるが、「結局お前は何がやりたいんだ?」という要の部分がまだぽっかり空いた状態。タイトルから明らかではあったが、ここから先は、輝が「したいこと」を探す物語になるってことだね。人間、やりたいこと全部やっていいって言われても確かに難しいかも。「あんだけ雑多なものも含めて35個しかないんかい」って思ったけど、実際書き出せって言われたらそれだけでも難しいだろうしね。とりあえず……声優に会いに行きたい(オチ)。 クるわぁ……第7話! いいっすね、こういう展開があってこその世界線。この青春スペクタクルが観たくてバンドリ追っかけてると言っても過言ではない。過去のバンドリライブ史の十指に入るライブになったんじゃなかろうか。 今回は無駄なシーンが1つもなく、どのシーンにも文脈がぎっしりなんですよ。特徴的だったのはキャラ同士のぶつかり合いの物語にもかかわらず、その合間の繋ぎにはやたらと引きでの定点カメラワークが多用されていたこと。例えば最初の楽屋の様子は2点の定点カメラからの映像が長かったし、ステージへの入退場のシーンも、それぞれ異なるアングルから、必要以上に引いたアングルで舞台袖の全景が映るように画面が構成されている。普通、大きな揺れ動きを見せるのだったらこうしたカット割りは淡白な印象に繋がりやすいはずなのだが、そもそもこの作品はキャラがフルCGということもあり、ハナからどこか淡白というか、ドライな部分は含まれている。そこで寄ったカメラワークの迫力を増すため、急所となるパート以外のカットから少しずつ温度を抜いていく方向に舵を取っている。今回のコンテワークは僕ぁ大好きな奴ですね。確認したら梅津さんの担当。まぁ、中盤の鍵となる重要度マシマシのライブ回だし、当然といえば当然の配置か。 1つずつよかった点を振り返っていくと、まず序盤の楽屋パートまでの時点で割と楽しい。普段我々はバンド連中がどんなふうにリハをやってるかなんて知らないし、ご丁寧に5人全員が違う方向性でミスをしてそれぞれの緊張の形を見せてくれるペーペーバンドの演出にも抜かりはない。楽奈の奔放さは流石に酷すぎると思うが……会場がRINGでスタッフがみんなして楽奈のことを知ってるから許されてるのはズルいよな。そして楽屋に入ってからも一切まとまる気配を見せずに好き放題暴れ回るメンバーたち。楽奈は当然として、そよは単身で他バンドへの挨拶回り、愛音はトイレと楽屋の往復ついでに偶然afterglowの面々と出会って勝手にコネを作るという。まぁ、そういうのは確かに愛音の役割でいいと思うんだけど、出会ったのがafterglowの会っちゃいけない方じゃなくてよかったな……いや、具体的に誰かは分からんけど、多分あとから楽屋に来てくれたひまり・モカあたりからお菓子をもらったんじゃなかろうか。入場前につぐにもあってるかな? afterglowおっかない伝説を築き上げた2人と鉢合わせにならなかったのはラッキーと言えばラッキー。いや、多分巴は会っても別に怖くはないんだけど(赤メッシュは怖い)。 その後ちょっとしたシーンで沙綾が出てきたり、そこからの流れで燈たちの出番の前にステージにいたのがCHiSPAだったりと、少しずつ既存バンドとのつながりが増えてくる構成も楽しみの1つといえる。「なるほど界隈ではポピパもアフロもすっかり伝説級の扱いだな……」と思いながら見るわけだが、まぁ、それぞれがまるで2年間で6年分くらい活動しているように見えるので、そりゃまぁ実績は多いのだろうよ。ポピパとかオーストラリアに呼ばれて箔がついてるし。どうやら立希はアフロファンらしいが、どっかでドラム対決を挑まれる時とかもあるかもしれませんね。ここ2人がぶつかったらただじゃすまねぇぜ。 そしていよいよ初(?)ライブ。このライブの構成もまたいいんですよね……。今更認識したけど、私、こういう作品に出てくる「素人さんのヘロヘロ初ライブ」シチュが割と好きなのかもしれません。いや、流石にきらきら星はきつかったけどさ、個人的にベストライブの1つに数えられる初代ラブライブ3話とか、「そりゃ素人がいきなりステージに立って、イベントがうまくいくわけないじゃん」という現実を叩きつける展開はハラハラしながらも応援できるのが良い。今回はことさらに「慣れないバンドあるある」みたいな展開になっており、最初に音が合わずに何度も仕切り直すあたり、結束バンド以下のグダグダ初ステージである。さりげなくそよさんがMCで繋ぐ流れとかもいかにもだし、そこからちょっとずつちょっとずつエンジンかけていく愛音の手探りな感じも妙に親近感が湧く。薄暗いライブハウスの中、緊張感のあるライティングでそれぞれのメンバーが勝手気ままに暴れている様子を観ているのが楽しい。 そして、ようやくスタートしたライブだったが、楽奈はいつも通りノーブレーキ、立希とそよはそこそこで、愛音はもう、トチらないことだけを目標に。意外と図太い燈は大丈夫かと思われたが……まさかの祥子登場で一気に崩れる。「終わったら解散しかねない初ライブ」で祥子・睦の登場は、そりゃ燈にとっては最悪。しかし、そんな燈のピンチを救ったのもまた祥子。彼女が安易に燈にエールを送るみたいな展開じゃなく、彼女の視線の圧が燈にだけ聞こえる「声」になったというのも「らしい」要素。祥子さん、あそこで大声出すようなキャラじゃないだろうからね。ご丁寧に、燈が立ち直ったようにみえる1曲目は、実はまだボーカルの出力が万全でなくてバンド優位になってしまっているあたりも、「不完全ライブ」らしい面白い見せ方である。 そして暴走する燈。客席全体にMCを届けねばならないのに、もう周りのことなど見えずにただただ祥子へメッセージを送る。多分、あの時点でそれが祥子へのメッセージだと気づいていたのは祥子と睦の2人だけだろう。にもかかわらず、そんな「元友達への独白」を一瞬で「ボーカルのポエム」へと変換させたのが楽奈の仕業。こいつがBGMを入れたことでライブはライブとして進行し、そこからまさかの春日影に繋いでしまうというファインプレー。燈はもう、あそこで歌うしかなかった。あそこで歌わなければ燈は先に進めなかった。楽奈がそれを十全に理解してやったとは思えないが、おそらく野良猫なりの天性の勘が、燈の声に春日影の気配を感じたのだろう。当然、事情を知らぬ立希はとにかく燈が楽しく歌えればそれでいいのでノリノリ。いっぱい練習して弾けるようになった曲がかかって愛音も嬉しかっただろう。そよさんも、そりゃぁ流れに身を任せて演奏するしかないが……気づいちゃったんだよなぁ。その影が飛び出す様子に。 「初ライブは楽奈の機転で大成功! このファーストライブを足がかりに、MyGO!!!!!が本格始動だぜ!」だったら話は早い。そういうストーリーでも誰も文句は言わない。しかし、そうして燈が自分の足で立った影には、何かを抱えて沈んでいった祥子がおり、「沈んだ」ことを知っているそよがいる。出番から上がり、極度に引きのカメラで映る愛音や立希の大喜びの様子。「この成功は、まだゴールではない」というニュアンスを暗に伝えつつ、最後にそよの一言へと繋ぐ。これまで何だかんだと煙に巻いて泰然とした自身の優位を崩さなかった女が、ついに感情を剥き出しにした。この大きな痛みが、また一歩MyGO!!!!!を前進させるのだろう。 そしてもう1つのバンドの存在も……さぁ、祥子は「自分無しでハードルを超えた燈」の姿を目の当たりにした。彼女がなぜCRYCHICをぶっ壊したのかはまだ分かっていない。しかし、彼女は燈の春日影で冷静でいられなくなるほどに、CRYCHICを特別に思っていたはずなのだ。彼女の慟哭は三角初華へと伝えられる。音楽を失った悲しみを、祥子はどのような形で晴らしていくのだろう。彼女が立ち上がる契機は、克己なのか、はたまた復讐なのか。次のステージへ参りましょう。
今にして思えば異世界おじさんは配信者として割とちゃんと出来てる方だったんだよな……第4話。元々オタクでそっちの順応力があるかどうかってのは結構大事だとは思うが、そう考えるとマックスは落ちぶれたこの10年間でどんな生活を送っていたんだろう。自堕落な生活っていっても動画サイトにかじりつくばかりではないか……。 魔王とマックスの関係性、どうにもよくわからない状態。そもそも魔王様の性別ってどっちなんでしょうね? 討伐された時は100%オスに見えるのだが、それが復活に際して幼女になってしまったというのはなんともおかしな現象。「魔族は性という概念がないのでは?」という可能性も一瞬考えたが、今回「魔族の女の子一覧」を持ってきちゃった時点でその仮説も通らなそう。マックス自身が「魔族って子供産むのかよ」とつっこんでいた通り、おそらく魔族は両性が存在し、人間と同じように子供を産む種族なのであろう。まぁ、例えばラミアだったら卵生とか、微妙に生殖に差がある可能性はあるわけだが……その辺はモンスター娘のお医者さんにでも聞いてもらわなければわからない。よりにもよって魔王の立場に立つ奴が「敗北時にエネルギーチャージすると性転換する」という種族だった可能性はあるんだよな。どんな設定やねん。 まぁ、ガワが男だろうが女だろうが変身能力を持つ個体であれば大きな問題ではないだろ、という考え方もある。これでゼニアみたいにどう見ても女の子だったら確定要素が多すぎて譲歩の余地がないが、魔王はその辺の境界が曖昧な存在だとするなら、今更何が起こったとしても問題はないわけで。ただ、どうにも魔王がマックスに向ける感情が複雑怪奇に見えるのだよな……単なるおせっかい、世話焼きっていうだけならまだいいんだけど、今回前半パートでの変身後、マックスが食いついた時の反応がどうにも乙女で……あれは作ってない素の反応だよなぁ……いっそ勇者と魔王のカップルから世継ぎでも生まれりゃ最強種族が爆誕する期待も持てるから面白そうだが……「元々オスっぽかった」という事実をマックスは受け入れることができるんだろうか。そして魔王様が勇者を受け入れることを、他の魔族は受け入れてくれるんだろうか。この世界にも謎は多いのだ……。 とりあえず、私を魔族の企業で働かせて欲しい。手取りの高さが尋常じゃないし、これくらいの労働条件だったら間違いなく頑張れますんで!! とかいいつつ、私も魔族に負けないくらい楽な環境にいるのは間違いないんですけどね。ブラック企業からは縁遠いが、働かないので稼ぎはない。あなたの人生、どっちが幸せですか?
美世の母親の声が日高のり子であることが判明、第4話。なるほど、声がいい血筋なわけね……。でも「植田佳奈→佐倉綾音」の声の遺伝ラインもなんか分かる気がする。 というわけで今週も声の話題を中心に書いていくことになるわけですが、とりあえず、祝! 桑島・能登・上田が一堂に会するシーン!! 女中の花さんは過去の人なので再登場は無いかと思っていたのだが、清霞の心遣いでまさかの再登場。ゆり江さんに連れられての登場だったので、一つ屋根の下に3つのヘヴンリィ・ボイスが集うこととなった。ガンダムで例えたら(なんで)フレイ・アルスターとプロスペラ・マーキュリーとギギ・アンダルシアが揃ったことになるわけで、こんなにも滅びた方がいい宇宙も珍しい。いやぁでも花さんの「わたし、結婚しまして、子供も生まれて幸せな家庭を築いています」っていう挨拶は「中の人の話かな?」とか一瞬思っちゃう病気だし、もしくは「まぁ、娘のうち1人はデータストームの向こうにいるんですが……」とか言い始めるのがちょっと心配。否否否、大丈夫、花さんはとってもいい人で、彼女の存在が確実に美世を救い上げたのだから。 それにしても、今回も美世さんは全力で「ドウセワタシナンカ……」のモードに振り切ってましたね。本当に「蚊の鳴くような声」ってのはweb辞書で調べたらこの音声が再生されるんじゃないかっていうくらいに消え入りそうなウィスパーどころかニアデス・ボイスですよ。一昔前のスタジオ機材だったら拾いきれなかったんじゃないかと思えるくらいのギリギリの音域。このギリギリのラインに声を調整しつつ、きちんと芝居も載せられるのが我らが富山の異端児・上田麗奈の面目躍如ってところですね。 さて、一応(?)お話の筋の方も追っていくと、久しぶりに妹の佐倉さん(って呼び続けるのも申し訳ないのでそろそろ香耶っていう名前で呼びますが)に再会した美世さん。現代なら確実に診断書がつくレベルのPTSDを発症し、すっかり久堂家に来る前の状態に立ち戻ってしまう。この時の香耶とのやりとりを見てて、「そういえば、これもなろう作品だったっけ」というのを改めて思い出すというもので、よくよく見ればこんなに綺麗な「追放からのざまぁ」もないわけで。何も知らない香耶が清々しいくらいにテンプレのマウントを取りにいくも、割って入ったゆり江さんが綺麗にカウンターを叩き込んで「ざまぁの序章」くらいが幕を上げる。 ただ、今作が現時点でいわゆる追放ざまぁ系と大きく異なっているのは、「主人公が自覚してないチートを振り回していたから勇者パーティーで活躍してた」みたいな実績は1ミリも無いということ。すでに何かしら鍵となる異能を持っていることは匂わされているが、現時点での美世は実際香耶たちが見ている通りに単なる根暗のコミュ障である。そういう性格にしてしまった実家の環境が最悪だったことは叩かれて然るべきだが、現実問題として香耶が言ってた「もう捨てられたんじゃないの?」とか「そんなみっともねぇ顔しやがって、しみったれててしょうがねぇ」といった評価は別に的外れではない。美世単体では、未だ追放後の「ざまぁ」は取れないのである。……まぁ、同時進行で旦那サイドが綺麗に逆の構図でざまぁを取りにいっちゃってるわけだが……。 ここの香耶さんのピエロっぷりがあまりに清々しくて、なんかアンジャッシュのすれ違いコント見てるみたいで笑っちゃったわ。「金ないなら貸してあげようかぁ?」ってドヤってる裏でまさか親が清霞に向かって土下座するかどうか思案中だとは香耶さんは夢にも思ってない。挙句帰宅後に清霞とすれ違った時に「イケメンッ!」って食いついちゃうし。こうなってくると本当にNTR旦那の幸次くんの不憫さばかりがどんどん募っていくのだが……あの街角で香耶がマウントとってるタイミングですぐに止めに入れないあたり、やっぱ人としてもだめなんかなぁ。今回「放蕩ぎみの兄」とかいう追加要素が登場したが、ここから幸次くんのご実家が久堂家の対抗位置になる未来が来るんだろうか……いや、多分来るはずなんだけど、全体的にショボさがな……。 そんで最後におっさんが「踊ってもらおうか」ってセリフを漏らした時に嬉々として踊り回ってる香耶さんのお可愛らしいこと。……なんかこのメスガキ、一周回ってかわいい気がしてきた。
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HN:
Thraxi
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男性
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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