最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
文学的変態、第4話。まぁ、考えてみりゃ世にあふれる趣味趣向なんてものはあまねく個人的なフェティシズムの表れと言えるわけで……我々もどこかの領域においては、ひとかどの変態と言えるのかもしれませんね?(主語を大きくしていこう委員会) 今回のテーマは大きく2つ、「ラジオ放送」と「整井先輩(古典朗読)」。こうして見ると「放送部」という設定は意外にバリエーション豊富な切り口があって退屈しない便利なものなのかもしれませんな。 まずはラジオ放送。瑞希に誘われて昼の放送室にやってきたせいでなし崩し的に生放送に出演させられてしまう花奈。素人にいきなり生放送なんてそれだけで無理難題だってのに、元々コミュニケーションが苦手な花奈にいたってはちょっとしたいじめに近いかもしれない。人前で話すってだけでも緊張するのに、そのオーディエンスが目の前におらず、想像もできない不特定多数の人間がそれを聞いてるかもしれないとか思い出したら緊張ってレベルじゃねぇぞ。そう考えると、世の芸能人やら配信者やらがのうのうとしゃべってられるのってそれだけでも才能と言えるのかもしれない。当然一介の高校生がいきなりそんなことができるわけもなく、瑞希も無遠慮に「大失敗」と言っちゃうくらいの結果に終わった。自分から引き摺り込んでおいて失敗呼ばわりとか、なかなか酷いやつである。 でもまぁ、失敗で塞ぎ込んじゃうかと思った花奈も意外とタフな部分があって一安心。今作は花奈がショックを受けた時も「あんまりお話の上で深刻なショックじゃないですよ」って時にはデフォルメ調にしてワンクッション入れてくれるから安心です。逆に重要な心情の揺れについてはしっかりシリアスめにやります。今回で言うなら杏絡みのシーンはだいたいそれ。現時点では1人で全部抱え込んでるんだよな、あの子。 ちなみに失敗しちゃった花奈を助けてくれたのは一見ちゃらんぽらんな友人・猫井ちゃん。名が体を表しすぎるくらいに猫っぽい子で、CV根本京里とも相まってなかなか脳髄に響く子ではある。この子が素直に花奈の失敗を笑い飛ばし、そこからしっかりケアしてくれたおかげで彼女も前向きにラジオ放送に眼を向けることができた。持つべきものは良い友達。高校入学直後なんて、ほんと大事よそれ。 そして今回もう1人のキーパーソンである整井先輩。「文学的変態」という瑞希の言の通り、スイッチが入っちゃうとちょっと危ない人ではあるが、基本的には瑞希のフォローに回ってくれるいい人である。今回の朗読は彼女のターンであり、きよのんボイスで癒し満たしてくれるとても良い配置。なるほど、古典向きの声ってのはこういう声か。 今回整井さんのお話で一番興味深かったのは、やはり「古典を朗読するということ」について。考えてみれば不思議なもので、整井さんも言っていた通り、古典については「書いた当人だってどう読んでいたも分からない」文章である。日本語における言文一致が推進されたのはほんのここ100年程度の歴史しかなく、それ以前の筆記文学については、声に出して読むことを前提としていたかどうかすら定かでない。つまり、極論すれば「古文を読む」という行為自体、その作者の意に反する(少なくとも意図に含まれない)ズレた行為である可能性がある。また、現代の「朗読」は基本的に「伝える文学」であり、語り手と聞き手が共通の言語を持ち、そこに感情が乗るという前提の下で成立する行為。どのように読むかも分からない、読んでも意味すら伝わらないかもしれない、そんな文章を「声に出して読む」行為は、現代文の朗読とは目的を一にしないものなのだ。 それを理解した上で、整井さんは古文を「読む」。それはもはや朗読の枠を超えた純然たる「音」、「声」の娯楽なのかもしれない。いわば音調を味わう一種の音楽のようなもので、我々が意味も全くわかってないくせになんとなく洋楽を聞いちゃう感覚に似ているのかもしれない。もちろん、そこにしっかりと意味の解釈を含めて情景にまで想い至ることができればプラスアルファの楽しみもあるので、聞き手側が「なんとなく何言ってるか分かりそうな気がする」くらいの絶妙な距離感にあるのが「古文の朗読」なのだろう。意味解釈については、その後の整井先輩の熱弁の通りである。変態的とは言え、全くもって共感できるお話だったのではなかろうか。 まだまだ掘り下げれば「朗読」分野の興味深いお話は出てきそうですね。ただ、ここらでそろそろバトンは杏ちゃんの方にパスされるかな? 彼女の話になると、どこかトゲがあるもんだから花奈ちゃんの心がざわりとするのが不憫なのよね。早いとこ仲良くなってくれ。 PR 椎名ァ! 第5話! みんなして必死になすべきことを成している時に、何1人だけ色ボケしとんねん! 流石に爆笑したわ! あ、あと野良猫さんは何週ぶりかの登場おめでとうございます。 てなことからも分かる通り、少しずつMyGO組にもパスが渡り始める展開。これまでの4話に比べると明確な波風は多少収まって、心臓を鷲掴みにされるのではなく、ギリギリと万力で締め上げられるような回になりました。まぁ、ここまでの4話が起承転結だと「起」「驚天」「驚天」「驚天」みたいな流れで来てたので、ここで「転」くらいで一呼吸置きましょうよ。いや、展開だけ見たら何一つ治ってないし、次の展開への種まきでしかないのだけど。 流石に先週と同じフォーマットを続けていると感想として発散し続けてしまいそうなので一旦簡単にまとめていこう。拾わなきゃいけない要素が多すぎるのでリアタイ視聴後の単発感想でどこまで拾えるかも分からないが、現状で私が見たい要素をピックアップすることで感想に替えたい。その場合、やっぱりキャラ1人1人で分けて考えるのが楽かな。 まず、先週までは世間を賑わす坩堝のど真ん中にいたモーティスさん、今回はなんとほぼ登場せずという凋落。まぁ、最後に強烈な爆弾をぶん投げて2週続けてのホラー展開というノルマは果たしてくれたが、シンプルに「願いが歪み、全く想定していない方向に自分が全てを台無しにしてしまったせいで壊れる」という展開である。タチが悪いのは、あれだけやっといて壊れたのがモーティスではなく睦の方だということ。いや、壊れたってのも表現が違うか。モーティスに全部任せた結果大失敗したもんで、そりゃもう二度と出てこられなくなった。あまりにも自己肯定できずにいたため、もしかしたらモーティスの中でも若葉睦という存在はかき消えてしまいそうなのかもしれない。モーティス自身は睦を害する意図など全く無く、むしろ救いたいと思っての行動だったのに結果は真逆。そりゃ焦る。何が酷いって、睦がこれだけの状況になってしまい「1ヶ月引きこもり」という具体的な問題を抱えているというのに、そよが自宅を訪れた時にも対応したのはメイドさんだけなのである。父親のわかばも、みなみちゃんも娘に何一つ寄り添っていない。壊れるべくして壊れてしまったお人形に、そよは再び睦を宿らせることはできるのだろうか。 此の期に及んで(いや、こんな事態だからこそ)表舞台に頑なに上がらない八幡海鈴。今や世間のMujicaファンの注目は「いつ八幡の(壊れる)ターンが来るんだ」という部分に集まっているが、Mujicaというバンドにも何一つ拘泥することなく、解散ライブ後に秒で帰った女。現時点でこいつがどんな綺麗事を並べようと、流石にMujicaが好きだったとかいうことは信じられないだろう。今後どこかでMujicaの唯一性を示し、先週モーティスが言っていた「たった1つの居場所」であると海鈴が感じられれば良いのだが、これまでの醜態を見せつけられて、海鈴にそんな感情が宿ることがあるのだろうか。それこそ「遅かれ早かれ」の1例でしかないわけで……よっぽど強烈な感情を海鈴自身に向けられる人物がいなければ海鈴の感情も跳ね返ってはこない。……椎名、おめぇ何ゆるんでんだ。お前だけが頼みの綱なんだから、なんとかしてくれ。 そしてひたすらに株を上げ続ける奇跡の女、祐天寺若麦。ほんとすごい。解散の直接の原因になったくせに株が落ちない。むしろストップ高。今回Mujicaメンバーの中で楽器を弾いてる(練習してる)シーンが描かれたのってにゃむだけなのよ。自分が「終わらせた」バンドがあるのに、まだにゃむの中で「ドラマー」の仕事は終わっていない。それはもしかしたら今後のキャリアを考えての練習なのかもしれないが、例えば「演技の仕事」については若葉睦の影を睨みつけてグッと踏みとどまり、自己研鑽の糧としているのに、ドラムについてはそうした自制すら及んでいない。自宅に並べられた大量の演技理論の書籍に倍するだけ、彼女はドラムに打ち込んできたに違いない。現時点で一番バンドリ次元にふさわしい「キラキラドキドキ」の権利を有してるのって、間違いなく祐天寺。世間が何を思おうとも、彼女だけは最終的に不幸になってはいけない。彼女自身は「バラエティで売れてればOKです」とか嘯くだろうが、彼女の仮面は、いつだって脆弱なのだ。 動きのなさで言えば睦と並ぶのが三角初華。今回彼女がやったことはただ消えてしまった祥子の幻影を追うことだけ。にゃむとは逆に放送開始から株を下げ続けるこの女が、未だ浮上の兆しを見せずに沈み続けているのは、この後にどんな地獄を用意しているからなのか。プリンの瓶の底から世界は暗転する。2杯のコーヒーを淹れようにも彼女には同居する友も、仮面を被った「ドロリス」すらいないのだ。にゃむにシカトされ、海鈴にも塩対応をくらった三角、こいつほんとにバンド内でも信用されてなかったのだろう。ちなみに今回明かされた三角絡みのもう1つの要素として、「回想シーンで2人で天体観測する燈と祥子」というシーンがある。燈は、祥子と一緒に(同じ)星を見ていた。そんな彼女が傷心で挫けそうになった時に行ったのがプラネタリウム。そしてそこで三角初華と出会っている。おそらく祥子は、幼かった頃に南の島で初華とも星を見ている。遠く輝く星が2人のボーカルに縁をもたらしたというのに、初華の視線はただ自室で虚空を見つめるばかりだ。 そして1話目以来、久しぶりに全てのシーンがこの女のために費やされた、豊川祥子。彼女の人生行路にはツッコミどころも目白押しで、解散後に速攻でコールセンターに戻れたのも意味が分からんし、やっぱ赤羽警察署とマブであり続けていたのもなんだかなぁ。まるでAve Mujicaとして過ごしていた期間がすっぽり抜け落ちてしまったかのように、彼女の生活は地べたへ落ちた。ガールズバンドものとは思えないくらいに定点カメラが大活躍する小津安二郎の世界からまろびでた女子高生だ。彼女が戻った安アパートの光景、作曲ではなく学校の宿題をやるだけの机。彼女が忌み嫌った世界に戻ったにも関わらず、祥子の表情は今回一度たりとも動いていない。悲しみも何もない、ただ茫漠とした日常。失われたAve Mujicaの時間、そして苦しさも悲しさも何もかもを消し飛ばす、それはあたかも「忘却」であるかのような筆致である。ただ無関心であれば、人は不幸ではなくなる。バンドを失い、あれだけ固執して守ろうと必死だった父親との繋がりもすでに切れた。彼女にはもう、何も残されていない。 いや、祥子自身が忘れても、世間がオブリビオニスから関心を失ったとしても、この世界には豊川祥子を忘れない者たちがいる。本来なら初華がその立場になるべきなのだが……未だ彼女はその域に辿り着けない。今回唯一、祥子の表情を動かした人物。かつての記憶への涙を喚起した人物。地べたに落ちた物を拾い上げられるこの世界の人物。もちろんそれは石を、ダンゴムシを、ただ掬い上げていたまっすぐな視線。高松燈以外に無いのだ。彼女は上履きのままで必死に走る。本来その靴で踏み越えてはいけない領域を跨ぐ。「校内→屋外→豊川邸」へと無遠慮に踏み入る。それはあたかもCRYCHIC→MyGO!!!!!→Ave Mujicaと、音を繋ぐ意志でもあるかのようだ。 燈の煽りにしか見えない付箋紙の不器用さは空いた口が塞がらない。ほんとにこの子は生きづらすぎる性格をしているが、CRYCHICを解散させたあの頃とは違い、燈の周りには友達がいる。余計なまでに口を開き、余計なまでに人を繋げる千早愛音がいる。毎年アンカーだった彼女の走力が役に立ったかどうかは分からないが、細い細い線を愛音が繋いだ。燈が再び、豊川家のピアノに辿り着いた。そこから音楽が生まれた。人形だった全てを忘れても、「人間になりたい」歌が生まれたあの場所へ。 バンドを、やろう。
今更気づいたけど提クレ時に左右にコメントが表示されるのも戦隊オマージュだな、第3話。アニメであのスタイルをやられると単に「高松信司っぽいな……」と思うだけなので気づいてなかったわ。合間の原作漫画のCMも絶妙に「戦隊の合間のCM」っぽさがある。 とはいえ、今回の明確な戦隊パロディ要素はそれくらいかな。着実に「異世界」譚の方に食い込んできたし、レッドが一通り不条理を撒き散らし終わったのでイドラもツッコミ慣れたというか、もうどうでもよくなってるので殊更に不条理を強調する要素は薄くなりつつある。個人的には毎度レッドがポセイドンの名前を間違うところで「テレスドン」って名前が出たところが「それは違う特撮やろがい」っていうツッコミポイントでしたね。そっちまで手を広げると収拾つかなくなるから気をつけろよ。 というわけで、「戦隊」よりも「異世界」にスポットを当て、新キャラとして「姫と勇者」が登場。もちろん、レッドやイドラと冒険しようってんだからふつーのやつが出てくるはずもなく、姫様はまだしも「勇者」ロゥジーはよっぽどな奴である。勇者は勇者でも柴田亜美作品に出てきそうな勇者。他方、姫様はそこそこの良識は持っているものの、イドラが耐えられないレベルのレッドの奇行に対しても全面的に受け入れたり、巨大ロボに強めの興味を示したりと、よく言えば好奇心旺盛、悪く言えばネジが外れかけた人物である。まぁ、ロゥジーを子飼いにするにはまともな人間では無理な話だろうけども。普通に考えて「レッドとパーティを組むなんてよっぽど器のでかいやつじゃなきゃ無理だぞ」という難題を、単なる天真爛漫さでクリアしちゃうのはあまりにも剛腕。結果的にパーティが4人になったのにツッコミ役は引き続きイドラ1人だけの担当である。かわいそうに。 あとは……そうね、「勇者とのタイマンの時にもっと砕石場っぽいところに行ってほしかった」っていうのはあるわね。背景の感じはそこそこ「いつもの場所」の雰囲気はあったんだけど、でもやっぱり異世界なので微妙に雰囲気は違った。例のあそこに行けば爆発だろうがなんだろうがやりたい放題になるのに。いや、もしかしたら背景として使用するにも東映の許可がいるのかもしれんな(んなわけない)。こないだキョゼツンドラと戦ってた「謎の階段状の場所」とかはいかにも出てきそうな場所だったし、なんとか異世界でもそういう「戦隊の聖地っぽいところ」を見つけてきてほしい。……異世界にも東京ドームシティがあればなー。 ここからの展開は同じ「異世界に変な職業のやつが呼ばれた」繋がりで「異世界失格」っぽい「諸国漫遊&問題解決」の水戸黄門パターンになるんでしょうかね。戦隊メンバーが4人だとまだ消化不良だよなー、メンバーカラーもレッド以外が「黒、青、青」っぽくてバランス悪いし。姫様たちはロボに乗った時に黄色とピンクのコクピットを担当してたし、いっそイドラさんはイメージカラーピンクにイメチェンしない? そんなにいっぺんにご飯が降ってきたらアリジゴクも困るのでは、第17話。あのカット、甘水直の残虐性を示す要素としては妙に面白くて、「変な発想だなぁ」と感心した。ちなみに、「人間の五感を全て操る」能力というのが本当だとして、それが昆虫にも適用されてしまうのは逆にすげぇと思う。「昆虫をテイムする能力」は人間に効かないだろうし、「人心を惑わす能力」も多分昆虫には意味がない。両方の共通部分を押さえた異能って、マジでルール無用のチートなのでは。 というわけで、第2部の敵キャラの姿がはっきり描かれましたね。甘水直(うすいなおし)は元々薄刃の人間だったが、生まれながらのサイコパスだったもんでちゃっちゃと断絶。その間を繋ぐのは、ただ1人だけ甘水と繋がれたかもしれない薄羽澄美さん、そしてその後継であり、現在異能バトルの鍵を握ると思われる娘の美世さん。世代を超えてヒロインに因縁が降りかかってくる。美世さん当人は使い方が全く分からずおろおろしてるだけだってのに、周りが勝手に「最強能力! 忌まわしき兵器の可能性あり!」と祭り上げたり忌み嫌ったり、ほんとに因果な血筋に生まれてしまったもんだ。 そして、チート能力者を相手取って美世を守るにあたって、もはやおうちでお留守番をさせていては守りきれないってんで清霞さんも渋々ながら仕事場に引っ張り出すことに。これはまぁ、色々と複雑よね。どうしたって男中心の社会、しかも自分が要職としてバリバリ働いてる現場に嫁を引っ張り出してくるのはどこか気恥ずかしさもある気がするし、結局は「今のままじゃ守りきれません」という敗北宣言みたいなもの。美世に負担をかけてしまっていることを、清霞も申し訳なく思っているだろう。だからこそなるべく負担をかけずに済むよう、わざわざ専門の護衛に女性を当てる配慮までしているわけだ。 そしてこの新たな中心となりそうな女性兵士も色々と訳ありっぽくて刺激が多い。陣之内という有能そうなおねーさん、最後に下野(五道)が何か匂わせてたけど、奴が知ってる範囲での気になる要素っていったいなんなんだろう。最後に思わせぶりな表情を見せてはいたけど、少なくとも美世に対して害意があるようには見えないけどね。「お友達になりましょう」も今のところは本心から言ってるようには見えるし。まー、異能者なんて裏で何考えてるかは分からないけど、少なくとも清霞が名指しで美世の護衛に充ててるわけで、大きなトラブルの原因にはならないと思いたいけどね。もしこれですげぇ悪い奴とかだったら、流石に清霞の責任問題だからな。 多分陣之内さん自身は別に悪い人ってわけじゃなくて、この人を含めた女性全般が、どうしても軍という組織内部では異物扱いされてしまうという問題の方がしばらくは本質的なテーマになりそうだ。かなり露骨な女性蔑視発言が飛び出しているのはなろう的な分かりやすい「落とし」要素ではあるが、この辺は時代背景(厳密な日本の時代とは違うだろうが)を鑑みれば致し方ない部分もある。分かりやすい差別をひっくり返してドヤれるまで美世さんには頑張ってもらおう。一応今回の陣之内さんと、前回までの清霞ママン(芙由さん)と立て続けに「強い女性」を目の当たりにしたことで、引っ込み思案のおどおど美世さんも少しは「強く」なれるサンプルを取得しているんじゃなかろうか。強さの種類が異なる2人の女性に刺激を受けて、もうちょい頑張って前に出てみよう。まぁ、結局やることが家事手伝いなのは生まれ持った性分なのだろうが……。 余談も余談だが、今回のお話で一番の収穫は、澄美さんの声が幼少期は島袋美由利ボイスだったと判明したこと。この子が成長すると日高のり子ボイスになり、娘が上田麗奈ボイスになるのか。…………何その特級呪物。
人数増えてもやること一緒、第15話。しかしこれはマンネリではないな。これだけごちゃごちゃしてるのにテンションが落ちずに全員に出番回してるのは偉い。アフレコ現場が大変なことになってそうだが、いつも「まぁ、ネギまに比べれば」と思うことで納得することにしているよ。 Aパート、突発性ハハリさんクレイジーにより、一応花園母娘にスポットが当たるお話だが、1話目の人格入れ替わりに続き「幼児化」というこの手のコメディでは定番のプロセスをお手軽クレイジーに描いてくれている。こうしてみるとほんとにこの漫画の要はクスリ先輩なのだよな。いちいち狙ったように薬にくそヤベェ制限を設けてくれるあたり、もはや闇のドラえもんである。まぁ、今回の薬はどう考えてもハハリのリクエストだったとしか思えないけども。すぐに開発して持ってくる技術力は国家レベルで保護すべき才能だ。 予定調和で全員幼児化が行われるわけだが、この時に「母娘のなんかいい話」にするためにハカリだけ幼児化を回避して保護者ポジに回る設定も抜け目ない。全員幼児化しちゃうとなかなか花園母娘の差分を出すのが難しいし、赤ん坊の人数が6人でもギリギリだものね。幼児化してもそれなりに個性は残るようだが、一番分かりやすかったのがクルミだったのは、どれだけ幼くても食欲は食欲だからな。逆に理性が個性になっているナノあたりは幼児化の恩恵(???)を受けにくいか。いや、軍団に加入してすぐのエピソードで乳吸い係に回されるクルミが幸せかどうかは知らんが。「おっぱい吸うのは食いしん坊のクルミ」までは確定事項だが、片乳余ってるもんだからどさくさに紛れてハカリ×カラネの絡みを稼ぎにくるあたりは如才ない。ハカリの中でカラネってほんとにどんな存在なんだろう。 何はともあれ、存分にクレイジー振り乱している時のハハリさん(の中の人)が楽しそうで何よりでした。 Bパート、サブタイトルの通りでいよいよ問題のキャラ、花園家のメイドさん、その名も銘戸芽衣が登場。この子の存在、謎なんだよな。今回の展開からファミリー参入は確実だと思うのだが、「ファミリー」が歌ってるオープンエンドでフィーチャーされてないのよ。どちらも映像で取り上げられているのが既存の6人にクルミも含めた2期の新規組であろう4名を加えた10キャラ。メイドは少なくともこの10人と同じレベルでは描写されておらず、正規メンバーにはならないようなニュアンスが感じられる。今後は「100人」とは言ってもその中でメインとサブみたいな序列がつけられることになるんだろうか。……その場合はどう考えてもクルミはサブな気がするんだが……。 いや、でもどうだろう。今回の絡みでクルミの立ち位置もおよそ推しはかることができて、少なくともカラネから見れば正式なツッコミ役が1人増えたおかげでちょっとは負担が減って助かっているだろう。まぁ、腰の強い本気のツッコミはやはりカラネの専売特許な気はするが。もうしばらく、新人さんのスタンス探りには時間がかかりそう。それなのに早くも「8人目」候補が出てきてしまっているこの状況は……大丈夫なんでしょうかね。まぁ、いざとなったら脇のキャラは脇のキャラだけでくっついていけばいいってことをすでにハカリ&カラネあたりが証明してくれているし、あんまり恋太郎との関係性にこだわる必要もないのかもしれませんけどね。今週もナノ&シズカの絡みとかも可愛かったですしね。みんなして基本的に小動物的可愛らしさは保持されてるんだわ。そこに風穴を開ける存在になるのがメイドさんなのかどうか……花園家絡みのキャラはもれなくクレイジー度合いが強そうなんだよなぁ……。 さっくらさぁん(CV矢作紗友里)。というわけで佐倉さんです。彼女の呼び方は普通に考えたら「あやねる」なんでしょうけど、割と珍しい事例で、最初に使ってた呼び名が後になって塗り替えられました。それくらいに佐倉さんは「佐倉さん」になってしまった。パイセンの力は偉大である。ちなみに申し訳ない報告だが、当企画にパイセンはエントリーしていない。最近あんまりメインでの仕事見ないからしゃーなし。
あれ? 作画さん? ……第14話。なんか今回、明らかに作画クオリティが2段階くらい落ちたよな。どうしたよ。どう見ても海外に撒いてるじゃんよ。しっかりしてくれよ。完璧(パーフェクト)クオリティでアニメ化してもらわなきゃ意味ないんだよ。こんなシーズン序盤で不安にさせないでくれ。頼むよ。 というわけで、特にラーメンマンの試合の作画がへにゃへにゃになってしまったのが気になって話が全然入ってこなかった。確かにピラミッドリングの試合の中では見せ場が少ない方のマッチではあるが、だからってこんな目に合わせられるほどラーメンマンも不人気じゃないだろうに。まぁ、今回の試合展開を見ると「確かに言うほど見せ場ないけども」とは思ったが。結局これまで別に謂れもなんもなかった超人拳法家2人が渋い殴り合いしてるだけだしな。でも、ラーメンマンの主義主張をしっかり伝えるのは重要なんですよ? 割と原作から構成もいじられてるし、その辺の脚本の組み方はきちんと理解して再構成してくれてるとは思うんだけども……まぁ、1回くらいは見なかったことにしとくか。次出てきたらしかめっ面が固まるからな。 というわけで渋い展開なわけですが、前回同様に原作4話分をぎゅっと圧縮しているので、基本的に台詞はちょこちょこ削る方向で組まれている。おかげで全体的に「げぇ〜っ!」って驚くテンションのところが淡々と処理されたりして若干ニュアンスは変わっているのだが(特にミート)、まぁ、これは別に悪い改変というわけじゃない。いちいち大仰に驚く意味もないし、感情的にそこまで揺れ動かないシーンでスピード重視の展開にするのは良きタイムスケジュール管理である。もしかしたらマーベラス戦はそうしてあまり情動を動かさないことでラーメンマンの内面を表現しようとしたのかな。マーベラスが「俺は完璧軍に行ったけど、お前もこっちきてくれたらいい超人になったかもね」みたいなことを言ってたシーン、今になると伏線といえば伏線だな。ラーメンマンがモンサンミシェルに行こうとしてた話と繋がるといえば繋がるからね(あとリアルタイムで原作のラーメンマンが今なにしてるのかは気になるよな)。 ほんで最終的にマーベラスの双龍がどういう存在だったのかは謎のままである。今週改めてアニメでも出てきたけど、「拳法修行中は肩についてない」→「免許皆伝試験の時はついてる」という状態である。そして蒼龍については、「血の匂いに誘われて勝手にラーメンマンを食おうとする」「マーベラス本体は動けないのに自害の手伝いをしちゃう」というめんどくせぇ方の自我ばかりが強かった。これ、宿主であるマーベラスが死んだら双龍も死んでるよね。みんなして完璧超人の教えを理解した上でやってるんだろうか。蒼龍が勝手にやってて紅龍の方が「おいおいなにしてんねん」とか思ってたら可哀想。ちなみに、あれだけ手を尽くして超人の命を救おうとしていたラーメンマンも蒼龍は秒で首チョンパする模様。ほんとになんだったんだこいつら。 あと、どうでもいいネタとしてラーメンマンの声(関智一)が「マーベラス!」とか叫ぶとどうしてもゴーカイチェンジしそうでしょうがない、とかいう話もある。今度音声だけ録音してステカセの変身シーンとかに「ビィ〜〜クザブドー!!」とかやってもらうといいと思う。 そして後半戦は早くも来週が楽しみでしょうがないBH戦。こちらは作画のアラはそこまで気にならなかったが、改めて「ジャック・チーのギミックほんとなんなんだよ……」とは思う。いや、お湯出しまくるのはいいんだけどさ、突然ドリル生えて掘削するのは蛇口でもなんでもねぇんだよな。スクリューキッドの立場がないやんけ。そして相変わらずやりたい放題のBH。今週は分身時にみんなして「カ」から始まる唸り声で退場していくシーンで宮田君頑張ってるな、と思いました。あれ、「カゲェ〜」って自己紹介してるのかと思ってたんだが、他の分身たちも合わせて「カギ〜」「カグ〜」「カゴ〜」とか活用していくの意味わかんなくて面白い。ちなみに原作にあったジャック・チーの「悪魔超人の中でもタフネスは1、2を争うと言われているブラックホール」という台詞はカットされています。まぁ、聞いたことねぇしな。 なんやこの展開、第4話。なるほど、「アニメ」がテーマの作品だから、その枠内なら何しても別に構わないわけか……もはや縛りなど無いも同然だな。 というわけで斜め上の展開からまたも世界を救ったナツ子。いやいや、それにしたってメメルンさんのメンタリティは随分シンプルだったな? 前回「メメルンの立ち位置ってどんなもんなんだろう? 何か秘密を抱えていたとしても、ナツ子目線では知ってるはずだよな」と首を傾げたわけだけど、答えはシンプルに「知らない」でした。なんと、メメルンが背徳行為を働いていたということが分かるのは原作映画でも最後の最後ということで、その展開こそが最大のバッドエンド。そして作品として見 た場合には最大の投げっぱなし要素。まさか、そんな展開の劇場作品で「敵黒幕の意図が分からない」なんてことあるもんかね。なるほど確かにクソアニメと揶揄されてしまうわけだ。また、このことによって「ナツ子も意外に分かんない要素は多いよ」という事実も改めて確認が取れた。前回の司教に変身したヴォイドのように「原作と展開が変わってるから想定できない」状況もあるし、今回のように「そもそも設定に無いから知らない」というパターンもある。もう、ここまで世界が変わったらあとは事前知識だけでどうにかなるもんじゃないな。 さて、そんなナツ子も知らぬブラックボックスとして今回スポットが当たったのは、物静かなエルフ少女(ロリババア)のメメルンである。何が原因で超虚空ヴォイドなんて面倒くさそうな存在に傾倒してしまったのかと思えば、なんのこたぁない、エルフ特有の希薄な生への執着と退屈が一番の原因だったという。昨年、一昨年あたりから脈々と続く「アニメの中のエルフの生き様」のサンプルの1つとして割と分かりやすいやつで、例えるなら「ヒンメルに出会わなかったもんだから間違った方向にねじ曲がっちゃったフリーレン」みたいなもんで。まー、半ば永久の命を与えられたというなら、そりゃ退屈は最大の敵ですからね。こういう人たちが邪教に染まった存在がダークエルフだと思ってるんですが、メメルンは耳の先からちょっとずつ黒くなったりはしてませんか。 「エルフが何を生きがいに生きているのか」と言うのもなかなか難しい問題だが、例えばフリーレン様には「魔法の探究」という終わりのない趣味がある。まぁ、割と人生に退屈してる感はあったけど、それでも気まぐれに旅をしながらその土地土地でオリジナルの魔法を掘り出す作業はそれなりに楽しそうにしていた。最近はフェルンという直弟子も生まれ、彼女との珍道中、そして弟子の成長を見守るばあさんみたいな視座がフリーレンを前向きにさせていた。そしてかの有名な月島のエルフはどうかというと、どっぷり現代文化に浸かることによって退屈なんて一切感じないパラダイス生活を送っている。ゴンゲム・カエルせんしゃなどなど、オタ活してれば人類を滅ぼす暇なんてないって話で。 今回メメルンを救済したのも、ぶっちゃけやってることはエルダ様とおんなじである。新しい趣味を与えてやれば、それだけでちょっとは寿命も伸びる。逆にこの世界にはそんだけ娯楽も少なかったのだろうということだが、アニメーターが転生してきて純粋に「アニメ的な」恩恵でもって窮状を脱するという、ある意味で一番真っ当な展開ではあったな。まぁ、あれだけのシーン回しでメメルンが納得してくれたのはラッキーではあるけど。宮野を呼んできたのは必然といえば必然だが、今回のデュエットのためにメメルンのキャストが鈴木みのりになっていたのだとしたらちょっと面白い。 とにかくこれで超虚空ヴォイドを生み出す根源的な要因は消え去った。原作でも最後のボスキャラがメメルンの仕業だったってことは、メメルンが改心したらこの世界はもう「滅びゆく」物語ではないはず。まぁ、ヴォイド自体は生息しているし、まだまだ他にも不穏な要素はあるみたいだが。こうなると、あとはもうナツ子が知らない脅威しか残ってないはずなのだよなぁ。一応今回村人たちが言っていた「ソウルフューチャーが大きくなってる」みたいな話も伏線なんでしょうかね。
「わんだふるぷりきゅあ!」 6→8 まとまんねぇけどよ……俺が言えるのはただ1つ。今作が、我がプリキュア史を塗り替えたってことさ。様々な宗派があるので議論百出ではあろうが、私の中でのナンバーワンプリキュアはわんぷりです。異論は認めます。 実際、点数だけで見てももう1点あげるかどうか迷ったくらいだが、過去にプリキュアの最高点はゴープリとトロプリの7点なので、その時点でナンバーワンは確定。こんだけ毎週心揺さぶられたのだからもっと点を上げてもいい気もしたのだが、こればかりは1年というシーズンを走り切らなければいけないプリキュアの宿命みたいな部分があり、どうしたって作画の平均クオリティはやや下がる。本当に好きな作品だが、アニメとしての総体を考えた時、プリキュアはこの辺りが上限だという気がしている。 では、そんな「一番上」をとった要因はなんであるかというと、そりゃまぁ「ペット」である。何度も何度も書いているが、私は基本的に動物が好きなのだ。大好きなのだ。ほんとだったら日がな一日犬猫と戯れていたいのだ。それが叶わないから現状はYouTubeの適当に流れてくる猫動画で紛らせているのだ。そんな人間は実際の猫でも心をギュッと掴まれるが、「愛玩動物」にフィーチャーしたアニメでも当然ギュッとなる。業界全体がこのわんぷりのためのレールを敷いていた印象すらあり、少し前の「カワイスギクライシス」でホップ、昨年同時に放送してたタイミングもあった「ドッグシグナル」でステップ。そしてこのわんぷりのエンディングでジャンプすることになった。小動物たちは可愛い。この原初的な情動を誰も止めることなどできないのである。 もちろん、2次元の「仮想動物」を可愛いと思えるためにはしっかりとした下地が必要であり、わんぷりの場合はそこに「プリキュア」という素材がうまいことマッチした。可愛い動物に可愛い女の子が組み合わさり、可愛く世界を守ってくれる作品。そんなファンタジーに憧れてしまうのは致し方ない。常に「関係性」の話に絞りこむのも熟達したプリキュアならではの手練手管で、本作は特に「追加キュア無し」という久しぶりの英断からのがっつり4人体制(時々大福ニキ)。たっぷり濃密なドラマを1年かけてじっくりと堪能することができたのは大きな勝因だろう。 議論の余地があるとすれば、やはり「非暴力プリキュア」という強固な路線。「プリキュアは女の子が戦うためのブランドじゃないのか。戦わずに博愛を説くだけの存在の何がプリキュアだ」という過激派も存在している可能性はあるし、実際、「バトル」という要素が大きく欠けた今作を評価しない視点も理解はできる。ただ、別に「プリキュアだからバトルしなければならない」という決まりはどこにも存在しないはずだ。プリキュアが生まれた本来のコンセプトは「既存のアニメに女の子の肉弾戦を扱ったものが存在しなかったので、女の子だって戦いたいだろう」というものだったはず。つまり、時代の流れとともにプリキュアが目指す「改革」の志だって変わって然るべきだ。あえて書くなら、「戦うことがプリキュア」なのではなく、「常に世界を変え続けるからプリキュア」なのである。そういう意味では、このわんぷりが成し遂げた「新しいプリキュア像の構築」というのは、(どれだけ続くかは分からないが)今後のプリキュア像を考えるにあたり、大きなターニングポイントになるのではなかろうか。 もちろん、そこにはかつての「あまり戦わないプリキュア」を目指したプリアラの実績もあっただろうし、もしわんぷりになんらかのネガティブなフィードバックがあったなら、何年後かにまた新たな「戦わないプリキュア」が生まれることになるはず。そうして、歴史は積み重なっていくのである。 とまぁ、真面目に話しては見たものの、毎週ただただ4人の愛くるしさに溺れていただけ、ということも否定はしませんよ。私は割と強固に猫好きなのでどうしても猫組に肩入れしてしまうが、過剰なまでの猫屋敷さんちのキャラ立ちは(中の人の要素をさっ引いたとしても)毎週の特大刺激になっていた。そして、そんな猫組のアクの強さにも負けない、「人と動物の手を繋ぐ」存在であるいろは、そして主人公犬キュアのこむぎの頑強さ。始まった時にはどうなるものかとヒヤヒヤしていた「バカ犬センター」というとんでもない設定が、こんなにも綺麗に主題を体現することにつながろうとは。女児先輩たちにぜひ見てもらいたい作品として、今後も情操教育に活用していただければと思う。 それにしても……ほんとに終わるのかぁ……1年続くアニメが大好きだと、ほんとにロスのダメージがでかい……しかも今シーズンはなんか知らんけど戦隊の最終回もかなり近いとこでくるからブンブンジャーロスも来るのよねぇ……東映さんにはいいように情緒をころがされておりますが、何卒、次のプリキュアも良き作品になりますように。 (これを書いてる時点で、次の戦隊の敵幹部にうえしゃまが参戦するとの報が飛び込んできて再び情緒がちょっと変) |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(04/26)
(04/26)
(04/24)
(04/24)
(04/23)
(04/23)
(04/22)
(04/21)
(04/20)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
最新CM
アーカイブ
|