最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
そりゃ泣くわよ、第4話。ほんとにいい話だったなぁ。おっちゃんの歳になると、もう完全に親御さん目線でしか見られなくなるからね。子育てって、大変よねぇ。 というわけですっかりママンのことばかり考えてしまっていますが、これにて完全に親子の雪解け(スケートアニメに使う言葉としては変か?)。別にお互いにいがみあってるわけでもないし、いのりちゃんがきちんと本音を話すことができたなら、その思いもちゃんとお母さんに届くのである。 改めて見て、意外なキーパーソンはいのりのお姉ちゃんなのよね。いのりママがいのりに対して「あんまスケートとか向いてないんじゃない」とか「小五から始めるなんて遅いでしょ」とか色々と余計な気を遣っちゃってたのも、事前の経験としてお姉ちゃんのことがあったから。姉の失敗を見て妹だって挫けちゃうだろうと思ったし、どう見てもいのりより要領が良さそうな姉ですら失敗したことを、ドン臭いいのりにできるわけがない、とか思っちゃった可能性もある。見ようによっては「過保護」ではあるのだが、お母さんがそう考えちゃうことを誰も責めることはできないだろう。 でも、話は違ったのよ。妹さんは、姉の姿を見て大きな憧れを抱いていたし、要領が悪くて他のことが人並みにできないからこそ、スケートというたった1つの競技に向ける情熱は姉以上だった。残念ながら、これまではそんな想いを母親に伝えられないでいたが、普通に考えたら小学生の娘さんの言葉を全部受け止められる親ってのも珍しいからね。「しょせん子供の言うこと」ってのはどうしたって頭の片隅にはあるのだし、先週も使った言葉だけど「子供扱い」しちゃったらいのりの決意の固さもなかなか真に迫るものではない。自分を追い込んじゃうタイプのいのりについてはなおのこと。 そうして微妙なすれ違いで迎えた大会の日。当然のようにいのりは緊張でガチガチだったが、そのことが結果的にはプラスに働いた。「本番に弱い(弱そう)」という明確なビハインドに対して不安を訴える母親、そしてそれを自らの意志で乗り越えてみせた娘。この構図があったからこそ、余計な言葉以上にいのりの気持ちが届いた。まぁ、現時点で「オリンピックのメダリスト」はまだまだ親バカの域を出ないが、少なくとも姉の呪縛からは解き放たれ、きちんと「スケートをするいのり」を見てくれるようになったようである。お母さん、後の心配は費用のことだけですよ……。姉の学費とかをどう捻出しているかによって今後数年の家計の負担は変わってきそうだけどな!(あの姉だったら妹のことを思ってなんとかしてくれるやろ) そうして文字通りに「晴れ舞台」となった大会でのスケーティング。もう、なんかよく分かんないけど素敵でした。僕ぁフィギュアの知識がゼロなので技の名前も、それぞれの差異も、得点の付け方も何もかも知らないんですが、今回のいのりちゃんの頑張りが良かったことは伝わってくる。個人的に気に入ったポイントとしては、最後の大技(名前もよくわかってないんだけど)、司は「1回だけ教えた」と語り、回想シーンでは隠れて必死に練習していたいのりの姿が現在の競技シーンと重なるのだが、練習と本番の明確な違いは「笑顔」。フィギュアは表情での見せ方なんかも大きな要素なので、練習では歯を食いしばってチャレンジしていた技も、本番では笑顔で同じ動きをしてみせてることが分かりやすく表現されてて、「これが積み重ねてきたものか……」ってとても納得できたのです。今後はもうちょい、見てるこっちもフィギュアの知識つけて観戦したいなぁ。 さて、今回のサブタイトルは「(前)」ということで、来週はライバル(?)のミケの出番となるわけですね。ここで勝つのも負けるのもどちらも遺恨が残りそうなマッチメイクだが、どうなることやら。 PR 最終回じゃねぇよ、最終回であるもんかよ……………………最終話!!!! 史上最も「観たくなかった」話でした。終わってしまうんだなぁ……しばらくはロスで苦しむことになる。ただひたすらに滂沱の涙。でも、いろは達が前を向いていなら、僕らプリキュアおじさん達も強くならなくちゃ。 もはや今回のお話だけで何をか言わんや、という感じなのであまりコメントもまとまりません。ガオウを見送り、それに伴ってニコ様(とメエメエ)ともお別れ。1年の締めくくりは単なる番組終了ではなく、作中でも数々の別れがあるのです。そしてニコ様は当然ニコガーデンとアニマルタウンの接続を切るのが目的で動いているわけで、どさくさに紛れて4つのパクトも全回収。おめぇ、そこでパクト回収するなら鏡石置いてくなよ、とは思うが、これが一応、(形式上の)ニコ様のけじめだったのだろう。ある程度覚悟していたプリキュア当人達(と我々視聴者)はグッと涙を飲んで一度は堪えるこの別れ、多分なんも考えてなかったのはメエメエだけだろう。これまであんまりこういう別れのことは想定してなかったもんなぁ。 しかし、今回の「お別れ」は「ひろプリ」の時と同様に「さよならだけど、さよならじゃない」パターンだったので世界に一条の光。ひろプリの場合は「スカイランド、意外と近い」という「なんじゃそら」な接続だったが、今回は変身能力こそ戻りはしなかったが、鏡石の温情により対話機能だけは復帰するという特別仕様。まぁ、今まで頑なにしゃべってこなかった大福ニキまでしれっと話せるようになってるのもどうかと思うが、これにて、またこむぎたちの日常は元の姿に戻ったのである。今後、すくすくと成長して色々と拗らせるであろうまゆさんに対し、ユキがどんなお小言を言い始めるかが今から楽しみである。出来ることなら、毎週3分くらいでいいので仮面ライダーの前に「今週のアニマルタウン」っていうスポット番組とか放送してくれませんかね? 結末については色々な可能性がある中での1つの大団円。文句を言うつもりは全く無い。きちんと最終回で分身高速撮影まゆが見られたし、どこまで行ってもこむぎがこむぎであり続けたことが全てを丸く収めたことが改めてよく分かるよい幕引きだったんじゃなかろうか。ガオウとスバルにしても、こむぎがここまで屈託なく突っ込んでくれたおかげで解決した問題も多かっただろうし。最後の最後まで徹底して「手を繋ぎ合う」ことを貫き通せた、見事な戦士でした。しいて今回ピックアップする要素があるとしたら、個人的に一番嬉しかった感涙ポイントはトラメきゅんのスタンスですね。ザクロだけ残して一足先に向こうに行っちゃったもんだから「なんか残念だな」と先週までは思ってたんですが、最後に「迎えにくる代表」としてトラメが出てきたことで、ガオウとスバルの道行きが祝福されたものであることが十全に伝わるようになっているのがとても良い。改めて、トラメ・ザクロの両名には本当にお疲れ様。ザクロさん、最後の最後までほんとにいい女だったよ。 さて、阿漕なまでに接続して来週からはアイドルの時代。最初に触れたのがすみれママンだったのがどうにもこうにも。そのアイドル、キラリンウサギが出世した姿らしいぞ……。先に謝っておきますし、そんなことはないように努めますが、「わんぷりを終わらせた存在」として私が新しいプリキュアにヘイトを向けたら誰か「それは違うだろう」と叱ってください。 いやー………………すごいアニメだね。いやもうこれ、アニメか? あえてこういう書き方をするけど、これって日本では作れないアニメだ。語弊があるなら「日本では作らない」アニメになっていると思う。前回までの時点で実写ドラマが混じっているのは気を衒ったちょっとした演出かな、と思っていたんだけど、今回はもう、 半分くらい実写じゃねぇかと思えるくらいにゴリっゴリの実写ドラマに。こういうものは、多分日本のアニメ業界は「作らない」と思う。多分、長きに渡る日本のアニメの歴史を辿れば実写と組み合わせた作品はいくらかは存在はしているのだろうが、多分「アニメを求めている層」がそういう演出を求めていないのよね。そんでアニメに余計な実写要素が混ざると「アニメオタク」は拒否する可能性の方が高い。だから日本ではハナからそういう「商品作り」は考慮する必要すらなく、アニメ屋さんはただひたすらに「アニメ」を研ぎ澄ませるわけだ。仮に実写と次元を跨ぐことがあっても、尾石達也流のコラージュ演出とか、「おそ松さん」みたいなギャグに使われるのがせいぜいだろう。あ、「空中ブランコ」っていう異才はあったけど、あれも突然変異みたいなもんだしな。 しかし、中国のアニメ業界はそんな縛りなど気にしない。まだまだ中国アニメの「型」など決まっていないだろうし、広く世界に発信する中華アニメの勢いを伸ばすためなら、とにかくエンタメとして受けそうな要素は何だって取り入れる。その1つが、今回の「実写ドラマとの境界跨ぎ」だ。余計な歴史もしがらみもないからこそ、本気のクオリティでこういう方向性を繰り出せる。 で、そんな中国の「攻め」を見て日本人の私はどう思うかというと………………面白い。いや、そりゃ全部アニメで表現できるに越したことはないと思うけど、次元を「ズラし」たことによる効果ってのは間違いなくあるわけで、本作ではそれを「現世と崆(クウ)」の差分として採用している。別に現実世界で死んだ人間がぷにぷにアニメ世界に輪廻すると決まったわけではなかろうが、こうして「違う世界を渡ってきた者たちが争っているのだ。そして皆、生前には血の通ったドラマを送ってきたのだ」ということがダイレクトに伝わる演出はとても興味深い。 別に実写ドラマパートは大した金もかかってないが、エフェクトを強めにかけているのでそこまで画面のクオリティは問題にならない。エフェクトを強くかけておくことで「越境感」とか「記憶の不確かさ」も演出できるので一石二鳥。太古の昔から「邯鄲の夢」なんて異世界転生(?)を語っている国の人たちはやっぱり「異界」の扱いを心得ているよ。実写パートが泥臭く野暮ったければ野暮ったいほど、キレキレぷにぷにのアニメパートとの差異も引き立つことになるわけで。アホみたいなバトルの内容も、どストレートな御涙頂戴ファミリードラマを彩る要素になってしまったら、そりゃおっちゃんはウルッときますし。どういう理由で父娘揃ってご臨終しちゃったんだろうなぁ。 「アナザー誰ソ彼ホテル」とも言える今作、日中でどのように「死生観」の違いが出てくるかもちょっと楽しみ。いやはや、変な時代になったもんである。 予想外の引き展開、第3話。ふむ、3話目でこういう展開にしてくるのか。なかなか読めない構成ですな。 正直、前回のお話がややショボくて「まー、オムニバス形式のアプリゲーだったらこのくらいのもんかな」とちょっとがっかりしてたんですよ。いや、別にお話自体に大きなマイナスはなかったんだけど、一番気がかりだったのは最後に「客の生死が分かったら現世か死後の世界へお別れ」っていう話が、なんだかなおざりだったこと。前回の客、ヤクザもんに生き埋めにされてんのに「土の中でまだ生きてるから」でしれっと帰還したのは流石にどうかと思うよ。 そんなわけで「あれ、あんまり客の顛末には拘泥しないギミックなの?」と思っていたので、今回のお話を観てちょっとホッとしたわけだ。正直、メインプロットとなる「推理劇」は相変わらずちゃちなもんである。わずか30分でどんでん返しや意外な展開が用意できるとも思わないが、最初に音子が大外の部屋を調査した時点で「まぁ、こいつが犯人やろな」というのは察しがつくわけで。その後の推理で使った証拠品もダイレクトに結論につながるものばかりで、推理ゲームって感じではない。まぁ、おそらく原作ゲームでは部屋の中から色々と物品を探し出す探索ゲームとしての面白みもあるだろうし、あんまり手掛かりを複雑にする意味もないのだろう。 その辺である程度「クオリティの上限」みたいなものは察しているのだが、そこから大外をどのように処理するのか、という部分は想定していなかった展開なのでそこは評価している。そうか、こいつエンディングの映像とかにも普通に映ってたのか。てっきり「凶悪犯だから追い出して死後の世界」とかそういう安直な答えになるかと思っていたので、まさかの「罪に関わらず放免」からの「出戻り」という流れになろうとは。しかも音子や阿鳥と違って従業員になる気はこれっぽっちもないようだし、「滞在客」としてしばらく生活を共にすることになるというのもなんとも妙な関係性。来週以降に来る客との絡みが発生するのか、それとも単に1週跨ぎになっただけで来週は大外を送り出す話になるのか、ちょっと気にはなっている。 また、なかなか差を出しにくい調査パートについても、例えば「窓の外に何かある」みたいな部分で変化を出していくのは興味を惹かれた。大外の部屋にはパンジーが咲いているだけだったが、客と並行して阿鳥や、音子自身の記憶の探究も続いているわけで、客と違って「なかなか記憶が戻らない2人」についてはどこからどんなきっかけで手掛かりが転がり出てくるかはちょっと楽しみである。「窓の外がずっと夜で、なんか駅と電車が見える」みたいな常識では考えられない大規模な「手掛かり」も存在することがわかり、ホテルのやりたい放題に期待したい。これ、原作ゲームを事前にプレイしても良かったな。 追伸:調子に乗ってる音子ちゃんは可愛い。
これこれ、このカオスww 第15話。いやぁ、マジで訳わかんねぇな。こうして「世界を全く統制する気がない」のが今作の凄まじいところでね。 こないだからちょいちょい今作の世界をMagicに例えているのだが、あちらも「多層次元の世界」という設定から「プレインズウォークできる人がいっぱい」→「誰もが渡れる領界路出現」とどんどん世界の結びつきが適当になり、いろんな文化や技術レベルが入り乱れて「それで世界は成立するのか?」状態になっている。今回のオムニバスはまさにそんなカオスを体現した、ある意味大変「らしい」おかげで魅力的な話になっているとも言える。 前々回がテーロス、前回がイニストラードだとすると、今回やってきたのは……まぁ、ドミナリアくらいかな? 「おぞましきトロア」は怪談として語られる存在であり、「魔剣」とやらを持っているとどこからともなくやってきて持ち主を殺して奪っていく、みたいな存在。実際のクラスは「ドワーフ(山人)、魔剣士」らしいが、みた感じはアンデッド風味もある気はする。単にマッドになっちゃったってことなのかしらね。特徴はとにかく大量に所持している「魔剣」で、それを完全に使いこなせるおかげであたかも無数の魔法を使いこなしているかのように見えるという。……まぁ、他のばけもんに比べると武器に依存してる分まだ現実的と言えるが……「若干見劣りするし、いっぱい武器を使うっていう点でアルスとかぶってるやん」と思ったらまさかのアルスとの因縁もちだったっていう。なるほど、互いに武器を集める性質上、どこかでぶつかってもおかしくはないのか。一応トロアの方は「父の仇を討つ」という大義名分を持ってアルスに迫っているらしいが、アルスの方は単なる行きがかりの強盗行為だったし……一方的にアルスが悪くない? あいつ、クールぶってるから誤魔化されそうだけどふつーに極悪人(極悪ワイバーン)だな。いや、レグネジィの方が正しかったかと言われたらそうでもないけど。 まぁ、とにかくそんな武器をいっぱい持ってるやつ。先代トロアとアルスの戦いは、あたかも刀狩りの張と飛翔の蝙也のバトルのよう。「上を取るのが圧倒的に有利」と蝙也さんも言っていた通り、いかに魔剣とやらが柔軟に使いこなせたとしても、そもそも届かない相手には苦戦必至。人間のくせによぉ頑張った。こいつ、今後の展開にどう絡むんだろう。 Aパートでそこそこ理解できる存在が登場して一息ついたのも束の間……さぁ、多分今期一番意味の分からん奴がついに登場だ。実はこれまでもオープンエンドの映像とかに出てきてたんで「なんかモビルスーツおるんだが?!」と気になっていたのだ。まぁ、「客人の技術を取り入れたんです」と言われたら文句も言えないんだが、まさに次元を渡ったらそこがハイパー科学都市の神河でした、みたいな衝撃。しかもこの世界、ハイパーメカを作れる博士がすでに2人もおって、そいつらが自分たちの作品を競い合わせて切磋琢磨していたという。この技術レベル、同じ世界のどこにも伝播してないのはどういうことなんだぜ? そして、そんな中でも婆さんの方、「軸のキヤズナ」とやらに生み出されたアーティファクトクリーチャーは、なんと2体のクリーチャーの合体カード。これまた最近のMagicでは流行りのタイプだったりするし、もしくは共闘持ちの統率者なのかもしれない。あまりに超技術すぎて説明はさっぱり理解できなかったが、「核の部分に使っているのはこの世界の技術の一端であるホムンクルス」「それを壊さなきゃいけないけど、ホムンクルスがゴーレムを産み、ゴーレムがホムンクルスを生み出すので無限再生可」「そうして再生するとその度にパワーアップする」と、これまただいぶチートレベルが高そう。ただ、魂2つ分の利便性、みたいなところはなんとなく分かるのだが、「同時に殺すことはできない」の部分だけはよく分からんかったな。一応公式ページを確認してみたが、「共有の呪い(双方向)」という名前が付いており、「命の共有の相互参照矛盾によって実現される、擬似的な不死」とのこと。……よく分からんな。ドンピシャの同時に殺したら大丈夫、みたいな抜け道ないか? もう真面目に考えるのもアホらしいな。まぁ、なんか、強い。ほんで村瀬ボイスの無垢キャラ。挙句作り上げた博士の方もマッドかと思わせといて普通の倫理観もち。やはり一筋縄ではいかない設定。 さぁ、だいぶ混迷を極めてきましたが、次回予告からすると次で「災厄」がきそうですね。一応、新キャラの登場順がエンディングの映像と一致しているので、次に出てくるのはなんか獣っぽいキャラだとは思うのですが。アルスやソウジロウの存在は確認されているので、他の1期キャラももうちょい出てくるかもね。 これぞスポ根、第3話。ほんとまっすぐで見やすい作品。ちなみにどうでもいい話ですが、我が家では今作と「異修羅」が並ぶタイムテーブルになっており、謎の修羅日程になっています。心が修羅修羅するんじゃぁ〜。 戯言はさておき、「個性豊かな奴らが集まったぜ!」という前回の放送部集合パートから、「個性は豊かだけど、全員がちゃんと大会で優勝を目指すっていうモチベーションは統一させてもらうぜ!」ってんでスポ根の指針を明確にする展開。別に主人公の花奈なんかは「私は朗読が楽しくってやってるだけなので、競い合うなんて別に……」っていうスタンスでも問題はないはずだが、流石にそれでは物語としては物足りない。クセの強い部員、そして顧問と一緒に「朗読で天下を取る」ことを目標にした方が分かりやすいため、そこに各方面からプレッシャーをかけて言質を取る展開に。まぁ、花奈からしたら無理くり言わされた感もないではないが、そこはしっかりと部長が1話目から絡んでくれており、「花奈のことを認めて、一番惚れ込んでる部長がそこまで言うんだったら、花奈の中に眠っている勝ちたいという欲求にもそれなりのプライオリティはあるのだろうな」と納得させてくれる。まぁ、花奈の言う通りであればこれって結構過激な選択なんだけどね。「朗読は好きだけど、それこそがまさに自分の全てだったので、そこに順位をつけるような尺度が存在してしまった場合、自分の全てが否定されてしまいかねない」という花奈の心配は一定数理解できるものだ。「それでも出てこい」と表に引き摺り出してしまうという行為は、何か花奈の大切なものを奪ってしまうリスクを孕んでいる。それでも、部長は「花奈のことを思って」表舞台に立たせる選択をしており、それは彼女がとんでもなく無責任なのか、もしくはちゃんと花奈が天下を取れる人材であると見抜いているかのどちらかである。願わくは、後者であらんことを。 そうして「競技」として存在感を持った朗読というジャンル。これに外側からルールを記述していくのが曲者教師の吉祥寺である。彼のレクチャーを通じて、我々素人にも「放送部の競技って何よ」というところが丁寧に説明されており、この独特の業界への理解を助けてくれている。実際、吉祥寺(とか中の人とか)もそうした「競技」の文化を理解し、「読むこと」の重要性を肌身に感じてきた人物なわけで、彼からのアナウンス、そしてある程度確立した方法論などを見せられると、「なんか小難しいな」という思いもありつつ、この世界のルールには納得できる。実際、吉祥寺はあのレクチャーを説得力を持ってやってくれているわけだしね。 というわけで、あとはこの世界における「声の演技とはなんぞ」という話に少しずつ踏み込んでいく。個人的に嬉しいのは、こうした作品なら当然といえば当然ではあるが、「声だけで表現すること」の重要さ、その価値の高さを全面的に認めて主張してくれている部分。私の肩書きの1つは間違いなく「声優オタク」だが、声ヲタによく聞かれる質問第1位は「なんで声優じゃなきゃダメなの?」である。タレントでも舞台女優でもなんでもいいんじゃないかと。挙句「声優は俳優の下位互換じゃないのか」とか。そんな無理解が未だに世間にまかり通っており、今作で主張されている「声の表現」という専門性の高いスキルについてはまだまだ理解が足りていない。是非とも、今作と関連分野の発信が活気付いて、改めて「声優」という職業のステージを引き上げてくれることを願う。 いや、制作側がそんなことを考えてるかどうかは知らんが。
キャストネタが引き続き! 第2話。戦隊メンバーを戦隊出身者で揃えるのはネタとしてまだできそうな範囲だが、敵怪人でその縛りにしていくと今後大丈夫か? いや、「怪人」だけならいくらでも出演者がいるから大丈夫だけど、今回の流れからいくと「敵幹部経験者」がマストっぽいんだよな。よりによって喜びの戦騎を担当した戸松に「キョゼツンドラ」をやらせるとは……。 というわけで、まだまだネタも尽きなそうな2話目。せっかくコメントもいただいたし2話目くらいは追いかけてみようか(来週以降に記事立てるかどうかは未定)。今作は映像部分は「そこそこ」レベルだし、冷静に考えれば異世界の設定はそこいらのなろうと大差なくてヘイト溜めそうな部分もあるんだけど、例えば個人的ヘイトポイントの1つである「ステータス表示」なんかはそこから綺麗に「戦隊あるある」というか、「戦隊なぁぜなぁぜ」に繋いでネタとして昇華しているので、「(少なくともネタ的に)必要な要素」として成立している。「異世界あるある」の上に「戦隊あるある」の重ねがけ状態なので、不条理×不条理の状態なんだよな。お互いに「独自に発達しすぎて踏み込みづらいお約束」が多い界隈なので、それを「異世界側」から突っ込ませることで相対的に「まだ異世界の方が理解できる設定だわ」ってんで丸め込むという斜め上のマンネリ回避。どこまで狙ってのことかは分からんが、少なくとも2話目時点では問題なく成立している。 その上で「異世界ファンタジー」として成立させる必要もあるということで、とりあえず「冒険者」とのすり合わせ。引き続きヒロインのイドラさんにはツッコミを頑張ってもらう必要があるわけだが、この世界の住人であれば誰もが皆共通してイドラさん同様のツッコミに回れるので、「世界全体でツッコミ続ける」分にはそこまで負担は大きくないかな。そのうちイドラさんもどっかで慣れてくるだろうしね。何が恐ろしいって、「変身時のバックの爆発でダメージをくらう」っていうネタ、すでに本家の戦隊でもとっくに通過済みなんだよな……(ダイナマンに変身するだけで敵をぶっ飛ばしたゴーカイジャー)。 そして今回追加要素としてピックアップされたのはバズーカネタ。戦隊お約束アイテムのバズーカ砲だが、まー、今回イドラが突っ込んだことはだいたいその通りだな。出力がよく分からない、なんで全員で打つ必要があるか分からない、そして毎度のことながらルーティンがいちいち仰々しい。しょうがないじゃん。こんな高いおもちゃ売るためには頑張って格好良く見せないといけないんだから! まぁ、バズーカは毎シーズン必須ってわけでもないので最近はそこまでフィーチャーされない武器にはなったが、登場すれば演出は古式ゆかしいものになっているので、多分今の子供達から見ても「どやねん」みたいな要素は多そうである。そんで普通の戦隊はその辺のモブと一緒にバズーカは撃たない。「キズナ」さえあればなんでもいいという節操のなさがキズナレッドの強みなのかもしれませんね。どんな相手とでも縁を結んじゃう戦隊レッドと大差ない可能性(あいつ、そのうち次元の壁を超えてコラボとかしにこねぇかな)。 個人的に戸松とならんで一番気になったポイントは、バズーカ後の4人の決めポーズ。左から2番目、あれは流石にテンビンゴールドだったよね? あんな変身ポーズ持つキャラ他にいないと思うが。左端はそこまで特徴がないので分からん。イドラはなんだろ。トッキュウ5号っぽいかと思ったけど決めポーズはちょっと違うな。全部に元ネタがあるならお疲れさんだが……まぁ、誰かその道の詳しい人がそのうちまとめてくれるやろ。是非、どこまでもこだわり抜いて、そしていじり抜いていただきたい。 無 理 。第4話。ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。2話3話はさ、事前にくらってたからまだ対処できたんだ。4話もう無理。胃の腑が変。 もう、まともに感想書くことはできないので、以前も採用した「映像再生ながら何かを垂れ流す」形式で書き留めていくことにします。分からない人は映像流しながら読んでください。来週以降はまた考える。
・開幕長崎そよ。「登場するだけでおもしれー女」とか言われてるのは伊達じゃない。 ・Mujica内であっさり受け入れらるモーティスさん。いや、海鈴とにゃむはまだ分かるが、初華、お前はそれでええんか……。でも、冷静に考えたら睦と初華ってMujica以前に繋がりはないのか。……この流れで「いい雰囲気」とか言い切っちゃう三角、こいつほんとになんも分からずにその場の空気で適当なこと言ってるだけだな。 ・「今のMujica好きだよ」。三角……。 ・最終日に初披露の楽曲。この後に及んで祥子に負担かけさすなよ。祥子のこの様子を見て何も感じない初華、やっぱだめだろ。「疲れてる」じゃないんだよ。 ・初華&睦、タクシー内での対話。「なんかまなちゃんに似てる」。初華、その比較はどうなんだ。お前純田のこともろくに見てないんか? ・「メンバーがやめるのはバンド解散と同じ」。わざわざ言質とってそこの紐付けするのか。 ・モーティスも祥子のことは守ろうとしている→睦の意思を尊重している。ただ、どうしようもないくらいに方向性を誤っている。モーティスに最大目標が伝わらなかったのは祥子の努力不足だったんだろうか……。 ・濃厚なうみたき。写真撮り過ぎだろ。そんなに大量の内容を自学自習でカバーできるもんか。数学得意なのは納得だけど。立希、お前の中で海鈴はどこまで行っても「有名になったクラスメイト」か。 ・「燃え尽きる前の線香花火みたいですね」。八幡ァ!!!! お前さぁ! ほんとさぁ! ・ゆるい雰囲気に生まれ変わったMujica。「いい意味でMujicaっぽくない」→祥子の考えていたMujicaなど無用。 ・「私もこの写真好きだな」。結局何も分かってなかった三角。ほんとお前さぁ。お前の最優先が全く守られてないんだが? ・モーティスオンステージ。「お笑い芸人わかば」は面白いやつなんだろうか。 ・にゃむの表情。やはり配信者は本気のタレントには及ばない……ってこと? ・にゃむさん自宅シーン。祐天寺……祐天寺ィ! この短期間でこんだけゴリゴリ好感度上げられるキャラいるぅ?! すみません、方言ところどころわかりません。 ・「若麦」。……地元愛も強い……なんて素敵な女なんだ……にーちゃんねーちゃん弟妹。まさかの山吹さんちよりも大家族かよ。この女が他人の不幸なんて望むはずがないじゃん……。 ・モーティス、衝撃のCO。なんでギリのリハまで誰も気づかなかったんだよ。モーティスは元々睦と一緒にいた存在。それが睦がギターを始めたことによって唯一の「自己」を見出して分化した存在であるとするなら、ギターを弾いているからこそ睦なわけで、それってつまり「モーティスはギターを弾けない」になるんだよな。いや、理屈では分かるが……天はなかなか二物を与えないか……。先週時点でギターを置いてたのはモーティスなりの明確なメッセージだったんだな。まぁ、どっちにしろ意思疎通は下手くそだが……このテンションと論法、タレント森みなみの血が嫌というほど伺えるの最悪やな。 ・「モーティスはギターが弾けない」を受け入れるのが早すぎるメンバー。こいつら、超常現象に対する対応力無駄に高いな。とりあえず病院連れてけ。 ・月夜の邂逅/祥子VSモーティス。今回のハイライトにして地獄を煮詰めた味。モーティスにはモーティスなりの論理も倫理もあるんだ。「他者と対話する」という睦に最も欠けている素質をモーティスがカバーしてあげた。それが祥子の望みだと思ったから。 ・「睦ちゃんは死んじゃったよ」。カット回しによる表情の変化。 ・「私の名はモーティス。ずっと昔から睦ちゃんと遊んでいました」。「ずっと昔」のことを知らない祥子。結局、祥子は睦を見てあげられなかった。 ・「だから私は祥子ちゃんが嫌い」「睦ちゃんと、睦ちゃんが大好きだったバンドは守るから」。モーティスの行動原理の1つに「睦を守る」があるのがなんとも……。「バンドを守る」については完全に間違っちゃったし……。 ・「睦ちゃん、2度と戻ってこないかもね」。それって結局死の宣告では。豊川はあの日の長崎そよに「だから私が終わらせた」と言った。お前が終わらせたものがあるなら、他人がお前の何かを終わらせることもあるんだ。 ・「あれは、睦ではありません」。「二重人格」という言葉で一応は受け入れられるのか。 ・圧倒的ホラー構図。ここだけは正直笑った。ここまでいくとギャグなのよ。祥子さんからしたら真正面からのホラーだけど。 ・「生演奏にこだわっていたのが、裏目に出ましたね」。なんで此の期に及んでクレバーなんだこいつ。どこまで行っても他人事だな。 ・「すぐにサポートを手配しますが」。やはりバンドというものにこだわりはない模様。 ・モーティスはさ、多分精神年齢もマジで「分化前」で止まってるから幼稚園児くらいなんだろうな。まぁ、母親があの年齢であの状態なので、元々幼い家系なのかもしれんが。 ・祐天寺の決意。ブレない彼女の信念。ほんとに顔がいい女……ここにきて、祥子もにゃむも「望んだライブができない」という共通の壁にぶち当たったが、当然手を取り合うことはできない。 ・「あたし、抜けるわ」。これ、無茶してるように見えるけどにゃむ目線では正解だし、祥子目線でも「それしかない」結論なんだよ。気づいてないのはモーティスだけ。いや、初華もフラフラしてるから結局は一緒なんだけど。 ・「バンドは共に音楽を奏でる、運命共同体なんだよ!」。「睦ちゃんが好きなバンド」はそうだったのかもしれません。でも、そこにお前の居場所はないんだ。 ・「Mujicaしか、祥子ちゃんにはこの世界しかないんでしょ!」。確かにそうは言った。でもな、結局5人全員が同じ「この世界」を見てる瞬間なんて1度もなかったんだ。 ・「遅かれ早かれですよ。続くバンドの方が少ないんです」。ほんとにひでぇやつだな、とは思うが、多分何度もこんなシーンを見続けてきたんだろうな。だからこそMyGO!!!!!騒動の時の八幡はクレバーでいい仕事をしてくれた。しかし、ここまで何一つ響かない集団には話し合いの余地もない。損切りは早い方がいいんだ。 ・モーティスの抗弁。ほんとに「人の心を持たないお人形」なのだなぁ。 ・「海鈴ちゃんだって、Mujicaが自分の居場所になるといいって、言ってたのに」。海鈴、ノーコメント。ここで海鈴が何を思うかだよなぁ。 ・「なんであんたMujicaにいんの」。一見残酷すぎるにゃむの言葉だが、彼女なりの敬意と思いやりの表れではあるし、事実上の敗北宣言なんだ。これを言えるから祐天寺は強いのだが、今この瞬間、その誠実さは凶器になってしまう。 ・Cパート。これをライブ会場で見せられるお客さん、どんなリアクションしたらええねん……。 ・このアニメは、青春バンドアニメです……。 スペシャルサンクス、バンドリーマーの皆様。 俺 た ち の せ い じ ゃ な い。 VS姑編、安定の決着、第16話。お母ちゃんのツンデレっぷりがあまりにも古典ツンデレなもんで流石に笑っちゃったよ。こんなゼロ年代初期みたいなテンプレ対応をCVお姉ちゃんでさすなよ。いや、おもろいけども。 というわけで、冷静に考えるとどこまでもテンプレ展開で進んでいくのがこのお話。1期目は毎週感想を書いていたけど、2期目はどうするかな、とちょっと考え中。今期は結構追いかけられそうな作品が多いので相対的に重要度は下がるのだけど……ただね、一時期は供給過多で溺れ死にそうだったうえしゃまトリビュート作品が今季はそこまで多くないんですよ(わんぷりが終わっちゃうので、メインだとこれと「アオのハコ」くらい)。そういう意味では絶対に無視できない枠なので、やっぱ正座視聴にはなってしまいそうなんですよね。こんなにうえ虐が捗る作品もなかなかないのでねぇ。 ただ、今回は「虐」展開ではなくて「幸せな」方の展開。いつの間にやら「なんかよく分からんけど鬼化した人間に対してはカウンターを見舞って回復できる能力」みたいな扱いになってる美世さんの夢見の異能。当然、謎の敵勢力を迎え撃つ際にはキーパーツになり得るわけで、分かんないなりに必死に使いこなせばそれだけでヒーローになれるポジション。おかげでお母さんもころりと転げてしまったし、清霞も「あんま前線に送り込んで危険な目に遭わせたくないんだけど」とは思いつつも、無視できないだけの戦力になってしまっている。そして当の美世さんも「怖くない、怖くない」と必死に自分を鼓舞し、なんとか清霞の役に立とうと必死なのである。 そうしてこのイチャイチャカップルを無理やりくっつけるための戦場はどんどん先鋭化しており、一番手っ取り早くこの2人をくっつけるためのお膳立てとして、今回「実は敵の親玉は血縁者だったんですねぇ」という事実が明かされた。厳密には血縁ってほどでもなさそうな「分家」レベルらしいが、今回最後に「我が娘」というとんでもない発言をしており、「事実だったらヤバいやつ」or「単なる妄言を吐いちゃうヤバいやつ」のどっちかである。まー、流石に美世さんが斎森の血をついでない道理もないので、「娘」ってのはあくまで比喩的な表現だとは思うが。とにかく、この世界の異能バトルの根っこは最終的に久堂の家か薄刃の家に戻ってくるのである。 1期時点で暗躍している様子はあった異能心教。その動きは少しずつ活発化しており、今回は見事な設置型トラップで下野たち一同を爆殺(死んでないと思うが)。世の平穏を乱すためにシャキシャキ悪役ムーブをかましてくれている。立ち向かうべき困難が大きくなればなるほど、余計に主役カップルの愛情は燃え上がるというのに。なんかさ、今期は「若奥様と言われるのを拒絶して逃げ出そうとするヒロイン(CV白石晴香)」、「ロリババア奥様だけど次元を超えて押しかけ女房としてすっかりいついちゃったヒロイン(CV種﨑敦美)」など、ファンタジックな奥様のカロリーがやたら高いのよ。「若奥様と言われてちょっと泣いちゃううえしゃまヒロイン」は今後も幸せな結婚生活を邁進するのだろうなぁ。 |
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Thraxi
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男性
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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