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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ようやくピンチらしいピンチ、第18話。これで少しは流れが変わるかしら。

 先週感想を書かなかったことからも分かる通り、残念ながら2期に入ってからシナリオ上の面白さがずっと低迷している本作。1期の頃はもうちょい刺激があったと思うのだが、2期に入ってからはダラダラした追走劇と、アーノルドに会うの会わないので同じような展開が2週3週と続いていて流石にダレてしまっていた。

 加えて、今回の話数でかなり顕在化したが、どうにも作画部分の魅力に欠ける。なんかね、1枚絵としてはそこまで悪くなくてちゃんとキャラデザが維持できてるように見えても、ちょっとでも動くとなーんか妙な空気になったり、そもそも動きがなかったり、カット割りにももっさり感が付き纏って、省エネにさらにプラスアルファの懸念材料があるような状態。元々外注作画で支えている作品ではあったのだが、2週前あたりから1つのスタジオとどこだか分からない海外スタッフの名前が作監としてクレジットとして並ぶようになり、映像部分のクオリティがかなり落ち込んでしまっている。さらにコンテも今回は監督含む3人の分業ということで、おそらく2期に入ってからは制作環境がかなり逼迫しているのだと思われる。もうちょい落ち着いてゆっくりやってほしかったのだが……。

 というわけでどうしてもネガティブな感想ばかり出てしまうお話になっているが、冒頭で書いた通り、一応ぐだぐだ展開も一段落し、ここいらで少しは動きがありそう。そしてシリーズとして初めて、ほんとのほんとにクライが単独で孤立してしまう状態になり、スマート姉妹も一応は無力化され、ちゃんとピンチらしいピンチにはなっている(まぁ、相手がポッと出の盗賊団ではあんまり説得力もないのだが)。次回からの展開で多少は刺激が増えることを期待しよう。

 ……せっかく名実ともに「温泉回」だったのに、なんで微妙な作画が回されるんだよ……。

 
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 エンディングの謎コスなんなん、第16話。すんげぇユルい映像になってるけどこのアニメならしゃーないか、みたいな気持ちになるのが不思議……要所で入るちゃんとエロ可愛いカットのおかげで許されてる感はある。

 というわけで、びっくりするくらい何も動かないお話でした。「最終的になんか起こるかなぁ」と思ってたら最後までずっといつも通りだったもんで正直肩透かしではある。2期目に入ってずっとこの調子だとちょっとモチベ下がっちゃうな。今回のお話も同じ流れを2回繰り返す天丼でしかなくて、もうちょいクライの「鬼謀」とやらが(嘘ではあるが)見える展開にしてほしいところ。ここまでの全部が今後のどんでん返しの種蒔きだってんならしょうがないのだが、流石にそうは見えなかったし……今回のお話での見どころといったら、もはやスマート姉妹のエロいあれこれしかないんだよな。……シトリー、各所に隠れ家を持ってるのは解釈一致だから別にいいんだけど、その全ての施設にエロ夜這い用の設備が設定されてるのは流石にヤベェだろ。この姉妹、なんで同じ遺伝子なのにこうも体型が違うんでしょうね。

 無敵の姉妹を引き連れて、その姉妹の力の影響が各所に漏れ出てしまったせいで災難だったのが悲劇のアーノルドさん。いや、彼が不幸を一身に背負ってくれるならまだ笑い話にもなるかもしれないのだが、問題なのはそんなアーノルドさん御一行にギルドの面々も同行してることなんだよな。クライたちのせいで引っ張り出されてきたモンスターがギルドの若い衆に襲いかかっているのはほんとに人災なのよ。まー、クライは人格的にも別に「善人」ではないし、1期の頃から周りに迷惑かけることに大して心痛める様子はなかったのだが……このままだとマジで単なる悪役になっちまうぞ。このアニメの倫理は大丈夫か。

 もう、こうなったらほんとにティノちゃんに頑張ってもらうくらいしか解決法がなさそうなのだが……もう、まともに冒険(バカンス)できるメンタルじゃなくなってる気がする……どうか、ほんとの意味での療養をお願いします。

 
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 やっぱオープニングの疾走感は「葛藤Tomorrow」の方があったか……第15話。まぁ、こればっかりは好みの問題ですけども。カットがあらすじからオープニングに切り替わった時のあの感じはほんとに好きだったなぁ。

 というわけでガワはちょっと変わった第2期なわけですが、中身は何も変わらずこれまで通り。いや、これまで以上に酷いかもしれない。クライのやる気の無さは周りにおおごとが起これば起こるほど際立つわけで、今回のように狙い澄ました面倒ごとが一気に押し寄せる展開だと、全てをぶん投げて逃げ続ける卑劣な個性はより如実になる。どう考えても許されざる存在のはずなのだが、いかんせんラッキーマンなのでどんな畜生プレイでも勝手に伏線として機能していくというご都合主義。普通のなろうのご都合主義はイラっとするだけなのに、何故クライだけは許されてしまうのか。……それは、こいつが本当に何もできないただの雑魚だからなのよね。まぁ、宝具のおかげでびみょーに器用なスキルだけは増え続けているのだが……今回のイリュージョン能力はガチで便利そうなやつだったが、こんなもん独り占めしていいものなのか?

 いろんな要素が1期から引き継いでるもんで、私のような揮発脳では正直覚えてない要素も多いのだが、そんな時に助かるのがクライのてきとーな性格。彼が今回「全然知らん」と言っていた2人のキャラ、私もガチで1期でいたかどうかよく覚えてないんだけど、いましたっけ? 途中で出てきたギルドのエルフさんは別な人だよな。まぁいいや、クライが覚えてなくて何とかなるなら、視聴者サイドもなんとかなるだろ。適当視聴に優しい親切アニメだ。大丈夫、とりあえずスマート姉妹とティノちゃんさえ認識してれば何とかなるんだから。今回は特にティノの不幸体質がフル回転しててよかったですね。リィズとの絡みが最悪の不幸だけど、シトリー相手でも大して変わらんし、その姉妹2人同時に喧嘩ふっかけたら命は無いよな。生き延びてるだけでも相当ラッキーだぞティノちゃん。今回も「抱えられてるケツデケェの可愛いな」とか「引きこもりボサボサ髪でも充分可愛いな」とか、満足度の高いティノ劇場が見られて眼福です。ただ、今期はエンディングの「すくりぃむ!」も無いからね……きっちりティノ成分を本編から摂取できるように心がけたいですね。

 
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 来週総集編? 第9話。万策ったのかしら? まぁこの作画なら多少休みを要求されても文句は言えないが……全力で走り切れるスタジオが少ないってのは残念ではあるわね。まぁ、今期はこれも含めて3本同時進行だって話だからな……。

 というわけで来週お休みだが、その前にちょいとビターなお話が挟まる。まーケイシーの処遇を考えればハッピーエンドはありえなかったのでしょうがないのだが、なんかモニカに刺さってる要素がちょっと予想してた方向とは違って、より深刻というか、「なろう的要素でこんな真面目に苦しめられることある?」みたいな状態で色々としんどい。

 ケイシーの罪は不問になるわけもなく、ルイスにばっちり見られちゃってるもんだから追放は確定。その後ももしかしたらとんでもねぇ拷問にかけられてる可能性もあるが、もはやモニカにそれを知る術すらない。ルイスが沈黙の魔女との友情を大切にしてくれることを祈るしかないだろう。彼なら「ここでモニカに貸しの1つでも作っておくか」で多少の温情はかけてくれるかもしれないけどね。

 ただ、ルイスはルイスでダイナミックなヘマをやらかしており、まさかのピーピング王子様がいるとも気づかず、結界修復中の愚痴で沈黙の魔女というタームを出してしまうという。いや、普通ならヘマでも何でもないのかもしれないが、よりによって王子様の様子がちょっとおかしくてな。なんか、この人沈黙の魔女の強火勢なの? 「うわぁ、近くにいるってんなら何としても会わなきゃ……」という変な情熱をメラメラと燃やしている。行き過ぎた愛情で変なことしなければいいのだが。こいつがモニカの正体に気づくタイミングでどんな大事件が起こるんでしょうかね。

 そんな面倒な王子様の周りには、それぞれに窮屈な立場から抱え込んでる連中も何人かいる。今回ちょっとだけそれが漏れ出たのが王子のお友達代表兼モニカのチェス相手であるエリオット。彼はこないだのチェスの顛末でもんのすごく恥ずかしいことをしてしまったと思い悩んでいたが、相手は蔑まれ慣れているモニカである。「このくらいのトラップは当然のこと」ってんで意にも介さなかった様子。それがまたエリオットさんには追い討ちというか、自分の矮小さを見せつけられるようで色々と考えさせられて……その結果が「こいつと殿下ってなんか似てるし、そりゃ王子様もこいつを重用したがるのも当然か」という変な納得。そして同時にエリオット本人がモニカに対して一目置く理由にもなる(チェスしてる相手に「一目置く」も変な感じだが)。これにて生徒会メンバーのほとんどに対し、モニカが制圧を完了したことになる。直接インパクトを当ててないのはマスコット役のニールだけかな。あいつはまぁ、クローディアの目が厳しいからモニカが余計なことする隙間はなさそうだな……。

 いろんな人を助け、そしていろんな人に助けられ。モニカはようやく生徒会に復帰するが、そこで知らされたのは苦労人のシリルさんが自分のわがままのせいで受けなくてもいい非難を受けていたという事実。「ケイシーのために何とかしてあげたい」は本心だったわけだが、その思わぬ余波でこれまた大恩人ともいえるシリルさんが知らず知らずのうちに迷惑を被っていた。まー、しょうがないといえばしょうがないのだが、この事実にモニカは必要以上のショックを受ける。普段だったらそれこそ土下座を超えた土下寝でもして平身低頭謝り倒していたところだろうが、今回は「ケイシーのことを話せない」→「自分が悪かったと謝ることもできない」というので八方塞がり。自分の選択によって、誰かが救われたかもしれないが、そのそばでまた別な人が傷つけられるかもしれない。そんなことを考え始めたら、ますますモニカは縮こまってしまう。

 チート能力を持つ沈黙の魔女だからこそ、やらなきゃいけないことがある。でも、自分がやったことは想像以上にさまざまな影響を生んでしまう。ノブレスオブリージュというわけでもなかろうが、力を持つ者の責務が、ここに来て生々しい形でのしかかってくる。まー、「そんなん知らん」で鼻で笑えるくらいの性格だったらよかったのだけど、モニカにそれはできないからなぁ……立ち直ってもらうしかないわな。

 
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 なんや急展開。7話目ってことを考えるとここが中盤の盛り上がりなんだろうが……流石にちょっと急すぎやしないか?

 なんとまぁ、次なる刺客はまさかのケイシ-。これまで完全に転校してきた素敵フレンズポジションだったのに、モニカがハッと気づいちゃったもんだからいきなりナイフを振り回す可哀想な被害者に。これまで伏線らしい伏線はなかったと思うし、何よりアニメ的には彼女の生い立ちやらなんやらが全く分からない状態だったもんで、ちょっと彼女の豹変っぷりにはついていけない。いや、冷静に考えれば、そんだけ彼女がしっかり潜入工作員として仕事が出来ていたってことなのだから、我々視聴者が気づかないのはおかしくはないのだが……なんか、ハプニングの規模としてどんだけデカかったのかもビミョーに伝わりきらずに「まぁ、沈黙の魔女強いから」で収まってしまったのはなんだか肩透かし。やはりチート能力者のバトルは真に迫ったものを表現しきるのは難しい。

 そういう意味では正直今回のお話は残念な内容になってしまっているのだが、一応フォローしておくと、アニメ的には尺を調整する都合上、ケイシー周りの伏線とか描写を色々と端折ってきたのかなぁ、という気はしている。前回、前々回くらいまでを振り返ってみると、クローディアが特に顕著だが、それ以外にもイザベルの活躍やら悪ガキどもへのお仕置きやら、描写しなければいけない要素が多すぎたもんで、その中に紛れたケイシーにあまりウェイト置けなかったというのはあるだろう。一応「なんかよく分かんないけど彼女は田舎者だよ」というところまでは伝えられていたので、「地方の貧乏貴族の娘さんが窮状ににっちもさっちもいかなくなって凶行に及んだ」という動機面はギリギリ理解できなくはない。その上で、単なるクレイジー暗殺者じゃなくてモニカとの関係性だってほんとは大事にしたいと思ってたよ、くらいのケイシーの人物像は匂わせてくれている。次回どうなるかはまだ分からないが、多分そういう方向に持っていきたい話だろう。

 ただ、その舞台をこしらえるためにアニメとしては色々無茶しすぎてていくらなんでももったいなかったという話である。ことの発端となった倉庫での事故についても、彼女がなんであんなところのロープ切ったのか分からないんだよね。まず「モニカを害するつもりだった」は嘘だったわけだが、「アリバイ作りですか……」で納得できるもんじゃないだろ。だってあんな事故なんて起こさずとも「モニカと2人で別な倉庫にいました」でアリバイは成立するんだから。目にもとまらぬ早業であの木材のロープを切って素早く所定の位置まで戻ってきました、という動きも「わざわざそんなことせんでも」という展開である。自分ががっつり怪我するところまで想定してたってことなのかしら。だとしたらますます「そこまでせんでも」だよなぁ。

 その他、今回のお話だけだと「螺炎って何?」(漢字これで合ってる?)とか、「なんでそれを止めるのにわざわざルイスさんの結界をいじる必要があったの? とっとと王子がいるとこまで駆けつけて避難を促せばよかったのでは?」とかも分からんことが多いし、「薔薇の魔女」とやらのトラップを打破するための「召喚術」がどれだけのもんだったのかもあんまり伝わってこない。なんかね、今回の顛末に限っては、そこかしこに説明不足が転がってて本当に勿体無い気がした。まぁ、これが他のなろうだったら全部「ま、なんも考えてないだけやろ」で終わりになるので、こうして「勿体無い」とか文句を言ってるのは、「うまくやればもっとちゃんとできたんだろうに」という信頼の表れだと思ってほしい。

 なお、今回もクローディアさんはウザ可愛かったです。こんだけ純粋に性格が悪い可愛らしさは珍しい。

 
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 今期ヒロインは嘔吐を求められる、第8話。まぁ、問答無用で「吐けェ!」と詰め寄られたどこぞのヒロインとは訳が違いますが。コミュ障ヒロインで嘔吐と土下座が必須のキャラが並び立つ業界ってなんなの。

 ビシッとタイトルが決まってるのが格好いいお話。正直いうと、今回は身も蓋も無い言い方をしてしまうと「ざまぁ」回である。なろうの必須科目であるざまぁ展開は、主人公がなんもせずとも周りが勝手にヨイショして敵キャラを貶めてくれる。そういう意味では今回の展開は唾棄すべきなろうラインそのものなのだが……。

 なんでだろ、やっぱ面白く感じるんだよな。いや、最終的にカロライン嬢はボコられすぎだろ、とは思うけども、人命に関わることをやっちゃったのだからしょうがないと言えばしょうがない。そして、普通だったら単にスカッとするためだけにざまぁしてボコボコにするわけだが、今回ざまぁを担当したのは王子様とイザベル嬢の2名。モニカを悪しからず想っているであろう王子様が可愛いあの子を傷つけられた義憤から加害者側を執拗に責めるのは納得いくものだし、また、イザベル嬢もその後でメイドに伝えている通り、「ここでけじめをつけとかないとモニカがまた狙われるかもしれない。多少家名に傷がついたとしても、ここは徹底的にやる」という決意表明みたいなもの。彼女が見せた毒実験はどう考えても詰問するには余計な工程だし、必要以上の恐怖を与える手管として万一語られた時に不名誉につながりかねないが、そうして「恐怖」の印象を与えることで今後モニカに降りかかるかもしれない火の粉を未然に防いでおこうという判断は理解できるものだ。以上の理由から、今作のざまぁは悪いざまぁではないのである。Q.E.D.(個人の感想です)

 というわけで、前回お茶会で大変だったモニカさんが、今回はお茶会で死にかけたけども敵対勢力を完全排除できたし、なんだか様子がおかしい「お友達」も1人増やすことができましたよ、というお話でした。そう、お友達だ。前回時点で「さっさとプリキュアに変身しろや」と思っていたかやのんボイスの黒髪美人・クローディア嬢。ツンケンしてるし性格悪そうだなー、とは思っていたが、声のせいなのか、「でもこの子は後から仲間になるタイプでしょ?」と匂わせておいて、わずか1話でコロリである。いや、ややこしいツンデレ(?)気質なのでまだ転げたかどうかもよく分かってないのだが……少なくともなんだかんだでモニカを助けてくれる心強い厄介者ではあるだろう。

 前回時点でお茶に詳しいことは示されていたが、その知識は薬学全般にまで及び、さらに緊急時の冷静な応対力なども高い。そして驚くべきは副会長との関係。苗字と名前がなかなか覚えられないもんだから全然ピンときてなかったのだが、こいつら兄妹なのかよ。2人して「面倒な回り道をしてからモニカシンパになる」というルートを通ってるし、露骨なツンデレ要素が面倒臭いあたり、似たもの同士ではあるのかもしれない。そのうちクローディアさんも誰かに対して喜んで尻尾を振ってるところも見られるかもしれませんよ。そしてその対象の筆頭候補は生徒会のマスコットみたいなポジションでフラフラしてたニールというショタ(ショタではない)。どうやらあんな性格のクローディアさんだが、親の決めた婚約者のニールくんへの愛着は本物っぽいのである。余計なまでにツンデレ要素をクリアし続けるクローディア嬢の活躍っぷりだけで、だいぶお腹いっぱいでした。

 なんか、どんどん学園から敵対勢力が排除されていってるんですが、このまま平和な学園生活で終われませんかね。

 
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 猫がいるだけでは飽き足らず、自動ふみふみ機能までフル活用する気か、第6話。いっそダンスの練習の時にも猫のまんまでやればよかったんじゃなかろうか。

 この世界の、この学園の存在意義がよく分からなくなってきたな。いや、「そういう」学校なのだろうけど……ふつうこの手のなろう作品の学園っていうと「魔術の研究をするよ!」がメインの場合が多いと思うのだが、今作の場合はそもそも生徒会長が「魔術は苦手」って明言してるし、あくまで選択授業の一科目でしかなく、どうやらメインは貴族の教養を学ぶ場所であるらしい。魔術・美術あたりが選択科目のくせして「ダンスとお茶会」が必修っていう。そりゃ山小屋育ちの引きこもりにとっては男塾よりハードかもしれん。

 ダンスについては、もはや徹底的に身体に覚え込ませるしかないというので筋肉痛を覚悟に練習を繰り返す。まぁ、最終的に「頭空っぽにして男性側のリードに任せとくのが一番いい」という結論になってしまったのはナニだが、社交ダンスって実際はどうなんでしょうね。やったことねぇから勘どころが全然分からんわ。モニカはちっちゃいけど、身長差はある程度あった方が絵になるってのは聞いたことがあるので、その辺りはいいバランスなのかしら。あと足踏まれても軽かったらそんなに痛くない(多分)。

 そしてもう1つの必修科目である「お茶会」。……どういう実習なのかよく分からんが、友達どうしでお茶を出し合って品評せよ、みたいなタスクなのかしら。今回モニカが入っちゃった卓はたまたま変なのが混じっちゃったから災難だったが、普通に友達どうしで和気藹々とお茶するだけの授業だったら簡単そうだよな。どっかで先生がきちんと採点してるのかしら。

 採点してるとしたら、その基準には「他人と同じお茶を出しちゃダメ」とかいうめんどくさい項目が書かれているそうな。普通、お茶会って言ったら「誰かが主催してホスト側に回る」イメージがなんだけど、みんなで持ち寄って品評する利き茶みたいなイベントもあるんだろうか。だとしたら、余計に今回「フェルマーの料理」にでも出てきそうな茅野愛衣ボイスのコワモテにぶつかっちゃったのはアンラッキー。でも「黒髪で切れ長の目の美人さん」「食べ物に詳しいお嬢様」「かやのんボイス」の掛け合わせのせいでどうして食卓の最後を飾ってくれる生徒会長にしか見えなかったのがおかしくてしょうがなかったわ。この人も最初は敵サイドだけど後から味方になってくれたりするんだろうか。ブンドルブンドルー。

 でもまぁ、どんな嫌がらせにぶつかったとしても、モニカからしたら「単位が取れなくて留年」みたいなことはあんまり心配する必要もないのだし(そもそも卒業が目的じゃないしな)、今回のお話はトータルすると「日常回」になるのかしら。気づけばコミュ障仕草はそのままのくせに、いつの間にやらモニカも普通にお話できるお友達が増えてきたわね。現時点で一番話がしやすい異性が副会長なのはどうかと思うけど。

 あと、マグカップの在庫が心配。

 

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 なんかとんでもない展開になってきた、第6話。アニメ放送開始以降、自動販売機としての能力をほとんど使わなかったのってもしかして初めてか? いや、ふつーに戦闘能力は色々使ってるけども。

 2期に入ってからはあんまり感想を書かなくなった今作。別に見限ったわけじゃないのだが、話の先も見えてこないしそこまで優先的に記録しておく必要もなさそうというので、一歩引いた視聴体制に変更しているだけである。ただ、今回は流石にちょっと流れが変わった感があったのでびっくりして記録。なるほど、そういう展開に……。

 キーとなったのは「愚者の奇行団」の団長、ケリオイル。以前からどこかしら掴めない印象のある人物で、そこかしこになんとなく怪しい雰囲気を匂わせるカットなんかも挟まれていたのだが、何事もなく1期を終え、2期に入っても同じチームからの助力は変わらず。さらに変態代表のヘブイなどの個性派キャラも集まってきたことによって「まぁ、団長もそんなヘンテコ集団のまとめ役だかクセつよキャラとして描かれてたのかな?」程度に納得していたのだが、だいぶ引っ張ったネタバラシがここで展開された。いや、別に意外なオチが待っていたわけではないのだが……「悲しい過去」話というか、「悲しい現在」話ですかね。

 作中でハッコン(&ラッミス)も驚いていたが、むしろ一番のサプライズは団長とフィルミナの関係の方だっただろう。散々年齢いじりや関係性への下衆の勘繰りなんかが入っていたが、正解は「ガチ夫婦」。しかもたくさんの子持ち。フィルミナさんは年齢不詳なところがあったが……「CV茅野愛衣にしとけば子沢山でも許されるやろ」みたいな強引な采配で押し切った感はある。でもまぁ、「そういうこともあるかぁ」くらいの感じよね。ここまでことさらにハッコンとラッミスがお互いの関係性についてあれこれ考えてたのも、この凸凹夫婦の関係を見せて今後の2人の関係性を想像するとっかかりになっていたのかもしれない。

 明らかな実力者である団長&フィルミナさんの露骨な裏切り。ただ、ギルドメンバー全員がついていくわけではなく、アーチャーのシュイちゃんや変態ヘブイはこちら側にステイ。多分これは芝居でもなんでもなく、ふつーにギルドメンバー全員の意志を固めてなかっただけだろう。戦力の多くが失われたというほどではない。ただ、これまですでに苦戦必至だった相手に、小さくない反乱勢力まで加わってしまったら……ボスキャラ討伐は叶うのだろうか。こうしてみると、チートに見えてたハッコンの能力ってのも色々と穴は多そうだよな。相手サイドに能力を知られてると余計に動きづらそうだし、さらに団長が去り際になにか仕掛けていったようにも見えるし……なろうアニメにしては珍しい、ガチ苦戦展開が待ってそう。

 
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 モニモニモニモニ……第6話。今週も「モニカ可愛い」だけで走り切れてしまうずっこい作品。ありがたいことに未だ作画力は全く衰えていない。いい仕事するやんけstudio五組。

 氷魔法先輩の問題が前回で終わり、今週から新しいお話なわけだが、何やらいろんなところからいろんな要素が飛び出してきて忙しない。冒頭、いきなりよく分からんモンスター退治の話から始まり、こちらはモニカさんがうまいこと黒子役になって行きずりの魔力少年のサポートに成功。こんなにぽんぽんドラゴンが街中に出てくる世界観だと色々と困ってしまうが、作中の人らも割と驚いてたので、だいぶイレギュラーな出来事だったのだろう。もしかしたら何かしらの悪い連中が後ろで糸を引いてる可能性も微レ存。まぁ、とにかく人が見てないところでなら最大級の魔力をフル回転させておよそ出来そうなことならなんでも出来ちゃうのがモニカのチートスペックである。そして、この偶然の出来事が転校生との不思議な縁になるという。

 学校に戻ると生徒会では「選択授業」というなんとも現実的な話題が出てきた。我々の中で芸術選択といったら音楽とか美術とかそういった話だが、この世界はそんな中に「魔術」も含まれているらしい(チェスはどういうカテゴリの授業なんだろうか)。そして、そんな魔術の選択授業の先生ってのがモニカの昔の知り合いだったという。この「昔の恩師」が出てきて本人に気づかずにベラベラしゃべっちゃうという設定はなかなかに上手いもんで、なろうがなんとしてもやりたい「チートドヤ顔プレイ」を他人の口を借りて割と自然に処理できている。モニカは絶対に自分からドヤりに行かない性格だし、だからとて正体を隠してたらモブが「あれはなんだ!」的な煽りで盛り上げるのも難しい。そこで、もはや「教科書に載ってるレベルやで」というので大々的に取り上げてほめ殺してしまおうという作戦だ。これにてモニカの特異性はさらに明確になり、本人の意思とは裏腹にどんどん「化け物七賢人」として祭り上げられてる雰囲気も出てくる。チートの見せ方1つでも、これくらいしてもらえばだいぶヘイトは下がるというものだ。

 しかし、そんな喜びも束の間、登場するのはなろう名物「魔力測定器」。これには正直ちょっとがっかりで、「まぁ、スカウターはやっぱり出てくるけどねー、数字で表現するしかないのは残念だわ〜」とか思ってたのだが、なんとモニカ嬢は先生にバレちゃまずいってんで測定を回避。そしてくだんの転校生の方が「測定器壊しちゃった」ネタを披露して主人公ポジションを奪いに(?)くるという意外な展開だった。これならまぁ、測定器が出てきた意味もあるのかしら。モニカは自己の認識で「魔力202から成長中?」とのことだが、転校生は250を超えてぶっちぎっている。ということはあいつは沈黙の魔女よりも魔力スペックが高いということ? 敵役には見えないのだが、さて、どのように絡んでくるものか。

 その後は生徒会のキム兄に連れられてチェスを初体験し、AIと同じ計算速度で勝ち確パターンを算出するモニカ。まぁ、クイーン落ちだったらギリギリ……いや、無理じゃねぇかな。先輩はキャスリングという奥の手を使ってなんとか面子は保ったものの、自尊心はいたく傷ついてしまったし、いやでもモニカの異常性には気づかざるを得ない。もはやこの学校では沈黙の魔女の正体に誰が真っ先に気づくかのレースみたいになってきたな。

 どうやらチェスのゲーム性はモニカの趣味にもそこそこ合ったらしく、仕事の合間にも棋譜を書き記して検討するくらいにはハマった様子。モニカさんは「図形の認知力が化け物」という脳みそをお持ちだが、なんとこれがインプットだけじゃなくてアウトプットにも活かされ、模写だったらほぼ完コピレベルでイラスト作成できちゃうなんてスキルも判明。氷先輩の落書きとのギャップに目がいくが、別に彼がおらずとも、モニカ単体でも充分チートである。さらにそんな記憶力がダイレクトに不審者の発見に役立ってみたり……世の中は全てモニカに都合のいいようにできている(まぁ、本人は嬉しくないイベントばかりだが)。

 うまいこと魔法がバレないように賊をやり込めたモニカだったが、ケツがパチっとしたお馬さんがお怒りで、放心してたところにウマアタックが炸裂。あわや大事故というところでこれまた謎の先輩が登場して「白馬に乗った」……ではないがまた新鮮な出会いへと発展。「馬車の上から見る風景」に特別な価値を見出してる点は正直よく分からんかったが、この人もまた、色々とアクが強そうなキャラである。まぁ、敵キャラになるようには見えないけども、バランスから考えると今回登場したどっちかが当座の揉め事担当よな。いや、でももし悪い奴が混ざってたとしたら、モニカは流石に用心してなさすぎな気はする。自分がなんでこの学園にいるのか、もう目的も忘れてるんじゃなかろうか。

 
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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