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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 名越アナは、この仕事が将来的に黒歴史になったりするのかな……もう、いっそ局を飛び出して声優目指せばワンチャンスある気がするよ。コネは出来たんだし、キャラ立ってるし。そしていよいよ残る県は11県。未だに広島や沖縄あたりが残っているのが少し意外ですね。

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 #35「滋賀犬忍法帳」 (CV:間宮くるみ)

 鹿児島の例があるからひょっとしたら琵琶湖の化身とかで攻めてくるんじゃないかと思っていた滋賀県だったが、残念ながらそんな無体なことにはならず、近江の国は甲賀忍者の化身として現れた。ちなみにライバル(?)の伊賀は既に三重県が使われているために存在しないぞ。そして中の人は、この人が滋賀県出身とは知らなかった、間宮くるみ。一言しゃべるだけで空気を変えてしまう、本当に声優になるために生まれてきたような声の持ち主。トリッキーなキャラクターものだろうがとにかく違和感を無くして溶け込めるのは流石。

 さて、ジャパニーズマジシャン、忍者といえば、チート級になんでも出来てしまう万能の存在として各種RPGやアクションゲームなどでもお馴染みだが、この世界においても忍者は万能。みんなで遊ぼうと思って集まった愛知たちが相談していると、突如煙を噴き上げて瞬間移動してくるという唯一無二の特技を披露し、一体何を見せてくれるのかという期待が高まる。みんなでやる遊びは「かくれんぼ」であり、隠密活動は忍者の真骨頂! これはすげぇものが見られるぜ……と期待したものの、致命的な欠点として、忍者はじゃんけんに弱かった……結果、まったく忍者のスキルが使えない鬼の役を任された滋賀は、寂しく「もーいーかーい」と訴えるのでありました。めでたしめでたし。

 相変わらず期待のシナリオから半分ずらして腰砕けにする見事なお話。しかし、今回はなんと言っても衝撃のシーンが一番印象に残っているはずだ。それはもちろん、「おまえら、じゃんけんって……」。いやぁ、あんな細腕でまさかじゃんけんが出来るとは思ってもみませんでした……って、いやいや、無茶だろ。これまで30話以上もかけて培ってきたキャラ造形が無茶苦茶だよ! もうこいつら何でもありだよ! いやぁ、気持ち悪い。こうして色々とメタモルフォーゼが可能であることを考えると、7話で愛知と福岡が妄想していた「夢の自分像」も、あながち冗談とも思えなくなってきたな……

 そういえば、今回3人が遊ぼうとしていたのは「かくれんぼ」だが、愛知と山梨は21話でもかくれんぼをやってましたな。流石に2人では遊ばないだろうから、あのときも福岡とか静岡あたりが一緒に遊んでたのかな? こうしてみると、福岡も思ったよりはインドア一辺倒ではないようである。

 

 #36「栃木犬100%」 (CV:緑川光)

 関東圏も随分埋まってきました、栃木県。こちらの予想では絶対に餃子で来ると思っていたが……予想と違い、とちおとめで有名な苺の化身となった。例によって県別の苺出荷量を調べてみると、栃木は2位を倍近く突き放して文句なしの日本一。これなら文句はありませんね。ちなみに、2位は意外にも福岡で、そこから4位までは九州勢が占拠している。北関東もそこそこの量みたいだけど、こういう2極化が起こっている農産物も珍しいかも。

 そして、可愛らしい苺の化身ならばそれこそ茅原実里とか、可愛らしい声を用意すりゃ良かった気もするのだが、何故か中の人はグリリバ先輩こと緑川光である。確かに栃木声優としては割とステータスがあったりするのだが、愛らしい外見にストレートなイケメンボイスというギャップはなかなか強烈。このアニメも後半になってぐっと男性キャラが増えてきたなぁ。

 で、本編であるが、本作では安心のグロバットエンドである。女たらし風の栃木の周りに突如キャピキャピした女の子達(愛知・山梨・愛媛)が現れ、ちやほやされ始めたかと思ったら、よってたかって巨大なミキサーの前に連れ出され、「第1回・新鮮いちごジュース争奪戦」が開催される。「ビタミンたっぷりずら〜!」「女子力アゲアゲ↑だがね〜!」と、周りの女子達はテンション最高潮。ただ、栃木目線から考えて、突然ミキサーに放り込まれる展開はどう考えても鬱エンドなわけで……「ミキサーは嫌だっぺよ〜!」と必死の抵抗。そもそもアイキャッチを見ると他の県と違って食べられるのは嫌なタイプのキャラみたいだし。でもまぁ、男女の差があるとはいえ、3対1の状態から逃れられたとは思えないけど……

 さて、当然の突っ込みどころとしては、「ビタミンたっぷり」の苺ジュースを狙っているのが、総菜一匹と果物二匹であるという点。ぶどうとミカンがよってたかって苺の奪い合いっていう時点で、どこかおかしい。ビタミンだったらお前等も負けないだろうが。加えて、巨大ミキサーに栃木一匹放り込んだら、結構な量のジュースになる気がするのだが、それをわざわざ「争奪戦」するというのも業が深い。1人しかのめない量になるのか? いや、2話の愛媛ジュースを考えれば、流石にいちご1体を生け贄に捧げればジュース3杯分くらいは召喚出来そうな気がするが……うん、考えるだけ無駄だったな。

 それにしても、この世界の倫理道徳というのは相変わらず謎である。何しろ、これまで作中唯一の良心だと思われた山梨が、こうも簡単に殺人()計画に荷担してしまったのだから。しかも栃木を引っかけた言葉が「ちょっと時間あるずら〜?」って、いや、終わりますがな、時間云々じゃなくて人生に幕引きですがな。どんだけ軽いんですか。確かに山梨は自分が食べられることにあまり抵抗がないキャラだったけど、それを嫌がる他人に押しつけるのはどうかと思います……そして愛媛は30話に続いての前科2犯。相手が自分と同じ果物だと容赦無くなるな、こいつ。愛知に至っては……もう、何人の命を奪ったか分かりませんな。いや、自分もすでに2回くらい死んでるんだけどさ。怖すぎるよ、この世界!


 

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