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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 バカは死ななきゃ治らないらしいが、この作品のスタッフは死んでも治らないだろうことは疑いようもない第4話。フライングパンツというかつてない未確認飛行物体を生み出したスタッフは、そんなあまりに捨て鉢なガジェットにすら、きちんと天寿を全うさせたかったらしい。ある意味親心か。

 始めから仕舞いまで、ぶれることなく下着類の話で埋め尽くしたシナリオ展開。冒頭アバンの飛来するパンツの大群は、一瞬であのときの悪夢を思い出させるに充分。しかも今回は密集度合いが半端じゃない上に、智樹の回りに懐いた様子で飛ぶ、声を上げて鳴くなど、さらに「血の通った」描写が増えている。あんな恐ろしいものに愛着を覚える智樹も問題だとは思うが、ここまで作られると、文句を言っていいものかどうか。まぁ、丁寧なモデリングが1話限りの使い切りにならずに良かったと思うのが正しいのか(?)。

 そしてイカロスのカードを使っての、そはらのささやかな復讐が事件を呼ぶ。「智樹の見たパンツは全て爆発する」という、杜王町のサラリーマンが持つスタンドばりのセッティング。こんなとんでもないことを思いつく時点でそはらも充分おかしい人間である。そして、そんなちょっとした茶目っ気にも、智樹は「爆発返し」で意趣返しをしているのがひどい。智樹の計略でそはらの履いていたパンツが爆発するシーンでは、あてつけのように「ゴミ箱をひっくり返して餌を漁るカラス」の映像が流れる。「智樹も悪知恵が働くもんだ」という視聴者の感想を、そのままカラスのメタファーに仕立て上げているわけだ。そはらのチョップ乱れ打ちシーンなんかもそうだけど、この作品は要所要所でカットインする全然関係ない画が無駄に面白いから困る。

 そして今回一番気が狂っとるのは、一晩かかって家中、庭中にパンツを張り巡らせた智樹のぶっとびっぷり。いかに「健全な男子中学生」だと言っても、あれは流石に限度を超えている。そもそも健全な男子ならパンツそのものを飾るより前に目指すものがあるだろうに。廊下のデコレーション、庭のクリスマスツリーときて、トイレのオブジェに至っては何がしたいやら。

 そしてさらには「お宝」防衛のためのパンツロボである。これもわざわざ3Dでモデリングしているのだろうか。とても元がパンツとは思えない滑らかなデザインは、智樹の狂気をはらんだセンスを嫌というほど感じさせてくれる。……やっぱりこの世界おかしいよ。そして、何よりもおかしいのはエンディングで1つ1つ流れていった「智樹のお宝☆コレクション」のラインナップか。全く注意して見ていなかったのだが、エンドロールでわざわざ表示されたので確認してみると……なんじゃこりゃ。やたら無駄な面子が携わっているじゃないか。西田亜沙子が携わったエロコンテンツとか、ものすごく欲しいんですけど。……こういうところで気合いを入れる意味が分かりません。本当にバカです(褒め言葉)。

 一応Cパートでは新キャラが登場して、次第にシナリオもシリアス路線に進んでいくんだろうけど……このまんまでもかまわんのだがなぁ。

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