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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 あれだけの大食漢だったヘイが雑草鍋をおかわりしている姿に涙を禁じ得ない第5話。手にした酒瓶は日本酒か焼酎みたいに見えたけど、当然ロシアではご当地の酒をかっくらってたんだろうし、飲めるならなんでもいいんだろうなぁ。あれだけ過疎地域に見える札幌で酒が手に入るのがすごいが。

 自分の能力の性質を理解し、着実にスナイパーとしての素質を磨く蘇芳。ヘイをして「狙撃だけは上」と言わしめるなど、純粋な狙撃の腕だけなら、それこそ組織から依頼が来るくらいのレベルにはなっているらしい。問題となるのは、あとはメンタル。「契約者は合理的に行動する」という至上命題があるわけだが、マオとの分析によれば、子供はまだ「合理性をはぐくむ途中」であるからその挙動にはブレが生じるとのこと。ん〜、まぁ、分からない理屈ではないが……他の成人した契約者(鉱物変化のおっさんとか、マジシャンとか)だって充分合理性からかけ離れた言動をしてたように見えるし、逆にゴキマスターのターニャなんかはいかにも「契約者らしい挙動」になってたけどね。何にせよ、イレギュラー中のイレギュラーであるヘイに言われても説得力はないが。

 そして蘇芳のゴキブリ嫌いのおかげで存外早くヘイにたどり着いた霧原たち。「三鷹文書」「イザナミ」など相変わらず謎のタームは多いが、着実に蘇芳との距離を詰めてきている。ただ、BK201にご執心の霧原さんがヘイに迫るのは分かるが、三号機関の目的はとりあえず蘇芳の弟の紫苑であった。霧原さんと機関の連携はうまいこと折り合いがついているのだろうか。一応契約者を同道させてヘイに迫ってはみたものの、相変わらず能力をロストしたままのヘイにも割とあっさり逃げられてしまっている。ホテルを襲撃したオカマの嫁さんは水を操る能力者のようだが、若干エイプリルの能力と被ってるのが気になるところ。一応彼女は大気中の水分を集める能力、今回は既にまとまっている水を操る能力のようだが……便利そうなのにあんまり強くなかったな。総じて見ると今回はバトル要素控えめで少し消化不良か。あぁ、彼女の対価はオーブンを使う何かなんでしょうね。次回予告からすると、パイを焼くとか、そのへん。

 で、バトルの代わりに今回何が描かれていたかといえば、それは蘇芳とヘイのココロの交流である。「右は痛いから左を殴れ」と、体罰の形式指定をしてくる蘇芳に、ヘイは混乱する。加えて生き物に対する狙撃をためらうなどの側面も契約者にふさわしくなく、組織としてはよろしくないと判断したヘイは、マオに言われたような「子供ながらのイレギュラー」を敢えて無関係な生物を狙撃させることで払拭しようと試みている。狙撃の結果は演出上明示されていないが、結果を暗示する蘇芳の涙は、蘇芳の内面の変化よりも、ヘイの蘇芳への接し方に影響を与えたように見える。雑草鍋をつつきながら彼の漏らした「最低の夜だ」という一言は、当然鍋の味だけに言及したものではない。彼にとって、蘇芳とは何か、契約者とは何なのか。ヘイは幼い少女に誰の幻影を見ているのか。

 ヘイはトラックの荷台に、そしてクジラに潜望鏡がついてる感じで次回へ続く。今回は色々と謎が増えまくった回でしたなぁ。 

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