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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 はたしてあの塩辛はどこで手に入れたものなのか……第20話。いや、そんなこたぁどうでもいいんですけどね。やっぱり女の子に決意の告白をするときに送るものが塩辛ってどうなんだろうな、と思ってね。あと、個人の遺品である塩辛食べる気持ちもどんなものなんだろうか。

 前回の悲劇の余韻が残る中、いよいよ物語は佳境へと進んでいく。冒頭、アバンではラケシュの孤独な姿が無音のまま映され、一週間ぶりにあの悲劇を思い出すことになってちょっと辛かった。死んでいった人間ももちろん可哀想だが、こうしてずっと3人だった状態から1人取り残される孤独感はどれほどのものだろうか。もちろん、彼の人生はまだ続くわけだし、目前には2人の弔い合戦ともなる戦闘も控えているのだから、ラケシュにはまだまだ頑張って貰わなければならないわけだが、なかなか割り切れるものではないだろう。当然、ドーベルマンと近しかった残念ファイブの面々もショックは隠しきれないが、それでも、使命の重さは変わらずにのしかかる。失ったものに泣き濡れるのではなく、前を向いていかなければならないのである。ただ、ラビッツの面々はアニメ的に分かりやすく号泣したり、彼らの死を嘆いたりはしない。宇宙葬で送られた2つの棺を見送る際にも、イズル・アサギ・ケイは顔を引き締め、決意を新たにしたように見えた。残りの3人は流石にそこまで気丈には振る舞えなかった(特にドーベルマンと一緒に活動していたアンジュが一番辛そうに見えた)が、それでも、ただ無駄に嘆くのではなく、きちんと彼らの遺志を継ぎ、来るべき戦争を見据えている。

 そして、そんな転機にも次々と新たな事件は起こる。ドーベルマンの置き土産、ゲートの情報がついに確定し、いよいよ連合軍は最後の決戦へ打ってでることに。全ての指揮はアマネさんにゆだねられ、とにかく先立つものとして各国の協力要請と、地球全軍の意思疎通、士気高揚が当座の目標である。基本的に今作で「地球の他の国々」は邪魔してくるだけのアホとしか描かれていないわけだが、今回も案の定、「さぁ、一か八かで最後の勝負だ」と持ちかけたら「何で最後にする必要があるんだ」と不平不満がポロポロ。まぁ、アマネさんもそこまでは予想済みで、切り札としてこれまでずっと秘匿を続けていたテオーリアの存在を明かすことで、各国の理解を求めようとする。それでも色々と不平を漏らす外野陣には、なんとテオーリアさんが直接降り立って説得するというサプライズも見せてくれた。まぁ、別に映像だろうが本人だろうが説得力にそんなに差は無いと思うが、わざわざウルガル機を駆って会議場まですっ飛んできたのは、その非常識なスペックを見せつけてウルガル人であることの証明とし、更に会議全体を威圧する目的もあったのだろう。なんやかんやで、アマネさんの狙い通りに丸め込めそうな雰囲気ではある。ひょっとしたら、テオーリアさんのおっぱいのおかげかもしれませんね。あの衣装、一体どうなってるんだよ。

 そんな大局とは別のレベルでもお話は進む。突如ぶっ倒れたイズルは、どうやら割と身体がまずい状態まで来てしまっているらしい。テロメアが云々とか言っていたが、とにかく「ヤバ目の老化」が進んでいる、言い換えれば、細胞レベルでの代謝が上手くいかず、早死にしそうであるということ。まぁ、クローン生物の過去の実例を考えれば、そうした遺伝子疾患が現れるのはある程度仕方ない部分だろう。持って生まれた才能とばかりに散々ハーモニクスレベルをあげて暴れ回っていたせいで、一気にそうした問題点が浮上した形。どさくさに紛れて同じように親和性が高かったアンジュまで病院送りにされていたが、ひょっとしてこれが原因で最初にアンジュが永眠する流れとかじゃねぇだろうな。アンジュさんは不幸にならないで欲しいですけど。

 一体どんな遺伝子技術で産みだされたんだろう、とか悩みはじめたところで、今度は「レッドファイブ勝手に起動事件」まで勃発。あれだけ整備だメンテだとレッドファイブをいじっているピットクルーも、この現象には首をかしげるしかない。訝しんだおやっさんがリンリンたちに問いただすと、その答えはとても簡単で「イズルとアサギは同じ遺伝子を持っているから」。ん、まぁ、そうじゃないのかとは思ってたけど。いや、でも不思議なのは共通遺伝子がテオーリアさんじゃなくてシモン司令の方だったということである。アッシュの搭乗者はウルガルの技術であるアッシュに適応させるためにウルガル人の遺伝子を提供されていると考えるのが自然なのだから、普通に考えたらウルガル人の遺伝子が共通する、つまりテオーリアさんの遺伝子が全員に共通するような気がするのだが。何故かそこはシモン司令らしい。つまり、イズルはテオーリア+司令で構成されており、アサギの方が司令+(なんらかのウルガル)ということになるのか? よく分からなくなってきた。この調子でいくと残念ファイブは全員血縁ってことになる気がするのだが、はたしてアサギのケイに対する思いや、ケイのイズルに対する視線はどう処理されたら良いのだろうか。イズル、お気楽にお兄ちゃんなんて呼んでる場合じゃないぞ。ホント緊張感の無い奴だが……まぁ、実際のところ、突然「兄弟だ」って言われても「へぇ」としか返答のしようがないけどな。

 とりあえず、現時点では「イズルとアサギはシモン司令の遺伝子情報が共通」という事実だけが確定。そして、そのおかげでレッドファイブが起動した……ん? おかしくないか? 個人のDNA情報は、別に親元で決定するわけじゃないだろ。その理屈だと兄弟間なら自由にアッシュの共有が可能ってことになっちゃうもの。つまり、レッドファイブの認証コードとしては「イズルの遺伝子情報」ではなく、あくまでその提供元である「シモン司令の遺伝子情報」が登録されていたということに。ひょっとしたら全機体そうなのかもしれないけど。これが乗り換えフラグだったら面白いんだけど、流石にそれは無いだろうなぁ。アサギはどの機体に乗っていたとしてもお腹痛いのは直らないだろうからね。

 今週の最大の見どころは、当然のことながらケイとタマキのキマシシーンである。一緒に寝るのは別に良いんですよ。あんな事件の後だし、タマキを放っておけないと思うのは当たり前だから。でも、ご飯粒パクッはどうなのよ。ケイさん、そんなこと平気でやってるからアサギも苦労するんや……まぁ、姉妹だと思えば別に気にならない……のか? 塩辛ドカ食いしてた奴のほっぺたについた米は食いたくないなぁ。

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