最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ニセコイ」 5→5 エラく中途半端な時期に最終回をやられたせいで、全アニメを記録しているデータベースにどう記載していいのか分からなくて困っている。まー、一応2クールだから7月期終了ってことでいいのかなぁ。変な話数といえば角川アニメの十八番だが、この作品の場合にはまことしやかに「シャフトが製作に手を回す余裕が無いから」とか言われてる。いや、アニメスタジオがそんな理由で話数減らすわけないやろ。まぁ、実際に翌週放送予定だったはずの「花物語」が間に合ってないんだからそう言われるのも仕方なかろうけども。 さておき、普通に始まって普通に終わるアニメだった。放送開始前は「シャフトでジャンプアニメか……」と思っていたものだが、1話目を見た時点では「まぁ、こんだけベタな作品なら別にシャフトがいじっても文句は出ないな」と妙に納得した。そして、回を重ねるごとに、「なるほど、こういう色の消し方もあるもんだな」と合点がいったものである。私個人はシャフト好きなので別にアクの強い演出にされても文句は無かったが、やはりジャンプの人気作品ということでそこまで露骨な変化球にはならず、あくまで「元あるものをそれなりに」という程度に留まっている。まぁ、それでも受け付けない人には辛いんだろうけども(実際、知り合いに1人、シャフトだから見られない、っていう人はいる)。 元々「ぱにぽに」なんかで真価を発揮したように、記号化を進めたシャフト演出は、どうしても断片的に要素が乖離しやすく、それを再構築しながら見るところに楽しみがあるわけだが、その代償として、素直にストーリー部分を読み進めるのに多少のストレスを伴う。「物語」シリーズのようなヒネたシナリオならば多層的に要素を重ねて新たな方向性にアニメーションを組み立てる演出がはまり込むこともあるのだが、捻りの無いシンプルなストーリーラインの場合、どうしてもそれは邪魔な要素に見えてしまうことがある。しかし、今作はそれを踏まえた上でもまだ余裕があるくらいに「ベタでベタでしょうがない」話であり、なおかつ「多方面ヒロインによる同時爆撃ラブコメ」という、もとから非常に散逸的な内容である。おかげで、コントのように細かく場面を切り取ってガジェットで飾り付けるシャフト演出との食い合わせは案外悪くなくて、ギャグとしての見栄えも、ラブとしての掘りさげ方も、的を射た着地点に落ち着いていたんじゃなかろうか。 まぁ、そんな面倒な話は抜きにしても、単純に「ヒロイン勢が可愛いじゃないか」というのを毎回堪能するだけのお話なので、1枚絵できっちりと造形が維持出来ればそれだけでも評価は出来る。なんやかんやで「インフィニットストラトス」を最後まで観てしまうのと同じ現象である(ただし2期、てめーは駄目だ)。もちろん、ISよりかはよっぽどシナリオが見やすいし、ベタだとはいいながらも、実はヒロインの配置と、絡ませるタイミングは悪くないお話なのである。各ヒロイン間でギスギスしたところがなくて、全ての責任が「とにかく楽が全部悪い」といえば片付くので、真剣に恋愛しているのにそこまで気張って見なくていいからストレスフリーなのである。これだけライトなテンションだからこそ、今のジャンプでも人気を維持出来ているのだろうなぁ。 そして、アニメになったことで一番大きいのは、当然声がついたことだ。各ヒロインの声が固まったおかげで、わたくし個人はジャンプで原作を読むのもちょっと楽しくなりました。かみ合わせで言ったら阿澄マリーがダントツなのは博多弁のずるさであるが、東山千棘、花澤小野寺も充分な破壊力。最終回の演出的には、あれは小野寺エンドだったのか千棘エンドだったのか……各ファン勢の間ではまだまだ決着の見えない戦いが続きそうである。かくいう私はるりちゃん派なのであんまり関係無いですわ。原作の時点から割とるりちゃん派だけど、内山夕実ボイスのおかげでより強固なものとなった。やっぱりゆーみんがナンバーワン。最近原作であったるりちゃんのおじいちゃんエピソードもアニメで見たかったなぁ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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