最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「電撃文庫をモチーフにした拷問」が気になって仕方ない第6話。いや、「ドクロちゃん」は何となく分かるけど……多分それだと「拷問」じゃなくて「処刑」になる気がする。「れでぃ×ばと」風の拷問ってどんなやねん! さておき、今回の語り部は謎の4人組の頭領格であるところの門田京平(CV:中村悠一)。今まで単に「紀田が池袋でつるんでいる妙な連中」という認識しかなかったのだが、せっかくなのでここで全員名前を確認しておくと、細目オタクが湯馬崎ウォーカー(CV:梶裕貴)、紅一点が狩沢絵理華(CV:高垣彩陽)、そしてドライバー役が渡草三郎(CV:寺島拓篤)。公式ページのキャラ紹介を見に行ったら、最後の渡草だけが微妙に離れた位置に紹介されてたのは何でだろう。とにかく、この騒がしくもよく分からない4人が、今回の中心だ。ただ、これまでよりも話運びに重点が置かれているためか、門田の語りはそれほど多くなく、しかも作中で「誰にしゃべってんの?」とメタ突っ込みされるという軽い扱い。この時点で、今回のエピソードの毛色が違うということが分かる。 さらっと出てきて一番驚くのは、やはり彼らが「ダラーズ」であったという部分だろう。門田の独白を聞く限りでは「カラーギャング」とは言っても具体的な活動は何もしていないらしいが、紀田がうわさ話程度に聞きかじった謎の組織が、こんなに軽々しくあっけらかんと出てくると、拍子抜けを通り越して何か壮大な意志が感じられる。門田は当たりを付けているみたいだが、その創立には街を左右する重要な人物である臨也が関わっているとかどうとか。ただでさえ治安の悪いこの街で、さらに臨也の思惑を孕んだ集団が蠢いていると考えるだけでもきな臭い。 そして、もう1つのグループとして起ちあがってきたのは、1話で神近を誘拐したグループを末端に配する、矢霧製薬。人体実験を何とも思わないキャラクター、矢霧波江の登場により、一応公式ページの人物表に掲載されたキャラクターは全員登場したことになる。そして彼女のラボには、思わせぶりに浮かぶ人間の首。これはつまり、セルティの追い求めていたアレということになるのか。色んなところが繋がっていたり、すれ違ったり、このやきもき感はたまらない。実はほとんど全てのキャラクターが顔を出しており、その1つ1つのベクトルが向かう先が、ゆっくりと「ダラーズ」「セルティ」「矢霧製薬」にまとまりつつあることが伺える。ここまでとっ散らかった展開なのに、何故見ている方は混乱しないのか、不思議で仕方がない。 まぁ、後のことはどうせ分からないから置いておくとして、今回はダラーズ4人組のへんてこりんな人間関係が見どころ。結局語り手役の門田が「何か良い奴、それなりに思慮分別のある奴」ということと、「渡草はアイドルオタク」ということは分かったのだが(彼が応援してるアイドルがなんとも可愛い)、個人的に気になっている湯馬崎、狩沢のパーソナリティがよく分からないままだ。言動を見る限りでは本当に現実感に乏しいオタク兼DQNって感じなのだが、渡草はなかなかのドライビングテクニックを持っているようだし、彼らにも何か特別なスキルがあるのだろうか? オレオレ詐欺に成功したときの訳の分からないテンション(と演出)とかを見てると、単なる賑やかしのようにも見えるぞ。何にせよ、セルティの仕事をまるまる横からかっさらってしまうほどのバイタリティには感服する。まぁ、あのメモ書きを握りながらも最終的に目的地にたどり着けたセルティも凄いとは思うけど。何で彼女は宇宙人のドキュメンタリー番組を見てたんでしょうね。何か親近感でも湧いてるのかしら。 なんだかんだと騒がしさばかりが際立つこの作品だが、不思議と煩雑さは感じない。それどころか複層構造で次第にその輪郭を露わにしてくる池袋という街そのものが、あり得ないと分かりながらも奇妙なリアリティを増しているかのようである。変な作品だけど、この馬鹿騒ぎっぷりは嫌いじゃないです。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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