最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「幸腹グラフィティ」 5→5 サトリナの手料理が食べたいです(新番チェックのときと同じ感想)。うん、まぁ、特に何も無い作品だったよ。「そこに何も無いがあるんだよ」という哲学を感じてみよう。 元々のスタート時点では、「シャフトが変な方向に気合い入れてるから楽しみやね」という切り出し方であった。そりゃま、「女の子が飯食うだけだよ」というのは事前に知らされていたわけで、超絶スペックのロボットアクションも、技巧に満ちたハイセンスな情景描写も、特に求められる作品ではない。「おいしいものをおいしそうに」ということのみを追求し、わざわざ「メシ作監」の専門部署まで用意して挑んだ作品なのだ。「夜中に飯テロやめろや」と言われればそれで御の字である。そうした一点豪華主義の方向性が成功していたかどうかと問われれば、まー、65点で「可」くらいじゃなかろうか。確かに気合いは入っていた。食べ物の見映えが他のアニメとは一段階違っていたのは事実だろう。ただ、それが「美味しそうか」と言われると……そうでもなかったかな? なんか色味がどうにもね、しかも扱ってる食材がコンビニのおでんだったり流しそうめんだったりするじゃない。別にそこまで引かれないんだよ。キャラクターたちの食べ方にも色気や食い気がほとばしるかと思われたが、こちらもまぁ、そこまで独特の持ち味にはならず。個人的にはチープさでいうとピザが美味しそうだったかな……単にゆかちの勢いに負けただけかもしれんが。結局、「この作品ならでは」という頑張りは正直あんまり私の胸には響かず、「シャフト演出で女の子がのんびりまったりいちゃいちゃしてるのを見てるだけでもそれなりだよね」という、別次元のひだまりみたいな楽しみ方に終始したのであった。 別にそれが悪いこっちゃないと思う。「ひだまり」好きだし、あのジャンル開拓の一環として、シャフトに新しい銃弾が補充されたと思えば期待も持てる。まだまだ原作ストックが足りてないのかもしれないが、このまま2期3期とやられても特に文句は無く、リョウときりんがいつも通りにいちゃいちゃしてくれるのであれば、毎回見続けることに不満は無い。昨今の殺伐としたアニメ業界、優しい世界も必要なのです。そのためのサトリナだろ。そのための亀ちゃんだろ。「余計なことを考えずに飯を食えば人類皆幸せ」というとても大切な原理を教えてくれるアニメなのです。 で、それだけだとやや点数さげ目でもいいかな、とか思ったくらいの印象度だったのだが、本作の最大の功績は、アニメの中にはない。誠に勝手な判断基準で申し訳ないが、番宣実写番組「ムネやけ」が良すぎたのである。そりゃね、サトリナが顔出しでしゃべってはしゃいで突っ込んでるだけでも充分楽しいのだが、この3人の組み合わせは実によろしい。亀ちゃんのいつも通りの暴走に加え、みかこしの「できる風なのに全く出来ない」というこのポンコツトリオ。「食い物で遊ぶな」とお叱りを受けそうなくらいに、しっちゃかめっちゃかで本当に微笑ましい。彦麻呂来訪の時の神がかった展開なんかも、アニメの番宣とは思えないクオリティで恐ろしいばかりであった。僕はあのみかこしの泣きそうなキメ顔だけでもしばらく生きていける気がします。あ、あと中毒性の塊である次回予告テーマ「しあわせグラフィティ」も忘れちゃ行けない。次回予告の映像自体がとても可愛らしくて良かったが、やっぱりあのヘンテコな歌があってこそ。フルで聞くと存外にレトロな雰囲気の昭和歌謡なのがまた愉快である。こういうよく分からないこだわりがいくつも積み重なってこそ、シャフト作品は完成をみるのであった。2期やってもいいのよ。タベルー、ツクルー、ふたりドゥビドゥバ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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