忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[3829] [3828] [3827] [3826] [3825] [3824] [3823] [3822] [3821] [3820] [3819]

 まさに大団円、最終話。もうここまでやれること全部やってきたんだから最後の最後はビシッと王道で締めるだけでも文句は出ないところなのに、色々とサービス精神旺盛にぶっ込んでくるのは流石ですな。個人的に今回一番良かったと思うシーンは、「茶沢が集合写真に入れない」です。

 これまで着々と積み上げてきたものがついに形を成す。アニメ製作のアニメなのだから、大団円は当然「最終回の放送」、そして打ち上げということになる。アニメ関係者の中でも私なんかは声優側の意見を耳にする機会ばかりが多いので打ち上げパーティーなんてのは「失業報告会みたいなもんだ」っていうネガティブな印象もけっこう強かったりするのだが、そりゃま、製作スタッフからしたらやっぱり一番のご褒美なんでしょうな。タローみたいに「只飯だぁ!」っていうだけじゃなく、同じ苦労を共にした人たちとねぎらいあえるのがよいのでしょうね。あと、ビンゴで賞品が当たる。最近だとルンバとかよく当たる印象。いや、知らんけど。

 さて、そんなゴールに辿り付く最後の障壁はなんだったのか。前回の野亀先生との和解締結で実作業面はほぼ解決していたらしく、色んなところに原画を蒔いたりという苦労はあったものの、その辺は全部ダイジェスト。そりゃね、また1から「できるアニメーター探して云々」なんてやりだしたら「えくそだすっ」の時と同じことやるだけだからね。とにかく色んな苦労はありつつも、これまで関わってきた全ての人間が一致団結し、全てが満足行くクオリティでゴールへと推し進める。あまりにたくさんのキャラが錯綜していたので焦点を絞るのは難しいが、個人的に面白かったのは「隣に瀬川さんが出向してきて必要以上にビビる遠藤さん」かな。なるほど、分かったぞ。彼は瀬川さんの仕事ぶりとか、人間性を忌避していたわけじゃないんだ。単に……あのでかくて凶暴な乳に怯えていただけだったんだな……あんなもんが隣の机でぶるんぶるんしてごらんよ。そら作画だってぷるんぷるんするわ。ちなみに、ラストの集合写真では瀬川さんは野亀先生のすぐ後ろに配置されており、原作者の先生を最大限にねぎらう姿勢になっているよ(??)。

 冗談はさておき、各パートの関係者がそれぞれに成長し、関係性を深めていることが色々なところから感じられるのが良い。そして、誰もがこんなてんてこ舞いの現場なのに楽しそうにしているのである。CG製作部の「また無茶言ってるけどやっちゃうよ?!」みたいなテンションとか、物作りの現場としては最上のものだよなぁ。更に中心となって動いた作画班では、親友ずかちゃんの演技を聞いて思わず涙する絵麻ちゃんの姿が。ええ話やん、また泣けてしまいますやん。後ろで見ていた久乃木ちゃんも何事かと驚いておりました。久乃木ちゃん、随分しゃべれるようになったのでそろそろ普通の社会人女性としての立場を手に入れたかと思ったのだが、ラストシーン、どうやら彼女にはロロとミムジーのことが……??? 新手のスタンド使いか?! あ、あと平岡の活躍パート……割と適当だった……もう少し良い奴感出してくれてもよかったんやけどな。もう、矢野パイセンのドヤ顔で平岡のことなんてどうでも良くなったわ。一応ラストシーンで平岡とりーちゃんが笑顔で対話してるシーンがあったので、それで少し浄化されたかな。

 こうして出来上がった最後の編集テープ。これを手にしたとき、最後の儀式が行われる。現実でどのくらい切羽詰まった勝負が展開されているのかはよく分からないが、世間ではちらほら噂される例の儀式、「白箱配り」である。どうなんだろ、現代アニメでもこういうギリギリってあるんですかね。それなりの数の民放各局で放送していたらしい三女、制作部屋全員が各々の力を総動員して日本各地へと飛ぶ。こうしてみると日本って広いなー。そして日本の道交法、ガバガバやなー。7キロオーバーどころじゃねぇだろあれ。テレビ的に突き抜けちゃうと問題があるからあの台詞なんだろうけど、確実に2,3人は死んでる規模ですわ。まさか、これまで陰に潜み続けていた興津さんの活躍シーンがこんなところだなんて……俺、てっきり社長が飛行機の免許でも持ってて飛ばしてくれるのかと思ったわ。「音速の貴婦人」ってなんやねん。興津さん、偉そうに「警部に昇進なさったんですね」とか言ってたけど、単にスピード違反でパクられた前科持ちと警察が会話してるだけだからな。なんでそんな上から目線やねん(興津ならしょうがない)。

 そして当然ラストは宮森が締める。この作品の主人公はあくまでも宮森。それなら、このアニメの最終回の最終ミッションは、やっぱり「制作進行が走る」シーンで締めなければなるまい。彼女は走っている姿も絵になるね。そしてメンタル面での締めはまさかのロロが担当する。迷わぬ若者、それを支える会社の仲間達。いいお仕事アニメだったなぁ。

 続編が作られることはないだろうけども、もし作られるとしたら一番気になるのは、「ゴスロリ様と書生姿の井口さんに薫陶を受けた絵麻ちゃんは、一体どんなコスプレで鎧を固めるんだろう」というところです。もう、猫耳コスとかにするしかない(久乃木でやれ)。

拍手

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
2
23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[10/21 seachicken]
[10/11 Serra]
[10/07 とみしの]
[10/05 NONAME]
[09/29 NONAME]
バーコード