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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「境界のRINNE」 5

 「ログホラ」の後番組。個人的には「ログホラ」が好きだったので印象は辛口になってしまう枠ということになる。「おいおい、裏で『電波教師』と被ってるやないけ。同じ掲載誌でアニメの放送時間被るとか、頭悪すぎるんちゃうか? しかも今更高橋留美子作品ってなぁ……『犬夜叉』も別におもんなかったし、どうせ大したことないやろ!」

 →割と面白かったンゴwww。あっれ〜? 嫌いじゃないぞ? っつうか、けっこう好きだぞこのテンション。オープニングの雰囲気からしてどうせ犬夜叉と同じバトルものだと思ってたら、バトル要素ほとんど無かった。高橋留美子のあのユルいギャグがふんだんに盛り込まれ、その昭和テイストと相まって、意外とNHK教育のアニメとして正しいポジションに落ち着いてしまっている。もし我が家のレコーダーがぶっ壊れて「電波教師」とどっちかしか見られないって言われたら、間違いなくこっちを見ますわ。

 そうか、犬夜叉でもうやりきったから、また多少なりともギャグ路線に戻したんやな。あだち充と高橋留美子(あとゆうきまさみあたり)の持つ、この「体温の低いギャグ」って、思い切り笑うっていう方向性じゃないんだけど、見てて退屈しないというか、不可思議な中毒性があるというか、とにかく疲れないのがよいね。今作は主人公の少年のドケチ貧乏キャラに加えて、メインヒロインのどこまでも平板な観察と突っ込みが実に良い懐かしさ。そうか〜、今のサンデーではこんなのやってたか〜。若い子に受けてるのかなぁ。いや、そもそも犬夜叉がどの程度受けてたのかも知らないんだけどさ。

 アニメとしては塗りがちょっと固くてお世辞にも「すげぇ綺麗!」ってな感じでもないんだけど、ここまで低血圧でぬるっとした作風だと、こういうベタッとした風合いでも別に気にならないね。監督の名前がどこかで見たと思ったら、「ディーふらぐ」の人なのね。ある意味似たようなところが……ねぇかな。いや、ディーふらぐで一番引っかかってたのって風間の突っ込みテンションだったので、それを無くして余計な起伏を廃し、ダラダラしてるだけの平熱ギャグって意外と変なとこにニーズがあるかもしれない。来週からはチャンネルを読売じゃなくて教育に合わせておくことにしよう。

 中の人は、ただひたすら熱を持たない麻里奈のしゃべりがとにかく愉快。普段こういうテンションってあんまりやらず、騒がしくない場合には完全に「クール」キャラになりがちなので、「別にクールじゃないけど平熱」っていう配置が色々楽しめそうである。石川界人君も、素でこういう突っ込みを受けるタイプなので割としっくり来るし。あとお友達があやっぺ、ナレーションが哲章さん。ほのかにさばげぶのかほり。

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