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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」 5

 攻殻機動隊も25周年なんですってね。まぁ、ぶっちゃけあんまり攻殻に詳しくないのでどこから数えて25年なのかは良くわからんのだが……漫画原作が’90年にスタートしてるのか。もう、最近は時間の間尺がよく分からんから「意外と最近だ」なのか「うわぁ古い」なのか判断出来ないわ。

 記念企画とは銘打っているが、これ自体は新作テレビアニメではないらしい。調べて観ると、「劇場版ARISEを再編集、再構築、そして次の劇場版に繋がる新作エピソードをつなげたシリーズ」ということらしい。結局「ARISE」劇場版は1度も見に行く機会が無く、一体どういうものだったのかは正直気になっていたので、こうして地上波放送してくれるのは割とありがたい。劇場版一本が前後編、つまり大体50分くらいにまとめられるということだが、どれくらい内容が詰め込まれるものなんでしょうかね。

 そんなわけで私は初見だし、あんまり攻殻熱が高くないので「何となくシリーズを眺めているヤツなりの感想」で、しかも劇場版公開が既に2年前なので本当に「今更の感想」にしかならないが、神山健治監督作品としての「攻殻」のイメージとは、やはりどこか違っている。今作の総監督はなんと黄瀬和哉であるらしく、正直意外である。というのも、個人的には黄瀬和哉というと「HOLiCのキャラデザの人」というイメージで、そもそもディレクションをする人という認識が無かったからだ。確かに、今作でもキャラクターデザインを担当しており、特徴は画面から出ているものの、それが黄瀬さんのディレクションによるものなのかどうかはいまいち判断が出来ない。デザインが変わったことによって画面の雰囲気も過去作とは変わっており、いつも通りのサイバーな雰囲気の中にも、どこか丸みを帯びた熱っぽさも含まれている。どこまでもシャープでどこまでもスタイリッシュな神山版とは分けて考えるべきものだろう。もちろん、どちらが良いということではなしに、あとは好みの問題。まぁ、正直言うとやっぱり先に植え込まれたイメージの方が優先されるので、今作のデザインだとイメージはちょっとズレて見えてしまうのだけども。シリーズ1つ見続ければ慣れるレベルのものだと思う。情報量の多さは相変わらずだし、「ブレイクブレイド」の時と同じように、劇場版作品を手軽に味わえることに感謝しながら追いかけていこう。

 あとはキャスト総取っ替えの影響よね。個人的には坂本真綾による少佐はけっこういい気がする。そりゃ田中敦子のイメージはどうしたって拭えなかろうが、「ちょっと未熟な少佐」であるならこれくらいの落としどころじゃないか、っていう説得力はあるんだよね。その他もまぁ、「この声があの声にどうやって繋がるんだよ」って気はするけど、これはこれで構わないんじゃなかろうか。トグサだけちょっと慣れるのに時間かかりそうだけど。あと、タチコマ(じゃない別なアレ)のみゆきちはもうミツオにしか聞こえないのでなんか笑える。

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