最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「レーカン!」 5 冒頭の子供幽霊のトコが割とマジで怖かったのでビクッってなっちゃうくらいにほんとホラーが苦手な人間がこちらになります。あのテイストのイラストで霊のところだけあのタッチってずるくないか? タイトルとか、キャラの雰囲気とかから、「またどうせしょうもないラノベ原作やろ」と思って見てたけど……なんだろ、この今まで味わったことのない不可思議な感覚は。結論からいうと、悪くないと思います。むしろやや「良い」寄りの作品です。普通「霊感体質の女の子が主人公」っていうスタートだと、多かれ少なかれダークな方向に進む。一番ありがちなのはぬ〜べ〜とかそういう方向に「幽霊のせいで困ったこと」に対処していく方向だし、その延長線上には能力バトルものが待ち構えているかもしれない。そこまで行かずとも、ある程度ファンタジックな「霊と接するための特殊性」が膨らんで、回りの人間から異端視されるなどのネガティブなイベントが起こるのが基本になるだろう。しかし、このアニメは一切そういうことがない。主人公の子はマジで「単に霊が見えるだけ」であり、そのことを本人は特に気にしていないし、回りからも忌み嫌われたり(ほとんど)しない。幽霊に悪いことをされるっていう雰囲気でもないし、そこには「死」とか「情念」みたいなものはなく、あくまで「単に別世界にいる住人」としての霊が確認出来るだけだ。 なんやねんこの空気は、と思って調べてみると、なんとこれ、萌え系の4コマ漫画なのね。そりゃまぁ、なんにも事件が起きなくても不思議じゃない。いやまて、「ちょっと特殊能力を持った女の子が主人公の萌え系4コマ」というと「琴浦さん」があったが、あれははっきりとマイナスのイベントが起こってたぞ。今作はそんなギクシャクが一切無いのがすごい。そーかー、「特殊能力日常もの」っていうジャンルなのかー。そうして見てみると、脚本があおしまたかしというのは至極納得。どこまでもまったりした空気の中、コロコロと可愛らしい空気をまとって女の子たちがきゃっきゃうふふしているだけというのはいかにもな脚本である。一応クラスメイトの井上さんとはちょっと揉めたわけだが、それだって主人公・響のド天然っぷりのおかげで大してネガティブなイベントになってないし。普通、こういう体質の主人公って霊が見えることを忌み嫌ったり、他人にばれないように生活したり、少なくとも他人に迷惑がかからないようにあまり目にしたものを語ったりしないもんなのだが、響ちゃんの場合、平然と「人」と「霊」を同列に扱って生活出来ちゃってるのがすごい。おそらくこのアニメの最大の売りは彼女のキャラクターになるのだろうなぁ。そして1話目は実際にこの響ちゃんが可愛らしいので割と見ていて楽しかったのです。この後一体どういうネタ回しになっていくのやら……。しばらくはダラダラ見てみようかしらね。 中の人は、最近じゃすっかりクソアニメ請負人みたいな見方をされがちだった木戸衣吹。今作は木戸ちゃんには珍しい随分おっとりした役どころで、今までのイメージからの脱却を図る。こういう役柄も悪くない。そして1話目で揉めていたツンデレ気味のクラスメイト井上さんには、「なにゃこの中の人」こと伊藤美来が当てられている。あたりの強い役だとまだちょっと引っかかりが残るかな。でも、みんなしてきゃんきゃん騒がしい感じは4コマ原作にはあってるかも。他のキャストも軒並み若手で占められている中、何故か一番可愛いはずの猫役がみんなのおっかさん、くじらである。一体どういう雰囲気の収録現場になっているんだろうなぁ。 PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/23)
(11/22)
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|