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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 今回2人して連打してた魔法の中に1つくらいMagicのカードないかなー、ってずっと探してたけど見つからなかった、第12話。すげぇそれっぽい名前ばっかりなのに、絶妙にぴったり来るカード名がないな。「Wall of Bone/骨の壁」はあるけど「Wall of Skeleton」だと無い、みたいな感じで。

 どうでもいい話はさておき、予想以上にガチでシャルティアさんとのタイマン勝負。てっきり操られた状態でレイプ眼のままのシャルティアと戦うものだとばっかり思っていたが、完全に意識を取り戻し、理性のある状態で巧みにモモンガ様の弱点を攻め立てるシャルティアさん。なるほど、ステゴロ最強の前評判は伊達ではない。コキュートスさんの「3:7」という見立てもあながち間違いでは無かったようだ。しかし、何でシャルティアちゃんがあんな状態になっているのかが未だによく分からないという……。ワールドアイテムが使われているのは間違いないらしいのだが、その使用者の意図が不明、さらに効果も現時点では未確定。見た感じだと「完全に思考をリセットし、敵対行為を行ったものを全力で排除する」という行動パターンをインプットする魔具のようだが……少なくともモモンガ様が知らなかったってことは、ユグドラシル時代には存在しなかったか、あまりにレアで知られていなかったかのどちらかということだよね。だとすると、この呪いは「今の世界」のオリジナルと考えるのが自然なのだが……1つ分からないのは、この道具は「この世界」においてはどういう文脈の兵器なのかということ。ゲーム世界だったら「NPCの思考パターンを狂わせて操る」で説明が付くのだが、この世界に住んでいる純然たる「人間」たちから見たら「NPC」などという概念は無い。つまり、「他人を操る絶対遵守の力」ということになる。シャルティアを倒しに来たパーティーは、そのあたりのことを全部分かった上でアイテムを使用したんだろうか。どうなることを期待していたんだろうか。謎である。

 そして、敵対行動を起こしてしまったからには戦わなければいけないモモンガ様。彼はこれまで圧倒的なレベル差を利用して相手を一方的に屠ってばかりだったが、そこに至るまでにはちゃんとテストプレイを重ねる慎重さを忘れていなかった。「この世界の強者がユグドラシルのレベルでいうとどれくらい」っていうのをちゃんとチェックして、慎重に相手からのダメージをくらって、「大丈夫、死なない」って分かってからやりたい放題するようになったのだ。それもこれも全て「死なない」ため。今回本人が言っていたが、もし「死んで」しまった場合、ゲームと同じように復活出来る保証はなく、リアルの死である可能性は否定出来ない。訳の分からないうちに、そんなリスクを背負うことは出来ないのだ。しかし、今回のシャルティア戦では、心配するアルベドを置いてまで単身で乗り込み、正面からそのリスクに向き合っている。その理由は何かと自問した結果、あくまで「わがまま」であると結論づけている。ギルドのために自分が前線に身を置いているこの瞬間がたまらなく嬉しい、そして自分たちが作った創造物たるNPCたちが同士討ちしているのは絶対に見たくない。そんな「わがまま」が彼を突き動かし、シャルティアとのギリギリバトルを実現させたのである。

 試合前にバフスキルを連打してるシーンは流石に笑った。あまりにもえげつない連打、呪文唱えてる日野さんが噛みそうなレベルでひたすら重ねがけ、重ねがけ。スクルトスクルトスクルト。フバーハ。もう、そこまでやったら絶対大丈夫やろ、と思ったけどもそうでもないのがシャルティアさんらしい。しっかりと自我を持ったシャルティアさん、動機は自分でもよく分かっていないという呪縛状態からでも的確にガイコツに効きそうな攻撃ばかりを連打する。どうやらモモンガ様にも秘密だった隠しスキルも多いらしく、制作者のペロロンチーノさんがかなりの実力者だったことを窺わせる。そりゃそうだよな、各人が1体ずつとかで階層守護者作ったのだったら、モモンガ様が全部知ってるって保証は無いよな。事前にアルベドさんみたいにステータス表示を全部調べておければまた違ったのかもしれないが……。結局、全貌が割れているモモンガ様は全ての攻撃をかわしきることが出来ずに虫の息。このままだと勝負は決まるが? というところで……さて、次が最終回か。

 今回笑ったのは、他所から配下たちがパブリックビューイングしてたところ。デミウルゴスさんの忠誠心に対してアルベドさんが「女心」を理由に突っぱねてたあたりがなかなか可愛いなぁ、って思ったけども、何故かコキュートスさんはアルベドさんの味方するんだよね。あんななりだけど女心に理解のある人なんだろうか。そして、3人して「初手から攻めるわー」とか「HP削れるかなー」とか、完全に外野ムード。こいつら、ちゃんとHPとかMPとかいうステータスの概念まで理解してるんだよな。NPCって、本当に自分たちの存在をどういう風に認識してるんだろうなぁ。……考え始めるとそこそこ哲学の領域。

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