最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ドリフェス!」 4 今期3本目の女性向けアイドルアニメ。やっぱりこうしてみると多いよなぁ。 今期同時に放送されているのは「うたプリ」と「マジきゅん」の2本。そして前クールには「B-PRO」と「ツキウタ」。こうして並べてみて分かるが、今作はその他の作品とはっきり違うところが1つある。それは、中心に明確な男性主人公を置いているところだ。元が乙女ゲーデザインの「うたプリ」「マジきゅん」やアイドルグループ全体を均等に扱った前クール作品と違い、この作品は中心に一人の野郎主人公を置き、その成長を軸に物語が展開されると思われる。この手のデザインは一見すると普通に見えるが、実は男性向けも含めて昨今の「アイドルアニメ」ではかなりレア。アイマスなんかも明確に1人の「主人公」がいるわけではないし、穂乃果や千歌がいるラブライブは一応近いデザインだが、あれも穂乃果たちの心情や成長を一人称視点から描く要素は少なく、あくまで「グループの中心」としての役割だった。今作は、アイドルではなかった1人の若僧がアイドルを志し、回りと交流しながら成長していく物語になる(と思われる)。そういう意味では、アイドルアニメでありながら、どこかスポ根のような要素も入ってくる可能性があるのだ。 まぁ、別にだから何が新しいって事も無いんだけど。アイドルアニメっていうジャンル外で考えれば非常にオーソドックスなデザインだし。そして、個人的にはこの主人公のキャラの裏や表がさっぱり分からない虚ろなデザインは色々とおっかない。何しろ、「ただの公園のバイト」と自分で名乗っているわけで、こいつが何者であり、何を考えてこれまでの人生を生きてきたどんな人間なのか、さっぱり分からないのだ。まぁ、もちろんこれからおいおいキャラを固めていくことになるのだろうが、そんなヤツが突然電波な理由で勧誘され、さらにいきなりのライブでアイドルの楽しさに目覚めてアイドル坂を登り始めるという急展開は、なかなかついていけるもんではない。ただ、幸いにも「ドリカ」のシステムなどの要素のおかげで「リアリティなど知らぬ」という主張ははっきりしており、この「あり得ない素人デビュー展開」も一種のギャグと受け入れられるようになっているのは分かりやすい。何のトレーニングも積んでないずぶの素人が突然ステージ上に放り出されて成功などするはずがないのだが、そこはもう、魔法の力「エール」で何とかしてしまえるのだ。ここまで潔く、「アイドルのファン」という存在を「アイドルにエネルギーを注入する単なる養分」と割り切ってしまっているのも何とも刹那的ではないか。ファンがたくさんいて、大事な存在だって言ってるはずなのにその顔を一切描かれませんからね。 こうして割り切った描写で、割り切ったお話だと思えば、案外新しくて変な快感は得られるアニメなのかもしれない。ただ、そうした部分を全て(強引に)プラスに捉えても、私にはどう頑張っても受け入れられない要素がただ1つ。そう、中の人である。うーむ、駄目だね。「2.5次元アイドルプロジェクト」と銘打たれていることからも分かる通り、今作は中の人たちをアイドルとして活動させていく、いわば「ラブライブ」と同じ発想の商品展開。カードゲームの販促とも合わせて、2匹目3匹目のドジョウを色んなところから釣り上げる狙いだ。しかし、どうしたってそういう「3次元アイドル」を作るときのキャストの実力不足は目に余り耳に余る。まー、このくらいのレベルだったら「ラブライブ」のスタート時と大して変わらない実力だとは思うのだが、どうしても男性キャストには評価が辛くなりますわね。主人公役はまだ頑張ればいける気もするが、白髪の一番ちっちゃいののキャストがマジで駄目。なんか、気持ち悪い。山下大輝や蒼井翔太なんかの偉大さがよく分かるな。まぁ、中の人たちだってまだまだ成長過程だ。番組が終わる頃に「案外悪くないじゃん」と言えるようになっていることを祈ろう。ちなみに、キャスト表を見ていたらライバルチームとおぼしき中に「ディケイド」の海東がいることが判明し、そこはちょっと気になる。大ショッカーと手を組んでこの世界でも何か盗んでいってくれませんかね。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |