最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
中の人ネタで「変幻自在のハイウェイスター」っていうのを思いついたんだけど、案の定同ネタ多数だった、第29話。この噴上裕也のナチュラル女たらし感は圧倒的やな。ちなみに、取り巻きガールズは篠田みなみ・木村珠莉といった「他作品ヒロイン級」のキャスト達が演じています(あと1人は多分看護婦役の清水彩香)。まぁ、珠利ちゃんはジョジョワールドのあらゆるところに出てくるけども。 ハイウェイスター後半戦。一応原作では「チェイスもの」としての迫力が一番の見どころの作品だが、流石にこのキャラデザ、背景デザインだとあんまりスピード感ってのは出ないかな。それでも丁々発止のやりとりはほぼカット無しで再現されているし、二転三転する攻防は充分盛り上がったんじゃなかろうか。「公衆電話+テレカ」→「折りたたみ式携帯」→「折りたたみじゃない携帯」という、この時代を感じさせる電話三連発もいい感じに懐かしい。これ、仗助が拾った(強奪した)電話ですぐに康一に電話出来てるってことは、この時点で康一の家の電話番号は覚えてたってことだからね。90年代ならまだ普通だった「友達の家の電話番号を覚えている」っていう状態、今の御時世じゃ絶対あり得ないからなぁ(下手したら自分の電話番号すら忘れるわ)。 そして、この一連のチェイスシーンは、ここまであまりダイナミックな活躍が無かった仗助とCダイヤモンドがそのチート級の能力をガンガン使いまくって大活躍する、主人公の面目躍如となるお話でもある。後に吉良も語っているが、この杜王町で最も恐ろしいのは、仗助とCダイヤモンド。そしてその「回復の速度」だったのである。こうして立て続けに色んなものを「直して」いるのを見ると、改めてその大雑把過ぎる超性能が確認出来る。まぁ、一個目に拾った電話は何故か直さなかったり、仗助の気分次第で色々とムラがあるのは事実なんだけども。便利過ぎると持てあますという、分かりやすい事例である。 せっかくなので今回直したものをリストにしてみると、まずバイク(1回目)(先週分もカウントするとさらに+1)、杜王港の壁、バイク(2回目)、自動車、そして噴上本人。細かく見ると、例えば一回目のバイクの時は上に乗っている仗助の速度を落とさずに乗車した体勢のままで修理を完させており、つまりエンジンふかしっぱなし、モーター動きっぱなしの状態で修理。2つ目の「杜王港の壁」や「自動車」は飛びかかるHSの襲撃をかわす速度が尋常じゃないし、2度目にバイクを直した時は、排水溝から引きずり出す修理、さらにその後ガソリンタンクをふさぐ修理、という風に2度に分けて再生させている。おそらくスタンドの能力によって「どこまで直すか」も調整出来るということなのだろうが、あれだけテンパリそうな緊急時に、ここまでデリケートかつ大胆なスタンド操作ができる仗助は間違いなく大物である。 対するHSの方についても見てみよう。こちらはシアーハートアタックで成功を収めた、「遠隔自動操縦の追跡者」というテーマの新たなチャレンジである。追跡範囲は最低でも杜王町全域をカバーしており、相当広い。勝手な想像をすると、こうして優秀な追跡能力と確実なダメージ機構を搭載出来たのは、「双つ杜トンネルの秘密の部屋に入った者だけしか追跡出来ない」という大きな制約を下敷きにしたおかげなのかもしれない(念能力みたいな話だが)。ディティールを見ると、遠隔自動操縦とは言っても色々と小技が効き、杜王港では何故か一度人型形態に集合してから壁を乗り越えている。この人型のモードがHSの最大の特徴で、どうやらある程度「自動操縦状態の自分のスタンドがどうなっているか」を感知してのオンオフが可能らしい。吉良はシアーハートアタックを出したら後は爆弾がどうなっているのかを一切関知出来ず、おそらく「狙った獲物を殺したら戻ってくる」くらいのプログラミングしか出来なかったと思われるのだが、HSは「匂いが近いのに対象に接触できない」といったエラーを解消するため、一時的に自律モードに切り替える機能もあると考えられるのだ(まぁ、視界共有などの近接型ほどのリンクは無いだろうから、ひょっとしたら人型になるとスタンド自体に思考力が生まれるのかもしれない)。もちろん、操縦方法は遠隔だけでなく、手元に置いていれば普通の人型スタンドとしても運用可能。こちらのモードでの活躍はこの後描かれることになるはずだ。 ちなみに、噴上が「匂いに関する能力に目覚める」というのはスタンド使いの覚醒パターンとしても非常にレアなケース。長いジョジョの歴史の中でも、「後天的にスタンドを獲得し、そのスタンドの特性に引っ張られて本体に変化があらわれる」っていう例はパッと思いつかない。まぁ、ポーク・パイ・ハット小僧みたいな本体と一体型のスタンドはどういう成り立ちなのかよく分からないけど。噴上はあの場で自分の嗅覚異常に初めて気付いたようだが(仗助の養分を吸うまではまだ元気が無かったんだろう)、なんでそんな状態の単なる暴走族のあんちゃんが「アドレナリンの匂い」なんてものを知っていたのかは謎。まぁ、後々ものすごい推理力を披露してくれたりしてるので、暴走はしてても案外博学なエリートなのかもしれませんね。取り巻きの娘の生理中の匂いを知っていたのは(略) 今回、何故かラストにわざわざ承太郎を引っ張り出して露伴と仗助の仲直り(?)エピソードをアニメオリジナルで追加している。なんであそこに承太郎を連れてくる必要があったのかはよく分からんのだが、一応スタンド使い絡みなので報告義務があるって思ったのかな? あの場面での露伴と仗助の絡みは、別にナレーションだけに押しとどめて想像させてくれるだけでも良かった気もするのだが……まぁ、尺の微調整とか色々あるのかね。ラストは猫の登場で次回へ続く、だよ。次回、猫好きにとっては嬉しいような悲しい……。 PR |
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