最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「灼熱の卓球娘」 4→5 思ったより悪くなかった枠。まぁ、特に良くもないのかもしれないけど、望まれたものをそつなくこなすってのも結構大変なことなのですよ。 何度か書いているが、今期は様々なスポーツアニメが花盛り。スケートやらラグビーやら珍しい競技が並ぶ中で、卓球ってのも割とレア。そして、卓球の面白さがこれによって伝わるかというと、そこは残念、あんまり伝わってはこない。スポーツ作画としては「DAYS」よりは好みであるのだが、「ピンポン」のようにアニメにしたときにぶっ飛んだ演出になっているわけでもなく、試合描写の中で時折効果線が多めに入ってアオリ気味の派手な構図が出るくらい。ピンポイントで迫力のある止め絵にはなるが、動きのあるアニメーション作品として、何か素晴らしいものがあったかと言えば、答えはNOだろう。ただ、そこは史上最速を誇ると言われている競技のこと。なかなかこれをまっとうに動画で表現しきるのは困難なのだ。競技シーンをそのまま描くという手法は、今作には選択出来ない。そもそもユルめの萌え画中心の絵面で卓球のボールだけそんな速度で動かれちゃ、違和感ばかりで集中出来ないだろう。 タイトルの割には、今作はそうした「アツい卓球アニメ」ではない。序盤はタイトルから勝手にそういう路線も期待していたのだが、まぁ、キャラデザを見た時点で察しなさい、って話だ。じゃぁ、競技シーンに見せ場が多くなければこのアニメに価値は無いかと言われれば、決してそんなこともない。今作が一気に見やすくなったのは、「これって、卓球版の『咲』だわ」ってことに気がついたとき。「咲」は麻雀という競技を(パンツ履いてない)女の子たちのチームで戦うお話だが、ここで重要なのは「個人競技だけどチーム戦」という部分。卓球も、バレーやバスケと違って個人競技なのは間違いないのだが、それでもチームという横の繋がりがあり、そこに諸々の友情・愛情・百合・その他で固めていくのがメインの楽しみ方。ベースになるのはもちろんダブル主人公のこよりとあかりだろうが、その他にもハナビ・ほくとコンビや3年生ズ、そして敵サイドの素敵コンビまで、様々な友情の形を楽しむことが出来る。つまり、そういう作品だ。極論すれば、卓球は単なる舞台装置、おまけなのである。いや、作者はそんなつもりで描いてるわけではないんだろうけど、あくまで私の視聴姿勢としてね。 あとはどのくらいキャラが立つかの勝負だが、個人的にはほくと回が割と気に入っているので、オススメはハナビほくと組。部長とムネムネ先輩も悪くはないのだが、如何せんムネムネ先輩は本当に胸の話で引っ張るしかないので展開のバリエーションが今ひとつだ(ここから先にもっと広がるかもしれないけど)。主人公達も悪いとまでは言わないが、流石にベタ過ぎるし「卓球愛」の表れ方がいまいち共感出来るものではなかったので、「主人公補正乙」くらいの印象。個々のキャラにもっと愛着が湧くようになれば、作品全体としての面白味も変わってくるのではなかろうか。 まぁ、とりあえず1クールものとしては可もなく不可もなく。スポ根の体裁を持った百合作品としてそれなりに。オススメ中の人は1話目でも同じように書いたけどハナビ役の高野麻里佳かな。声の飛ばし方が割と楽しいので、今後の伸びしろがまだありそう。「イヤホンズの2人目」も安定出来ると思ってますよ。あとはやっぱり敵側だった緑髪のヘボットっぽい声の人。あのキャラは目力の強さもあってか、あんまりヘボットには聞こえなくて良いキャラになってた。しーたむ、声は同じでも色々振れ方があるねん。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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