最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「鬼平」 4→5 先にアニメグランプリ記事を上げてしまったし、随分時間がかかったけど、ようやく冬クールの番組が一通り終了した。正確にはまだ「テイルズオブゼスティリア」が残ってるんだけど、もう仕方あるまい。間が空いちゃうと感想書けなくなるからシリーズ放送が終わった時点で一回まとめておくべきだったかなぁ。今回感想を書けた作品は35本。前クールが32本だったので、まぁ、冬クール締めはそれなりに多いということだな。秋と違って明らかに切った作品ってのがほとんど無かったけど、そこまでひどい作品も多くなくて満足度の高いシーズンでした。 さておき鬼平である。放送開始時には「何でこんなアニメをわざわざ作ったんだろう……」って思ってたんだけど、毎週義務感から観ているうちに、だんだんこれはこれでいいんじゃないかって気がしてきた。考えてみれば、古くから日本人に愛されてきた古典である。そりゃまぁ、シナリオラインはしっかりまとまってるわけでね。しかも数あるエピソードの中から13本を選んでアニメにしているわけで、すげぇ退屈になるなんてことは無いんだ。いや、面白いかって言われたら別に興味も出てないはずなんだけど、30分の中での起承転結とか、シリーズ13話における変化の付け方とか、そういう部分はしっかり見せられるレベルになっているんだ。最初に見た時には「この絵じゃぁ人気も出ないだろうし……」と思っていたキャラクターデザインなんかも、冷静に考え直せば、じゃぁ鬼平を現代風のアニメ調でリビルドしたところで誰が喜ぶんだよ、って話でね。どうせ他のアニメと比べたり寄せたりする意味も無いのだから、それなら一番「時代劇らしい」着地点を見定めるのが正着。だったら、やっぱりこれでよかったのだ。 しいて難点をあげるなら、元々時代劇なら1時間という枠が普通だろうから、その脚本を30分のアニメにするのはやっぱり無茶。どのお話もとにかく要素のみをピックアップしてのスピード事件、スピード解決である。なかなかその周りで「あそび」の情報を入れにくい。バタバタした雰囲気になってしまうと、本当に「なんとなく」観たいだけという暇つぶし用にはちょっと重たい。ただ、その分ギュッと要素が詰め込まれているとも言えるわけで、「5分で分かる」ではないが、「二十数分で分かる鬼平犯科帳」だ。コンテンツの消費スピードが速く、どんなドラマもインスタントに食べ尽くされてしまう昨今、視聴者サイドもそうした速度に慣れていることを考えれば、多少の情緒が無くなったとしても、これくらいのスピードなら充分通用するんじゃなかろうか。逆に1時間でやられたら絶対に間延びするしな。描きたい要素だけをピンポイントで描出出来るという、アニメならではの強みがこの時短につながったのだろう。 まぁ、取り立ててお勧めしたいというようなものでもないのだが、観ているうちに「将来隠居したらダラダラ時代劇を観るのもいいかもしれない」という程度には受け入れられました。これ、ナンボでも続編作れるだろうから、反響次第では2期3期と続くかもしれんな。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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