最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
圧倒的黄色回、第7話。そして唐突な温泉回でもある。特撮のお約束エピソードをこなしながら、きちんと萌えアニメのお約束も消化するという卒の無い脚本だな(?)。 戦隊でもライダーでも、やっぱり欠かすことができないのは特訓エピソードだろう。戦隊で特訓といっても割とバリエーションがあり、例えばメインとなるレッドだけがなんらかの特訓をして新たなフォームを手に入れたりするが(最近はこれが多いが)、その他にも、実は黄色も特訓のイメージが結構あるのだ。まぁ、個人的に印象深いゴーゴーファイブのイエロー修行回のおかげかもしれないけども(ダイナマンの黄色も特訓で苦労してたっけ)。最近だとキニンジャーなんかもそっち方向のイメージかな。あと、「自分はひょっとしてチームに必要ないんじゃないか」って思い詰めてしまって戦隊を抜けようとするのも定番エピソードの1つと言える。個人的にはシルバー加入後にグリーンがいじけてしまったゴーカイジャーが印象深い。とにかく、今回の展開のベースはバッチリ戦隊ものなのであるが、それを温泉宿に行くことで解決するあたりが「チアフルーツ」なのだよな。まぁ、サブタイトルだけ見たらロボコンだしな。 前回ピンクが加入したばかりということで、これが1年スパンの戦隊モノだったらたっぷり時間をとって「さぁ、ピンクはこんな子なんだぞ」っていうのを放送するものだが、1クールのアニメではそんなことやってる余裕はないし、前回の1本だけではつりちゃんがやばいことは充分に伝わった。そこで、あとはこれまであまりスポットが当たっていないメンバーに光をあてるということで選ばれたのがみかんだったのだ。冷静に考えて、脚本担当ってメンバーの中でも相当重要なポジションだからな。そして、ある程度ショーの方向性が固まり、回数が重なることで行き詰まっちゃうのも脚本担当の宿命。アクターもこなしながら脚本を一人で執筆するって、並大抵の苦労じゃないぞ。メンバーの中でもそこまでモチベーションが高くない気がするみかんがここまで頑張れたのは、ひとえに彼女が良い子だからなのだろう。 限界がきたみかんに対しても、キャップは実に冷静にリテイクを出す。これも実は並大抵のことではない。普通、高校生が自分たちと同い年くらいの人間の出してきた「原稿」の良し悪しを判断するというだけでも難しいのに、それを「リテイク」といってしまえる胆力が凄まじい。遠慮していたら良いものはできない、という信念があるのだ。そして、そんなキャップを一切傲慢に感じさせないのは、今回特に彼女自身の苦労も掘り下げられたため。このお嬢様、チームの運営について一切他者のサポートを受けていないのね。家人に頼めばサポートするマネージャーの一人くらい派遣してもらえそうなものなのに。「脚本とアクターの2足のわらじが大変」と書いたが、キャップの場合はシナリオ監修、舞台監督、営業担当に経理、総務の全てを一人でまかなっている。途中からロコに手伝ってもらえていたみたいだが、2人でやったってしんどい業務には違いない。実はチアフルーツってのは裏方に超人が多いのである(まぁ、舞台役者も相当なもんだが)。 そんなスーパー経営者のキャップに刺激を受けたのか、みかんもただ折れるのではなく、突如合宿を申し出て自分の脚本の肥やしを作るという斜め上のブレイクスルー。その発想が出てくるだけでも職人気質だよ。見事、素敵なトラブルもあってこれが仕事の成果に繋がってるんだからな。最後に背中を押してくれたのは青山(妹)。ちゃんと双子の入れ替わりトリックがみかんの発奮材料につながっているというのがニクい構成である。あと、殊更に見せつけない温泉シーンのナチュラルエロも高得点ですね。青山(妹)の設定のおかげで、裸体でベタベタくっついても何も不自然じゃない姉妹愛な! 最後の早口言葉は正直意味がわからんが、とにかく脚本家も無事にトンネルを抜けた様子。次のエピソードは……演出かぁ。演出家のアレコレってドラマにするの難しそうだけど、どんな話になるんでしょうね。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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