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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「天狼 Sirius the jaeger」 6

 やぁみんな! 毎度おなじみ、P.A.WORKS大好きおじさんだよ! 今期も無事に登場できたことがとても嬉しいよ! ちなみにそれ以上に安藤真裕大好きおじさんでもあるよ! P.A.と安藤監督、このコラボレーションをまた見ることができて、心底嬉しいんだよ!

 そんなわけでバリバリの贔屓目で見ていくことになるが、やっぱり楽しい。P.A.作画なので画面が美しいのはすでに前提条件であり、そこからどんな作劇で見せていくのかが監督の手腕。同じP.A.作品で比べると前期の「ウマ娘」の場合は及川さんによるオーソドックスな「萌え」の文脈と「スポ根」の噛み合わせが評判になった。それに対し、安藤さんの腕の見せどころは本当にスタイリッシュで目を見張るような爽快なアクションと、充分に間を意識して紡ぐ舞台演出である。1話目っていうと本当なら世界観の紹介だけで手いっぱいになってしまうのでなかなかそうした「余韻をもたせた画面作り」って難しいんだけど、その辺りを汲々とせずに自由に見せられるのは本当に演出家としての手腕だ。

 お話としてはスタンダードな怪異譚で、これも前クールにあった「デビルズライン」なんかと系譜は同じ。今期も一応「Phantom in the Twilight」があり、いつ何時でも吸血鬼との対決は定番テーマということである。今作の場合、そうした定番でベタベタなテーマにレトロ風味を加えることでオリジナル要素に仕立てており、現代警察との対決とも、中世ヨーロッパの原初的吸血鬼譚とも違った毛色に仕立てている。昭和モダンなデザインってのは作画にも手間がかかって色々と大変な部分が多いが、そのあたりをさも当然のようにしれっと描けているのは文句なしでP.A.の力であろう。そして何と言ってもバトルシーンのスピード感。バケモノ同士の対決(だよなぁ)は身体の損壊も気にしない激烈なバトルが並外れたカメラワークを多用して描かれる緊迫感。これだなぁ、こういうのがアクションアニメだなぁ。今後も余計なことを考えなくていいのでこの方向で良さをガンガン出していただければ。

 あとはまぁ、今回ギリギリまで追い詰められた吸血鬼のおねーさん(おばさん?)がどれだけ長生きできるかの勝負ですね。ほら、プリキュアではパップルさんが退社しちゃったからさ……。

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