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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 このサブタイトルでこのオチなー、第4話。もともと厳しい戦いになることは知ってるわけだが、やっぱり容赦ないようモンゴル民。

 そもそも、キャスト陣を見るだけでも無理ゲー感満載である。1話目で出てきた伏兵っぽいのが櫻井ボイスだったのはまだいいとして、今回初めて敵軍幹部っぽいのが登場し(全員日本語で喋ってくれるのは助かります)、先陣を切ったのは松山ボイスの大将格。その時点でかなり強そうだったのに、その上官に当たる副元帥が子安。「こいつは多分イカれてるぜ!」と思わせておいて実際割とイカれてるんだけど、さらにその上司には速水ボイスの大ボスまで控えているという。なんだそれ。DIOとヴァニラアイスが揃っちゃってるじゃん。無理だよ。日本負けるよ。間違いないよ。

 しかしまぁ、やはり今作を見ていて思い知るのは、こうして学んでいるはずの「歴史」の認識も本当に教科書の上のぼんやりした概要だけなのだなぁ、ということ。ずらりと並んだ異国の人名には何一つ聞き覚えもないし、「元寇」というたった2文字で表された歴史的事件の中で、どんなドラマがあったのかなんて考えもしなかった。そして、やっぱり存外でかいぞ対馬。何しろ「国の管轄外で生活してる独立部族」なんてのが島の中に潜んでいるくらいだ。「どないやねん」と思って改めてgoogle mapで確認しに行ったんだけど、サイズでいったら佐渡ヶ島とほとんど変わらない上に縦長だから、確かにこれだと島内の移動だけでもそれなりに大変そうだし、人里離れて暮らす部族がいてもおかしくないわな。「島の中での戦いを描く」って言われて「みみっちい戦いになるのでは?」って思ってたが、なんだかんだで結構なスケール感である。

 そして、元寇の時期って「戦争」の歴史の中でもかなり絶妙なタイミングなんだよね。文明にもよるんだろうが、ギリギリで銃火器が実用化されていないくらいのタイミングで、一応双方の武器は「刀」と「弓」だ。それでも兵法はかなり煮詰まってる状態だろうから、日本は日本なりの、モンゴルはモンゴルなりの攻め方で勝負を動かしている。それぞれの武器にも個性が見えて、子安VS力ちゃん(中の人名義)の対決では相手が青龍刀みたいな長柄の刀、海賊上がりの力ちゃん(鬼剛丸という名前らしい)はいわゆる「鞭」に近い棍棒状の武器である。その後は迅三郎が乱入して青龍刀VS日本刀の対決になるが、向こうさんはやはり「太刀」に近い重量で押しつぶそうとする戦略、それに対抗したのが迅三郎の「いなして斬る」兵法である。このあたりの歴史考証がどの程度正しいのかは分からないが、中世と近世の合間にある絶妙な時代の機微が伺えるようで面白い。

 さて、そんな部分ばかり見ていると戦況は二転三転してハードな展開を迎えているが……あれ、タイムリミットの「7日後」まであと何日だっけ……長いようで、あんまり時間経ってないよね……。

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