最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「嫉妬」って言われて「あ、私ですかね」みたいに顔あげるまひるさんがツボ、第9話。去年の時点で嫉妬の女神に選ばれてるあたり、配役センスあるやんけ。 バナナ編完全決着。前回の対ひかり戦で決着がついたものだと思っていたが、1度の敗北で脱落はしないのがオーディションのルール。訳のわからない新参者に負けただけではバナナも納得いっておらず、完全に心をへし折られるまでにはもう1戦を必要とした。そして、そもそもひかりというイレギュラーが現れて全てが変わってしまった原因が華恋であると読み解き、全てを賭けて自分のレヴューを取り戻すために挑んだ一戦だった。結果完敗してしまった訳だが、ここで彼女が敗れる理由はやはり「停滞」を選択したことだったのだろうか。これまでのループでは天堂さんを楽々屠ってきたバナナが劣等生だった華恋にこうもあっさり敗れてしまうというのは釈然としない部分もあるのだが、華恋・ひかりの相乗効果というのはそれだけ影響力が大きいということなのだろう。 そして、こうした新たな変化を導き出していたのが、結局はバナナ本人の意思によるものであったのだろう、という結論が何かしら救いを感じさせてくれるものになっている。停滞を望み、殻に閉じこもっているかのような印象のバナナだったが、その実、「99回」というレヴューの思い出に拘ってこそいたものの、ちゃんと毎度の舞台で少しずつ脚本を改良したり、決して進歩的な面がないわけではない。むしろ、99回というただ1つのレヴューをとにかく磨き上げて良いものにしていこうという貪欲さは、純那が言っていた通りに誰よりも舞台少女らしいものである。それこそ、100回公演を目指して切磋琢磨する周りの仲間たちと同じ志だ。そんなバナナの向上心は、無限とも思われるループの中でも微細な変化を生み出し続け、最終的にはひかりと華恋という特大のイレギュラーを生み出し、皮肉にもそれがループ脱出の引き金になってしまったということなのだろう。もしかしたら心のどこかでは自分の停滞を後ろめたく思ったり、その行為の正しさに疑念を抱く心もあったのかもしれない。そうした己が内面を純那に諭され、無事にバナナも浄化されたのである。彼女が大切に持っていた99回の脚本、なぜか表紙にカエルが描かれていたのは、彼女の特性である「帰る」「還る」を表している……かどうかは定かでない。最終的に、彼女も自分自身を「変える」ことになったわけだが(うまいこと言うた)。 そして、今回はこれまで何となく描かれるだけだった「スタァライト」という舞台の具体的な中身も明かされることになった。まぁ、今回のお話だけでは大枠しかわからないが、おそらくアニメを見る上では今回のあらすじだけを理解していれば充分なのだろう。キーワードになるのはやはり「2人の少女」という部分で、ゴールするのはたった1人のトップスタァではなく、互いを信じ合う「舞台少女たち」であるべきということだ。そんなスタァライトを夢見ているからこそ、華恋は迷わずに「ひかりと2人で舞台に立つ」ことを夢見ることができるのだろう。そして物語に登場する「大小2つの星」というのもなかなか意味深であり、どちらを掴むのか、はたまたどちらも掴むのか。そのあたりの結末に華恋とひかりの運命も変わってきそうである。ただ、二人のヘアピンを見る限り、ひかり1人で「2つの星」を担っていて、華恋の象徴は王冠なんだよね。あの王冠、毎回オーディションのたびに鋳つぶされてるけど……どういう意味があるんだろう。 あと個人的に気に入った小ネタとしては、「塔」を象徴するスタァライトのアイコン(台本の表紙に書かれたデザイン)がオーディション中にバナナを示すものとして舞台上に投射されているが、この図式から華恋が一歩脇に避けることで「私は99回へは戻らない」と示すところがお気に入り。上に登るための塔のデザインなんだけど、あのシーンだけは「99th」という文字へ至るバナナの道程を示し、そこから華恋が脇に避けたように見えるんだよね。高みへ登る図式か、はたまた先細りの道行きか。どちらとも解釈できる面白い描かれ方。 あと、冒頭で衣装の変更をクロちゃんに褒められた時の香子のドヤ顔がすごい好き。香子にはこのままブレずに調子に乗り続けて欲しい。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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