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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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2月23日 ドラフト模様(RNA×3)

ピック順 【Thraxi】→【Tanaka】→【Sea-chcken】→【Metallica】→【Alessi】→【Chrolony】→【Mei】→

 

 なんかバタバタした週末だったのですでに記憶も曖昧。かてて加えて今後に関して大きな問題が立ちふさがり、豆腐メンタルの私はもうダメです。

 とりあえず端的に事実だけまとめておくと、とりあえず次回からの会場使用には最善の注意を払いましょう、ということだ。まぁ、どう考えても好き放題やらかしていた我々に義はないので、今後とも活動を続ける上では、それなりの誠意を示す必要があるということ。詳細は当日改めて確認します。なんのことか分からない人はとりあえずスルーしてくれ。ここできちんと明文化しておかないと、また同じことの繰り返しになる気がするのでね。

 

 というきな臭い前置きをしておいて、今回は珍妙な集まり方の7人戦。よくもまぁ、これだけ集まれるものだと最近はむしろ感心している。約1名「ソフマップ帰り」というよく分からない属性持ちまでいたし。なんなんだこの集団。

 

 




 

 

   AL TH ME SC MT TA CH

AL ー  ×  ×  ◎  ◎  ○  ×  3ー3 5

TH ○  ー  ◎  ×  ◎  ◎  ○  5ー1 1

ME ○  ×  ー  ◎  ○  ×  ○  4ー2 2

SC ×  ◎  ×  ー  ○  ◎  ◎  4ー2 3

MT ×  ×  ×  ×  ー  ○  ×  1ー5 6

TA ×  ×  ◎  ×  ×  ー  ×  1ー5 7

CH ○  ×  ×  ×  ◎  ◎  ー  3ー3 4

 

 

1位 【Thraxi】 青緑 <予知覚 天使の称賛 エリマキ神秘家>

 そうだ、俺が優勝したんだった。ちなみにこの日は続けてセカンドドラフト(非公式)も開催されており、どうやらそちらでも俺が勝っているとかいないとか。あれ、記録をきちんとつけてたらラクドスの初優勝だったのかな。まぁ、途中でドロップしたやつとかもいるので判断が難しいけど。とりあえず、1戦目のデッキはシミックでした。ピック表をみるとわかるが、下家に「新プラーフのスフィンクス」を2枚流しながら、こちらもアゾリウス寄りのピックになっていた。というか「予知覚」→「息詰まる徴税」というのは単にレアリティと面白さ優先のピックで、開けたパックが割と黒かったので黒を避けつつ、腰が定まらずとも宝物トークンから多色に逃げればいいや、というくらいの展開。実際、3パック目に至るまでずっと「青がメインだけど2色目は緑なのか白なのか」でたゆたっており、3色にするプランの方が現実的だった。しかし、卓全体を見ても1パック目にシミックの芽がほとんどなかったことが幸いし、3パック目ではかなり遅い順目までシミックが取り放題。「速足ウツボ」にいたっては10引きである。おかげでなんとか2色で間に合うようになったので、せっかくだから前から考えていた「序盤戦完全放棄シミック」にしてみた。デッキインされたカードのほぼ半数が4マナ以上という潔いデザインになっており、「培養ドルイド」「円環技師」という2枚のマナクリーチャーと「荒野の再生」によるマナブーストを前提にしている。はまった時の理不尽さは圧倒的カードパワーに現れており、「シミックの隆盛」「荒野の再生」が並んだ時のやりたい放題は格別。やりたいことは全部やらかせるデッキだった。楽しかった。

 

 

島×8 森×8 シミックのギルド門

 

<クリーチャー> 12

トカゲ体の混種 培養ドルイド

評議会の急使 円環技師

速足ウツボ×2 評議会のグリフィン

エリマキ神秘家 暴れ回る裂き角

小走りワニ×2 ギルドパクトのスフィンクス

 

<その他> 11

火消し×2 スライム縛り

シミックの隆盛 一面の視線

制動規範 シミックのロケット

拘引者の忠告 荒野の再生

予知覚 詮索の目

 

 

 

2位 【Mei】 黒白赤 <門の巨像 災いの歌姫、ジュディス 傲慢な支配者>

 この辺りは黒がらみの連中が固まって座っていたエリアの最下流(席順は下の方の一覧参照)。上はラクドスを縛ってオルゾフに行かせるという算段になっており、その住み分けはおよそ成功していたのだが、それでも「ジュディス」なんかは美味しくいただいてタッチできちゃうあたり、この世界の棲み分けの無情さをうかがわせる。棲み分けのために受け取った「回生/会稽」や「聖堂の鐘撞き」など純粋なパワーカードは多く、さらに「どぶ骨」を絡めた「血液破綻」のようなクリーチャー死亡シナジーもちょいちょい。大して門が入っていないのに「門の巨像」も採用されているが、基本的にグダらせる試合展開になりやすいので、そこまでコストが軽くなくとも「巨像」の決定力は充分採用に値する。実際、対戦している方としては「帰ってくるかもしれない」という可能性だけでも対処しにくいもの。案外「どの色でも使える大体7マナくらいのフィニッシャー」枠と考えれば「ギルドパクトのスフィンクス」とかと同じようにどの色が引いてしまってもいいのかもしれない。まぁ、今回はなかなか門が集まらない特殊な事情があったわけだけど……。(下に続く)

 

 

3位 【Sea-chcken】 白青緑 <エアロムンクルス 恩寵の天使 応用生術

 毎度毎度、実に面倒臭いサプライズを提供してくれるのがこちらの狂人、もとい才人。「今日はピックミスはしてもプレイミスはしない!」というよく分からない意気込みでピックに挑み、もうその時点でピックについては諦めてるんじゃねぇか、というツッコミ待ちの状態。そんな状態で一体どんなピックをしていたかといえば……「1パック目はとにかくギルド門をかき集めて、何色にするかは後から考える」という恐ろしい技を披露したのである。ピック表で確認すると、「エアロムンクルス」→「評議会のギルド魔道士」と引いたあとは3〜8までの6手を全てギルド門で消化。ご丁寧に門の種類が綺麗に分かれており、この6手で全種類のギルド門を制覇。つまり門の方からも色は決まらない。ただ、その後2パック目で「恩寵の天使」と出会ったことで白は固まったようで、色が無尽蔵に広がるかと思ったピックも、いつしか3色までは収束した。まぁ、このカラーリングが見事に上家と被ったのは笑いどころでしかないが……。適当に組んだ飛行アゾリウスながら、ほとんどが飛んでいるところに「厳戒態勢」でアクセントを加える戦術が不思議とはまってトントン拍子で勝ちを重ね、使ってる本人が「これで勝てるんやなぁ」と不思議顔。やはりこの環境、バカ真面目に色をまとめようとするより、使いたいカードを好き放題使った方がいい結果につながるのかもしれない。なお、こんな無茶苦茶なピックをしつつ、下家には「ギルドパクトの秘本」を流すとかいうド畜生ピックで朋友の怒りを買っている。さすがですわ。

 

 

4位 【Chrolony】 赤黒 <早駆けるトカゲ蛙 ドリルピット 欲深いスラル>

 毎回ピック中にキレてる奴。今回は上述の通り、がっつりラクドスで下家を縛りに行ったにも関わらず、逆回りになる2パック目で「ジュディス」「ハックロバット」「どぶ骨」「溶解区のイグナス」と見事にラクドスのカードを抜かれまくり、やりことがなくておかんむりだった。やはり下家のコントロールなんて概念は幻想……というほどでもなかろうが、やはり卓の情勢を読み切るのは難しい。「下家をコントロールする」という目的意識で早い順目にあまり強くないカードを押さえるのも考えものであろう。結局それだって上家次第なわけだしなぁ。でもまぁ、一応3パック目で「槍播き」×2などを回収して最低限のラクドス風味は整えて勝ち星の帳尻を合わせるくらいのデッキにはなった。この辺りが現状のラクドスのギリギリといったところだろう。「もう2度とラクドスなんかやらねぇ」という捨て台詞は、大体経験者がみんな言ってる奴。

 

 

5位 【Alessi】 黒白 <ケイヤの怒り 疫病ワイト 有毒グルーディオン>

 「ケイヤの怒り」スタートで特に迷う余地もなくオルゾフ一直線。せっかく「最後の支払い」×3を確保した上に「苦悶の泉」も引けたというのに、採用しないのですか、そうですか。採用してれば前回の僕と同じ成績が狙えたかもしれないのにね! とりあえず「普通のオルゾフ」といえばそれまでな感じではあるが、一応「無慈悲な司教」の活躍が目立ったことは注目すべきポイントだろうか。今回は「債務者の輸送」が割と多めに出たので中盤以降の押し込みのパーツはそこそこ存在しており、序盤にいかに得な取引を持ちかけるかで勝敗が分かれる形。最低限の出資で相手のキーカードを抑えられる「無慈悲な司教」はやはりなかなかのパワーカードと言える。惜しむらくはパック開封のセンスのなさだろう。やっぱり「疫病ワイト」1引きは嫌だわ……。

 

 

6位 【Metallica】 赤緑青 <雷電支配 暴れ回る裂き角 激情のエイリンクス>

 上述の通りに2引きで「多色頑張れよ」というエールを送られたため、なるべくマルチカラーのクリーチャーを集めようと頑張ったデッキ、らしいのだが、さらに上述の通りに上家はギルド門を集めまくっていたため、結局最初に足をおいたグルールからはほぼはみ出さずにデッキがまとまった。おかげで「雷電支配」に「野生の律動」という強力なエンドカードを中心にして、かなりグルール的な肉デッキを構築できている。まぁ、なぜかそこに「冷気をもたらす者」だけタッチされてたりするんだけども。「野生の律動」で暴動しながら飛び出す「冷気をもたらす者」の凶悪さは尋常じゃねぇな。ただ、そんな色の広げ方は自由だった割には結果が伴わなかったのは不思議なところ。個人的には「どうやったらラクドスが勝てるのか」っていうのがこの環境で一番気になるトピックなのだが、次点で「勝てるグルールと勝てないグルールの違い」も気になるのである。このデッキは見た感じではかなり強そうだったのだが……うーむ、わからぬ。なお、試合前の宣言通りに、「〜〜だけには勝つ!」と言った相手に勝った模様。

 

 

7位 【Tanaka】 青白緑赤 <オルゾフの処罰者 混沌をもたらす者、ドムリ 鏡の行進

 ……だけには勝たれた模様。まぁ、色の並びを見る限りでは負けるのもやむなしといった印象だが……。記録の上では4色だが、基本的にはアゾリウス。私の下家として「新プラーフのスフィンクス」を2枚続けて回収し、そこからはあまり悩む必要もなく白ベースのデッキに進んでいる。話がおかしくなったのは2パック目。人類は開封したパックのプレインズウォーカーには逆らえないものなのである(ケイヤを除く)。それまで赤も緑も気配すらなかったくせに強引にこれをピック。そこからはなんとかこの無茶に筋を通すために相変わらずアゾリウスをベースにしながらもちょこちょこ門をつまみ始める。最終的に色事故に悩まされるという風ではなかったが、当然犠牲になった手数やグダったデッキコンセプトに修正は効かず、終わってみればこの結果。当人は全敗を覚悟していたはずなのだが、最終戦で同期の桜が空気を読んでくれたのかなんなのか。でもまぁ、考えてみりゃ上家は「アゾリウスで被ってるやろな、まぁいいか」とか思いながらピックしてるし、下家は下家で「棲み分けとか知らんから門とるでwww気づいたらアゾリウスがメインやwww」とかいってるし、本当に災難だったのは間違いないんだよな。

 

 

 

今回のピック表

 

Thraxi】(青緑)→【Tanaka】(青白緑赤)→【Sea-chcken】(白青緑)

                     

Mei】(黒白赤)            【Metallica】(赤緑青)

                     

Chrolony】(赤黒)    ←       Alessi】(黒白)

 








Magic思い出日記



第16回 Follow the Sun, Catch the Sun (フィフスドーン)

 銀色の世界もようやく最後にたどり着いた。しかし、ここまで様々なお騒がせを巻き起こしたブロックがそんなに簡単に幕を引くだろうか? 刮目せよ。これがミラディン世界流のけじめのつけ方である。

 かなりプレイ回数が少ない環境の、しかもラストセットということでそこまで強烈な記憶があるわけでは無いのだが、やはりこのセットも、登場時のふざけた印象だけはやたらと記憶に残っている。「第五の夜明け」というセット名が表すように、ミラディン世界には5色の太陽がそれぞれに輝いており、なんといきなりその太陽の恵みをフィーチャーする能力設定をぶっこんできたのがこのセット。能力の名は「烈日」。支払ったマナの色の種類をカウントするという、誰がどう見ても多色推しの能力である。後世では「戦乱のゼンディカー」で「収斂」としてリメイクされた能力だが、正直、出てきた当時は「これをどうしろと?」という戸惑いの方が大きかったように思う。何しろそれまでの世界は出てくるカードの半数がアーティファクトという世界。リミテッドをプレイしている間も、「色だとぉ? そんなの後から考えてとにかく何色でも使える装備品引いとけ!」という世界だったのだ。そこからいきなり「なるべくいろんなマナを出しましょう」と言われても、そんなんできるわけが無い……。

 と思っていたのもわずかな間。これが案外、出来たのである。そう、「色なんてどうでもええやん」という状況のリミテッド環境なので、3パック目でいきなり「5色マナを使いましょう」というカードが出てきたとしても、「まぁ、適当に土地突っ込んどけば出るやろ」というくらいの気持ちで割と好き放題に土地が使えたため、実は「無色→5色」という転換は理にかなったものだったりする。これがガチガチの3色環境とかだったら、帰ってそのレンジを「5色」に広げるのは難しかったかもしれない。幸い烈日は「色が多ければ多いほどいい」というだけの効果なので、別にマナが出せないなら4色でも3色でもとりあえずごまかせる設定が上手かった。まぁ、ダークスティールに大量にあった「親和・基本土地」サイクルとの相性が悪かったのは悩みどころだが……。

 そんな烈日を代表するカードといえば、リミテッドで一番お世話になったこのカードの名前が上がることが多いのではなかろうか。

 

 

 

 5マナ5/5フライヤー「空に届くマンタ」、そして最短3ターン目にはこのマンタを呼び出しちゃう名サポーター「五元のプリズム」。3セット揃ってからのドラフトはどれくらいラストパックの烈日狙いでミラディン・ダークスティールを抜けるか、という部分も勝負になっており、本気で多色に走っていた人間の出すマンタはえげつない強さ。というか、烈日狙いの人間はマンタがパックから出ない日だとデッキにならないレベル。そしてマンタ戦術の要ともなるプリズム。我々のコミュニティでは「ごげぷり」という語呂もクソも無い愛称でも親しまれ、烈日を無視しても単純にマナ加速として強かったためにかなりの早さでピックされていた。後の時代、再びミラディンを訪れた時に「太陽の宝球(MBS)」を見た某奴が、「こんなんいらんからプリズム出しゃいいのにな」という暴言を吐いたことも印象深かった。

 そのほかにも烈日関係のカードは存在自体がトリッキーだったために不思議と印象に残っており、歴代アーティファクトマナサポートの中でも有能な部類の「旅人のガラクタ」、名前に「巫女」の文字が入っているというその1点だけで不思議と熱烈なファンがいた「刻まれた巫女」なども懐かしさと強さが同居する良いカードだ。

 

 

 

 「ガラクタ」の方は我々の中では通称「ウニ」と呼ばれ、たくさんパックから出た時に「なんか、今日のパックはチクチクしますね」と訳のわからないことを言うおっさんがいたり、あまりに巫女が好きすぎて巫女を複数集めて「巫女巫女デッキ! 巫女巫女デッキ! 生麦生米巫女巫女デッキ!」と叫ぶ病人がいたり、今にして思えば……別に今と変わらないか。とにかく、烈日はそれまでの殺伐とした色のないミラディン世界に、一服の清涼剤をもたらしてくれたんですよ、という良いお話風の締めである。

 ちなみに、こんなまとめ方にするとフィフスドーンがなんだか地味なハズレエキスパンションみたいに見えるかもしれないが、もちろんそんなことはない。今をときめく占術が実はこのブロックの生まれだったり、引き続きぶっ壊れ装備品がうっかり作られてしまっていたり、やはり最後まで収拾のつかないブロックであった。もう、アーティファクトセットはしばらく作らないぞ、ってスタッフが思ったかどうかは分かりません。まぁ、さすがに適当に作ったカードが10年以上も経って禁止されたり、無害そうな照明器具が後の時代になってデッキのキーカードにまでのし上がってくるのは予想できないよな。

 

 

 

 

 

「フィフスドーン」の公式カードリストはこちら。

 

 

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