プレリリースに行ってきた in モダンホライゾン

　ちょっと悩んだけど、行ってきました、プレリリース。やっぱりせっかくなら「狼狽の嵐」は記念に欲しいからね！！（最近は先行販売でないとプロモもらえないから）　１試合5000円というなかなかの贅沢ドラフト。そして25000円のBOX。うーん、浪費。とはいえ、日曜の夕刻からのイベントでもそんな浪費に参加した人間は１０名ちょい。まぁ、普段のプレリよりは流石に少ないな。そして、実際にデッキを組んでプレイすると……まぁ、リミテッドは普通だな……。ただ、壊れカードのコワレ具合が尋常じゃないので、ボムがボムりまくるシールドは割とひでぇ世界と言えるのかもしれない。

 

 

 

　さて、そんなひでぇ世界で私が組んだひでぇデッキは以下の通り。

 

 

沼×９　島×８

 

クリーチャー　１３

変わり身ののけ者　フェアリーの予見者

暴食するナメクジ　朽ちゆくゴブリン

明日の見張り　親切な吸血鬼

墓所のネズミ　イボ眼の魔女

墓変わり　最高工匠卿、ウルザ

堕ちた忍び　第一球層のガルガンチュア

風呼びのエイヴン

 

その他　１０

一連の消失　全可能性の究明×２

よじれた反射　悪魔の布告

呪文消し　　筋腱と鋼鉄の剣

幻影変化　啓示の雨

殺到

 

 

　まだ見慣れないカードが多いのでわかりにくいかもしれないが、とりあえずどこをどう見てもコワレだった「堕ちた忍び」を使うための青黒。幸いこのカラーリングなら６枚のレアのうち４枚までデッキインすることができた。ちなみに残りのレアは「霊体の横滑り」と「憤怒の力」。赤は火力もそこそこだったので３色目候補だったのだが、色の合うタリスマンもなく、３色に伸ばすメリットは薄いと考えて断念。この青黒バージョンの利点は、占術などでドローを進めやすいおかげでボムに巡り合う確率が高いということ。

　「剣」は当然クソがつくくらいのボム。まぁ、ダメージ与えた時の能力は割とどうでもいいのだが、リミテッドでプロ（黒）（赤）って、ほぼ除去できなくなるのと同義やん。そしてウルザさんについては「まぁ、せっかくだし」くらいのつもりで入れていたのだが、「１／４が最低限の壁に！」「トークンと一緒に出るのでとりあえずアド得！」「生き残れば次のターンにマナ加速！」「剣がある状態だと剣タップして装備コストに充てられる！」などなど、思いの外活躍してくれた。ちなみに「精神の願望」能力は一度も起動していない。

 

　で、ここからは普通なら３試合分のレポートを書くはずのところなのだが……申し訳ないが今回はあんまり覚えてない。なぜかというと……。

 

Round１　ＶＳ青黒

　なんか、忍者がむちゃくちゃやって勝利。

 

 

Round2 ＶＳ黒緑白

　忍者が無茶苦茶やってギリギリまでしのぎを削るも、最後はあからさまなプレイングミスで負け。

 

 

Round3 ＶＳ青黒

　忍者がほんと無茶苦茶やって勝利。

 

 

　全部展開が同じやねん……。全部忍者やねん。……いや、おかしいってあれ。俺も対戦相手も、何回もテキスト読み直したもん。まー、間違ってなかったけども……。初戦は確か忍者が相手のハンデスめくって勝ったんだったか。２戦目も１セットはとったんだが、その時は相手のデッキから隠遁者（リスいっぱい連れてくるレア）がめくれてその瞬間に投了。３戦目は２セット連続で相手のデーモン（召集・貪食）がめくれて圧殺。相手が３ターン目にドローする忍者の親玉に忍術使ったおかげでブロッカーがいなくなってこっちのもっとひどい忍者が通っちゃったのほんとかわいそうだった。

　ちなみに２戦目のプレイングミスってのは、互いに削り削られの状態で「変わり身ののけ者」アタックから忍術。そこでうっかり土地の倒し方間違えて「のけ者」をリキャストできなかった。そのせいで次のターンのダメージが１点足りずに負けた。とにかく忍者な１日だった。多分毎試合引いてたんじゃねぇかなぁ。まぁ、「全可能性の究明」２枚体制なのでかなり引きやすくはなってたけど。

　一応リストの売りは、そんな忍者のために２マナまでの回避持ちクリーチャーをそれなりに用意していた部分だけど、実際に使って評価が爆上げしたのが「暴食するナメクジ」。２マナの威迫持ちなので、次のターンに殴ってもほぼ相手はブロックできないため、３マナ以上の忍者に確実に繋げることができる。クリーチャー単体で見ても、意外とサクサク成長するので壁として頼り甲斐があるし、殴り性能もそこそこ。忍者デッキは飛行の「フェアリーの予見者」以上の必須パーツかもしれない。まぁ、「予見者」も１ターン目から占術２の時点で割と異次元だったけど。

 

 

　そのほか、相手に使われて強かったカードはコモンなら「吠える大鹿」。まぁ、見た目通りといえばほんとそのままの性能なんだけど、４／２トランプル破壊不能が毎ターン殴ってくるのは鬼。「リスの巣」などがあるとこっちのターンにも破壊不能を維持するので手が付けられない。あと全然理解してなかったのが「屑肉スリヴァー」の恐ろしさ。「あれ？　こいつがいる間だけ蘇生なのか」となんとなく読み流してたけど、こいつが墓地にいる状態からだと、２マナ毎にスリヴァーが一気に場に戻れるのね。多相の１８７能力持ち（「変容の軍勢」「墓変わり」）と組んで確実なアドを稼いでいて「あっ、なるほど」ってなった。

 

　今回は早いデッキに全然当たらず黒がらみのコントロール系ばかりと当たってしまったが、まぁ、シールドだと前のめりデッキは難しいからしょうがない。他の卓を見てもトークン系のコントロールとかが多かった気がする。ドラフトになると、ここにビートがどのように絡んでくるのかが見もの。さて、来週に備えないと……。